宇宙戦艦作品の技術考察(銀英伝中心)   作:ケット

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精神技術・麻薬・宗教

『彷徨える艦隊』と『銀河英雄伝説』の大きな違いに、尋問室があります。

 要するに巨大なウソ発見器。

 まあ『彷徨える艦隊』の政治家や優れた士官は、それをごまかすテクニックを知っています。でも尋問する側もそれを知っているのでいたちごっこ。シンディックでは、どこにウソ発見器があるかわかりません。司令官の机や、変哲もない部屋がそのままそれだったりします。

 

『銀河英雄伝説』でも一応自白薬はあります。それには死に至る副作用があるようで、皇室がテロにさらされケスラーが切れたら濫用されて多くの犠牲者を出します。

 ついでに何百年も社会秩序維持局が残虐の限りを尽くしていて、地球教の正体も暴けなかったほどの無能もあります。……いくら注意していても、無実なのに拷問される人も多いでしょうし、その中に当たりがいなかったわけがないでしょう……実際には拷問・自白剤の技術は相当低かったか、抵抗技術が高かったか、常に最上層に信者がいてまずことを話しそう人は事故死させてしかもばれなかったか、と推定できます。

 副作用がなく信頼できる自白剤がないことも……『ヴォルコシガン・サガ』にハイポスプレー(無痛注射器)の即効性ペンタと呼ばれる絶対自白薬があります。

 マイルズの継子はハムレットの筋を聞いて、ハイポスプレーですぐわかるのに、と言ったものです。

 

『宇宙軍士官学校』では精神感応技術は、自白剤代わりにも使われています。

 主人公を狙ったテロをきっかけに、内心の自由すら侵害する捜査法が容認されるようになりました。

 また、その技術は光より速い即時通信、脳とコンピュータを直結するマウスやキーボードよりずっと速い命令入力技術、遠距離での会議技術、戦闘中の精神加速などに使われます。

『彷徨える艦隊』の遠隔会議技術も結構重要かも。

『レンズマン』では思念波防御のいたちごっこは当然です。

 

 拷問技術も様々な作品ごとにいろいろありますが、不快すぎる話です……

『銀河英雄伝説』のダイヤの針とか有角犬とか、『ヴォルコシガン・サガ』のリョーバル大豪の健康ランドとか、もろもろ。

 特に、作者・編集者・出版社の目線から見れば、強い刺激を与えることができる、性的読者サービスの代用品にもできます。特に子供を拷問するのは。

 実際にはある程度以上の拷問は人間を破壊し、能力をなくさせるといわれますが、ストーリー上それは見られません。『スターウォーズ』のレイアもかなりやられていますが問題なく活動できています。

『ヴォルコシガン・サガ』ではマークの多重人格を形にすることで、その後の彼の行動なども大きく変えました。

 

 残念ながら人間社会にとって、拷問は重要な役割をはたしています。

 まず、人類は虐殺・拷問・強姦・文化財破壊が大好きです。だから拷問それ自体が報酬にもなります。

 明治維新後の警察も、とにかく多くの人を拷問し、完全に壊れた人間を多数作って見せしめとして、「警察が主人だ。絶対に逆らうな、心の底から恐れ従え」というメッセージを叩き込んで国家を作り上げました。戦中の特高警察もとことん多くの人を拷問し、生きて返すことで国家を変質させました。それは多くの国であることでしょう。

 多くの国では、国民が政府に、またギャングに従う大きい理由は拷問の恐怖ではないでしょうか。

 やる側からすれば、拷問は人間の心身を深く破壊できるため、支配欲をこれ以上なく満たせます。見せしめこそもっとも有効な、少数が多数を支配する技術だ……と考えられてもいます、真偽はともかく。

 罪と罰、それは呪術要素が強かった原始時代から人間社会を作っていましたが、拷問はそれを強くゆがめます……罪がない者を罰することにつながるので。同時に、呪術的な生贄の面も出ます。罪がない者を拷問し処刑することが、逆に目的にかなうこともあります。

 どの程度が真実かはわかりませんが、原始的な先住民が人食いの前に儀式的な拷問……何かを自白させるわけではないので単なる虐待……をする、ともされます。

 そのような風習を持つ異星人種族も見られます。

 拷問と強姦も深い関係がありますが、さすがにそこまで調べたり思い出したりする気には今のところなりません。

 もちろん強姦は、読者サービスとしては最強に近いものがあります。

 

 

 自白剤技術の先に、人の心を支配することもあるでしょう。

 人の心を支配する、機械的な技術があったらたまったものではありません。

『トリポッド(ジョン・クリストファー)』の異星人は精神支配に特化し、残忍な圧政を敷きました。その奴隷は、気候が違いすぎる異星人のドーム都市で働き、体力が尽きたら自ら処分場に行って熱線銃のスイッチを押して自らを消すほど支配されます。

