戦場黙示録 カイジ 〜 ザ・グレート・ウォー 〜   作:リースリット・ノエル

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第25話 エラン・アタックⅣ

共和国軍最高司令官ジョセフ・ジョッフル将軍の大号令「無停止攻勢」指令の元、アルサス・ラレーヌ地方で激戦を繰り広げる共和国軍。

故郷を守るために激烈な抵抗を示す帝国軍を前に、多くの損害を出すことは必然である.

だが攻勢を続けるしか術がない彼ら共和国の兵士は平原を血で染め、死肉をばら撒きながら前に進むしかなかった。

 

共和国が揃えた約3600輌以上を数える大戦車軍団も例外ではない。

帝国には戦車戦闘に長ける対戦車部隊が多く存在し、数々の対戦車兵器を配備した防御線があり、そして強力な戦車部隊が存在している。

これらの兵科・兵器が集められた阻止防御陣地帯が各所に点在するライン戦線で、共和国の戦車隊は苦戦を強いられ、平原に鉄の棺桶を大量に建立する状態が現在進行形で生起している。

 

それでも圧倒的な数に物を言わせる共和国の戦車隊は、損害を顧みない果敢な突撃攻撃を繰り返し戦線を何とか突破し続ける。

 

共和国戦車隊は、大攻勢の尖兵たる役割を多大な犠牲と引き換えに成し遂げる楔として機能していた。

その模様を見た共和国軍司令官は、このような言葉を残している。

 

 

 

「彼らは、今日も防衛線を突破したのだ。だから明日も、明後日も、これから先も突破し続けるだろう。」

 

 

 

アルサス・ラレーヌ地方 8月15日 午後14時13分 ミューズ・ライン第2防衛線 帝国防御塹壕地帯から1100m地点

 

 

 

ジェラール・エメ大尉の戦車隊は、前進しながら各車両間の間隔を一定に、射撃の際に複縦しないよう射線・射界を確保する調整を行い、射撃戦闘を何とか行える状態に準備し直した。

各戦車合わせ69輌に及ぶ車両部隊の後ろには、白リン弾に苦しめられた第一梯団の生き残り数千と第二梯団の突撃集団が続く。

 

当初は出鼻を挫かれたが、ミューズ方面攻勢の第一段階は始まったばかりで、損害を被るのは内容はともかく想定範囲内とされる。

しかも第3師団の後続梯団が後3つ控えている上、更に後方には第9軍団から先行進軍中の突撃旅団群が加わる予定になっている。

 

力押し丸出しの作戦と言えど、陣容から見れば充分突破できる戦力を擁している事は、一介の戦車指揮官のエメ大尉でも理解していた。

彼指揮下の戦車戦力と後続で急行するであろう第二梯団、第三梯団の車両部隊が合流すれば160輌以上の数になり、機甲旅団を超える戦力となる。

 

そして一応情報と呼べるものによれば、正面に控える敵防御陣地の戦力は手薄で、戦車も少数しかいないとの話。

 

その戦力程度しかいないなら敵防御線を突破する事は可能と思えるが、だが断言出来ない。

エメにとって先の不安と別に疑念があったからである。

それは、主に共和国情報機関「対外治安総局」に対して向けられていた。

 

「(情報部所属の特殊斥侯班が確認したから間違いないらしいと師団のお偉いさんは言ったが、ほんとか!本当にそうなのか!)」

 

「(正直そんな上手い話があるのかって話なんだ。そもそも情報部の戦域偵察情報は、半分とトラップだ。「こっちは、手薄だから殴れば楽勝だよ!」「警戒部隊しかいないから軽く蹴れば余裕だよ!」とか言って、いざ行って見れば大火傷した事が何度あった事か!)」

 

大体、肝心な根拠となる詳細な戦力分布が抜けている事が多々あった事を思い出し、エメは怒りを滲み出す。

 

彼からすれば、「詳細は分からんが、まぁなんとかなるんじゃね?」という曖昧で危険な情報提供だった。

 

勿論、情報の収集については限られた状況の中で、集められるもので完全に正確なものはない。

危険な偵察任務、対帝国工作、内通者からの情報源を元に断片的な情報というバラバラのピースを形にする作業をしなければならない。

そのピース自体も何枚も欠けているから、形にしても不透明なものはある。

それは、彼も士官である以上、理解はしていた。

 

「(ある程度の情報の誤差は容認出来るが、それでも限度があると言うものだ。余りに杜撰!本当に仕事をしているのかよ、奴等は!税金泥棒めぇ‼」

 

安全な後方から事務作業に勤しんでいるだろう情報将校達に敵意すら覚えるが、それ以前に彼やベテランの兵隊からすれば、「信用のない情報」を鵜呑みにして命令を出す方面軍団司令部も杜撰なる敵情判断と言わざる得ない。

