宇宙艦これヤマト2199 人類最後の希望の艦隊の物語   作:コスモゼロ

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ドメル、ヤマト共に七色星団に突入し、既に見つかっていることを知らないヤマト艦隊。ドメルは航空隊による奇襲を考え、ヤマト艦隊の航空隊を誘き寄せる。

今此処で、この旅で3本の指に入る壮絶な戦いが、幕を開ける!!

※今回、ガミラスの回想を挟みます。その際は、イタリア語ではなく日本語でやります。


決戦七色星団!!〔中編1[敵航空隊の猛攻]〕

「アルファ2は、右舷1格カタパルトで待機を、ファルコン、全機発艦!!」

 

(一○○加藤、発進する!)

 

「イセとソウリュウも航空隊を」

 

『了解』

『何機かは防空用に残すよ』

 

「お願いします」

 

---回想---

 

「エルク、君には辛い思いをさせた。」

「いえ、総統が御無事で何よりです。それよりも総統、私に、一言御命じ下さい。ヤマトを討てと」

「やって、くれるかね」

「自分は、総統と帝国に忠誠を尽くす軍人です。総統のご命令と在らば」

 

「…そうか、では、我が友エルクよ、二つ程頼みがある。」

「何でしょうか」

「艦隊の誰でも良い、一隻、連れてきてくれ。それと、ヤマトに乗っているイスカンダルの姫を、此処に。私の猟犬を貸そう。頼むぞ、エルク」

「ザ・ベルク」

 

--------

 

「艦隊、輪形陣!!対空警戒を怠るな!」

 

ガ軍

「Il primo corpo d'attacco, distrutto!Invita il corpo aereo nemico e dirigi la seconda squadra d'attacco alla flotta Yamato(第一次攻撃隊、発艦!!敵の航空隊を誘き寄せ、第二次攻撃隊をヤマト艦隊に向かわせる)」

 

航空隊

(有視界で戦闘なんて、まるで大昔の大戦みたいじゃないですか………ん、隊長!10時方向下方に敵機)

(あぁ、全機、突撃!命落とすな、敵落とせ!!)

(((了解!!)))

 

ファルコン隊が突撃すると、激しい航空戦が始まる。

その戦場は、164年前の深海棲艦航空隊との戦いや、254年前の第二次世界大戦の航空戦を彷彿とさせるような、敵味方入り乱れた激しい機動戦だった。

 

ガ軍

「Attira le truppe nemiche verso il successo !!(敵部隊の誘引に成功!!)」

「Corpo d'attacco secondario, partenza!(第二次攻撃隊、発進!)」

 

帽子が紫色の空母ヲ級もといランベアから爆撃機が発艦し、艤装が白銀のドメラーズⅡ世の前に集まる。

 

「Il secondo gruppo di attacco è entrato nell'intervallo.(第二次攻撃隊、射程に入りました。)」

「Macchina per il trasferimento di sostanze istantanee, irradiazione !!(瞬間物質移送機、照射!!)」

 

ヤマト

「敵機、直上!?」

「嘘!」

「ソウリュウ、何で今まで分からなかったの!」

「わからない、突如現れて……」

「貴女それでも」

「イセ!今は言い合っている場合じゃないの!全艦、対空砲火!ってー!!」

「数が多い!!押さえきれない!」

 

すると、敵の攻撃隊から放たれた爆弾により、イセ、ソウリュウ、ヤマトのレーダーが大破する。

 

「レーダー大破!目を潰された!!」

「左舷一格カタパルトに被弾!二番副砲応答してください!」

「第二艦橋に被弾!生存者、応答して!」

「工作機器に損傷!友軍の修復できない!」

「一、二番砲塔に被弾!敵攻撃隊を抑えられない!!」

「二番砲塔に被弾!!駄目です!弾幕張れません!」

 

(ヤマト、こちらアルファ2山本、発艦する)

 

「お願いします!!」

「対空、手を緩めるな!!」

 

(好き勝手してくれちゃって!!)

 

「加藤隊長!聞こえますか!?こちらヤマト、現在、本艦隊は敵の集中攻撃を受け、被害甚大!イセの直掩隊が奮戦するも、攻撃が激しく対処が追い付かない、至急艦隊防空任務に当たれ!」

 

『了解!』

 

山本や、ヤマト達の粘りも有って、敵の攻撃隊は撤退する。

 

「どうするの、ヤマト。レーダーが潰された今、私達にできること何て……」

「有ります。まだ、自分達に出来ることは」

「何よ!爆撃を受け、敵が撤退しても、敵の接近すら察知出来ないのよ!」

「『目』です」

「目?」

「そう、目です。私達にはまだ、自分の目があるじゃ無いですか。自分の目を使って、敵を探すんです。」

「……………、そうね、冷静じゃ無かったかも。やれるだけやる。生きて、絶対にイスカンダルヘ行く!」

 

ガ軍

「Capitano Fraken, scosse gli occhi di Yamato. Disconnettere il cliente.(フラーケン艦長、ヤマトの目を潰しました。お客さんを切り離します。)」

(Capisco Quando l'intera nave è emersa, mettilo nel suo culo[了解した。全艦浮上、奴の尻に着ける。])

( Oh !! Dimension Tank Bro !![よっしゃ!!次元タァンクブロォ])




次回、宇宙艦これヤマト2199第六章第三話「決戦七色星団!!〔中編2[敵弾直撃!?絶対絶命ヤマト艦隊]〕」

人類滅亡まで、後、252日

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヤマト「作者さん。何故縛られているか、解りますね?」

解りません……

ヤマト「前回の投稿からどれだけの日数が空いたと思っているんですか」

すみません……

ヤマト「理由は?理由は何ですか?」

勉強と、ちょっとしたスランプの様な状態に………

ヤマト「で、次回は誰が拐われるんですか?」

さ、さぁ?楽しみにしとかないと、勿体無いよ。

ヤマト「駆逐艦だったら、また長門さんに絞められますよ」

ひ、ひぃ、もう、あれは嫌だ

ヤマト「さぁ、教えて下さいさぁ!!」

〇〇です。

ヤマト「へ?」

だから!〇〇です!!

ヤマト「死にます?」

いやぁーーーー!!

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