聖なる霊脈流れる南欧の街、アマルフィ。盗まれた大聖杯の奪還と犯人の殺害、無機質な命令を受けてやってきた“封印指定執行者”、東雲真希奈は正規の手段で“新しき聖杯戦争”に身を投じる。

 人の心を悟ってしまう善を好む者には、伝承に名高き勇士達の頭脳となった流麗な女剣士を。
 死を忌み嫌うが故に死と寄り添う者には、勇猛果敢なる魂を持つ獰猛な槍兵を。
 自らの在り方を信じ強気に抗う者には、冷酷非道ながらも情熱を灯す騎兵を。
 己が器を見ずに蔑みを好む者には、卑屈なる文を綴る冷淡な術者を。
 正義を信じるがあまりに盲目なる者は、狂乱の原点となる狂戦士を。
 信じる先の道を求めて歩む者には、その陰に潜む者を。

 信じる道を求めて運命に抗う者には、運命を狂わせた弓兵を。

 七人のマスター達は、その信念に基づいてそれぞれの手段で“万能の願望器”に近づいていく。そしてその真実、真理に触れた時────その在り方は変質する。


 ────此れは、善悪の在り方を問う物語。




※Apocrypha時空においてオリジナルのifルート上の聖杯戦争となります。
※七人のマスターと七騎のサーヴァントは全てオリジナルのものです。
  Prologue:Anfang
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