問題児たちと元殺し屋が異世界からやってくるそうですよ?   作:unworld

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第二話です。

書くことなくなったなぁ…


『プロローグ2 目が覚めたら森の中で変な奴に襲われました』

視界が暗い。

ここはどこだ?

百合人は目をうっすらと開けると、百合人の目に光が差し込んでくる。

明順応していなかったために再度、目を閉じる。

 

しかし、次の瞬間には

 

「…っぁ!どこだここ?」

 

周りを見渡せば見えるのは木と鳥の鳴き声だけだ。

視界は上空へと向いており、今は仰向けの状態でいるということ緑色の葉を通り抜けてくる光が淡く心地よい。

覚えているのは、かなり高い上空から投げ出されたこと。

そして、今は木に引っかかっているということだ。

しかし、流石に経験だけは豊富だ。

百合人は起き上がり状況整理を試みる。

 

俺は砂漠にいた。

 

敵を倒した

 

手紙が降ってきた

 

開いてみた。

 

ここにいた。

 

「うん、わかんねぇ…」

 

がっくりとうなだれ落ち込む百合人。

しかし、

 

「さてさて、とりあえず街やなにやらを探そう。」

 

一転。

ここか何処かわからないのに当てもなく歩こうと言うのだ。

 

「とりあえず木から降りるか…」

 

百合人がいるのは木のかなり上部。

体を恐る恐るおこし、一気に飛び降りる。

時々木に捕まり、衝撃を和らげながらだが…

 

「よっと…」

 

上手く足を捻らず着地が出来て内心グッとほくそ笑む百合人。

 

しかし、百合人はおちゃらけてはいても殺し屋つまりプロだ。

しっかり四方にいる気配は感じている。

 

「さてと…出て来いよ…」

 

四方の木から出てきたのは猿だった。

しかし、その多さと猟奇的な目の血走りかたは半端ではない。

 

「仕方ねぇ…」

 

百合人はつぶやくとそこらへんの葉を2.3枚ちぎる。

それは強く握られ瞬時にナイフへと変化を遂げる。

 

「かかってこいよ…殺してやる」

 

ナイフを両手に構え、瞬時に臨戦体制にはいる。

 

次の瞬間、猿たちは一斉に百合人に襲いかかる。

しかし、百合人は慌てることなく一体一体さばいていく。

 

「ふっ!」

 

百合人は目がいい。

 

猿の攻撃を見極め、自分の攻撃の隙を狙い敵を斬る。

 

めんどくせぇ!

 

既に切り倒した数は二桁を超える。

だが、まだまだ数が減った様子がない。

 

「どんだけいんだよ!」

 

百合人は数が減らない猿にイラつき始めたのだが、戦場において焦りを持っても死ぬだけ、と自分に言い聞かせ再度、ナイフを構える。

 

だが、猿たちの動きが微妙に変化した。

百合人が気合いを入れたからじゃない、まるで王を通すかのように脇にそれて行く。

 

そして、ズシンズシンという地鳴りの音と共に現れたのは…

 

「GYAaaaaaaa!!!!」

「ゴリラかよ!」

 

腕が八本のゴリラだった。

百合人は圧しようと咆哮をあげドラミングをする。

 

しかし百合人は驚きはしたが、百合人は歴戦の殺し屋いや、殺戮鬼。

この程度では気圧されない。

 

逆に百合人は奮い立った。

 

「お前は強そうだなぁ!!!」

 

百合人の世界は変わっていた。

人を殺すのが当たりまえ、殺されるのも然り。

仲間が死んでも惜しまれることはない。

逆に人を殺せば褒められ称えられる。

異常だった。

 

百合人は幾度と無く褒められてきた。

もう何人殺したかわからない…

軽く万…いや、十万を超えるかもしれない…

などと考察し、止める。

 

自分が何度死にかけたかわからない。

そのたびに傷を負い、

ある時は体をぶった切られ。

ある時は右手を失い、新たな義手をつけられた。

 

そして、百合人が右手を失って新たな義手をつけられた時…

その義手は一人でに動いた。

呪われた。

 

ちがう、百合人の義手は呪われていたのだ。

今でもその義手は百合人の右腕に残っている。

 

考察を止め、ゴリラと対峙する。

傍目からみてもゴリラは弱くない。

むしろ、強い部類だ。

 

だが、相手が悪かった。

このゴリラに敗因があるとすれば、

 

圧倒的に運が悪かっただけだ。

 

 

「殺してやるよ!」

 

ゴリラに百合人の腕を剣に変えた凶刃が迫り

 

その肉を斬り、首を落としゴリラを殺した。

しかし、百合人の受難はこれだけではなかった。

 

百合人の後ろにそびえ立っている山から岩が雪崩れてきて百合人に覆いかぶさらんとする。

 

百合人はそれをよけて山を見上げる。

 

地震でもないのに岩雪崩れはおかしい!

 

百合人の考察は当たっていた。

山の中腹あたりに人がいた。

たった一人の男だ。

 

だが、その形相は憤怒。

 

「こいつぁ…やべぇ…」

 

その男の名前はシーシュポス。

神話では不条理の英雄として描かれる。

神へ逆らい、山の頂上に巨大な岩を運ぶ役割を命じられるが、出来ない様子が描かれているらしい。

 

シーシュポスは何かに憤り、百合人を見下ろした。

 

「やるしかねぇ!」

 

シーシュポスと百合人との終わりが見えない戦いが切って落とされた。

 

 

 

 

 

…一年後

 

「さてと…もうすぐで着くかな…」

 

目深にフードをかぶった青年はとある街に来ていた。

そこにはかつて魔王に蹂躙されたコミュニティーがあるらしい。

 

だが、青年の目的は他にあった。

昔にお世話になった恩人に呼ばれているのだ。

 

「もぅ、白夜叉様は…俺の扱いが荒いなぁ」

 

とぼやきながらも、歩を進めた。

 

青年は

 

コミュニティー サウザンドアイズ所属

達皆上 百合人(たちみなかみ ゆりと)

ギフトネーム

【万物変換】

【不条理】

 

この青年を中心に物語は回り出す。

………

 

 




どうもunworldです。
プロローグ2はどうだったでしょうか。
次回から原作です。
一巻のペルセウス編からスタートです!
これからよろしくお願いします
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