戦場黙示録 カイジ 〜 ザ・グレート・ウォー 〜 作:リースリット・ノエル
ー共和国首都 パリースィイ 国防省 国防次官室ー
「では、今日のリストの決裁はここまでかな?」
次官室の机上に積み重ねられている書類の束を指して自らの側近に問い掛けるのは、陸軍省のトップの1人、ピエール・ミシェル=ド・ルーゴ。要職は国防次官兼陸軍次官という特殊な配置だ。
鉄仮面ともされる無表情さと魑魅魍魎が跋扈する軍政闘争を生き延びた面の厚さ。
分厚いヒゲの濃さから如何にも陸軍の重鎮といった風貌を持つ彼は、連日 望まなくても大量にもたらされる決裁書類の処理と諸々の事務作業に追われていた。
しかし一介の組織ではなく、共和国陸軍の中枢にいながら、国家戦略を決定する国防委員会にも属する謎の立場にある彼は、一枚一枚の書類に記載される内容は、一つの言葉とっても無視できない。
本日は朝から陸軍関係の書類処理に追われていた。
「いえ、追加で…これだけの書類が残っています。」
机にドンと置かれた追加の書類を見て、思わずド・ルーゴは溜息をつく。
「ふぅ…毎日、決裁に次ぐ決裁に追われては、気が病みそうになるな。」
毎日繰り返される書類の確認と承認の為に印を押す作業。とは言っても流れ作業とはいかない。国防省、陸軍省から連なる、あらゆる組織から来る要望書・計画・作戦指令書・予算書等は、細部に渡り確認した上で、認めるか認めないかを判断しなければならない。
特に機密性が高い内容を含むとそうなりやすい。
最終的には陸軍大臣に決裁書類を持っていき陸軍省の軍務局長らの局員・省員達の最終確認の元、立会いを行って確実の決定が行われる。
全ての書類決裁がそう面倒な手続きを踏むわけではないが、最終確認の是非などを、陸軍大臣の承認が必要なのかを、ある程度の自らの職責において判断する事も求められる。
場合によっては大統領に対し説明せねばならない案件もある。
要は、軍人が忌避しやすい文官僚的仕事である。こと作戦が花だと、最前線が花だとする武闘派というか戦いが軍人の真の舞台とする考えの人間には、決して合わない。
「これが閣下の仕事であり、戦いですからご辛抱を」
愚痴を零すド・ルーゴを宥めるように語りかけるのはセヴラン・ビアント中佐。
騎士道精神を重んじる精鋭魔導師であり、ド・ルーゴの軍事秘書兼参謀将校を務める彼は、長きに渡り彼の側近として支え続けている。
「確かにそうであるな…私は常にペンと書類で戦い、印鑑と弁舌で最後の決を下してきた。それは今後も変わらない。」
「私も同意します。真の戦場はここにあると思い閣下と共にしている次第です。」
戦争という行為は、全てあらゆる準備の決に他ならない。軍隊を整備し、必要な兵器を開発計画し、適切な配備を行わなければならない。
そのためには陸軍大臣の下で、予算編成・動員、議会対策、他省庁との折衝など陸軍大臣を補佐して地味な事務作業を淡々とこなさなければならない。
しかし地味と思えるが、雑に言えば国と軍を動かす実務についている。
だからこそ、事は重大で慎重を期さねばならない。
「私にしか出来ない。仕事だ。」
ド・ルーゴは新たな書類を目配せしながら言う。
一つ自信家と言える側面を持つ彼であるが、あながち間違いではなかった。
もう一つの要職 国防次官となると、陸軍次官以上に忙しくなる。
常に政治的配慮を考え対外的にも内外的にも折衝を行い、不可逆的な関係にある軍と政治の関係を調整しなければならない。
時に利害を合わせ、時に目障りな派閥を排除し、時に国に仇なす勢力を自滅に追いやる事もする。
