問題児たちと元殺し屋が異世界からやってくるそうですよ?   作:unworld

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えー。どうもで、ございます。

一週間くらい前に書き終わっていたのに、投稿してませんでした。
お待たせしてもうしわけなかったです。


『アンダーウッドで大暴れなのでございますよ?すまない、正当防衛だ。』

ザァァァァ…

百合人がアンダーウッドに着くと、大瀑布の音がかすかに聞こえた。

 

「ここが……アンダーウッドか…」

 

実際にアンダーウッドに来たのは、百合人も初めてだった。

その大木の大きさには驚かされたものだ。

 

アンダーウッドの周りを回っていると、百合人は誰かに呼ばれていることに気づいた。

 

「百合人殿〜達皆上百合人殿はいらっしゃるかー!」

 

百合人はその声に聞き覚えがあった。

この声は

 

「サラか…」

 

百合人は自分の名前を呼んでいる者のところに急いだ。

 

「うっす。サラ。久しぶりだな。」

 

サラはふりかえり百合人を確認すると、ダッシュをしてきた。

百合人は当然のように両手を広げる。

 

サラもそれに応えるようにダッシュしながらジャンプした。

 

百合人の顔は笑顔であった。

 

 

しかし。その顔にサラの蹴りがめり込んだ。

 

「ぐへぇ!!」

 

その蹴りは、百合人を吹き飛ばし、後方にあった屋台をも粉砕した。

屋台のなかにあった小麦粉がそこらじゅうを煙まみれにしたのだった。

 

百合人の思考は一旦停止し、一拍。

 

なぜに、蹴られた。

 

そのことに絞られた。

そして、土煙のなか百合人が立ち上がった瞬間。

 

サラの竜の純血種の炎が百合人を襲った。

 

「!!マズっ!!」

 

最初に気づくべきだった。

なぜ、あんなところに屋台があったのか。

まだ、アンダーウッドの収穫祭は開催されてないし、期間もある。

 

そんなところに屋台があること自体が不自然なのだ。

そして、その中身が小麦粉ということは。

 

そう。サラはこれを狙っていたのだ。

粉塵爆発。

 

その威力は凄まじく百合人を巻き込み、街に火柱を出現させることと相成った。

 

百合人は爆発の衝撃で、虚空に投げたされた。

正直。油断はしていた。

 

五体満足で生きているのが奇跡なほどだ。

だが、体へのダメージは計り知れない。

 

百合人は重力に従い、地面に体を打ち付ける。

 

ゴッハッ!!

 

その衝撃で吐血する。

 

「ちくしょ…なんだってんだよ…」

 

なぜ、こんな街中で襲われているのか。

おふざけだったら笑える。

 

だが、もし操られてるのなら、助けてやりたい。

 

その衝動が百合人を掻き立てた。

百合人は立ち上がり、ラブリュスを構えた。

 

そして、

 

「よくもやりやがったなぁ!!!

サラァァァァ!!

 

こちとら、魔王だぞ?

てめぇ、喧嘩ふっかける相手間違ってんじゃねぇよ。

 

こっからは。俺のターンだ。」

 

そう言って、ラブリュスを振った。

その風圧は、小麦粉を吹き飛ばした。

 

しかも飛んでいった方向はサラの方。

 

そして、百合人は瞬間。

 

漆黒の炎を出現させた。

 

「やり返してやんよ。

 

吹きとべ!!」

 

その攻撃は、サラが放った竜の純血種の炎に匹敵し、この日2度目の火柱を見ることになった。

 

そして、百合人は粉の霧が晴れ、サラが立っていると確認した段階で、拳を握りしめサラに肉薄する。

 

「くっ…」

 

サラは、その拳を避けようと、バックステップで離脱を図った。

 

しかし、そこに百合人はおらず、バックステップした先で、

 

コツン。

 

何かに当たった音がした。

それは、百合人の握り拳でサラの背中に触れていた。

サラは驚き、とびのこうとしたが、

もう遅かった。

 

「もう俺の勝ちだ。」

 

サラが驚いた顔で百合人の方を振り向いた瞬間。

 

百合人の拳から漆黒の砲撃が放たれ、周辺の床や壁を抉り、その衝撃によってサラを気絶させた。

 

百合人は、体の痛みを耐えサラに近づいた

 

「死んじゃいねぇか…」

 

サラが死んでいないことを確認すると、辺りを見渡した。

先ほどまで人がいたはずなのに、いなくなっている。

 

人払いの結界か…

 

百合人は、サラを操った犯人が作ったであろう結界を眺めた。

百合人は嘆息し、自分の宿舎へと帰っていった。

 

もちろん。サラを背中に乗っけてだが。

 

 

その後ろ姿を屋根の上から見つめるものがいた。

 

長く伸ばした黒髪を揺らし、その少女は苦笑していた。

 

「あーダメでしたか…」

 

少女がそういうと、白い髪をした少年が頷きながらいった。

 

「まぁ、無理だろうな。あいつ、達皆上百合人は仮にも第一級の魔王だ。

 

三流の魔王が相手して勝てる相手じゃねぇ。」

「そうですねぇ…まぁ、でも実力は測れました。」

 

そういって、その少女は結界を解いた。

その瞬間。そこだけ止まっていた時間は動きはじめ、人が道を通りはじめた。

 

「…強いですけど、油断はありますよ。倒せると思いますよ?殿下なら」

 

その少女はそう殿下と呼ばれた少年へと視線を向けた。

 

「…ふん。どうだろうな。

 

まぁ、やってやるさ。いくぞリン。」

「あいさー♪」

 

殿下とリンはまだ知らない。知れるわけがなかった。

 

彼が『達皆上百合人』が、ただの第一級の魔王ではなく。

 

『 』魔王であることに。

 

サラを自分の宿舎に連れて帰り、ベッドに寝かせた。

傷は浅い。

ただ、気絶させることをしたのだ。

 

そのあたりの手加減はできるのだ。いくら、第一級の魔王とはいえ、だ。

 

百合人はソファに寝転び、考えた。

なぜ、サラがあわな意味のわからないギフトに引っかかるのか。

 

「ふぁ…」

 

百合人は戦闘をしたからか、とてつもない眠気に襲われた。

 

さすがに、魔王といえど欲には勝てない。

 

百合人の意識は、暗闇へと落ちていった…

 

 

 




どうもでございます。
unworldでございます。

前書きでも書いたように、一週間くらい前に書き終わっていたのに、投稿してませんでした。
もうしわけなかったです。

そうですね。これは、別作品という部類になるかもしれませんが、私がアットノベルス時代に書いていたもうひとつの小説のほうを近々、改変して出すかもしれません。その時は、よろしくお願いします。
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