戦場黙示録 カイジ 〜 ザ・グレート・ウォー 〜 作:リースリット・ノエル
「まず戦況から見れば、我が軍の内線戦略が崩壊している状態に陥っていると言えます。」
「何故そう判断するのかは、いくつかポイントがあるのですが。まずは開戦時の流れから話していきます。」
カイジ中佐は、指揮棒を持ちながら淡々と説明する。それを魔導師で小さな少尉は、耳を傾けて、今までの流れを復習するように考えを深める。
「まず端を発したのは、協商の領土侵犯から始まる北方戦役であることは、皆さんが周知の事と思います。」
統一歴1923年、北方の小さな民主国家連合体 レガドニア協商連合がどのような意図をもってか知らずだが、両国の係争地である北方ノルデンにおいて軍隊を動員しての越境侵犯を開始。全てのきっかけは、そこから始まったと言っていい。後世ではどのように扱われるかは気になるが、少なくとも敵となる帝国と自国の立場を見極めたような行動とは言えなかった。
「協商と帝国間には、他と例が漏れずに領土問題が燻っており、長年の間に幾度も国境紛争等の武力衝突は珍しくはなかったのですが……今回は内容が違った。協商連合は、本国の主力野戦軍を動員しての侵攻を決行したのです。」
これはナショナリズムの高揚に溺れた協商連合が恣意的な挑発というかアピールのような行動にすぎず、本当は本格的な武力衝突を企図していなかったとしても、やる相手を間違えた。帝国相手に下手な軍事侵攻をすれば、どうなるかは目に見えていたはずなのだが。時に人間はあらゆる不安要素を払拭するために採算を度外視し。大胆な行動に出てしまうことはある。だが、そこに明確な勝機があるのが前提であり、協商にはそれを明確に持つ打算があるようには見えない。
やはり、指導者が愚かであったのだろうか。
それだけでは、ないような気がするが。
逆に帝国は、建国史上の課題を解決する好機と見て、それは俊敏で果断なる対応でもって協商をぶち殺しに掛かる。
「それに対し我が国 参謀本部は、中央総軍の主力を成す第1中央方面軍の動員を第107号指令に基づき直ぐさまに決定し、参謀総長は早期的な解決を図ります。」
協商連合との戦端を開いた6月上旬、帝国参謀本部の決定の元、第107号指令に基づき「ノルデン動員」を決定する。
「第1中央方面軍はアレクサンダー・フォン・クルック大将が率いる第1軍団、ビューロウ大将が率いる第2軍団を中心とした軍集団。
陣容は強大無比。中央方面軍の兵士は、非常に質が高い。平均にして5年〜10年以上の軍務経験を持ち、各種野戦訓練を十分に積んだ常備兵です。それらの人員が合計にして35万以上いる中央方面軍は、本国最精鋭と称されて過言ではない。またクルップ製の重砲を扱う軍団砲兵に陸軍航空隊、魔導師部隊を多く指揮下に加え支援体制を整えている為、その強大さは帝国で随一と言えます。」
陣容はフルセット、過剰な装備を持っているのが羨ましい。
正しく最強の兵力を持つ兵団とは、この事を指すのだろう。だったら、なおさらライン戦線に投ずるべき戦力と言えた。共和国の軍集団とまともにやりあえる戦力だからだ。
これは今更言ったところで、遅いのではあるが……もし第1中央方面軍の戦力が4割でも共和国戦に投入できていたら、大分マシな状況になっていたのではないか。そう仮定を立てて、思わずにはいられない。
「特にクルック大将とビューロウ大将の二人は、陸軍において攻勢作戦をマトモに行える数少ない将軍であり、この時の参謀本部陣営の考えからすれば適切な人事だったかもしれません。」
カイジの説明に対してターニャには、少し気になる点があった。
