宇宙艦これヤマト2199 人類最後の希望の艦隊の物語 作:コスモゼロ
急げヤマト!地球は今……!
※最終話ですが、何と此処でも、サイレント・レイ様の御厚意により、在る一人の艦娘が特別出演して頂ける事と成りました。先に、お礼申し上げます。有り難うございます。
※前話に、デウスーラコアシップ脱出の描写を追加しました。宜しければ、そちらも読んで頂けると幸いです。
又、本話の一部にて、艦長室のシーンが出てきますが、そのシーンのみ、妖精さん基い乗組員の声を通常の「」で書かせて頂きます。ご了承下さい。
「無事で良かったよ。ヤマト。」
「えぇ。お待たせしました。」
ヤマトがゲートから出てきた事で、艦隊は安堵に包まれていた。
「さあヤマト、帰ろう。」
「はい。全艦、最大船速。地球へ帰還します!」
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「副長、先程の戦闘の報告をお願いします。」
(了解。…、先の戦闘での艤装の損害は軽微。負傷36、戦死17。森船務長も負傷し、意識不明の重体です。)
「そう、ですか……。先生、回復の見込みは」
(残念じゃが、奇跡でも起こらん限り………)
(奇跡は、起きるものでは有りません。)
「(?)」
(奇跡は、起こすものです。)
〔雪ちゃん。貴女はまだ死んじゃ駄目な人ですよ。だから……〕
「ヤマト、どうかしたの?」
「へ?」
「皆心配しているわ。さっきから変よ。」
「………いえ、何でも有りません。艦内の状況を調べていただけですから。」
「それなら良いんだけど。」
「ヤマトさん!地球との通信が回復しました!」
「本当ですか!?」
「はい!直ぐに繋ぎます!」
『………マト、ヤマト聞こえるか!ヤマト作戦本部長の藤堂だ!』
「此方ヤマトです。」
『おぉ、繋がったか。』
「現在我が艦隊は、イスカンダルにて受領したコスモリバースを持ち、地球へ向け帰還中で有ります。」
『それは本当か!?イスカンダルは幻では無かったのだな!よくぞ……、よくぞやってくれた!』
『この1年近くの間、我々は待った。歯を食い縛り、君達の帰艦に希望を繋いで待ったのだ。』
『君の艦長は。沖田君はどうなのだ。』
「……、艦長は、遊星爆弾症候群を再発されて、艦長室の方でお休みに成って居ます。」
『そうか……』
『ヤマト、土方だ。雪はどうしているかな。』
「森船務長は………、戦闘にて負傷。現在」
ヤマトが報告をしていると、音声と映像にノイズが入る。
『どうしたヤマト。聞こえているか。ヤマト君!』
その言葉を最後に通信は途切れた。
「すみませんヤマトさん。まだ超空間リレーが不安定です。開発中の物なので、時間を下さい。」
「判りました。相原さんも、アカシさんを手伝ってあげて下さい。」
(了解!)
「でも、帰ってきたんだね。私達。」
「えぇ。帰ってきたのよ」
「皆さん。太陽圏が近くなって来たからと言って、気を抜いては行けません。」
「え?あ、うん。ごめん、ヤマト」
〔やはり、亜空間ゲートを出てから、ヤマトの様子がおかしく感じる………〕
「で、でも、これで私達に乗ってる妖精さんの家族や、私達の家族の安否が判りますね。」
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「ヤマトさん!地球に着いたら皆でパーティーしませんか?」
「パーティー、ですか……。良いですね!なら、料理は私が作りましょう。」
「え~~、私との約束はどうなるの~~。」
「その時は別な物を作りますよ。楽しみにしていて下さいね。」
「はーい」
「そういえば、発進の時に二人でそんな話してたよね。」
「イセさんも一緒にが良いですか?」
「いいえ。どうぞお二人で仲良くして下さいな。」
「アマツカゼさん。良いんですか?貴女は……」
「言わないでハマカゼ。良いじゃない、好きな人が楽しそうにしていれば……。」
「でも」
「良いの。私は別にそこまで嫉妬深くないもの。」
「そうですか……」
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「…では」
(あぁ。森船務長を自動航法室へ移動させて延命措置を取る事が決まった。)
「確かに
(艦内での回復は希望が持てない。それにこのままだと、彼女の体が地球まで持たない可能性が高い。現状維持の為の一時的な措置だ。)
「…………、判りました。宜しくお願いします。」
[航海日誌]
〈意識不明の状態に在る森船務長を、真田副長の発案で自動航法室に移した。現在は、医務科の原田女医が定期的にバイタルチェックに来ている。森船務長と関わりの深いで有ろう古代戦術長は、無理に元気に振る舞っている。状況も相まってとても不安だ。
艦隊の状態はとても良好。ガミラスが追って来ないというのは、乗員、艦娘共に安心する事が出来ている。
艦隊はワープを繰り返し、間も無く銀河系内へと突入する。
そういえば最近、艦内では話題になっているとある事がある。
それは、艤装内に現れるという、防衛軍の服装をした男の幽霊の話だ。〉
「国連宇宙軍第1艦隊所属、イソカゼ型突撃宇宙駆逐艦ユキカゼ艦長、古代守3佐………。冥王星沖海戦にて戦死。二階級特進。最終階級は1佐、か。」
「ヤマト何を調べてたの?」
「古代君のお兄さんの事を。」
