問題児たちと元殺し屋が異世界からやってくるそうですよ?   作:unworld

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さて、と。

過激なタイトルからのスタート


『ペルセウスが崩壊なのでございますよ!?経験則をなめるんじゃない。殺すぞ。このやろう』

 

 

百合人は怪我をしながらも執行者として活動を始める。

執行者権限が使用され百合人のギフト制限は解除というか無視される。

 

「おい!ジン!!」

「は、はい!」

「じっとしてろよ!!」

 

百合人はそういうとまるで弾丸のように飛び出す。

その間にギフトカードに斧をしまい黒く長い棍に小槌がついたギフトを取り出す。

 

「崩せ『自在崩』」

 

取り出したギフトを天使達に振るう。

その勢いは凄まじく大気を薙ぎ衝撃を伝える。

しかし、

 

「…マジかよ」

 

その鎚は天使に当たる寸前。不可視の壁に阻まれ止まった。

百合人は盛大に舌うちをすると、

 

「…めんどいなっ!!『自在崩・殴打』!」

 

再度天使に鎚を振るった。

しかし、やはり結果は同じ不可視の壁に阻まれて止まった。

 

百合人は地面を蹴り天使の目の前へと跳ぶ。

 

天使達は驚いたのかその場所から飛翔し下がろうとした。

しかし、

 

「さぁて…やってやるぜ。

壊滅しろ『自在崩・零落』!!」

 

振るわれた剛撃は凄まじい威力を持ち、天使達を襲う。

しかし、やはり不可視の壁に阻まれる。

 

そして、百合人が地面に降り立った刹那。

天使達からの光の矢が雨あられと降ってくる。

百合人はその攻撃をかわして次の攻撃を行おうとする。

 

ギフト『自在崩』は長い棍と小槌が漆黒の色をし合体した形のギフトである。

自在崩のすごいところは。

衝撃波を自在打ち出せるということだ。

一発の攻撃で三発の威力の攻撃を行うことが出来る優れものだ。

あらゆるものをその衝撃波でぶち壊す。だから自在崩。

 

このギフトは百合人の知り合いが百合人のためだけに開発し作ったギフトだ。

百合人がよく使うラブリュスもそうだ。

 

百合人はそんなギフトで天使達に挑んでいるわけだが、全く突破口が見えない。

 

「本格的にめんどいぞ…」

 

百合人は困り果てた顔をして首を捻る。

その時、何かがひらいめいたのか。ジンに

 

「ジン!!」

「は、はい!何でしょう!」

「少しだけでいい。目を瞑っていてくれないか?」

「?はい…」

 

ジンが目を瞑り、その上から手で抑える。

 

「ありがとう」

 

百合人は一言そう言うと。

右手の包帯を解いた。

 

その隙間から黒いモノが見え隠れし、ついには

漆黒の腕が露わになった。

 

「行くぜ。お前らはスクラップだ。」

 

百合人は黒い腕に力を込めるとその場所から『消えた』

 

「!!!?!」

 

さすがにこれには天使達も反応出来なかったようで驚きを隠せないでいる。

 

「潰れろ」

 

百合人の声は天使達の後ろから聞こえ天使達は驚き振り返った。

 

「ぎっ…」

 

…天使達の断末魔は小さかった。

 

百合人は凄まじいスピードで天使達の頭を掴み

 

 

握り潰した。

 

グシャァという音と共に天使達の残骸が地面へと落下した。

バラバラと崩れていく肉体。

だが、百合人が握り潰した天使達の頭は全て機械仕掛け。作り物で偽物だ。

しかし、どれだけ精巧に造ったのだろうか。百合人の手には鮮血がこびりついていた。

 

「ちっ…」

 

百合人は飛び散った鮮血を払うと、目を瞑っているジンの元へと向かう。

 

「ジン。もう大丈夫だぞ。」

「あ、はい。」

 

ジンは目を開けるとすぐにまた目を瞑る。

やはりいきなり明るいところに出ると明順応などはしないのであろう。

 

百合人は苦笑すると、レティシアの拘束を無理やり外す。

レティシアは倒れ込むように百合人の胸に収まる。

 

百合人は驚きつつ、そこらにあった小石を拾い上げそれを毛布に変えレティシアに被せた。

レティシアをお姫様だっこしつつジンに近づく。

 

「ジン。みんなの元へと向かおう。」

「あ、はい。分かりました。」

「ジン。俺の首に掴まれ。」

「え?」

「早くしろ」

 

ジンが言われた通り百合人の首に捕まる。

その瞬間。

 

百合人は駆けた。

 

誰よりも速く速く、邪魔する敵は蹴りだけで薙ぎ払い。

最上階へと上りつめようと駆ける。

その間。ジンは振り落とされまいとして全力で首にしがみついていた。

 

そして、最上階へと百合人達は辿り着く。

だが、そこで待っていた光景は

 

逆廻十六夜がギフトを打ち砕き、黒ウサギが無双している光景。

 

 

 

 

であるはずだった。

 

そして、なぜか飛鳥や燿が最上階にいて気絶して倒れていた。

黒ウサギもギリギリ立っていて、十六夜に至っては片膝をついていた。

 

百合人は上空を見上げ驚愕し呆れた。そこには先ほどの二体では比にならないほどの天使達がいた。

 

ジンは言葉も出ず立ち尽くしていた。

 

そこへ

 

「やあやあ、負け犬諸君」

 

という言葉と共にペルセウスのリーダールイオスが降りて来る。

 

「ルイオス様…どうやってこれだけの大群を…」

 

黒ウサギが息も絶え絶えルイオスに聞いた。

 

「んー?これはレプリカだよ!!レプリカ!!お前らはレプリカに負けるんだよ!!

それになぁ、達皆上ィ!!」

「…」

「俺はお前がこのギフトゲームに参加すんのを心待ちにしてたんだよ!!!

お前を心起きなく潰せ、そして、お前を倒すことが出来るんだからなぁ!!」

「…」

「あぁ、そうだ。

お前の手にいる奴隷と月のウサギを貰わなくちゃなぁ!!

はっはっ!今から胸踊るネェ!!

どうやって陵辱してやろうかなぁ!!」

 

ルイオスの言葉に黒ウサギは青ざめ同時に悔しそうな顔をした。

 

…勝てない!!…

 

黒ウサギは俯きそして、頬から一筋の雫が落ちた。

 

「まぁ、でも…力の差を教えてやらなきゃなぁ!!!!」

 

ルイオスがそう言うと天使達が一斉に弓を構え、引き絞る。

そして、天使達はその指を離し矢を放った。

 

「お前らの負けだ」

 

ルイオスは勝ち誇ったようにいい。

黒ウサギ達は某然とした。

さすがの十六夜も悔しそうな顔をするばかり。

 

しかし、

 

「なぁ黒ウサギ。レティシアを頼む」

「えっ?ちょっ…」

 

百合人がいた。

百合人は黒ウサギにレティシアを預け、ルイオスの方に踏み出す。

 

そこへ、舞台全体に矢が降り注ぎ、ノーネームの全員が諦めた。

 

 

そして、矢はノーネーム達に突き刺さる。

 

 

 




連続とーこうっ!!

さてと、もう一つもやりますわ、
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