魔法科高校の魔宝使い ~the kaleidoscope~   作:無淵玄白

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第98話『九校戦――夜の死闘』

「同士諸君。本日昼、改造兵士コシチェイが全滅した。だが予定に変更は無い。全て想定どおりだ。

 現刻より状況を開始する。

 …勇敢なる同志諸君。

 ニホンの国防軍に捕えられただろうマカロフ上等兵、イワノフ伍長はかけがえのない戦友だった。

 鎮魂の灯明は我々こそが灯すもの。

 無き戦友の魂で、我らの銃は復讐の女神となる!『カラシニクフ』の裁きの下、5.45ミリ弾で奴らの顎を食いちぎれ!!」

 

 

 静岡市の郊外。もはや誰もが寝静まった夜中に、そんなドスを利かせた言葉で唱和をするロシア人たちの姿を誰もが視れば―――いきすぎたサバゲーマニアの定例集会と思うだろう。

 

 だが実情は違う。彼らの後ろにはいくつもの『モンスタートラック』が駐車している。もはやオートでの交通管制すらあり得る時代に、北米大陸を縦断することも可能なモンスタートラックの整列。

 

 その中には様々な魔法師を捕え、魔法師を害する生体兵器が乗せられる―――だからこそ、ここまでの準備を施せば本国に吉報を齎せるはずだと言う目論見があったのだが……。

 

 

「投影、重()―――全投影連弾創射(ソードバレルマキシストライク)!!」

 

 

 機関銃や歩兵小銃を上に上げて意気を上げていたイワン(ロシア人)たちを黙らせるかのように、それが合図だったかのように『流星』が降り注ぎ、モンスタートラックの全てを爆破していた。

 

 

「―――は?」

 

 盛大な爆炎に包まれる車体の全て、何かのコントショーのような光景にイワンたちは茫然とした。茫然として――――唯一生き残っていた演説者の真後ろにあるトラックの屋根に誰かが落ちてきた時は、何の冗談だと思えた。

 

 

ドーブルイ ヴェーチェル(今晩は)タヴァリーシ(同志諸君)?」

 

 流暢ではないが英語訛りのロシア語で言ってくる男が、そこにいた。その姿を見間違えるわけがない。見紛うことはない姿。

 

 新ソ連の魔法師部隊全ての死神。『浅黒い肌』と『白髪』―――赤い外套に万遍無きルーンを纏いし『人間』……とは信じたくない男だった。

 それぐらい恐怖を覚える存在なのだから……。

 

「月が綺麗な夜に推参させてもらった。貴様らに残されているのは時間のみ。念仏でも経文でも神を呪う言葉でも構わん―――即ち『白旗』を上げる時間はあるということだ」

 

 盛大な爆炎をバックに見得切りをする男の言葉に、誰もが固まっていたが―――隊長格の男が銃を向けて―――。

 

「セイエイ・T・ムーン!!!」

 

 男の正体を解き明かすと同時に、全員が発砲する構えを取るのだが―――。

 

「警告は無駄だな。貴様らの神をも敬わぬ涜神ゆえの『神秘』―――『封印』させてもらう!!」

 

 発砲するも言葉と同時に飛びあがって躱したセイエイに対して、誰もが照準を合わせようとしても無理だった。その前に天空から光弾が降り注ぐ。

 

 上空で待機させていた『剣弾』の一斉掃射である。振り仰いだ時には、驟雨の如く降り注ぐ剣だけである。

 

 悲鳴が上がる。断末魔の絶叫が、神を呪う言葉が、オーケストラとして郊外に響き渡る。何とか血にまみれながらも生き残ったオヴィンニクの隊長が、回線と思念波を通じて通信をする。

 

 

「くそっ!! 何故ヤンキーの走狗がこんな所に!! 俺だッ!! 全戦力を解き放て!! ここで全てが終わるぞ!!!」

 

 セイエイが発破したトラックに詰め込んでいたのは、アンティナイトを用いたキャストジャミング兵装とコシチェイが30体だ。

 痛手ではあるが、それでも本命たるものが残されている。進発するはずだった位置から移動させる。この郊外は、完全な無人だ。御殿場市に向かうはずだった位置から移動してきた荷車(トラック)が来るまで、持ちこたえられるかどうか―――。

 

 生き残った隊員たちが組織戦で対抗しようにも、セイエイの代名詞とも言える赤槍、黄槍の乱舞が、組織戦を無為に帰していく。

 

 

(来るまで持ちこたえられるのか!?)