「何で?」
「何でと言われても………、ふと気になったとしか。」
〔今までは特に気にならなかったのに、何故今になって急に………〕
「そっか。それより、司令の容態はどうなの?」
「それは………」
「それは私も気になるよ。ヤマト」
「イセまで………。判りました。イセとソウリュウの二人には話しておきます。」
「「……」」
「正直、艦長の容態は芳しくありません。佐渡先生も毎日の様に診察して下さってますが、悪くなる一方で………」
「そんなに悪かったんだ……」
「まだヤマトが目を覚ます前、司令部でとある噂を聞いたの。遊星爆弾症候群は現状では、治す術が無いと。」
「私は…、艦長に死んで欲しくありません。」
「ヤマト………」
「でも、それは難しい話な
「難しい話なのは判ってます!でも、沖田さんは、私にとってお父さんの様な人なんです!亡くなって欲しくないんです………」
「「………」」
「すみません。声を荒げて。」
「いいえ。私も、少し正直に話しすぎたわ。」
「誰も、沖田司令には亡くなって欲しくないよ。あの人が居なかったら、何処で私達が沈んでいたか判らないもん。」
「……、有り難う二人とも。」
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アカシとオオヨドの努力の甲斐あって、地球との交信が行える様になった。
しかし、艦隊、艦内では、様々な空気が入り乱れていた。
全員に吉報が待っている訳では無い。物語の様に上手く事は進まないのだ………
「フブキ………」
「お父さんが死んで、家には年老いたお母さん1人。このままじゃ、いずれお母さんも……」
「だ、大丈夫よ!私達は絶対間に合う!地球も、フブキのお母さんも、私達が救うのよ!」
「そうですよ!私達は地球の希望なんです!前を見て、一刻も早く帰艦できる様にしなければ!」
「アマツカゼちゃん、ハマカゼちゃん………。うん、頑張らないとだよね!」
「駆逐艦の皆は頼もしいわね」
「そうですね。」
「ねぇハルナ。」
「何でしょうか?ムツさん。」
「キリシマとは、話せたの?」
「…はい。アカシさんがモニターを回して下さったお陰で、久し振りに。」
「そっか………。あの子、元気だった?」
「はい。とても元気でした。………お姉様方や私が居なくなってから随分と時間が経った様に感じます。」
「そうね………。フソウやヤマシロが沈んで、私が何故生きているかも判らなかったわ。」
「そうですね……。私が沈んでいたら、キリシマは1人ぼっちでした……。でも、でも私、わたし、生きててよかった。本っ当に、生きてて、よかったです。」
そう言ったハルナの瞳からは、涙が流れていた。
心から嬉しそうに、大粒の涙を流して。
「えぇ、本当にね。私も、"あの子"を1人ぼっちにせずに済むわ…。」
ムツの瞳にも、涙が溜まっていた。
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「ヤマトさん。ヤマトさん。」
「何ですか?アカシさん。」
「通信が回復して少し時間が経ったので、軽くメンテナンスをしてみたんです。」
「本当ですか。有り難うございます。アカシさんとオオヨドさんにはお世話になりっぱなしです。帰ったら足向けて寝られませんね。」
「いえいえ~。……じゃなくて、メンテナンス中に、交信履歴を確認してみたんですよ。」
「はい。」
「そしたら、…妙なノイズと言うか、音声と言うか、よく分からないものが紛れていたんです。しかも」
「しかも?」
「発信源が月のコペルニクスなんです。」
「コペルニクスクレーターですか………」
「はい。…しかもそこは、空間騎兵連隊の拠点の有った場所何です。」
「では、空間騎兵の生存者が…?」
「それが………、国連宇宙軍の識別コードとは違うものの様なんです。」
「………行ってみますか。」
「…へっ?」
「行きましょう。」
「いいいいい、行くんですか!?」
「えぇ、行きます。」
『艦隊全艦へ、ヤマトより通達します。現在、月のコペルニクスクレーターにて、微弱な音声信号らしき反応を確認。救難信号の可能性も考え、地球降下前にコペルニクスクレーターに向かいます。』
『『了解!』』
「え、えぇ~~……」
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「"結婚式"ですか。」
(あぁ、嫌がる加藤を説得するのに苦労したよ。)
「あ~、何か想像出来ますね。」
(あいつは古風だからなぁ)
「そうですね。お家はお寺さんでしたっけ。」
(そうだ。だから[するのはいいが、俺は袴だ]って譲らなくてさ。まぁ、何にしても、目出度いのは良いことさ。)
「…そう、ですね………」
〔古代君。君は、君はどうなの……?〕
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航海日誌
〈先日判明したことだが、古代1尉の勧めで原田真琴、加藤三郎両名が、結婚式を挙げるそうだ。佐渡先生の話では、原田女医のお腹には既に、子供が居るとの事。これは大変目出度い。因みに、
幸せな空気が蔓延しているが、私は古代1尉のメンタルが心配だ。今森船務長が亡くなりで
pipipi pipipi
(…ザザッ…ヤマトさん!聞こえますか!ヤマトさん!)