 

しかし、この地域を総括する方面軍団司令部は「目的の完遂ができれば、多少の損害は考慮せず」という姿勢を固辞している。それは、今に限った話ではない。

少なくとも俺が陸軍に入隊してからずっとそうだ。

 

だから、大を成し、小を殺す判断を平然と、当たり前の用に行う。それが共和国司令部の実情だ。

なんと非道の事か、だが一部の最高権限者たる将軍様の命令で全てが動く我が共和国軍の体制は変えようがない。

 

かつてのように革命爆弾を起爆させねば、変りはしないだろう。ぶっちゃけそれでも怪しい。

「どちらにせよ愚痴たところで、前に進むしかないか。いやいや共和国万歳だなぁ。」

 

はぁ~と溜息をつきがら言うエメに気付いたアダンが耳元で「どうしましたか?」と声をかける。

「どうしましたか、大尉?」

「気にするな。独り言だ。というかお前近いんだよ!」

エメは追い払うように言い飛ばす。

「ああ、すいません。なんだ、いつものですか。なら大丈夫ですね。」

「うるさいなぁ!お前も一言余計なんだよ、アダン!俺は、戦車長だが一応大尉だぞ!少しは敬意を払わんか!」

そう叫ぶエメに対し、「あー、すいません。気をつけます。」と気にもしない返事が返ってくる。

 

「全く、おめぇって奴は!まぁいいや。」

アダンは色々と適当で鈍感な馬鹿野郎だが、兵隊としてはそれくらいあってもいい。

逆に真面目で細かい事を気にする人間は、兵隊として使いづらい。

そういう奴は色々と考えてしまい、余計な事をしでかしてしまうからだ。

だから、ある意味馬鹿の方が単純だから使いやすい。

 

そうエメは区切りをつけ、潜望鏡で相対する敵陣地を眺める。

エメの戦車隊は帝国防御塹壕地帯から1100m地点を通過し、まもなく敵本陣と相まみえる距離になる。

 

操縦手のマクシムは変速機が焼きつかないように注意をし、装填手のアダンが「榴弾どこに入れたっけ?」と言いながら砲弾を準備している中、戦車は振動で揺れながら進む。

敵防御陣地帯との距離が更に狭まり、敵の障害陣地や堡塁の輪郭をおぼろげながら浮かび上がっていく。

その情景をエメは砲塔内の潜望鏡で周囲を確認しながら、思考を巡らす。

 

敵の防御火力線、突撃を行う共和国軍に立ちはだかる恐怖の壁だ。

戦車隊にとっては、三つの脅威が浮かびあがる。

 

まず一つ目は、敵の航空戦力。主に地上襲撃機と航空魔導士の存在だ。

 

双発爆撃機も厄介な存在だが、鳥の糞のようにばら撒く水平爆撃の命中精度は低空でも驚くほど低い。

よって妨害はされても移動を続ける戦車に対しては微妙。歩兵には戦慄の恐怖が舞い込むが。

だとすると地上襲撃機が脅威になる。

運動性の高い襲撃機の小型爆弾と機銃掃射による反復攻撃を低空で続けられば、戦車隊の損害が多くなる。

航空魔導士もかなり脅威だ。

破壊力はあるが装甲貫徹力が低いとされる術式攻撃でも、戦車の履帯を破壊するぐらいには効果がある。

さらに魔導士の攻撃精度は狙撃手並だから、戦車の弱点になる機関部・ラジエーター周りに術式攻撃を受ければ、ひとたまりもない。

よくて擱座で済むが、最悪なのはガソリンを満載した燃料タンクに引火し、さらに砲弾をためこむ弾薬庫が誘爆すれば確実に天国へまっしぐら。これは避けたい。

 

幸い、敵の航空戦力は確認されていない。

目下、共和国は全戦線に飽和攻撃に出てるため、別の重要度の高い戦域に集中させてるのだろう。

他の味方には、悪いがこちらにとっては運が良い。

無論、全く来ないわけでもない。

時間が過ぎれば、緊急で駆けつける敵航空部隊が現れる可能性もある。

ならば、その前に敵陣地に侵入せねばならない。

敵陣地に侵入し、混戦に持ち込めば敵の襲撃機や魔導士も容易には対地攻撃は出来ない。

味方を巻き込む恐れがあるからだ。

巻き込むのを躊躇しないのであれば別だが。

戦争で無慈悲な帝国軍でさえ、そこまでしないだろうと思いたい。うん、思いたい。

 

とはいえ敵陣地の侵入するには、また障害が存在する。

 

 

それが二つ目、対戦車砲部隊だ。これは飛び切りの脅威だ。

 

戦車を狩る事を至上の誇りとする帝国の対戦車砲部隊は、共和国の戦車部隊にとって天敵だ。

過去の紛争でも、多くの戦車がこいつ等の餌食となり、俺の同期も犠牲になった。

 

