問題児たちと元殺し屋が異世界からやってくるそうですよ?   作:unworld

1 / 24
アットノベルスから来ましたunworldです。
ぜひ楽しんでくれると感謝です。



プロローグ
『プロローグ』


あたりを見つめると砂、砂、砂。

いわゆる、砂漠に青年はいる。

今は隠れているのだが…

その時、

ダン!

銃声が街に木霊した。

だが、この世界は、そんなことで驚くほど安く作られてはいない。

 

ダダン!

ダダン!

連続して発砲音が木霊する。

 

そんな時に動かないのは鉄則。

関わりあいたくもないのだろう。人っ子一人いない。

 

だが、狙われている当人としては面白くはないだろう、

 

「全く…」

 

青年はそこらに落ちている薬莢を拾いあげ、自分へと狙いを定めている人物に投げた。

無造作に投げられた薬莢はただの鉄の薬莢だ。

しかし、その薬莢はナイフへとと姿を変え頭に突き刺さる。

 

周りには叫び声が聞こえ、何かを叫んでいた。

 

捕まえろ?殺せ?何を無理なことを…

 

と青年は内心飽きれる。

 

この青年は達皆上 百合人(たちみなかみ ゆりと)生粋の人間

しかし、この青年は元殺し屋。殺人鬼でもある。

 

だが、それも今は昔の話。

別段、もうそういう仕事をこなしているわけではないのだ。

しかし、自分がやった罪も償えるわけもなく。

 

などと弁を垂れていると、

携帯に電話がかかる。

 

「なんだよ…全く…げっ…」

 

青年は発信番号を見てぞっとして、恐る恐る電話に出る。

 

「こちら達皆上ぃ…「こらぁぁぁ!!!!達皆上ぃぃぃ!!

お前陽動作戦はどうしたんだぁ!!」

 

この世界では、ほぼ全ての学校が銃の系統や武装をしている。

つまり武装学園。

特殊部隊や、傭兵などを育成する学校だ。この世界では15歳以上の青年にこの学校へ行くことが義務付けられた。

それはこの達皆上百合人も例外ではない。

百合人は電話を無造作に切ってため息をつく。

 

「あのくそ教官め…俺の方が戦績いいからって妬みおって」

 

百合人にとってこの世界は不快だ。

そう思って百合人が壁に背中を着いたとき、

 

けたたましく警報が鳴り響いた。

 

「幻獣だと…こんなところにかよ…」

 

そういえば、このために陽動作戦をしていたのだと思い出す。

しかし、予想よりはるかに違う場所に出たようだ。

 

彼が生まれた時からこの世界には化け物がいた。

RPGの化け物とは比較にならない。リアルな化け物は気色悪く、見つめたくもない。

 

「しょうがねぇ!行くか!」

 

百合人が隠れている場所から跳躍し、建物へと移る。

遠くを見据えどこに敵がいるか見つける。

 

見つけた!

 

百合人は化け物を見つけ、動こうとしてやめた。

 

「嘘…だろ…」

 

ダンゴムシのような体躯をした化け物が群れになって迫ってきている。

その時仲間からの通信が入った。

 

「おい、ユーリ!どうなってる!?」

「おいおい、ふざけてやがるぜ?

ダンゴムシが20、いや30はいるかな?」

「そっちに部隊を送った。

お前もそちらに合流しろ。」

「いやいや、無理無理。

あんなのに突っ込んでったらいくら長生きの俺だって死ぬぜ?」

 

この達皆上百合人は、普通じゃない能力を持っていた。

触れたものを見たことのあるモノに変換する能力。

こんな能力は普通に他の奴らも持ってはいるのだが、

 

この世界が死んだのは、500年前。

達皆上百合人はまだ生まれていない時である、

 

この世界をみてきて思った。

不条理だ。

こんな世界を創った神がいるなら俺はこの手で殺したいと…

 

百合人はそう思った。

しかし、現場は現場。

右手を強く強く握りしめる。

 

やることはただ一つ。

あの群れを援軍が来るまで引き止めること。

 

それだけだ。

 

百合人は道へと降り立ち、全力でかけていく。

 

そして、ついに捉えた。

 

 

群れまでは先ほどの場所まで軽く数十キロはあっただろうか。

時間にして約一分半。

百合人はこれでもこの世界では早い方である。

しかし、早い奴は早い。

わずか数十秒で行く奴もいるのだ。

まさにチート。

 

「とりあえず!ぶっこわれとけ!」

 

百合人がとった行動はまさに異質。

明らかに硬そうな甲殻を持つ敵を殴りつけた。

しかし、百合人の拳は硬い甲殻をいともたやすく砕いてみせた。

 

「もういっちょ!」

 

そう言って敵の甲殻を砕いていく。

 

そして、百合人の腕が剣に変化し敵を切り裂いていく。

彼は自分の腕さえも剣に変えられる。

そうみたことあるものなら。

 

「終わったか…」

 

百合人は安堵し腕の変身を解く。

すると、空中から手紙が降ってきた。

百合人はそれをとる。

 

「ん?俺あて?」

 

そこには

『達皆上百合人様へ』

と書いてあった。

不思議に思いつつも、百合人はその手紙を開く。

すると、

 

「うおあっ!」

 

百合人の視界は光に包まれた。

 

そして、気づいた時には空中にいるのだった。




どうもunworldです!
今回は『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』
の二次創作『問題児たちと元殺し屋が異世界から来るそうですよ?』を書かせていただきます。
みなさんを楽しませることが出来るよう頑張っていきますのでどうぞよろしくお願いします
コメント等々受け付けています。よろしくです!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。