「原田さん?どうしまし」
(森さんが、森船務長が)
"亡くなりました"
「……………………………へ??」
「な、な、な、亡くなった……………?」
(…っはいっ………。たった今。一瞬息を、吹き替えして…………)
そこからの言葉は、良く覚えていない。
全く耳に入らなかった。
ただ一つ、思った事は、
"どうして今なのだろう"
と………
世の中は残酷だ…。生まれて来る命も有れば、消え行く命も有る………。
後少し…、後少し持ってくれれば……
次にヤマトの耳に入ってきた言葉は、古代の言葉だった。
(真田さん。…この事は、伏せておいて下さい。)
「どうして…」
(やっと地球に帰れるんだ。もう皆に、悲しい顔はさせたくない………。)
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後日、艦内左舷展望室にて盛大な結婚式が行われた。
ただ、私は余り、喜ぶ事が出来なかった…。
「古代守って………、古代1尉のお兄さんですよね?」
(あぁ、そして、俺の親友だ)
(システムの中核が、あの古代君だって言うんですか?)
(論理的に考えた末導き出した答えだ。)
「まさか…、艦内の幽霊騒動って……。」
(先生、実は私、一度見たんです。非科学的と笑われるかも知れませんが………。あれは確かに、古代君でした!)
「"充分に発達した科学技術は魔法と見分けが付かない"か…」
(恐らく、イスカンダルで息を引き取った後、"何らかの方法"で
「いえ、私が、ヤマトがそのものなんです。」
(やはり気付いていたか…)
「えぇ、でなければ、会ったこともない人について熱心に調べません。」
〔だから、今貴方が何を考えているのか、私には判ります……。古代さん………そうでしょう?〕
《あぁ、申し訳ない。俺の我が儘を聞いてくれ》
〔…………〕
皆さん…、ごめんなさい………。私には止められないんです………。
《進。俺がお前にしてやれるのは》
"これくらいだ"
《
直後、突如として起動したコスモリバースシステムは、艦内の浄化と再生を始めた……
「ヤマト!どういう事!これは!何故止めないの!?」
「イセ…………。もう、止まらないんです……。もう、止められないんです。」
「コスモリバースが使えなくなったら、地球は…!」
「待って下さいヤマトさん!今直ぐシステムの中核に………っ!」
「アカシ?どうしたの!?侵入できたんでしょ!?」
「…………無理です……。コスモリバースの暴走が止まりません……。」
「何で!?貴女なら止められ
「中核がブロックをかけているんです!まるで、CRSが自らの意思でそうしているみたいに!」
「………そんな」
「じゃ、じゃぁ、地球はどうなるんですか!?お母さんは!」
「フブキ、落ち着
「落ち着いてられないよ!」
「っ、な、何か!?眩し!」
「まさか、そんな…!」
「作動して、しまった………」
「嘘でしょ…!」
「出力、急速低下!」
「ま、不味い。このままでは…」
「現状を維持して!CRSを停止させない様に!」
「ヤマトも手伝って!このままじゃ!」
「駄目よ、どうやっても、こちらのアクセスを受け付けてくれない。」
「何故!何故なのヤマト!何故今動かしたの!」
「お願いヤマト……。教えて、何か知っていたら……。お願い……。」
「…………すみません………」
ヤマトは泣いていた。
森船務長が蘇った事に。
ヤマトは泣いていた…。
皆の期待を裏切ってしまった事に…。
ヤマトは、泣いていた……。
「アカシ、オオヨド!各部の点検を急いで!再起動準備を!」
『彼の意識でもある起動パルスは…、殆ど、量子の海に消失して……、再起動不可能よ………。』
「え?そ、それじゃぁ、私達が戻っても…」
「地球を、救う事ができない………。」
「アガノ姉達に、何て報告すればいいのよ、これ………。」
『ヤマト、いや、古代!これがお前の意思か!お前が望んだ事だとでも言うのか!』
「古代って………」
「ねぇ、ヤマト。どういう事か、教えてくれない?」
「………、すみません。…落ち着いたらでも、構わないでしょうか…。」
「駄目です!今説明してください!直ぐに!じゃないと、私、私!」
「フブキさん。深呼吸してください。」