攻勢作戦を行える高級将官の数が帝国軍では少ないと言ってるのだ。
前世界のドイツ的視点を元に史実と照らし合わせれば、積極的な攻勢作戦を重視し、得意とする用兵と軍事思想があるからだ。
その基盤は、帝国にあるし、可能とする軍事力は十二分にある。今は内線戦略を重点としているが、今日の巨大な版図を持つ帝国は攻勢によって獲得されたものではないのか。
そもそも内線戦略は、外線戦略の応用から来たものではないのか。
そう彼女は、疑問に思うのだった。
カイジは、その疑問がターニャにあるとは知らずに説明を続ける。
「参謀本部はこう考えたのでしょう。予防的な一撃で持って、国防問題を解決すると……この予防的一撃という言葉は、参謀本部でよく使われるものでして……大体の考えはここに集約さています。」
「予防的一撃」……内向きな表現で、医学的対症療法のような印象があるが、つまるところ外科的ショック療法。軍事的には、ただの正面攻撃である。
「私としては、予防もクソもないのですがね。」
中佐は、皮肉のような言い方をするが、この場にいるもの達には理解できるものだ。
予防したつもりが、副作用で帝国の体が蝕まれてしまっているからだ。その副作用の後始末を現在進行形で払い続けている。
「結果として、協商が対抗不可能なレベルに増強された北方方面軍は、協商の野戦軍を手を捻るように一蹴し、さらに本土を逆侵攻する形になります。」
北方戦役の中心地となるノルデンに中央総軍主力の大陸軍「第1中央方面軍」を投入し、それらと合流した北方方面軍は、圧倒的な戦力となったため、北方戦役の戦局は一気に帝国に傾く。
こんな相手と北方の小さな民主国家でしかない協商連合が勝てるとは、誰も思わないだろう。イレギュラーな事態が起きない限りは。
この点から、遅くても7月下旬には戦争はまた帝国の勝利に終わるだろうと予測される。
実際そうなるはずで今頃、協商は帝国の一角に組み込まれているはずだったのだから。
「ここで問題となるのは、有事に際して本来の事前計画とは、全く異なる作戦計画で協商に対して帝国が大規模侵攻を行った事です。」
カイジは、その内容を語る。
帝国国防方針を起点とした従来の計画では、北方に関して言えば、大規模動員を行わず北方軍が遅滞戦闘を行えば十分な戦域という位置づけだ。
まず係争地に対する国防上、外交上の解決を図る優先順位は低い。また、仮に係争地を手に入れても現在の帝国の立場と考えからすれば、戦略的価値はそこまで高いと言えない。
あるとしたら、連邦に対して嫌がらせする程度の価値はあるが、仮想敵とは言え不可侵条約と通商条約、民間交流もそれなりにある連邦とは、敵対的に何かやるという選択や手段を持つ必要はない。
協商を侮るわけではないが、彼らの軍事力は、ありったけの総動員しても一個方面軍の戦力に届かない。また人数の差という話だけではなく、装備する兵器や武器は旧式であり、野砲に至っては慢性的に数がない。戦闘機もそうだし、戦車に関しては、ほぼ皆無に等しい。
砲弾や弾薬も彼ら協商軍が積極的な攻勢を行うには、その余分な在庫があるとは言えない。軍隊としても前時代的で、まともな戦力となるのは部隊は魔導師か一部の機動歩兵連隊が幾らかあるぐらい。海軍に関しても沿岸警備隊のような陣容だ。
総括すれば弱小の軍隊に過ぎないのだから、仮に侵攻してきても、陣地防御してから逆襲を北方軍が行い軍事的勝利を結果得られれば合格点がもらえるのだ。
ならば、北方方面軍とは実質的に北東の戦線を担当しながら、恐るべき仮想敵である連邦と対峙する東方軍の支援と負担軽減が主たる任務であり、戦略的存在だ。