『叛逆航路』の再教育は半ばタブーとされるほど恐れられています。

『三体2 黒暗森林』では証拠とは無関係な信念を人に刷り込む技術が発達しました。

『マルドゥック・アノニマス(冲方丁)』では独特の精神支配能力者が組織を広げています。

『彷徨える艦隊』では生物兵器にかかわった士官が洗脳処置を受け、指揮官が特殊な条件を満たした時のみそのことを言えました。その後も精神崩壊が進み、結局助けられませんでした。

『CYBERブルー(原哲夫ら)』では、レストランの普通に働いている従業員が、電話でパスワードを聞いただけで指示された客の飲み物に毒を入れるなどしました。様子を見るに、本人は自分がそんな存在だという自覚も何もない。

『現実』の近代法は、そんな技術や超能力がないことを前提としています。実際には近代法はものすごく多くの、無茶苦茶な前提でできています。人間を完全責任能力と禁治産に二分し中間を認めないなど、惑星を質点系扱いするよりもひどい。

 人を支配する、操る、変身する……それがあったら人は安心して暮らせないし、法体系も崩壊する。

 だから禁断であり、それだけでも完璧なディストピアを作ることができる。

 宇宙戦艦作品には、幾多の精神支配系超能力者が活躍します。『ファウンデーション』のミュール、第二ファウンデーション人。『ローダン』『クラッシャージョウ』『宇宙嵐のかなた』などなど。

 人はそれを恐れもします。

 

 その恐怖の一部は、麻薬にも受け継がれています。

 麻薬。これも多くの宇宙戦艦作品で重要な役割を果たしますし、『現実』を支配してもいます。

 アヘン戦争という歴史の節目となる重大な戦争を起こしました。また、麻薬戦争が第二次世界大戦後の世界秩序でどれほど重大な役割を果たしているか。

 様々な犯罪組織が、世界秩序・歴史の中でどれほど重大か、という問題も……これは陰謀史観に触れるため歴史家にとって極めて危険な門なのですが。少なくとも現代国際政治で、犯罪組織を無視するのは愚行です。

 

『現実』での麻薬は以前作物で検討しましたが、あらためて見回してみましょう。

 現在は合法である酒やタバコも、どう考えても依存性薬物です。さらに言えば、ギャンブルにも依存性という共通点があり、ポルノグラフィーにも禁止物という共通点があります。

 麻薬と宗教との関係もきわめて深いものがあります。香料や染料とも。幻覚剤を儀式に用いている宗教は、特に原始的な宗教に多くあります。

 さまざまなものを禁じるのは宗教の本質にかかわっています。イスラム教の酒、ユダヤ教の豚肉や口寄せなど。無許可な魔術そのものを禁じる、があらゆる禁止の本質にある。

 茶・コーヒーなどカフェインも軽い依存症があり、モルヒネ同様絶対禁止でなかったのは歴史の偶然でしょう。

 

 人間に影響を与える無数の、動植物が作り出す化学物質。その中に、特に依存性が強いものがいくつかありました。幻覚を生じるものも。のちには人工的に合成される物質もありました。

 そのいくつかが、近代化の過程で厳重に禁止されました。

 大麻。ケシから作られるアヘン・モルヒネ・ヘロインなど。中南米のコカの葉から作られるコカイン。合成された覚醒剤……

 禁止されるからこそ需要と供給で価格が上がり、多くの犯罪組織の収入源となりました。

 ケシやコカは文明の中心から外れた地が栽培適地であったこともあり、政府が機能していない国々で麻薬を生産する犯罪組織が膨大な収入を得、広い地域を支配するにも至りました。それはさらに国家を破壊し、中南米や中東の治安・政治・経済の水準を引き下げ内戦状態、多くの住民に対する恐怖支配を続けさせました。

『現実』の第二次世界大戦後の国際秩序は、麻薬の時代ということすらできるでしょう。

 なぜ近代国家が麻薬をあれほど厳しく禁止するのか、フロイトやホームズは平気で使っていたのに……という問題も興味深いです。

 アヘン戦争それ自体が、麻薬は国を壊すという恐怖につながったのでしょうか。

 麻薬は売春や賭博も魔術につながり、国家は本質的に許可のない魔術を厳禁する、たとえば旧約聖書の律法で占いや口寄せが厳しく禁じられている、と仮に言っておきますか。

 

 娯楽の中では、麻薬は人間を支配し、自爆だろうと何だろうとさせる、精神支配薬のような扱いも受けています。

 

 宇宙戦艦作品でも、多くの麻薬が重大な役割をはたしています。

 もっとも重大なのが『レンズマン』。レンズマンの主目的は麻薬との戦いだ、とすら言えそうなほど。

 合成できず超嵐の惑星で極端な生物から採取されるシオナイト、対照的にダウナー系のベントラムなど多くの麻薬が売られ、レンズマンはあちこちの星を股にかけて追い回しています。

