宇宙艦これヤマト2199 人類最後の希望の艦隊の物語   作:コスモゼロ

5 / 52
本話から、第二章突入です。一章では、ヤマト要素が強かったので、なるべく艦これ要素を追加していこうと思います。

※今後は古代達の出番、減ります。

地球を発進したヤマト、ソウリュウ、イセ。この三人は、ワープに挑戦する。


第二章 太陽系を越えて
地球から、木星へ


(高度、2400、対地速度、28000)

 

「地球大気圏離脱、第二宇宙速度に切り替えます。」

 

主翼が収納され、補助エンジンの出力が上がる。

 

「この地球を救えるのでしょうか…」

「自信が無いの~?ヤマト」

「そういうのじゃありません」

「右舷前方に艦影。友軍よ」

 

「あれは、キリシマ」

 

「ヤマト、ソウリュウ、イセ。三人の健闘と、航海の無事を祈ります。絶対に帰ってきなさい。」

「「「了解!」」」

 

ヤマト以下三隻は、速度を上げた。

 

(繰り返す。こちら月面、第七空間騎兵連隊。現在我が隊は、敵空母艦載機の攻撃を受け、月面に孤立せり。我が方の被害甚大。救援を乞う、救援を乞う。)

(ホントに直ってんの?それ)

(のはずだ)

 

(っは、っは)

(!連隊長!)

(っ、斎藤か、ふっ、なんて顔してる)

 

(現在我が隊は、敵空母艦載機の攻撃を受け)

(いくら打ったって無駄だよ)

(倉田!)

(ホントの事さ。上はもう、俺達の事なんざ忘れちまってんだよ。)

 

(迎えは来る。俺達は命ある限り諦めない。それが空間騎兵魂だ。忘れるな!)

 

(ぁ、)

(はい!)

 

 

(何だ?見たこと無い艦娘だ。ガミラスでもない。)

(じゃあ、地球軍?)

(ん?ねぇ、あれ)

(ぉ?)

 

(連隊長!友軍です!助けが来たんです!)

 

傍に居た仲間が首を振る。

 

(っそんな……桐生さぁーーーーーーーん!!!!)

 

キリシマ

「まもなく月軌道を離れます」

 

(進路そのまま、両舷前進半そ~く)

(両舷、前進半そ-く)

 

(おい!何だ貴様!許可無く艦橋に立ち入る事は)

(どけぇ!話があんだよ)

 

(あんたが艦長か、救援がもっと早ければ、連隊は壊滅しなかった!通信は受けていたんだろぅ、何でもっと早く)

(艦長は俺だよ)

(ぇっ、じゃあ)

(空間防衛総隊司令長官、土方宙将だ。)

(ガミラスに勝利し、故郷に再び青い姿を取り戻す。我々は、その任に付く、特務艦隊護衛の為展開していた。)

(じゃあ、俺達はついでだったって言うわけですか!)

(そうだ)

(くっ…ぉっ、さっきの艦娘か、何なんです!あれは!こっちも命懸けで戦ってるんだ!聞く権利はあるはずだ)

(おいおい)

(ヤマトだ。)

(っ、ヤマト?)

(そうだ、ヤマトだ。宇宙戦艦ヤマトだ。俺の親友の艦。そして、人類最後の希望だ)

 

ヤマト

「本艦隊はこれより、月軌道を抜け、巡航速度で火星軌道に向かいます。火星軌道に達したのち、ワープテストのブリーフィングを行います。以上です。」

「「了解」」

 

ガミラス

「こちら着弾観測隊。テロンの宇宙船が、衛星軌道を離脱します』

 

「艦隊を、差し向けますか?」

「いや、様子を見る。」

「ぇっ?」

「太陽系を出ることすらままならぬ劣等種族が、だった三隻で何を企むのか。それを見極めるのだ」

 

ヤマト

「皆さん、イスカンダルへの旅は、光の速度で航行しても、往復336000年と言う月日を費やすことになります。ですが、私達は、一年と言う、限りある時間の中で、この旅を終えなければなりません。其処で、私達は、光の壁を超える、超光速ワープ航法と言うものを使用します。」

(それについては、私から説明します。ワープとは、簡単に説明すると、艦の速度を、亜光速から光速に移行し、その状態から、人為的にワームホールを形成、実質的に、光速を超える方法です。)

 

すると、ソウリュウが

 

「本当にそんな事が出来るの?」

(理論上は可能です。ただ、タイミングを違えると、時空連続帯に歪みを産み、宇宙そのものを総転移させてしまう可能性が有ります。)

「てことは、つまり」

「それだけ、波動エンジンの運用には、細心の注意が必要だと言うことです」

「………」

「自信が無いの?ソウリュウ」

「そんなんじゃ無いよ」

(それと、もう一つ)

(技術科、情報長の新見です。我々は、その波動エンジンの莫大なエネルギーを応用した兵器を完成させ、ヤマト、ソウリュウ、イセの艦首に搭載することに成功しました。)

 

イセが質問する

 

「兵器?」

(次元波動爆縮放射機、便宜上、私達は波動砲と読んでいます。)

 

今度はソウリュウが

 

「波動砲、どんな武器なんです?」

(簡単に言うと、波動エンジン内で形成された余剰次元を射線上に展開、超重力で形成されたマイクロブラックホールが、瞬時にホーキング輻射を放ち)

 

最後にヤマトが

 

「それじゃあ、私達の艤装自体が巨大な大砲って事じゃ」

(当たらずとも遠からずね)

「私にはさぁ~っぱり」

「強力な兵器だと言うことは分かった」

(この、波動砲も、いずれ試射をしなくてはならないでしょう)

「ワープテストは、火星軌道を越えた、重力低干渉宙域で行います。テスト予定時刻は、0130です。妖精さんは、船外服を着用して下さい。以上です。」

 

0130

「ねぇイセ」

「何、ソウリュウ」

「時空を曲げるなんて、本当に出来るの?」

「さぁ、やってみなきゃわからないわ」

 

「テスト開始二分前」

(ワーパーゲー座標軸、確認)

(確認した。天王星軌道、S86,30の空間点)

(座標軸固定する。速度、12から33Sノットに増速)

「両舷増速、出力を40から99まで上げます。波動エンジン、出力上昇中」

 

ヤマト達の視界に写る星々が、線を描き出す。光の速度を超えようとしている証拠らしい。

 

(速度、30Sノット、33Sノット)

 

眼前に光が現れる。

 

「あ、あれは何?」

「多分、ワームホールの出来る兆候なんじゃない?」

「テスト開始一分前です。」

 

(速度、36Sノット)

 

イセが

「秒読みに入る。10,9,8,7,6,5,4,3,2,1」

(ワープ!)

「ワープします!」

 

ヤマト、イセ、ソウリュウの三隻が、ワームホールに入っていく。

ワームホールの中に入ったヤマト達は、まるで動かなくなり、艤装が透けたりする。そして、底の様な場所に着いたら、外に出てきた。氷って

 

「っ、こ、ここは…」

「う、うそ!なんで!」

「こ、ここは、木星!?」

 

ヤマト達がたどり着いたのは、木星だった。




次回、二章第二話「波動砲」
ヤマト達の武器の真相が明らかになる。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。