となると、これは各方面軍にも言えるが、北方軍はあくまで防衛を優先とする兵力で、軍事行動も防御が重点となる。あくまで反撃は、逆襲して敵を追い出すぐらいの限定的な攻勢をかけるものであり、またそれを地上軍が行う必要はない。航空艦隊か魔導師部隊で、追撃戦で後追いすればいいと思われる。
「もし協商の侵攻に対して、中央を動員するならば、完全動員ではなく、部分的な増援の形……つまり限定動員が正しい選択になる。」
部分的な増援を組み入れての攻勢を行えば、最終的には協商を国境外から追い出すぐらいの勝利は確たる形で手に入れられた。
「だが参謀本部は、事前計画を放棄して本来想定されてない大規模攻勢を行う決断をする。なぜその判断に至ったのか、詳細は不明ですが……要約して言えば、後方の憂いを断ちたかったのだと思われます。」
強大な国力を持つ軍事大国 帝国は、四方に領土問題を持ち、その帝国が欧州の半分を席巻する立地上から周辺国に対して何か意図してなくても対帝国包囲網が醸成される形になり、帝国としては国防課題で長いコンプレックスを抱き続ける形になる。
その結果どうなるだろうか。
協商が一方的に侵攻したことを逆手にとり、防衛上の行動として本格的に協商を潰す事を選ぶのは、帝国の包囲網の一角をなくして安泰を得るという形では、正しいかもしれない。
また帝国にしてみれば、あくまで二国間の問題であり、特にその他周辺国に対しては関与する余地や波及する影響は少ないと見られた。帝国視点からは、そうだとしてもだ。
他国からはそうは見えない、別の見方がある事を考えなければならなかった。
「その大動員の結果、協商に対して圧勝しましたが、その勝利が帳消しとなる事態が起きます。知っての通り、共和国の大規模攻勢です。」
それは忘れもしない出来事だ。
統一歴1923年 7月19日 午後13時39分
この日は、「統一の日」とされる記念日だった。
小さな国の集まりだった中央同盟国家群が「生存圏の防衛」「多民族の繁栄」を目指し、今の帝国を建国樹立した記念すべき日である。
その祝日で浮かれる帝国臣民を尻目に共和国は史上最大の軍事侵攻を行う形となり、記念日は一転、帝国最悪の日となる。
共和国軍が6個軍集団(合計80万以上)からなる主力歩兵集団が雪崩のごとく帝国に攻勢をかけてきたからだ。
「この共和国軍の攻勢は、幾らか事前に兆候は確認されていましたが、我が軍は共和国の意図を見抜けませんでした。結果として……悲しい事ですがね。」
カイジ中佐は、苦虫を潰したような表情をうかべる。それは、彼が実のところ共和国軍の意図を把握していたからか、もしくは文字通り見過ごしてしまった悔しさから来るものなのか、どちらなのか分かりはしなかった。
「その点で言えば、共和国軍の攻勢をうまく秘匿し、我が軍に対して真の意図を偽装する巧妙さは、鮮やかだったと言えます。私としても見習いたいところです。共和国は、これにより奇襲攻勢を成功させましたから。」
中佐が渋い顔で見習いたいと評価できるほどに共和国は狡猾に大規模攻勢を隠し通した。
中佐は、共和国の軍事行動を秘匿できたのは次の三点が挙げられると話す。
・大規模演習による欺瞞
1922年9月~1923年6月に渡り、断続的に繰り返された共和国軍の「大演習」により、当初は警戒したものの、一か月に一回か二回ほど実施され、それが恒常的な行事と認識され、現場から参謀本部に至るまで警戒レベルが下がってしまった事。
・協商の軍事侵攻に対して反応を示さなかった
協商とは同盟関係にある共和国は、協商が生存しているうちに西方で軍事行動を起こすと帝国側は考えられていたが、一ヶ月を過ぎても本格動員しての行動を示さなかった。
