Fate 帝都聖杯奇譚~東舞う人理の暉~
作者:

原作:Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚
タグ:残酷な描写 Fate Fate/KOHA-ACE帝都聖杯奇譚 オリキャラ
1944年、帝都東京。
太平洋戦争敗戦間近、聖杯戦争が行われていた。
7人のマスターが召喚したサーヴァント7騎、万能の願望機をめぐり激しい戦いを繰り広げる。
5騎の英霊の魂と聖杯により再臨したセイバーの手でキャスターが倒され、聖杯戦争は幕を閉じた。



はずだった。
はずだったのだ。


次にセイバーの意識が覚醒したとき、彼女の目の前には
赤髪の少女がいた。
それは、いつか見た光景だった。


どこかに隙間があったのだ。
何かの手違いがあったのだ。
故におかしくなったのだ。
―――――――この聖杯戦争は、在り方が歪められた。

永遠に戦争を繰り返す帝都。
幾度となくサーヴァントは倒され、マスターは殺され、無憙なる人々の犠牲も繰り返される。
次第に荒む心。静かに潜み行く何か。ほくそ笑む闇。

それを見下ろす人影二つ。
何処でもない場所に立っていた。
まるで諦めたように。
救いようが無いというかのように。
「・・・・・時間です。行きますよ、アーチャー」
「あいよ、マスター」



これはとある世界のifだ。
あったかもしれない戦争だ。
たった一つの引き金が引かれただけの、ただそれだけの物語だ。
人が人を笑い、蔑み、斬り、妬み、恨み、嫌い、愛し、そして殺した。
それだけの物語だ。





――――――――――――燃える帝都に顕現するのは。
魔神か、魔人か、悪魔か、獣か、それとも。
  人間万事予兆あり
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