 

 またもや隊員の一人の障壁が食い破られた。

 ディフェンスに定評のある同志カザコフの心臓を一突きして、絶命した遺体を、そのまま嵐を起こすように振り回すセイエイの人外魔境っぷりに恐慌を覚えてしまう。

 

 それでも時間を稼がなければ、ここで自分達オヴィンニクは全滅するのだった……。

 

 

 † † †

 

 

 そんな様子をCADの測距装置を通して見ていた達也は、これが刹那の本来のプレデトリーなスタイルなのかと思う。

 

 硬さではレオに勝り、速さではエリカに先んじて、出力では深雪を凌駕し、術式の『情報濃度』では幹比古を圧倒し、眼の良さは美月を上回る……。

 心中で上げた人間の大半は、達也が『これぞ』と思うユニークスキル持ちの人間たちの特徴である。

 

 それらの魔法師達を容易く上回るほどに、刹那は集められた魔法師連中を意に介さず殺劇を披露していた。

 

「いやぁ初対面時のことを思い出しますね。あの時、スターズ隊員―――全隊員ではありませんでしたが、結構なところを集めたのに、刹那君は、あんな感じで一蹴してきたんですから」

 

「けれど本調子じゃないですよシルヴィ。やっぱり連日の激戦の所為か、少し動きが『鈍い』です」

 

 

 ……あれで? と口に出さずとも観戦してきた日本人達全員が、アメリカ人の言葉に色々とモノ申したい。

 

 とはいえ、このままいけば、ここで物見遊山となるかと思う。それはそれで良かったが、何とも凄まじい戦いを前にして、身体が疼く思いも達也にはあった。

 真田と柳も屈伸運動をしている辺り、気持ちは一緒のようだった。

 

 そんな男とは違ってオペレーターとして『情報収集』していた藤林が口を開く。

 

「環状線―――国道から8台ほどのトラックが、刹那君の戦っている場所付近に向けて走ってきているわ」

「自分が処理しま―――」

「待て達也。確かにお前の『魔法』ならば『抹消』は可能だろうが……もう少しだけ遠坂刹那の手並みを拝見していてもいいだろう」

 

 柳からの制止。向けたCADの照準が途中で止められた。確かに刹那からは、『しばらくは見ていろ』とも言われた。

 それは彼なりの義理立てなのだろうが、ここで何もせずにあのトラックを向かわせていいのか―――そういう判断だった。

 

 何より……自分の『心』が刹那を助けたいと思えたのだから。

 しかし、その柳の判断は正解だった。仮に達也が『トライデント』や『雲散霧消』でトラックを消し飛ばしたならば、制御不能の『怪物』が市内を蹂躙していた可能性もあったのだから……。

 

 刹那の戦場を俯瞰しながら……あれほどの技術を習得した理由を何となく察した……刹那にとっての『敵』とは、マナカ・サジョウなどのような存在ばかりだったのだと気付く。

 

(仮に無機物の大質量や、有機物の人間大のものであれば、俺の能力は最大限活かせるが……)

 

 荒々しく戦場に飛び込んできたトラック。イワンの兵士の死体や生きていた人間も吹き飛ばして、刹那を轢き殺すことも意図したそれは無駄に終わり―――。

 

 何tもの積載を可能とするはずのトラックの荷台が側面から開かれていく。そこにいたのは、改造兵士と―――巨大な白い鬼であった……。

 

 

 † † †

 

 

 ここが郊外の、それも人がシャットアウトされた場所で良かった。そう思えるぐらいには、ここから先は人外魔境の戦いだ。

 

「随分とまぁ大人げないものを出してきたな。少なくとも学生連中に差し向けるものじゃないだろうよ」

「何とでも言え! 貴様相手にこれでも足りんのだからな!! くそっ! 本国の連中め! ベゾブラゾフでも寄越せと言うものだ!!!」

「それならば、『あの時』と同じくヤツの顔面半分を切り裂くだけだ」

 

 言葉と同時にアゾット剣をわざわざ見せつけると、イワンの連中が恐れている。折角出した白鬼(びゃっき)も萎縮してしまうほどには、サイオンの濃度が違う。

 白鬼―――巨躯に筋骨隆々の牛のような面構え。更におまけと言わんばかりに赤い短角を配したものは、刹那の知識通りならば『トルバラン』であろう。

 

 スラブ地方の伝承の一つ。子供連れ去りの妖魔の名前を冠した生体兵器は、明らかにキメラの技術を応用している。

 

 この世界に来ての主敵。所属したのがUSNAの組織だからだったが、新ソ連の生体改造技術は、さんざっぱら見てきた。

 

 彼らは第一次冷戦時代から、そういった他の動植物に対する倫理観を持たぬ存在だった―――ガガーリンの前にクドリャフカがロケットに乗っていたのだから。

 

 そして現在に至っては……流石の西側諸国ですら魔法師に対する遺伝子工学的な人倫を気にしていると言うのに、こいつらは止まらない。

 

