宇宙艦これヤマト2199 人類最後の希望の艦隊の物語   作:コスモゼロ

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敵を潜宙艦と断定し対処を始めたヤマト艦隊。ムツの提案した亜空間トランスデューサーを応用した亜空間ピンガーがトレースされる。
ヤマトは、反対されていた亜空間ソノブイの投下を行うため、シーガルを発進させる………




潜宙戦、始め!

「シーガル、ソノブイ投下開始してください!」

 

ヤマトが、自分から発進したシーガルに対して命令を出す。

しかし、反対していたイセからは反論が来る。

 

「ヤマト!どういう事!」

「トレースされたピンガーは当てに成りません。ソノブイなら、位置がバレずに叩くことができる。だから、カモフラージュの為にもシーガルを出したのです。」

「貴女ねぇ!」

「此方ヤマト、シーガル、敵射線を確認できしだい、データにてこちらに送られたし。」

 

『此方シーガル、了解』

 

「シオイさんは、一、二番に次元魚雷を装填して、次元雷撃戦に備えてください。」

 

『了解』

 

「ヤマト、データ来たよ!」

「有り難う、ソウリュウ。対空迎撃!」

 

『此方シオイ、敵潜確認、攻撃許可を』

 

「了解しました。一番は牽制、二番は艦首を。それでまだ抵抗するようでしたら、撃沈を許可します。」

 

『了解。一番発射!』

 

ヤマト達からは見えていない次元断層で、シオイの放った、無誘導牽制魚雷が走る。UX-01は、予想道理回避し、二発目のコースに入った。が、敵も魚雷を撃つ。これは牽制では無く、シオイへの直撃コースだった。

 

「くっ、二番、データ入力緊急変更。目標敵魚雷!ヤマト!そっちに二本魚雷が行った!」

 

『分かりました。』

 

「二番、ってーー!!」

 

シオイの放った魚雷は、敵の放った魚雷に命中し、爆発を起こす。これによって、聴音は出来なくなる。しかし、シオイは、自分の勘を信じて、予備装填をしていた三番を放つ。すると、再び命中音がなる。駄々もれの通信からは、敵の潜望鏡をやったと言っている。

 

「あ、危なかった~~~~。っと、報告報告。此方次元断層シオイ。多少ハプニングは有ったが、目標の攻撃力の奪取に成功。間も無く浮上すると思われる。これより私も完全浮上にて艦隊に合流、以上。」

 

『此方ヤマト。了解。お疲れ様でした、シオイさん。』

 

ヤマト

「皆さん。シオイさんが完全浮上を完了すると同時に、最大戦速で現宙域を離脱。その後、ワープで敵を振り切ります!」

 

「シオイの完全浮上を確認!」

「最大戦速!全艦、ワープ準備!!」

「ワープ準備完了!!」

「ワープ!!!!」

 

ワープ直後、艦首が破損したUX-01が浮上してきた。

 

「ヤマトは確認できず。逃げたな……」

 

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「ワープ完了」

「全艦ワープアウト。各艦に損傷は認められない。」

「了解しました。これより二週間、対潜警戒を強化してください。」

「「「了解!!」」」




次回、第四章第三話「始まり」
人類滅亡まで、後、311日

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ヤマト「UX-01は、個人的には格好いいと思うんですよ。」

それは思った。

ヤマト「いきなり話変わりますけど、次回はどういう話なんですか?」

魔女は囁くの前置き(古代と雪のイチャイチャ)をやって、二人がヤマトを元に戻す話しです。聞かれる前に言うと、ソウリュウたちも記憶のやつやられるけど、ガミラスに名前がバレてるのはヤマだけだから、ヤマトだけが連れていかれそうになってる(設定だよ)。

ヤマト「そうですか……。眠ってる皆さんはどうするんですか?」

バランの遺跡でミレーネル死んじゃうから、皆のやつも解けるよ。

ヤマト「成る程」

それではまた次回

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