 

『スターウォーズ』でもジャバ・ザ・ハットはスパイスと呼ばれる麻薬を扱い、ハン・ソロが追われる身になったことにも関わります。

『スター・トレック』にも多くの麻薬が登場します。

 

『銀河英雄伝説』を支配する、地球教の強力な資金源、かつ、多くの信者を深く洗脳し自爆テロリストにするのがサイオキシンという合成麻薬です。

 

『紅の勇者 オナー・ハリントン』でも狂暴化させる麻薬が使われました。幾多の麻薬からそれが選ばれたことが、黒幕の存在を推測させました。

 

『若き女船長カイの挑戦』の、ヴァッタ家の収益源の一つ、ティクは麻薬や興奮剤などいろいろな薬になります。

 

『ノーストリリア』は不老不死薬で、子供の小遣いで地球を買えるほどの金があります。

『デューン』のメランジは抗老化作用があり、また宇宙航行の核心でもあります。それが唯一得られるからこそ砂漠の惑星に高い価値があるのです。

 

 

 宗教も、まあアヘンという言葉があるのでここで……

 多くの宇宙戦艦作品で、宗教は独特の役割を果たします。

『現実』の歴史でも、宗教はとてつもなく重要です。

 中国は三国志を始めた黄巾の乱から、どの王朝も滅びるのは宗教反乱です。不思議と次の帝国ができた時には宗教は消えています。

 日本史でも寺の影響は強く、一向一揆が信長を苦しめました。明治維新は天皇を国教とすることで挙国一致・富国強兵に成功しましたが、その天皇教が狂信と化したことで敗亡に至りました。

 西洋もキリスト教が古代ローマ帝国滅亡の原因と言われ、また宗教改革は大乱を、さらに国民国家というシステムを生みました。

 イギリスの奇跡を起こした制度に、宗教改革の影響は膨大でしょう。

 大航海時代そのものに宗教の力は大きいものがあります。

 また、マルクス主義、そして国民国家そのもの、民主主義も、人権や人道も、それぞれ強大で狂信的な宗教と言ってもいいでしょう。

 

 宗教は、軍事集団を支配した時に恐ろしい力を出す。膨大な人間を集め、指示に従い確実に死ぬような敵に突撃させる死兵にすることができる。普通の、報酬で雇われた傭兵や脅迫された農民兵はそこまで戦ってくれず逃げてしまう。

 進化心理学的にも、宗教を信じやすい血族集団はまとまって激しく戦うから戦いで勝ってしまう、だから増えて、人類はみんな宗教を信じやすい遺伝子を持つようになった……とさえ考えられます。群淘汰の議論はあるにせよ。

 自爆テロを可能とさせることも、強い印象を与えます。

 ただし、宗教の支配は本質的に科学、試行錯誤と共存できません。核兵器を買うことはできても、新型の核兵器を作ることはできません。

 きちんと敵味方の戦力を計算し、長期的な政治を考えて戦うこともできません。「自分たちは道徳的に無限に高い、だから戦力も無限だ」が、宗教軍の本質的な前提であり、そうである以上いつか惨敗するのは避けられません。

 宗教軍の本質は、「心」100とできること。金も集められますが。「心」100だから勝ち目がない敵にも特攻できますが、まともな思考をする者は排除され工夫も発明もない。ただし、宗教がなくても同じ状態になることは多くあります。

 

『銀河英雄伝説』ではキリスト教などは核戦争で力を失っています。ゴールデンバウム帝国では北欧神話が復活していますが、どの程度敬虔でしょうか。

 また、帝国・同盟ともに、宗教反乱は確か書かれていなかったと思います。

 何よりも黒幕として膨大な力をふるった地球教。

 

 悪の宗教としての地球教の影響が随所に見られるのが『タイラー』です。オウム真理教事件の時代に書かれた作品であることもあります。

 大災害の襲来当初から皇帝アザリンを狙った暗殺教。何度も重大なテロを繰り返し、ついには大艦隊すら用意して繰り返しタイラーたちを苦しめました。

 その後、タイラーの親友が事故の衝撃から作った宗教も強大な軍備を持ち、繰り返し軍を破り、幾多の星系を占領しほぼ皆殺しにする凶暴さで恐れられました。

 それが滅びたのちも、タイラーが自作自演で作った犯罪組織は艦隊で武装する宗教団体の面も持ち、多くの惨劇をもたらしています。

 宗教はすぐ、強大な暗殺集団・犯罪組織・艦隊も持つ武装集団となる、というのが共通しています。

 

『銀河の荒鷲シーフォート』ではキリスト教がきわめて強く、シーフォートはやらかしたら修道院に入って祈り、危機が来て引っ張り出されています。

 