こいつ等が装備する対戦砲は、主に37ミリ砲と50ミリ砲だ。

37ミリ砲は、近づけば危ないが威力はそこまで強くはない。

傾斜装甲を施し、装甲厚40ミリのFCM36とルノーR35ならば、距離600mまでなら耐えれる。

 

50ミリ砲については威力が37ミリ砲に比べ格段に高い。

距離1000mでも危ない威力を持つ。

とはいえ、装甲貫徹力と照準精度の兼ね合いで有効弾を撃つなら、600~500mからになる。

これは、37ミリ砲も同様だ。

だから、本格的な突撃戦になるまでは安心できる。

 

だが一番の脅威が残っている。それが77ミリ野砲だ。

これには、一番会いたくない。

野砲でありながら対戦車砲を遥かに超える火力を持ち、共和国の戦車乗りからは「死神」扱いされる。

対戦車砲の補助兵器のクセに、主役横取りの存在だ。

 

対戦車砲がないなら野砲で水平撃ちすればよくねって考えた奴は、殺したくなるほど天才だ。全く!

 

特に砲身の長い奴がやばい。(7.7cm FK 16の事)

こいつは、最大1000m以上から何の事もなしに戦車を破壊する力を持つうえ、速射能力も高い。

有効射撃を撃つなら約700mから鬼門になる。

かなりの注意は必要だが、潜望鏡で見る限りは77ミリの特徴的な防盾は視認できない。

偽装されている可能性もあるが、準備砲撃で破壊されている可能性もある。

何とも言えないのが嫌なところだ。

 

まぁ、一番いやなものは最後に残るものだ。

 

それが三つ目の戦車だ。

戦車を倒すためには、戦車って奴なのはセオリーだろうが、帝国の戦車はそれを地で行く存在だ。

中でも「三号」と呼ばれる戦車は、強大な敵だ。

巡行速度は40キロ以上の快速を持ち、装甲も厚く共和国製の戦車砲では豆鉄砲同然。

対戦車用に改修された長砲身の37ミリ砲でも相対距離200~300に持ち込んでようやくかってところ。

45ミリ砲があれば、もう少し安心出来るが今の戦車隊には装備されてない。

 

比して三号が持つ長砲身の50ミリ砲は、こちらの有効射程外からズボズボと穴を開けてくる。

防御力に優れるFCM36でも危ない。

 

戦場で最も会いたくない相手だ。

 

それに加え帝国の戦車隊は、連携プレーが非常に上手い。

無線を全車に装備してるがゆえにだろうが、対戦車戦術もこちらの上を行く。

一両の戦車に対して必ず複数で攻撃をかけて確実につぶしていく。

狼が獲物に群がるが如く、機動力を活かし取り囲み破壊して、次の獲物へどんどん喰らいに行く。

 

こっちが数で勝る戦い方で挑んでも、勝てるか自信がない正直。

 

今のところは、戦車の存在は確認されていないが、反抗用に後方で相当な数の戦車部隊が待機している可能性はある。

 

油断できない。

 

そう考えると、引き返したくなるが、そうすれば抗命行為で即射殺されかねない。

結局前に進むしかないか、ちくしょうめぇ。

 

心中でそう吐き捨てるエメは、抗うことの出来ない命令に従い進み続けるしかなかった。

 

 

気づけばエメの戦車隊と帝国防御塹壕地帯との相対距離が900mに入っていた。

 

 

「各車車両に達する!敵陣地と距離600近くなるまで撃つなよ。どうせ撃ってもあたりゃしない!目標は、機関銃陣地、対戦車砲陣地、あと戦車だ!戦車は見つけ次第、集中砲火、しっかり殺せよ!」

 

命令の徹底が極めて難しい上、細かい指示も出来ない状況では、無理だろうなとエメは思う。

信号旗や信号弾では、簡単な指示しか出せない。ちなみに攻撃突入の合図以降は、とくにだ

 

恐らくどっかの馬鹿が勝手に撃ち始めるだろうよと内心指示を出しながら思う。

無線を手に取り叫ぶエメは、心地よくない緊張感に包みこまれる。

 

敵の予想される防御火力線に突入し、今はまだ敵の銃砲火に晒されていないが時間の問題である。

距離700からは、何台残るかわからない地獄の橋を渡らねばならない。

 

歩兵集団は約200m後方から追従しているが彼らもまた地獄の淵に叩き落される。

突破口を切り開く生贄だ。

最悪、彼らの存在は敵に弾薬を消費させる目的として命を擦り減らすのか。

しかして俺たちもそれに変わらないのだろうな。

 

後ろと更に後ろに続く梯団の連なる突撃部隊も。

 