策謀を巡らし、陸軍が持つ戦略基盤を固める為に自ら政争にも加担しなければならない。
露骨に軍が自らの利益を確保するために奮闘する予算編纂委員会では、見るのも醜悪な分捕り合戦を踏ん切りのよいところで調停せねばならない。
政治と軍が密接すれば、するほど軍人という職域から離れ、半ば政治家の色が強くなる。だから軍政家と言われ、揶揄されやすいと言うもの。
国防省、陸軍省で陰日向で支える実務家達からは、執拗な権力闘争は、プロ失格とも言われても否定は出来ない。
だが、これは究極的には国家安寧のためだとド・ルーゴは強く自負して、自らの信念を固く信ずる。
「有象無象の者共には、わかるまい。この世界にいる事の厳しさ…国家を守り導く困難さを…」
ド・ルーゴは書類を見終えると、訂正すべき部分を修正し、陸軍大臣行きの書類として判をデカデカと強く押す。
「代わりに誰が出来ようか…」
フランソワ共和国陸軍は言わば巨大軍事官僚組織だ。その組織の表裏一体を知り尽くさねばならない。
そして大局的に見れば、膨大な人間の集合体で組織化された巨大な軍と政府のドグマ。
「心臓に毛が生えた程度では、務まりませんね。」
その間に挟まれるのが国防次官兼陸軍次官であるド・ルーゴだ。
人によっては胃が破裂するような仕事と言える。
言わば次官というのは使いっぱしりだ。
陸軍大臣の使いっぱしりとして陸軍内と政府の間を取り持つ。
また国防次官は国防長官として海軍、陸軍との間を取り持ちながら政府の折衝を行うという言葉に表せられないハードさがあり、タフネスさが求められる。
それを兼用しているのだから、ある人から見れば正気かと思われてもしょうがない。
ド・ルーゴの恩師とも言えるアンリ・フィリップ・ペタン大佐からは、心配されてよく激励の手紙を寄越されたものだ。
今のところ彼のような剛腕にしか果たせない役職である。
「もちろん、他にも出来る人間はよく探せば出てくる…例えばガリエニ将軍だ。」
いわゆる政府と軍を取り持つ軍政家とし見て彼の右にでるものは、何人かいる。
まず筆頭に上がるのはパリ軍事総督を務めるジョセフ・ガリエニだ。
彼は広い政治的視野と高い軍事的才覚をもつ開明的な人間である。
「だが、ガリエニ将軍は老齢で、本来ならば退役して隠居の身だ。しかも病気がちで務まるものではないな。まず、階級では釣り合わない。」
ガリエニ将軍は一時期は共和国軍最高司令官を務めたが、齢65歳で持病がある。
精力的に実務を行うには難しい。
階級も大将であるため次官の役職には適合しない。やるなら陸軍大臣である。
「ですが、パリ総督の留任を求めたのは、閣下では?」
「将軍には人望があり、精彩さを欠きつつも実力と先見性は健在。ジョフルを後任にした以外は、評価できる。」
「そういえば、ジョフルか。奴の始末も考えなければ、ならないな。」
呼び捨てにしたジョフルとは、現在共和国軍の最高司令官を務めるジョセフ・ジョッフル将軍である。ガリエニは自らの後任に彼に託したのだが、ド・ルーゴは失策だとしている。
ジョフル将軍は「参謀の使い方を知らぬ」と言われ、古典的な軍人であり、さらに悪い事にエランの精神論者でもある。
それが最高司令官に推挙されたのだから、困るわけである。
実際に彼の作戦指導は、ただの力押しに過ぎず、その結果 莫大な被害が積み上げられている。
それは報告書から見てとれる。
「ジョフル将軍については既に顛末は閣下が用意されているのでは?」
「ふんっ…察しがよろしいな…」
ド・ルーゴは書類を見ながら鼻を鳴らす。
だが、対策は既に考えているのがド・ルーゴの狡猾さを覗かせる。