『デューン』は砂漠の民が強い宗教で動き、それがすぐ聖戦……ジハードに行くのではと予知能力がある主人公は苦慮しています。続編では結局はやらかしたようで……

 

『スターウォーズ』ではあちこちに様々な宗教があります。そしてジェダイも敵であるシスも宗教の面を持っていました。

 

『ヤマト3』ではシャルバート教が独特の影響を持ちました。非暴力・無抵抗主義という概念も『ガンダムW』などにも見られます。『完結編』でもディンギルは宗教の面が強くありました。

 

『死者の代弁者』は、エンダー自身の著書から多くの星に広がったある種の宗教があり、恒星間航法の都合で未来に移動するようになるエンダー自身もその聖職者として働いています。死者を悼む方法であり、神秘的な要素を含まない宗教です。

 また、スターウェイズ議会は多くの宗教の平和的共存に気を使っています。

 ルシタニアはカソリックからなる開拓地です。ほかにも星ごとに、様々な宗教があり、死者の代弁者であるエンダーは土着宗教に嫌われながら情報を集めることに熟達しています。

 エンダーが生まれる以前に産児制限を忌むカソリックが、産児制限が必要とされるほど人口が増えすぎた世界で禁教になったということがあり、一家の存在自体に宗教は深いかかわりを持っています。ビーンも宗教家に育てられました。

 

『レンズマン』や『キャプテンフューチャー』では宗教はあることはありますが、ちょっとコミカルな使われ方です。

 

 政権が、権力を強化するため宗教を用いることもあります。

『火の鳥 太陽編』では宗教が権力を得た体制と戦い、勝利した反乱者も人工的な宗教を作って支配しようとしています……それが、勝利者もまた前と同じように倒れると雄弁に告げています。中南米やアフリカで多く見られる寡頭制の鉄則そのもの。

 

 

 さらに言えば、国家そのもの、軍隊そのものも「人間を支配する技術」であり、狂信的な宗教でしょう。

 核兵器の配備。人類の滅亡よりも、国家の敗北の方が上。その集合論的には明白な矛盾を、誰にも感じさせない。行動に結びつけることを許さない。

 それは宗教でなくて何でしょう。

 

 マルクス主義も宗教です。同様に、資本主義・経済的自由主義も宗教でしょう。

 膨大な人間を餓死させ、奴隷として酷使できるのも、強い信念、良心を麻痺させる心の誘導がある……宗教の役割も大きいでしょう。

 何より、近代。近代の、軍。工場。その人を作る学校、刑務所、病院。

 それ自体が一つの、人間を支配する技術であり、宗教に近いものでもある……人を集める。並ばせ、立たせ、座らせ、歩かせる。高いところにいる人の話を聞く。命令に服従する。命じられたものを食べる。

 その起源には修道院も大きいでしょう。沈黙、服従、時間。慢性的な睡眠不足と労働。

 古代ローマ軍も、騎馬民族も、十人前後の小隊、集まって百人隊長に指揮される、という階層構造を取り、それが近代軍の基礎となりました。騎馬民族は、戦いにちょうど間に合わなければ負けるので時間厳守もあると言われます。

 そして、ヨーロッパ人が多くの奴隷を支配した、具体的な方法。

 中国が反乱まで膨大な人口を支配した方法。

 

 多くの銀河帝国が、人々を支配する方法。

 さらに言えば、多くの異星人種族も地球人と同様の軍隊構造を持っている。持っていない種族は戦争ができない。

 

 昔から、人類にとって統治と宗教は一体であり、それに薬物も加わっていました。

 少人数の狩猟採集民の集団は、神話を語り、歌い踊り、薬物があれば吸って幻覚を共有しました。宗教的な心理、そしてともに歌い踊ることでできた一体感で戦いました。

 そして大きい宗教の作り方は、同時に奴隷を支配する方法と一体化して帝国が作られました。多くの帝国は宗教と一体でした。

 それから宗教と政治が分離して近代国家が生じ、国家自体が宗教のように多くの人を支配して狂信的に戦わせました。

 その近代国家は薬物や宗教と複雑な関係を続けています。

 現代の、民主主義の危機には、広告企業が膨大なカネで人間自体を解析し、大金を出した候補者はCMで確実に勝ててしまうことがあるとさえ言われています。

 ヒトラーはラジオ、ケネディはテレビで勝ったとも。

 

 宗教。薬物。そして、人を支配する方法そのもの。情報伝達。教育。統治そのもの。

 それらはどのように絡みあっているのでしょう。

『現実』の人は、実際にはどんな乗り物に乗っているのでしょう。先進国人だけではなく、国家が機能していない途上国の人々が乗っている乗り物は何なのでしょう。

 

 幾多のSFの国々は、いったい何なのでしょうか。


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