「かつて地球規模の寒冷化によって、現在のロシア領土は真っ先に滅びるものだと想い、様々な遺伝子改造の末に人間を人間以上の存在にしようという試みがあった……その果ての狂気の沙汰で貴様を殺す!!」

 

 資料を読む限りでは、狼系の魔獣との混合で『ヤガー』なる『人狼』じみたものを生み出そうとしていたそうだが、その資料や研究成果は欧州と東欧の境に渡ったりなんだりというのを思い出したが、この場では何も関係のないことだ。

 

 遂に動き出す白鬼が―――19体。その他にもコシチェイの強化なのか、全身に銃火器……に見えるCADを装備したものもいる。無論、実弾兵装もあるのだろうが……。

 

 

(俺に勝てるものかよ)

 

投影、現創(トレース・オン)―――全投影幻創待機(マキシマム・リロード)

 

 内心での嘲笑いの後に呪文の詠唱。無論、その間にも巨躯を活かして挑みかかってくるトルバランとコシチェイの群れ。

 

 まさしく怪物の進撃である。古代のブリテンもこんな感じでピクト人やゲルマン人なんかがいたのかも……。という内心を終えて―――幻想をこの世界に顕現させる。

 

投影・現像(トレース・オフ)

 

 言葉で、刹那が『作り上げていた』幻創の武器が、現実を侵食して出現。更に刹那の背後に翼のように展開。

 剣翼を纏う騎士。

 その羽根に見立てた数、100では足らぬほどの武器であり、幻想の濃度。

 

 近場で見える者はいなかったが、遠目で見えていた達也は、その武器の持つ膨大なサイオンの量とエイドスの密度に眼を痛めて頭を抑えた。

 精霊の眼という異能で、世界の構成情報にアクセス出来る達也だからこそ分かる―――あれは『分解』できない類なのだと気付いて『ぞっ』とする。

 

 恐怖を覚える。という『感覚』自体、達也にとっては久しいものだった。これが深雪に向けられたならば―――。という空想を逞しくしていた時には刹那は空想を現実に変えていた。

 

 巨漢の白鬼が、その巨大さを活かして戦いを挑む。正道すぎるぐらいに実に単純明快な暴力の顕現。腕力と筋力の限りでの腕の振り回しに対して、刹那は剣翼の中から一本の宝剣を選び、握りしめると一閃。

 

 単純な一閃。力も技も無い。ただ無造作な一閃で巨漢の腕が宙を舞う。そこからは早業―――重さと早さを備えた連斬が、白鬼に何もさせずに終わらせた。

 

 

「千葉家の剣術流派でもそうは無い動きだな。鹿島新当流など古流の剣客ならばあり得るかもしれないが」

 

 そういう理屈だろうかと思う程に、刹那は新ソ連の特殊部隊オヴィンニク秘蔵の白鬼。スラブ地方の伝承の『鬼』たるトルバランを次から次へと倒していく。

 無論、トルバランも巨腕を活かして、時に恐ろしいことに首を伸ばして頭突きを放とうとするも、全てが刹那には通されないのだ。

 

 まるで一種の『定義破綻』だ。

 

「剣自体が一種の攻防一体のフィールドを作り上げているのか……」

 

「そういうことよ。現代魔法の術式の重複による魔法式の消滅とは違い、セツナの魔術に『消滅』は無い。魔術の『上』(ひょうめん)に魔術を『重ね掛け』するという特性すら持つことが、この結果を生み出すのよ」

 

 リーナの自慢げに言う通り、刹那の剣翼は刹那の一挙手一投足に従い、その上で思念か何かで操作しているのか、盛大な勢いで飛んでいき、トルバランの分厚い肉を砕いていく。

 

 対してコシチェイの火力特化型とでも言うべきものは、全身の『肉』に直付けした銃火器を吐き出してくる。

 狙われた刹那だが慌てず騒がず、剣、槍、斧、棍棒で『壁』を作って封殺。

 

 風車など目では無い回転する武器で封じられた後には、それらの武器が反撃と言わんばかりにコシチェイたちに向けて飛んでいき、その肉体を散らしていく。

 

 十文字会頭のファランクスなどとは違って、汎用性と応用が効き―――殺傷性も段違いだろう。

 

 会頭の防御陣とかち合えば、武器が放つ魔力量と『情報濃度』で、相殺すら儘なるまい。そして達也が戦うとなれば、その『城砦』のような圧力の『壁』をどうやってこじ開けるかである。

 

「音波攻撃と共に突進か―――無粋な。だがいい手だ。しかし―――。褒美をくれてやる!! スラブの幻想を纏うモノよ!!

 一夜一時の幻と言えども、此処に我は楔を穿つ! 伝説よ蘇れ、我が剣に彼らの力を! 偽典構成・武勇を示せ、遍く世を巡る十二の宝具(ジュワユーズ・オルドル)」!