ド・ルーゴによるジョフル将軍の始末については、また先となり時を待たねばならない。
「話は戻って、ガリエニ将軍は、いずれ陸軍大臣となる要員だ。」
「バックの力が違うからですね。」
「そうだ。」
仏頂面で答えながら、ペンを走らせるド・ルーゴ。
ガリエニ将軍を盛り立て陸軍大臣にする事で、権威的にも権力的にもド・ルーゴがその庇護におかれる。
つまり、より仕事がやりやすくなる。
その為にも対人工作という名の籠絡を済ませている。
「だからガリエニ将軍は、長老として必要だ。私と同じぐらいの年であれば、後任で押せたのだがな。」
「時間を巻き戻す魔法があるなら、出来るかもしれませんよ。」
魔導師のビアント中佐から、皮肉なジョークが飛び出し、ド・ルーゴは軽くあしらう。
「ふんっ…つまらぬ冗談だな。」
「他にも候補はいる…参謀本部のモーリス・ガムランだ。」
「ガムラン大佐がですか?」
「彼は計算高く、調整能力が高い。リーダーを補佐する能力に秀でている。」
「では、いずれはガムラン大佐に?」
「いや、ガムランはジョフルの下に必要な人間だ。参謀の使い方を知らぬ奴の下で現地軍を参謀として指導し、支えて貰うのが一番だ。」
ジョフルが指揮する軍団はアルサス・ラレーヌで大攻勢を実行している最中であり、あらゆる状況が生起し対応に追われる。
また粘り強く戦う為に司令官を、どんな司令官であっても支えうる人間は必要だ。
また短期の戦争が長期になった時においては、消耗と持久戦が強いられる時にガムランの灰色の頭脳は生かされる。
「だからガムランは参謀本部から外せない。」
「なるほど。」
「あと他には…ウェイガンは陸軍色が強すぎるな。ルクレールは若すぎて、まず奴の肌にあわん。」
「となるとデュマか。」
その名前を聞いたビアント中佐は眉を潜める。
「いや…ご冗談を…」
「能力的には、彼に並ぶものはいない。軍政家としても将軍としても十分な器を持っている。」
「ですが…彼は!」
ビアント中佐は、先程の冷静な振る舞いから豹変し、ド・ルーゴに飛びつくような姿勢を見せる。
「冗談だ…ビアント中佐、落ち着きたまえ。」
「悪い冗談にも程があります…たとえ閣下が相手だとしても。」
少々、気分が害されたのかビアントは、怪訝な表情を浮かばせる。それだけにデュマ大佐とは、浅からぬものがある事は感じられた。
「貴官がデュマに思うところがある事は、知っているが、彼も必要な人材だ…いや…」
ド・ルーゴは含みを持たせて語る
「デュマなくして、プラン20は成り立たない。彼の存在は必須だ。」
「例の作戦ですか?第20号作戦…」
「ああ、そうとも…帝国に勝つにはプラン20が決定的な役割をもつ。」
「そもそも、プラン20はデュマの才能なくしては作れなかった、前人未踏の作戦計画だ。」
「概要は理解していますが…しかし、余りにも冒険的過ぎでは、ありませんか?」
「今更、何をいうのだ…その為に5年を費やして準備してきたではないか….ビアントよ。」
「たしかにその通りであります。」
「貴官が不安に思うのも無理はない。試した事がないのだからな…私も不安を払拭出来てはいない。」
プラン20。第20号作戦は元となる第17号作戦とは大きく異なる大規模攻勢作戦であり、その全容を知るのは、国防委員会と陸軍中枢にいる一部に限られている特定国防機密の類である。わかっているのは、起案者のデュマ大佐が一人で作り上げたという事のみ。
実体はド・ルーゴに近しいビアントも把握しきれていない。
というより、余りに壮大にしすぎて、理解が追いつかないといったところであろう。
