問題児たちと元殺し屋が異世界からやってくるそうですよ?   作:unworld

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どうもクリスマスも過ぎましたね。
サンタは来てもらった方もいると思います。
ちなみにうちのサンタはイブは夜勤でしたよ…

さぁ、新年近いですね。一気に投稿してしまいたい。


『ペルセウスの計略はかなり巧妙でございますよ?だからなんだ。そんなもの圧倒的に不条理に俺が瓦解させてやる。』

 

白亜の宮殿内はノーネームとペルセウスのギフトゲームで混迷を極めていた。

圧倒的数量で勝っているペルセウスであったが徐々にその数を減らしていた。

主な要因はノーネームの精鋭たちだ。

完全に十六夜と黒ウサギは強者。

ペルセウス側の兵士を見つからない内に避けるか倒して行っている。

 

だが、囮役として奮闘している飛鳥や燿も負けず劣らず囮としての役を真っ当していた。

 

しかし、ペルセウス側はそんなものを気にしてはいられない。

最大級の誤算が生じたのだ。

それは…

 

達皆上百合人の戦力であった。

今回のギフトゲームにおいてキーマンになる男。

 

ペルセウス側はいくらサウザンドアイズのエースだとしても50人がかりで行けばなんとかなると…思っていた。

しかし、百合人は『エース』ではない奴らは完全に見誤ったのだ。

百合人は『ジョーカー』なのだ。

 

完全無欠に切り札であった。

あり得ない力の差。

 

50人どころではない。彼には数百人用意しようと一瞬にして打ち倒すほどの力と実力がある。

ただ、それを使わないだけ。

しかも、送る兵全員が姿を見ていないという。一瞬のうちにして、吹き飛ばされ気絶させられたとそう言っていた。

 

しかし、ペルセウス側には秘策があった。

それはリスクも多い。

だが、やる価値はある。

 

そして、ペルセウス側は始めたのだ。

 

「やれ、天使達」

「…」

 

奥の間から白い羽に身を包んだ天使達が降臨する。

ペルセウスのリーダールイオスは白亜の宮殿頂上にて敵の出現を待っていた。

 

すると、

「見つけたぜ!ルイオス!」

「勝負なのです!ルイオス様!」

「いいだろう。だかな、お前らの相手をするのは僕じゃない。

 

出て来いアルゴール!!そして天使達よ!」

 

神霊アルゴールと天使達が召喚され、十六夜と黒ウサギは窮地へと追いやられる。

 

…………

 

その頃白亜の宮殿中腹付近

 

ドーンドーン

といい激しい爆発音が響く中、ペルセウスの兵達が爆風と爆発で飛んでいく。

 

「ぐぁぁぁ!!!」

「おらおらおら、止めてみろよ!!」

「達皆上さん…」

 

空を飛び交う兵士たちと、それを嘲笑するように暴れる百合人。その小脇に抱えられるジン。

 

何やらカオスである。見事に形容し難い図が出来ている。

 

百合人の攻撃方法はとてつもなく簡単。

ただ、拾った小石を投げるだけ。

 

しかし、十六夜のように投げた小石が威力を増して飛んでいくわけではない。

さすがの百合人も…出来ないわけでは無いが効率的ではないのでやらない。

 

百合人の投げた小石は真っ直ぐに敵へと飛んでいき、敵部隊の目の前に届くと突然に『爆ぜた』。

 

百合人のギフトは『あらゆるモノをあらゆるモノに変える』ギフト。その名も『イコール』

 

今回の場合はこのような方式に変換された。

百合人の投げた小石=手榴弾

 

つまり百合人によって投げられた小石は手榴弾へと変わり。爆ぜ、敵部隊を倒していた。

 

「ハァ!!味気ねぇなぁ!!」

「暴れ過ぎでしょう…」

 

百合人達は奥へと進み、大きめのドアを蹴破る。

すると、十字架に貼り付けにされたレティシアが見えた。

途端、ジンは百合人の腕から抜け、レティシアに駆け寄る。

 

「レティシアさん!レティシアさん!」

 

レティシアの拘束は硬くとても外せそうにない。

だが、しかし百合人は首を捻った。

 

…おかしい。何かがおかしい。絶対にこれだけで終わるはずが…

 

だが、百合人の思考は天井から降り注いだ光の矢のおかげで停止させられた。

 

「ジン!!そこから離れろ!!」

「えっ?」

「馬鹿野郎っ!!動くじゃねぇ!!」

 

百合人は全力でジンの元へと駆ける。

その過程で床は踏み砕かれ、風が吹き荒れる。

 

百合人はジンの元へ着くとジンを拾いあげた。

しかし、そんなところへ光の矢が降り注ぎ、百合人の肌や服を切り裂き、焼いてゆく。

 

「ぐっ!」

「達皆上さん!!」

「いいからじっとしてろ!」

 

やがて、光の矢が止むと百合人の体には十数本の矢が突き刺さり、幾つもの傷をつけていた。

 

傷つきながらも百合人はその矢を抜き、床に無造作に投げ捨てる。

 

「怪我してねぇか?ジン。」

「何、人のこと心配してるんですか!達皆上さんの方が怪我してるじゃないですか!!」

 

ジンは百合人に怒号をあげ、叱る。

しかし、百合人は苦笑しジンの頭を撫でる。

 

「気にするな。俺は大丈夫だよ。それから、俺のことは百合人でいい。達皆上なんて言うの面倒だろ?」

「…分かりました。」

 

ジンは渋々納得したという表情でそう言った。

百合人はジンの頭をポンポンとたたき立ち上がった。

 

「危険じゃないところにいろ。

お前はこの場じゃ足手まといだ。

それに

ここからは俺の仕事だ。」

 

百合人はギフトカードから巨大な両刃斧を取り出す。

それを軽々と担ぎあげると、地面に突き刺した。

 

「お前らは…何だ?ペルセウス側の奴らじゃねぇな?

だったら、規定違反だ。」

 

俺は『箱庭の貴族』今で言う黒ウサギの『審判権限』(ジャッジマスター)のなんてものは発動出来ないし、したくない。しかし、俺にはそれと似た力を発揮出来る。

『執行者権限』(アタックメントマスター)」

「聞いたことがある…執行者権限を持つものはこの大きな箱庭世界でもたった数人しかいない。

それも一人一人が一級魔王かそれ以上の力を持つ…でも、なんで百合人さんが…」

 

ジンが驚くのも無理はない。

執行者権限はあまり知られてもいないし実用化もされていない。

執行者権限を持つのは、箱庭世界でも極僅か。

 

百合人もその一人として箱庭側から手紙が届き、その任についている。

そして、百合人には執行者としての役目がある。

ゲームをきちんと執り行うために、執行者にはある権限が許可される

 

それが『執行者権限』。通称アタックメントマスター。他にはエクスキューションマスターなんて呼び名も存在する。

 

この執行者権限はゲームに介入することができ、不正をしたコミュニティの制裁執行や、ゲームの関与。

場合によっては参加をし、魔王と戦う義務がある。

その魔王とのギフトゲームでは執行者権限を持つ者はギフトゲームを勝手に抜けても問題にはならない。

 

そんな権限持つ百合人がこのギフトゲームに参加していたのだ。

不正をしたコミュニティには

 

『制裁を』

 

「さぁ、執行開始だ。」

 

百合人は執行者となり、このギフトゲームを蹂躙し始めるのであった…

 

 

 

 




あーあー

更新遅れてすいません。

イ、イソガシカッタンデスヨ。ホントデース。

明日か今日中にはもう一個投稿してしまいたいですね、
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