二次創作2本目です。

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六号「アリスがセクサロイドになった」

六号「え……? セクサロイドになった?」

アリス「ああ、そうだ。お前、報告書に自分をアップデートしてほしいって書いてただろ?」

六号「確かに書いたけど」

アリス「それをリリス様が曲解して、お前が自分に発情したと受け取ったらしい。他の惑星に行ったんだから、性欲が溜まっていても無理はないってさ」

六号「それで性交機能が追加された…と」

アリス「ああ、そうだ。一発試してみるか?」

六号「……いや、やめとくわ」

アリス「なんでだ? お前、ぶっちゃけ自分のこと好きだろ」

六号「好きじゃねーよ! 感情も持たないロリアンドロイドなんかに恋心を抱くほど人として終わってねーぞ!」

アリス「……そうか。アップロードされたお陰で、見た目や体型も自在に変えられるようになったが、興味がないとは残念だ。この機能は無かったことにして欲しいとリリス様に……」

六号「おいお前なんで今まで黙ってたんだよ。そんなこと聞いたら俺だって今までと考えが変わるわこんちくしょう。早くヤらせろ。最近いつもお前が同じ部屋にいるから自家発電できなくて困ってたんだ。ほら、早く」

アリス「まったく、お前はキャラがブレないな。そうがっつくと女にモテねぇぞ? まあ、モテた試しなんて一度たりとも無いだろうが」

六号「この際お前がいてくれればそれでいいよ。この間気絶したときに下の世話までしてくれたんだ。お前が近くにいてくれれば、それだけでいいんだ……ってことで、早くヤらせろ」

アリス「お前、人としてそれでいいのかよ……」

六号「プライドより欲望に忠実であるべきなのが悪の組織の戦闘員なんだよ。ほら、キサラギのマニュアルにそんな風な事が書いてある。で、自在に身体を変えられるって……ほんとになんだってできるのか?」

アリス「ああ。お前がよくセクハラしてる近衛兵の女にだって、キサラギの幹部連中にだって、スノウやロゼにだって、誰にでも変幻自在だぜ?」

六号「……マジか。じゃあ、アスタロト様の姿になってくれ。あ、少し気が強いいつもの性格で頼むぞ? いつも通りの方がリアル感が増して興奮する」

アリス「了解だ、相棒。準備するから、目隠しをしておけ」

 

 

六号「そろそろか?」

アリス「……ああ。目隠しを取ったら、目の前にアスタロト様のアソコがある。さぁ、目隠しを取ってみろ」

 

……目隠しを取った六号が目にしたのは、ギンギンになった怪人トラ男さんの、ギンギンに逞しくお育ちになったトラ男ジュニアさんだった。

アーメン。

 

…end



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