「リスクは大きい。だが、帝国という魔物に勝つには、誰も考えがつかない一計を撃たねばならない。」
「…その点では理解します。」
帝国。それはヨーロッパに存在する中で最も強大で優越する軍事国家であり、共和国の最大脅威である。
いつか帝国を倒せねば…いずれは共和国も飲まれかねない。そう思う人間は共和国で数多といる。
非常に危うい境界線上で共和国は存在し続ける。
「共和国は決して強くはない。」
「!!?」
ビアントはド・ルーゴの言葉に絶句する。
自信に満ちた人間から予想もしない発言であったからだ。
「誰にもわかる事だ。皆が言わないだけだ。本当の実情を」
ド・ルーゴは書類を手早く片付けながら語る。
「帝国の総人口は9000万。共和国は4000万だ。帝国の常備軍は600万、訓練済み予備役兵は推定300〜400万。こちらは400万、予備役兵は100万。」
「兵器にも決定的な差はある。重砲は帝国が1800門近く持ち、列車砲は少なく見ても60門近くもつ。中口径の野砲は推定1万4000門。重機関銃は2万8000艇以上。しかも数がどんどん増えていて、実際わからぬ。対して我が国は帝国の数に対して半分行くかいかないか。」
「戦車は帝国が3000輌以上、これに関しては我が国は数では優越するが、部隊練度・性能ともに帝国軍機甲部隊に軍配があがる。これは航空戦力でも同様の事が言える。」
「海軍に関しては、帝国海軍と真正面からぶつかれば、完璧に力で負ける。」
「産業で見れば、帝国の重工業は世界第1位で抗いようがない。比してこちらは農業国で軽工業が主体。なんとか重工業政策を官民一体で進め、連合王国の助けは借りたが、帝国と比べれば限界がある。」
「他にも色々とあるが…もう言う必要はないだろう。」
ド・ルーゴが語り終えると、机上にあった書類は片付いていた。
「…はい」
ビアント中佐は、腑に落ちる。
確かに我が国の国情を見れば、確かにと思う部分は知っていたからだ。
「共和国は強くない事を自認するからこそ、その不足を補う為に何かで、埋める。それでエランの精神論が担ぎあげられる。」
「だが私は、そんな実体のないものに縋るわけにはいかない。精神論で勝てるならば、我々は既に帝国に勝っているはずだ。だが…結果はどうか…」
「我が国は、帝国に負け続けています。」
「そうだ。アルサス紛争では、いいところまで言ったが、しかし結果は敗退した。」
「ですが!善戦いたしました!あの時も…」
「だが…負けは負けだ。過程は問題ではない。」
「うぐっ…失礼しました。」
「構わない…だからこそだ。」
「軍人であり国家の安寧を願うのであれば、帝国に勝利できる合理的な作戦計画を立案し、合わせて軍隊を整備しなければならない。」
「だからこそのプラン20ですか」
「そうだ。私はこれに賭ける。そして条件は整った。」
「協商連合の件ですね。」
「そうだ。あれは上手くいった。協商で盛り上がるナショナリズムを利用して、軍事行動を誘発させた。」
「そして、帝国軍を釣ったわけですか。」
「そうだ。どちらにしろ協商の情勢をみれば、いずれ暴発はさけれない。ならば、使える内に利用せねばならない。これは本来の計画に反していたが…」
「国防委員長も反対していましたから」
「国防委員長は、非常に慎重な人間だ。そう反対するのもわからなくはない。」
「だが、チャンスを逃すわけにはいかないのも事実。」
「それで帝国の背後を撃ち、帝都への進撃を切り開くと…」
「そうだ。その為の第1段階が全国境大規模攻勢、そして第2段階のアルサス・ラレーヌ大攻勢だ。」
「そしてプラン20で…」
「そう。プラン20でチェックメイトだ。」
