宇多見文人十八歳、独身、男性。某県のマンションの一室を借りて一人暮らしで、ペットにミニチュアダックスフンドが一匹いる。職業は作家。

 ——以上が俺のプロフィールである。

 まあそんな事はどうだっていい。この小説にそんな事は瑣末でしかない。

 それより、この小説で大事な事は、だな。

「ご主人さまー! 朝ごはんをお作りしたのでおりてきてくださーい!」

 うちのミニチュアダックスフンドが、ある日の朝幼女になっていた事だ。
  一吠え目っ! お犬様が人?()
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