そんな事を考えていると、左翼に展開する数両の戦車が散発的に発砲し始める。

 

「ああっやっぱりな!やり始めったか、糞!」

エメは半ば諦めていたが、しょうがなかった。

目標との距離が判断出来ないか、わかっていても撃ち始めるのはよくあることだ。

緊張状態におかれた乗員が先制攻撃をして撃ちたがるのもわからなくはないが、照準器で目標を捉えるのが難しい移動射撃は、当たりはしないのだ。

 

だから無駄なんだ。景気づけの祝砲以上に無駄だ。

 

「大尉!どうします?ウチらも撃ちますか?」

アダンが砲弾を持ちながら、問い掛けるが

 

「馬鹿かお前は!調子を合わせてどうする!」

あっさりと言い返される。

 

「はぁ、そうですか」

 

「もうほっとけ!こればかりは無視だ!ていうかさっきもー」

言ったばかりじゃないか!と言いかけた時、突如装甲を軋むような爆発音が響く。

 

「なっ!何っ!」

突然の事態に驚くエメ。

瞬時に潜望鏡で爆音が響いた方向に視線を向ける。

 

確認すれば、左翼に展開するFCM36が2両、破壊されたのだ。

砲塔が車体から分離し、黒煙と炎に包まれているのが、よく見えた。

 

「77ミリか!いやっ!だがまだ距離も遠いはずっ!」

確かに77ミリなら破壊できるが、照準可能な射程距離は相対して約700mと考えていた為、距離900mからの攻撃は考えてなかった。

 

動揺している内に右翼に先行していたルノーR35が3両程、瞬く間に仕留められる。

 

まるでボール紙に穴を開けるが如く、ルノー戦車を一網打尽にする。

そしてエメが乗る車両の丁度左隣りに並走していたFCMも敵の直接攻撃を受ける。

 

砲弾の直撃を車体下部に受け、履帯と転輪を宙にばら撒きながら擱座する。

 

「マクシム、回避行動!増速して、ジグザグに動け!真っ直ぐ進めばやられるぞ!」

マクシムは返事をする前から、ギアを全速に切り替えて、酔っ払いのようにジグザグに動き始める。

 

その間にも、敵の長距離攻撃は続く、幾つか見える一瞬の閃光が見えたら誰かの車両がやられる現実を前に顔を痙攣らせるエメ。

 

無線で、回避行動をせよとエメは伝え、出来るだけ速度を上げつつ前に進むしか術はない事に非力さを感じる。

 

攻撃をうけた周りの車両は、一斉に射撃を始める。

戦車砲と機関銃による制圧射撃のつもりだろうが、目標の定まらない射撃は、8割方無駄に等しい。

 

逆に敵対戦車砲部隊に位置をより明確に露呈させ、そこをピンポイントで撃ち込まれ、徹底的に破壊される運命を辿る。

 

「どうなっている!敵は熟練の砲兵隊でも用意していたのか?

ならば、可能と思えるが、それにしても威力が桁違いじゃないのか!おかしいだろ!」

 

77ミリの可能性はあるが、戦車のやられぐらいを見ると疑問が生じた。まるでオモチャを蹴飛ばすように車体をひしゃげさせ、破壊する模様は77ミリのそれとは違うと感じていた。

 

「大尉!それより、応戦しないと!やられますよぅ!」

 

「まだ!まだだ!いま撃てば、逆にやられる!我慢しろ!」

とにかく、回避しつつ、運任せに前に進むしかない。

後退すれば、逆にやられる。背を向けた時が戦場では一番危険である事は、歩兵や戦車にしろ同じだった。

 

「くっそ!何が起きてやがる!新型の対戦車砲かでも用意したのか!」

 

ならばやはり、情報部は信用出来ない!新型兵器があるなんて、こっちは知りませんよ!貧乏グシどころではない!

 

怒りと焦りが頂点に上るエメ。

しかし、彼らの選択肢は前に進む他なく、敵のキルゾーンの中を走るしかない。

 

戦車隊は粉塵と土砂が巻き上がり中、戦車隊は勇気の更に先の行動力を持ち被害を出しながら進み続ける。

 

ここで彼らが遭遇した対戦車砲はなんだったのだろうか。

エメが予想した77ミリではないの確かだった。

 

 

だが、新型の対戦車砲でもない。

あるにはあったが、開発計画の途上で破棄された試作品を倉庫に残す状態だ。

 

 

そして、強烈な抵抗を発揮した先鋒は、帝国軍の対戦車砲部隊でもない。

 

彼ら、エメ戦車隊が遭遇したのは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第144臨編歩兵連隊と行動を共にする23高射砲群が装備する8.8cm FlaK 18 9門による水平射撃だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ようやく第1段階。

半月程、出張があるので、しばらく更新はしません。
お待ちください。

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