「いや、話がそれたな…」
そう言い終えると、ド・ルーゴは一息つくように棚に閉まっているワインを取り出す。
「ビアント中佐…貴官もどうかね。」
ド・ルーゴはグラスをビアントに差し出す。
「はっ…お言葉に甘えて」
ビアントはグラスを貰い、赤いワインが注がれる。そして、軽く乾杯をする。
「共和国に」「安寧を」
「ところで、閣下」
軽くワインを飲んだところでビアントは話し出す。
「どうした、ビアント。」
「気になる事がありまして」
「話たまえ」
「はっ…ではアルサスに展開する特殊作戦軍に関してです。」
「貴官が部隊編成と人員教育を行った特殊部隊だな。」
「はい、一年間主任教官と改編準備隊の要員として参加しました。」
「それで、どうかしたのか。」
「はい、特殊作戦軍はその任務の性質上、秘匿性の高い任務を行うのですが…どうも奇妙なのです。」
「奇妙とは?」
「特殊作戦軍が持つ現在の任務は後方撹乱を行うのが主です。各大隊はそう動いているのですが、一個大隊。B戦術任務大隊は別の動きをしています。」
「別の動き?」
「はい、B戦術任務大隊は、後方撹乱を行わず、もっぱら帝国の臨時編成部隊に対して襲撃を繰り返してます。」
「臨時編成部隊?予備役の集まりか。」
「そうです。寄せ集めに過ぎない臨編部隊を最精鋭の特殊任務部隊がしらみつぶしに攻撃を繰り返しているのです。不可解ではありませんか?」
「ふむ……」
「不可解な部分はまだあります。」
「まだ、あるのか。」
「はい…個人的に特殊作戦群司令部に問い合わせて聞いたのですが」
「 "B大隊はプロメテウスを追っている"と閣下は何かご存知ではありませんか?」
「プロメテウス…それは」
ド・ルーゴはワインを一気に飲み干して答える。
「国防委員長の案件だな。」
「国防委員長?アンドレ・マジノ議長がですか?」
「ああ、国防委員長は、プロメテウスという者を追っているらしい。」
「なんなのですか?それは」
「よくは知らん。国防委員長の案件は機密性が格段と上がる。私でも知らぬ事はあるのだよ。」
「そうですか…これは個人的な事なので…」
ビアント中佐は話を終えようとするとド・ルーゴが話す。
「一回だけ直接、委員長から聞いたことがある。」
委員長から聞いた話をド・ルーゴはビアントに伝える。
『…プロメテウスは、殺さなければならない…奴は共和国を殺す帝国の奴隷よ…奴隷はいずれ王を撃つ存在だ。』
『だから、いずれ殺さねばならぬ。確実に』
ビアントは怪訝な顔をしながら首を傾げる。
「抽象的すぎて、理解しかねます。」
「私も同じだ。委員長が何を言わんとするか、正確なところは汲み取れなかった。」
「だが要は、プロメテウスなるものが我が共和国に重大な脅威になると言っているのだろう。」
「それは…人ですか?どちらと言えば、兵器のように聞こえますが。」
「分からぬ。だが、デュマの件もある。デュマのように常人では計り知れない才覚をもつ人間が帝国にいるというので、あれば話は別だ。」
「なるほど…」
「あくまで仮定にすぎん。実際は分からぬ。委員長も謎が多いお方だ。あまり、深入りはしない方がよかろう。」
「了解しました。」
「ビアント、そろそろ陸海軍合同協議会の時間だ。書類の提出と準備を頼む。」
「はっ!了解しました。直ちに」
二人は国防次官室を後にし、新たな雑務と調整に忙殺される。
プロメテウス。その存在を彼らが理解するのは、もう少し先の話である。
もはや、ただの会話の羅列ですが、ストーリーを進めるために省略を重ねています。あと…もう少しなんだ。
あと一応、伏線を張りました。ちゃんと回収します。