1体2億円のライフ人形を賭けるワン・ポーカー勝負。

その死闘は、24回戦にまでもつれ、最後は互いの命までも賭した常軌を逸したギャンブルにすべてを賭ける。
結果、最後の勝負にカイジは勝利。
和也の処刑が行われる中、カイジは和也の命を助けることに。

勝負が決した今、その賭け金、24億円。
莫大な金を手にしたカイジは、帝愛からの脱出を試みる。

その逃避行の最中、カイジは謎の存在に接触。
わけもわからぬままカイジは、謎の存在に強制的に自らの生きていた世界と似て非なる異世界に飛ばされる。

そこは"大戦"から約10年前の軍事主導国家を歩む帝国だった。

困窮と戦争、国家の野望と陰謀が織りなす魑魅魍魎とした世界で、何も持たない無知なカイジは止む無く軍人としての道を歩む。
それは生きるために止むお得ない選択だった。

天才、非凡な存在でもなく、特別な能力もなく、魔力も持たない。
逆に底辺に這いずる怠惰でクズだったカイジ。
だが殺すか殺されるかのシンプルで非情な戦場で生き残り続け、本人の意思に反して頭角をあらわしてゆく。

あらゆる戦線に繰り出し続け、いつしか一介の二等兵から大隊を率いる中佐となり、問題はあるが経験豊富な上級将校となっていた。

そして、世界大戦の序章となるライン戦線で"幼女"と出会う…