これに帝国は、共和国は全面動員の兆しなしと判断する結果となる。
・動員を分散して行い、行動の真意を秘匿
民需物資と混ぜて鉄道輸送、兵士を民間人に偽装
共和国の首都周辺に大部隊が集結していたが、これも欺瞞であったという。無論、夏季演習という偽装もあったのだが、それだけではない。首都に集結していたのは、主力野戦軍ではなかった。真の主力は、軍団単位で移動せず、部隊を細分化し、小部隊で国境に集結。しかも表面上は国境警戒部隊の交代部隊という体裁で移動した。また、車両や兵器は鉄道運搬の際に民需物資と称して貨物車両に積載するか、これまた国境付近に点在する留守師団との交代という形で部隊と兵器を移動させる絡めてを使う。魔導師は、農民か商人に偽装して主要攻撃箇所のギリギリまで接近するという徹底ぶりだった。
これを聞いたターニャは、共和国の攻勢を前世界の史実と被ることに気づく。
これはまるで、第四次中東戦争のエジプト・シリア連合軍の奇襲攻勢と類似する内容だ。
多少、細かいやり方は違うが主な方法は同じだ。
第四次中東戦争 概説
簡単にいえば、イスラエルが舐めプしてたらガチで国家が滅びる危機的状態に陥った戦い。
過去三回に渡る中東戦争では、イスラエルの一人勝ちで、シリア・エジプトはボコボコに敗れ去っていた。
この事を受けて、当時エジプトの長であるサダト大統領は、「イスラエルに完勝するのは難しい。だけど一回は一矢報いて、なんとか戦術上の勝利を収めて、イスラエルと対外的に対等か一時的に有利な関係にすべき」と戦略的な目標を設定。
その為に、新型対戦車ミサイルを導入して対戦車部隊は鬼のように訓練、強力な対空防御兵器をシステム的に運用できる能力を頑張って習得、合わせて大規模な機甲部隊を再編するなど、今までと比べ遥かに力を入れて軍備を強化する。
また同盟国のシリアと結託して、イスラエル国境付近で軍事演習を何回もやり、イスラエルは当初警戒するが、次第に警戒レベルを下げる事に成功する。またいちいち動員すると費用や社会的影響も強いから、そうせざる得なかった事情がイスラエルにはあった。
また、イスラエルは建国してから常勝の国であり、その油断と慢心も加わる。
欧州諸国も、中東で勝つのはイスラエルだと半ば断言していた。
そして、1973年10月6日、イスラエルにおけるユダヤ暦で最も神聖な日「ヨム・キプール」(贖罪の日)に当たったこの日、6年前の第三次中東戦争でイスラエルに占領された領土の奪回を目的としてエジプト・シリア両軍がそれぞれスエズ運河、ゴラン高原正面に展開するイスラエル国防軍に対して攻撃を開始した。
巧みな動員とイスラエル側の油断で、奇襲攻勢となり、当初はエジプト・シリア側が優勢に進む。また、イスラエル軍は戦力の8割が予備役という国家でもあり、動員の時間的都合で後手に回る。
さらに渡河作戦は、めっちゃ時間かかるとイスラエルが思っていたら、職人ばりの練度を持つ渡河工兵部隊と馬鹿みたいに訓練したエジプト軍の部隊は、一瞬で渡河を成功させる。そして、頼みの綱である強固な防御陣地バーレブ・ラインを、巨大なホースで放水して陣地を崩すという奇策であっけなく崩壊するというイスラエルとしては衝撃の展開が続く。
イスラエルは機動戦力として、空軍の強襲とタル・ドクトリンと呼ばれる機甲戦術を習得した機甲部隊で戦局の挽回を図るが、ソ連のミサイルたちとそれを扱う熟練兵によって何個部隊が全滅する事態にあう。
追い詰められたイスラエルは、最早これまでと秘密のミサイル【核ミサイル】をエジプトの首都カイロに照準して、悲劇のカウントダウンが秒読みになった。
