問題児たちと元殺し屋が異世界からやってくるそうですよ?   作:unworld

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名前 達皆上 百合人(たちみなかみ ゆりと)
年齢 見た目18だが、実際は500歳越えらしい…
髪色 紫

恩恵(ギフト)

万物変換

百合人が幼いころから発現してギフトで、あらゆるモノをあらゆるモノに変えるギフト
例えば葉っぱをナイフに
弾丸をナイフに変えられる。
しかし、条件があり、
○○を××に変える時は
百合人自身が○○に触れていること
百合人自身が××を見たことがあるということが条件。

不条理

シーシュポスとのギフトゲームに勝利し手にしたギフト。
不条理と分かっているだけで他は何一つ不明なギフト

所属 サウザンドアイズ(形式)

一年前に箱庭の世界に呼び出された青年で、今は、サウザンドアイズに形式的なものだが所属している。白夜叉を慕っていて基本白夜叉のいうことなら聞く。

万物変換のギフトは白夜叉でさえも警戒している。
なぜかといえば、白夜叉曰く「ただの小石をギフトに変換することも可能」らしい

呪われた右腕を持っていて元は龍の純血種の腕といううわさが…

こんなところです。
チャンネルはそのままで続きをどーぞ


ペルセウス編的な
『元殺し屋は東の街に来たそうですよ?あぁ…白夜叉様に呼ばれたんだが…』


東の街に夕日が傾き始めた時、

七桁の外門に百合人は来た。

 

「ぬぅーーー疲れたぁ…」

 

百合人は道のベンチを座って伸びをする。

かなりの距離を歩いてきた百合人の体はボロボロだった。

 

「全く…白夜叉様は人使いが荒いなぁ…」

 

先ほどまで4桁の外門から歩いてきたのだ。

足は棒のようになってしまった。

 

しかし、この街は静かだ…

 

百合人はそう考え、はぁ~と大きく息を吐く。

この前までいた4桁の外門は治安が悪かった。

上面だけ作ろうと、どんなに力があっても虐げられている者がいる。

 

それもこれも全部!

 

魔王のせいだ…と言おうとしてやめた。

別に言っても何かが起こるわけでもない。

それに自分が慕っている白夜叉様も元、魔王じゃないか…

と考え直す。

百合人はベンチから立ち上がり再度伸びをする。

目的地まではそう遠くない。

日が暮れないうちに行ってしまおう。

 

「さて、行くかな…」

 

百合人はサウザンドアイズに向かって歩き出した。

 

…………

 

 

その頃七桁の外門東側のサウザンドアイズでは、

 

コミュニティペルセウスのリーダー

ルイオスと

コミュニティーサウザンドアイズの白夜叉との対面が行われていた。

 

しかし、その空気は一触即発。

今にも白夜叉はキレてしまいそうだった。

 

「キサマ!それでもペルセウスのリーダーであろう!恥をしれ!」

「いやいや、あの吸血鬼をここにつれてきたのはあなたでしょう?

怒られるのは心外ですねぇ」

「なっ!何を白々しい!

レティシアを隷属させて何が楽しい!」

 

白夜叉の機嫌は噴火寸前。

ルイオスの言動は火に油を注ぐようなものだ。

しかし、ルイオスはそんなことを気にしている様子もない。

 

「なぁ、白夜叉様?

取引をしましょうよ?」

「なんじゃと?」

「確かに、俺はレティシアを手放す気は無い。

だが、箱庭の貴族と呼ばれるウサギなら交換してもいい、と言ってもそれも突き返されるんじゃこちらとしても困るんですよ。」

「何が言いたい」

「でも、俺たちはもう一つ欲しい人材がいるとしたら?」

「なんじゃと!?」

「そいつの名は 黒き覇王。

黒い鎧に身をつつんだ両刃斧(ラブリュス)の使い手。

その偉業は数知れず。

半年前に突如姿を表し、その頭角を示した戦士だ。

4桁以上のコミュを潰したこともあるといううわさもあるくらいだ。

だが、その黒色覇王のいるコミュがわからない。しかし!

そのコミュは偶然見つかった。

それがここ、サウザンドアイズそうだろ?」

「な、何を証拠に…」

「証拠ならあるさ!

ここ半年でたった一人でコミュに入る奴はなかなかいない!

で、調べた結果

 

サウザンドアイズには一人で入った奴がいる。

それが

達皆上百合人だろ?

そいつが黒き覇王と呼ばれているのは明白!

こいつが証拠だよ!」

「ぐっ…」

 

この時、白夜叉は焦っていた。

すべてが図星。返す言葉も見当たらなかった。

 

この状況下でこの情報をさらされるのは痛い!痛すぎる!

