宇宙艦これヤマト2199 人類最後の希望の艦隊の物語 作:コスモゼロ
彼女達は、再びワープをしようとしていた。
※今回は、ヤマトのみでストーリーが進みます。ほかの艦と合流するのは次回になります。ご注意ください。
「これより、ワープに移行します。各艦、衝撃に備えて下さい。」
すると、ソウリュウが
「何か、もう慣れたよね。」
アカシやムツも同じく
「確かにそうだね。」
「初めてワープした時はちょっと大変だったけど、2,3回やっちゃうとね。」
「皆さんしっかりしてください!今までは成功していましたが、ワープはかなりのリスクを伴っているんです!何時何があっても良い様に備えていないといけません!」
ヤハギやフブキはヤマトに賛同してくれた。
「その通りだ。私達はまだ2,3回位しかやっていないんだ。誰かが別の場所に行ってしまう可能性もあるんだ。」
「そうですよ!失敗したら誰かが死んじゃう可能性もあるんですよ!」
ソウリュウ達は
「気を抜きすぎていたのは認めるけど、多少はリラックスしても良いんじゃないかな?」
と、相変わらず楽観主義だった。
「ワープ開始します!……、ワープ!」
「ん、……」
ヤマトは異変に気付いた。本来ならばここら辺の自分達の時間は止まっているはずなのにも関わらず、ヤマトは動けているのだ。
「お、おかしい。何で動けて……。」
ヤマトは腕の時計を見てみた。その時計は、何時も道理に動いていたのだ。
だが、理由は分かった。
ヤマトも馬鹿ではない。ただ単に、宇宙の知識が乏しいだけであり、艦娘の中では一、二位を争う頭の良さを誇るのだ。
「周りに仲間が見えないところを見ると、私だけがこの空間に居て、皆と同じくワープ中でわあるものの、1ナノ秒の空間に居ると言うわけね。その影響で私はこの空間で意識があり、動けているわけね。」
理解した直後、ワープアウトするが、凄まじい衝撃がヤマトを襲う。
「くっ!……」
ヤマトが出現した、いや、ワープアウトした空間は、よく分からない空間だった。
「一体、この空間は………、っ!推力が低下している!?そんな!波動エンジンからエネルギーが漏れている!?おかしい、本来なら真空から無限にエネルギーを生成するのに………!、まさか!この空間では、逆に放出してしまう!機関を止めれば多少は流出が抑えられるはず……」
すると、ヤマトの帽子についているレーダー機能に反応が有った。
「前方に浮遊物体?………、こ、これは……。成る程、此処に迷い込み、行き場が無くなりここで無くなったガミラス艦ですか。」
アナライザーから通信が入る。
「何?アナライザー。」
『前方に、ガミラス艦』
ヤマトが前を見ると、確かにタ級、いや、ケルカピア級巡航戦艦が居たが、生きていた。
「!、アナライザー、あのメルトリア、生きてるわ!」
次回、宇宙艦これヤマト2199第三章最終話「共闘せよ!地球・ガミラス、次元断層脱出作戦!」
人類滅亡まで、後、318日
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ヤマト「予定道理七日に更新しましたね。」
うん、
ヤマト「あの、」
はい、
ヤマト「私の帽子に触れるの遅くないですか?」
すみません。
ヤマト「レーダー機能だけなんですか?」
いえ、主砲やミサイルの照準装置も備えています…
ヤマト「それだけですか?」
その他には、ホログラム投射による航路確認、現在地の確認。ガミラス語の翻訳機能(地訳、ガ訳)があります。
ヤマト「成る程、では、作者さんは罰としてバイカル湖の上下7往復の刑に処します。それでは、さようなら」
あの、凍死するんだk……