「そうよ。まずは貴女も落ち着かないと…」
「判り、ました。」
「…あ……、地球」
「まさか…、こんな思いで見ることになるなんてね……。」
「キリシマに、何と言えば良いか……」
〔"あの子"に、平和な海を、見せられそうに無いわね………。ごめんなさいね、■■■………。〕
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艦内〈艦長室〉
「艦長。我々の地球が見えて来ましたぞ…」
「………佐渡先生。儂を、暫く一人してはくれまいか」
「………」
艦長から要望され、静かに立ち去ろうとする、佐渡酒蔵医師。
「佐渡先生…。」
「!…」
「………………………、"ありがとう"」
自分が泣きそうなのを我慢しながら扉を開け、艦長室を立ち去る佐渡先生。
一人になった艦長は、胸ポケットから家族の写真を取り出した。
そこには、火星海戦で命を落とした、自身の最愛の息子と、その嫁。そして、その間入り二人の肩に手を置き、帽子の鍔で目元の隠れた自分が写っていた。
彼は、写真に写った息子と嫁をなぞるかの様に撫でた。
「…地球か……。」
目元に涙を溜めながらそう呟く。
「何もかも、皆懐かしい……。」
溜まった涙を流す様に目を瞑り、静かに息を引き取った。
写真を持った右手が椅子の横に垂れ、家族の写真が床に落ちる。
再び艦長室に入ってきた佐渡酒蔵は、息を引き取った沖田艦長に対し、涙を堪え、古くからの友人として、心からの敬礼を捧げた。
彼の名は、
享年58歳
安らかな死に顔であったという。
時に、西暦2199年12月8日の事である。
しかし、ヤマトはまだ、この事実を知らない。
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艦内にて沖田艦長が亡くなった直後、ヤマトのコスモリバースシステムが突如再起動した。
「……これは!」
「CRSの再起動を確認!」
「一体、何が……」
「解らない。只…、奇跡が起きただけよ。」
〔コスモリバースシステムは真田さんの言った通りのものだった…。なら、艦内で青い地球を知っている人が亡くなった………。まさか……。そんな事、確認してみなければ解らない。一刻も早く地球へ〕
その時、ヤマトに不思議な声が聞こえた。
"……ヤマト………ヤマト…聞こえていますか………。私は此処で貴女を待ちます。おいでなさい。私は、クイーンエメラルダス……"
「クイーン、エメラルダス…?」
「ヤマト?どうかしたの?」
「何か分かったの?」
「いえ、違うんです。誰かが、私の頭の中に……」
〔"私は此処で貴女を待ちます。おいでなさい。"………まさか、コペルニクスクレーターの信号は……〕
「…アカシさん!」
「は、はいっ!」
「確認作業を一時中断してください!」
「え、ええ!?どうして急に…」
「緊急の"用事"です!」
「用事って…、此処宇宙だよ?」
「どういう事?ヤマト」
「……」
「また、言えないの?」
「はい。只、一つ約束出来ます。この"用事"が終わったら、全てお話しできます。地球で、ですけれどね。」
「本当に地球で話してくれる?」
「そんな顔しないで下さい、ソウリュウ。嘘は吐きません。」
「ヤマトがそういうなら信じるよ!」
「…判ったわ。私も信じる。皆は?」
「「「イセとソウリュウが言うなら!」」」
「皆さん。最後までご迷惑おかけしてすみません。必ずすっきりさせましょう。それでは行ってきます。」
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月面・コペルニクスクレーター付近
〔着いたは良いけれど、一体何処に……〕
ヤマトが辺りを見回すが、それらしい人影が見当たらない。
すると再びヤマト声が聞こえる。。
"良く来ましたね。……そう、貴女がヤマトね…。元気そうで何よりよ………"
「あの…、そう言って頂けるのは大変有り難いのですが、姿を見せて頂けませんか?」
"そうでしたね。呼びつけておいて姿を見せないのは、確かに失礼でした。"
その直後、誰も居なかった筈のヤマトの目の前に、オレンジ色の髪をなびかせ、顔には傷跡のある艦娘が現れた。