 

もう魂胆は見え見えだった。

ルイオスはレティシアも黒ウサギも諦める。だが、代わりに達皆上百合人をよこせと言っているのだ。

 

百合人は強い。

ギフトもさながら、百合人自身が強いのだ。

その斧を操る姿はまさに圧巻。

4桁のコミュニティを立った一人で潰したのも事実だ。

 

「言わなくても分かるよな?白夜叉様?」

「キサマっ…」

 

その時だった。

 

「ただいまでーす」

 

と声が聞こえ百合人がサウザンドアイズに帰ってきたのは…

 

 

………sideoff

 

 

 

「あれ?」

 

百合人がサウザンドアイズに着く頃にはもう日は傾いていた。

 

呼んでも誰も来ない…

いままでこんなことはなかったとおもうんだが…

 

むぅ…と百合人は思考する。

 

「入るか…」

 

サウザンドアイズ内に入るといつもの風景だが変わっているのは、白夜叉の自室だけ。

 

こいつは…とドアに触れる。

和風テイストのこの店はどれも和式に統一している。

しかし、こいつぁ…

 

一見普通だが、何かがちがう。

 

そして、百合人の思考はある一つの答えを出す。

 

封鎖か!

 

封鎖とは人がその空間から出れなくしたり出来る空間のことをいう。

 

だが、百合人のやることは一つ。

 

「チェストぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

百合人は全力とは行かないものの、半分くらいの力を出して扉を吹き飛ばす。

 

そのせいで封鎖は意味もなく瓦解し、溶けていく。

 

「ちょっと荒い入室失礼します。

白夜叉様帰りました。」

 

百合人はドアを破り入ってきた割には白夜叉に礼儀を尽くした。

まぁ、遠くから帰ってきたのだ。それくらいはするだろう。

 

「おお、良くぞ戻ってくれたな。

早速だが…」

「へぇ、お前がうわさの…」

 

百合人は明らかに白夜叉からではない声に、驚きつつもその声の主に視線をやる。

 

「お前が達皆上百合人だな?」

「ええ、そうですが…

人に名を尋ねるときはまず自分からという言葉をご存じでいらっしゃいますか?」

「これは失礼。

俺はペルセウスのリーダールイオスだ。

よろしく」

「…どーも」

 

百合人がこの男から感じとった情報はたった一つ

 

弱いな

 

それだけだった。

いや、百合人にとってはそれだけで十分だった。

百合人にとってこいつは弱者だ。

タダの弱者に従う義理など百合人にはない。

 

「まぁ、お話は聞かなくても理解出来ますよ。

ペルセウスのリーダーさん」

「じゃあ、もちろん…」

 

ルイオスは余裕の笑みを見せ、百合人に言った。

対して百合人は満面の笑みをルイオスに向けて言った。

 

「もちろん…

却下ですよ。」

 

時が止まった。

百合人が放った一言によって世界が停止した。

ルイオスはそんな世界からブレ、怒りを爆発させた。

 

「な、な!てめぇ!お前を引き抜くためにわざわざ下層まで来てやったってのに!」

「そうですか…わざわざどうもご足労様でした。

しかし、自分自身ペルセウスには興味をそそられません。

ここのところは自分の顔に免じておかえり下さい。

 

それを拒否されると言うのでしたら…」

 

ルイオスは反論の言葉を発しようとしてやめた。

いや、やめざるをえなかった。

 

「実力行使も自分は辞さないですが?いかがいたしましょう?」

 

ルイオスは満面の笑みから発せられるプレッシャーに鳥肌をたてた。

 

ふざけるな…

こんな…こんな…

 

化け物がいてたまるものか!!

 

ルイオスはこの時、この瞬間

自分が弱者であることを悟った。

 

………そして

 

「今日は帰らせてもらう。また来るさ」

「またのご来店心よりお待ちしております。」

 

その言葉を聞いてルイオスは内心思った。

 

ここは…バケモノの巣窟か。

 

…と………




どうもunworldです。
本編一話どうだったでしょうか?
黒き覇王。
つまりいうところの黒い覇王ですね。そして、厨二ですね。
分かってます。

では、第二話予告
百合人は白夜叉からレティシアがペルセウスのリーダールイオスに隷属させられていてしかもそれが賞品として出されることを聞いた。

そして、ノーネームは黒ウサギが集めた情報によりペルセウ討伐に行こうとする。
物語は変革的に変わらない。

ですね。
それでは第二話でお会いしましょう
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