 

 

 達也が、ようやくのことでそんな納得をしていた時に、その城砦……剣などの切っ先、槍の穂先、戦斧(せんぷ)の三日月刃から幾重にも色彩豊かなレーザーが放たれる。

 多くの武器を横に広げて放つことで圧倒する蹂躙戦術。

 

 織田・徳川連合軍の三段撃ちも同然に、遠吠え―――超音波と突進で刹那を害そうとするトルバランの突進を受け止めた。

 受け止めると言うよりも、完全に圧殺したと言える。言い方は変だが、中世の戦いをしたトルバランを『近代の戦い』で封じたようなものだ。

 

 はっきり言おう……もう何でもありだな。アイツは―――。仮にこのジョーカーが切られた瞬間、敵対者にとっては『詰み』(チェックメイト)なのだ。

 

 呆れるように、その『魔剣城砦』(ツィタデレ)の攻略を諦めた。可能なのは、このジョーカーが切られる前に刹那を封じることだろう。

 

「まぁセツナ曰く『これを余程の時でもない限り使うのは大人げない』とか言っていたから、『命』を狙わない限りは、あれらの宝剣がアナタを狙うことは無いわよタツヤ?」

「肝に深く銘じておくよ」

 

 見抜いているリーナに苦笑の嘆息してから、状況を再度確認。

 

 既に壊滅状態の新ソ連の特殊部隊。そんな中―――。作戦通りのことが行われた。

 

「合図だね」

 

「確保するぞ」

 

 

 噴煙、粉塵、硝煙の限りで視界不良の中で刹那から魔力の合図が空中に飛び、真田・柳が先行して滑降するかのように『跳んでいく』。

 

 飛行術式ではなく、移動魔法の限りで飛んでいった二人に追随するように、他も飛んだり跳ねたり……とは言わずとも軽快に移動していき、刹那の魔力拘束帯で縛られていた連中を確保していく。

 

 簡単にだが調べると、秘匿情報でありながらも表示されたものを信じれば、かなりの高級将校を捕えていたことが分かる。

 官階的なもので言えば中佐程度なのだが……。

 

 

「敵性は殆どが駆逐されたようだが―――、どうする?」

 

『………『大物』がまだ残っている。別働隊は九大竜王の連中が何とかしてくれるそうだがな』

 

 煙の向こうから刹那の声が聞こえたが、大物という言葉で―――確かに一台だけ厳重に物理的かつ魔力的にシールドされたトラックがあることに気付く。

 

 周囲に刹那の飛ばした剣が散らばっていることから察して、何とかしようとして弾かれたということなのだろう。

 何かの呪文で周囲の煙が散りはてて、周囲を詳細に見ると、まるで絨毯爆撃でもくらったかのようになっているアスファルトの路面に、横にあったことで燃え盛る木々。

 

 人家が無い分、まだいいのだが……あれば見るも無残な惨状が広がっていただろう。

 

 

 ……数多の武器を墓標にして、中世の古戦場を思わせるものから―――死体が消え去る。

 

 達也の分解では無い。空気に混じる―――殺意。そして盛大な魔力の波動。既に新ソ連の特殊部隊―――正常に生きている人間など一握り。

 

 そんな中に―――。桃色髪の女が、いつの間にかトラックの上にいた。その女―――そこから眼だけで達也を掴みとらんとする何かを感じる。この感覚―――間違いない。

 

「出やがったな。化け物女……!」

 

 刹那は、忌々しげな声と共に弓を出して剣を番える。達也も魔法を掛けるべく、特化型CADを向ける。

 秒で放てるはずのそれに対して、コヤンスカヤは一切構わなかった。

 

「掛けまくも畏き 伊邪那岐大神 筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に 禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓戸の大神等 諸々の禍事・罪・穢 有らむをば 祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと 恐み恐みも白す―――封呪解放」

 

 一切構わずに祝詞を唱えると、サイオンの鎖と言うべきものが外れてトラックが解放状態となる――――。揺れ動くトラック。

 

 中には何かがいるに決まっている。そして達也の眼は、それを詳細に見届けた。

 

「百腕の巨人?」

 

「へカトンケイル!!」

 

 達也の疑問の言葉に返すと同時に、刹那の『射』。距離としては30m程度を走る剣弾。

 

 恐らくコヤンスカヤかトラックの化け物か―――判断が付かなかったのだろうが、今となってはどうでもいい。トラックをひしゃげながら、窮屈な場所から勢いよく出てきたトルバラン7m級よりも若干デカい、10m級の化け物の登場。

 

 己が収められていたトラックの爆砕をバックコーラスにして遠吠えを上げる『へカトンケイル』の登場で、第二ステージの開幕となるのだった……。

 

 

 


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