「貴女が…クイーンエメラルダス。」
「そうです。私が貴女を此処へ呼びました。」
「貴女は一体何者ですか?只の艦娘には見えませんし…、何と言うか、あちらの世界の人の様に見えますが……。」
「察しが良いですね。詳しい事は言えませんが、予想通りですよ。」
「やはり……、何故貴女が此方へ?」
「私は、貴女を
「ビーメラの近辺居た頃から……。」
「えぇ、そして、貴女はもうすぐ任務を終えますね。」
「はい。」
「ですがきっとこの先も、多くの困難が貴女の貴女達の前に現れるでしょう……。」
そういってクーンエメラルダスは、武器の様な物を取り出し、差し出す。
「…これは?」
「重力サーベルと言う物です。貴女達は今後、今回の比にならない旅をする事となるでしょう。持ってお行きなさい。これは、貴女の大切な人達を守るのに必ず役立ちます。さぁ」
「で、では、戴きます。」
ヤマトが、差し出された重力サーベルを手に取る。
「以外と軽いんですね。」
ヤマトが手に持った感想を言った時、そこに居た筈の彼女の姿は消えていた。
"さぁ、行きなさい、ヤマト。貴女の使命を果たす為に……。私は何時でも貴女を見守っています。私は、クイーンエメラルダス………"
「クイーンエメラルダスさん。重力サーベルを有り難う御座いました。私はもう、誰も失いません!」
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「あ!やっと戻ってきた!遅いよヤマト!」
「ごめんなさい。ソウリュウ。皆さんもお待たせしました。」
「聞かせてくれるんでしょ?何が有ったか。」
「勿論です。皆さんにお話しする為にも、地球に戻りましょう。」
「機関始動!前進半速!これより、地球へ降下します!」
「「「「「了解!!」」」」」
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凡そ1年前に人類を救う為に旅立った
この日、地球は再び、美しい姿を取り戻した。
時に、西暦2199年12月8日…………
皆様、作者のコスモゼロで御座います。
まずは、本編を完走できたことが本当に良かったです。
この作品を書くに当たって、コラボの許可等、様々な事に協力してくださった、サイレント・レイ様や、感想、コメントを下さった皆様に、心より感謝致します。
誠に有り難う御座いました。
さて、此処からは本編とは少し話をずらしますので、家のヤマトからお話しして頂きましょう。
ヤマト「はい。作者から変わりました。大和改め、ヤマトです。まずは、この作品に様々な形でご協力頂いた皆様方に、重て御礼申し上げます。有り難う御座いました。
さて此処からは、今後の作品展開についてご説明させて頂きます。
まずは、この作品『宇宙艦これヤマト2199』についてです。此方は、本編は終了しましたが、続編の2202への繋ぎや、途中で登場したキャラ等の回収の為、番外編と言う形を用いて、後日談の方を書かせて頂きます。また、それに合わせまして、私ヤマトが意識を戻す前に起こった出来事を描く、"過去編"の方もやらせて頂きます。そちらも是非ご覧下さい。
続きまして、次回作についてです。一部の方は既に御存知かも知れませんが、次回作は、『宇宙艦これヤマト2202 愛の艦娘達』と言うタイトルでやらせて頂きます。既に1話のみ先行公開されておりますので、"まだ読んでない"という方は是非ご覧下さい。
続編の方に関してですが、番外編と同時平行で進んで行く事を考えております。また、作者自身、様々な都合が御座いますので、投稿感覚がかなり空いてしまう可能性も御座います。その点に関してはご了承頂けると幸いです。さて、再び作者さんに戻しましょう。」
はい。え~、私よりも長文でしたね。此処まで来ると恐らく"くどい"と思われているでしょう。と、言うことで手短に。
番外編を書く前に、本作品の設定を皆様へ公開致します!
気になっていた方もいらっしゃる筈!…………え?いますよね?居ると信じて。
こちらの方は近日公開予定です!
それでは皆様。此処までのお付き合い、誠に有り難う御座いました。今後とも御贔屓に。また後書きでお会いしましょう!