だがここで状況が変わる、エジプトとシリアの両軍がイスラエル侵攻を本格的に行う時に、シリア側が「事前に指定されたところまでしかいかないよ」と協力関係に溝が入り連携が崩れ始め、エジプト側も逆にここまで勝ったことがない上、攻勢作戦をうまく理解していない側面もあり、時間を徒らに消費する。
また、イスラエル軍の決死の反撃とアメリカ軍の支援もあり、戦況はイスラエル有利に傾く。
今度は、イスラエルの逆攻勢が始まるが、すんでのところでソ連が介入して、これ以上の戦争は無理と双方が判断し、停戦する。
最後は、イスラエルが辛くも勝ったが、最終的な勝利者はサダト大統領であった。
本来の目標を8割がた達して、エジプトの権威を復活させたからだ。その功労者サダトは、後年 白昼堂々と暗殺されてしまうのは、何かの皮肉だろうか
ちなみに、この戦争により我が国では有名なオイルショックが起き、とくにそこまで混乱することは無かったが、一時的なパニックにより必要以上の買いだめ騒ぎが起きる珍事が展開されている。
ターニャからしたら、不思議な類似点が多いこの世界のなかでも、首を傾げるものだった。とはいえ、フランソワ共和国がいわば、エジプト・シリア的立場であり、明確な目標があるならば、前世界と同様な道筋を組み立てる状況になってもおかしくはない。
イスラエルが帝国であり、奪われた領土がゴラン高原かスエズではなく、アルサス・ラレーヌ地方という形でだ。
状況と環境が酷似する形態になれば、世界線が違えっても、人間の中身や本質は大きくは変わらない。実際、この世界の欧州は、少し相違点があるだけで大きくは異ならない。
そう彼女は、自分の中で自己解決を図るが頭の隅っこで残るのは、やはりある。
フランソワ共和国に転生者がいる可能性。
しかも国の中で相応の立場になっている形だ。
だが、そんなに都合よく行くものかと、その考えを否定する。
仮にいたとしても、第四次中東戦争の模様を覚えて、上手く現実に活かせるのかと思うのだ。
知識があっても、簡単にできるわけがない。
そう戦略や戦術は容易ならざるものだ。
転生もので、知識無双が出来るというのは、結構なもので面白いが。これを実際に形にするのは、ひどく難儀なものだ。
では、仮に電撃戦を知っているオタクな人間転生しても、あくまで理論の輪郭とか意味を多少知っているだけで、現実に戦闘で、戦争で有用な形にまで組み立てられるかは疑わしい。まず、そこまでの実行力と指導力、指揮の要訣をマスターしているのかという点にある。要は軍人で将校らしく、実際に振る舞えられるか疑問だし、また軍人として素質があるのかという点だ。
兵器にしてもそうだ。先端兵器を知っていてもスペックや運用方法を知っているだけで、一から作れはしない。技術者としての経験があるなら少し話は別だが、さまざまな技術の集合体である兵器の開発も出来るか疑わしい。
この私でさえ、ある程度は精通したものであるが、あくまで基本戦術の域を出ない。
今の私があるのは呪うべき魔導適正が比較的高いのと、前世界で培われた社会経験が帝国軍において偶然フィットしたからに過ぎない。
その点では、私は稀な存在か。
あとはあり得るとしたら、奴か。
彼女は、カイジを見つめて思う。
もし転生者として可能性があるなら、彼の可能性はあるかもしれないと一瞬思う。
とはいえ、流石に考え過ぎか。
だが、完全に可能性を払拭できないもどかしさはある。
ある程度、探るべきかと彼女は考えながら会議に集中する。
ターニャ、ちょっとカイジを疑うの巻。
第四次中東戦争は、少しガバガバ説明なので興味がある方は調べてみて下さい。
奇襲攻勢と見るならば、上手いですよ。