シンフォギアの世界にネコアルクを投入したら面白おかしくなるんじゃね? 作:クロトダン
キャラ崩壊トップギア。
そして少しシリアス。
最後はやっぱりギャグ。
ではどうぞ。
どうも皆様のネコアルクでございます。
今アチシは弦ちゃんの家で一緒にアクション映画を観て、その後一緒に特訓して弦ちゃんと別れたその帰りにゃ。
それにしてもあまり来たことない道だから迷ってしまうにゃあ。
さーてと、早く帰って未来ちゃんが作ったご飯が待ってるにゃ急がないーガッーとばらあっ!?
ーズザー!ー
「イチチ・・・誰にゃ!人が歩いてるところに足をかけた奴は!?表でろぉぉい!」(逆ギレ)
顔を押さえた後アチシは、怒りながらアチシの足を引っかけて転ばせた犯人に向けて声をかけたにゃ。
「・・・ふん、私以上の化け物のくせにこの程度に気づかないで呑気なものだな?」
アチシの声に答えたのか、道路の脇から女の人が出てきながらアチシに声をかけてきたにゃ。
「お、お前は・・・!?」
現れた女の姿を見たアチシは驚きの声をあげて指を突きつけ、それを見た女はニヤリと口の端を上げてアチシの言葉を待ったにゃ。
「・・・・・・誰でしたっけ?」
おお、見事なコケっぷり。なかなかいいセンスを持ってるにゃ。
「持ってるにゃ、じゃない!フィーネだ!私をこんな姿にした張本人のくせに!なにしれっと忘れているんだ!!」
フィーネ?フィーネ・・・フィーネ・・・あ!
思い出したにゃ。確か、る、る、ルナアタックだっけ?の事件の黒幕だった女にゃ!その黒幕の名前は!
「ストーカーの巫女フィーネ!」
「だれがストーカーだ!先史文明の巫女だ!どんな言い間違いをすればそうなるんだっ!いい加減にしろ貴様っ!!」
おお、見事なツッコミ。今度一緒にお笑いの道に行ってみる?
「だって~あの時と違って全然姿が変わっているにゃもん。忘れてしまうのも仕方にゃいにゃ」
そう、彼女の姿は当時の人間の美女の姿ではなく・・・
アチシとそっくりな姿をした長髪の濃い金髪で目の色が碧で白衣を着た、もう一人のアチシが腕を組んでこちらを睨んでいるにゃ。(イメージするなら2Pカラーのアチシをイメージするにゃ)
ーガッー
「だから、貴様が私をこんな姿にしたんだって言っているんだろうがぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」ギリギリギリッ!
ギブギブギブッ!待って待って!これ以上はアチシの首が折れちゃうぅぅぅぅぅぅっ!?
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フィーネ視点
ふん、忌々しい化け猫が!
私が月を落とそうとした時も何度も邪魔をして、こんな・・・こんなふざけた姿に変えやがってぇぇぇぇぇっ!
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私が起こした、後にルナアタック事変と呼ばれた事件。
ネフシュタンの鎧の再生能力とソロモンの杖によるノイズを操る力、そしてデュランダルのエネルギーを利用して私自身を触媒にノイズ共と一つになった紅い龍となり、XDモードになったシンフォギア装者達を葬ろうとしたが、私から奪い取りデュランダルを手に持った立花響達が放った攻撃により完全聖遺物同士の対消滅によりネフシュタンの再生ができず爆発に巻き込まれ、そして私を爆発から連れ出した立花響の手によってこの世から消滅した・・・筈だった。
(・・・ここは?私はあの時、あの娘の手によって消滅した筈なのに何故生きている?)
そう、消滅した筈の私が気がつけばどこかの洞窟内で何かの液体に満たされた容器の中で意識が浮かび上がり状況を把握する為に周りを見渡していると。
『あ、やっと目覚めたんだ?良かったー、初めてやってみたからちょっと不安だったんだよねーアハハハッ!』
(!その声は・・・あの時私を邪魔をした女か!)
そう、心が折れた立花響にとどめを刺そうネフシュタンの鞭を振り下ろした瞬間、突然何処からか現れた女が私が振り下ろした鞭を掴み取り私の身体ごと立花響から離れた場所まで投げ飛ばした女の声が洞窟内に響き渡った。
私は声が聞こえた方に視線を動かしてみると、洞窟の壁際に背中を預けて腕を組んだ状態でこちらを見ている女の姿が確認できた。
『ゴメイトーウ!よくわかったわね?消滅したと思ったら生きているって今どんな感じ?』
(ふん!あの時、私を虫を払うかのようにあしらった女にそんな事を聞かれたら最悪としか思えんな)
『ふーん?ま、そうだよね。いつもの私ならともかく、今の私だったらそう言うかもねー』
私が返した言葉を気にせず、女は興味なさげに返事を返した。女の顔を見ようとしたが、奴の胸元から上が影が入っていて奴の表情を見ることが出来ずに内心舌打ちをした。
『あ、そうそう。何で声が出てないのに会話が出来ているのは、私の能力の一つで貴女の思考を読んでいるからよ。一応言っておくけどその中で喋っても溺れないから大丈夫よ?』
その言葉を聞いた私はゆっくりと液体の中で息を吸ってみると、確かに女の言う通り溺れることはないと解り早速声を出した。
『・・・なるほど、どんなカラクリかは知らないが私と同等か、それ以上の力を持ってるようだな?』
『ほっほーう、流石は先史文明期の巫女。あの短いやり取りでその液体が何か解ったんだ?』
『といっても半分程だが、自然治癒を促す生体ナノマシンに私の身体の中に流れる魔力。そして、この身体から繋がる貴様の力・・・。貴様、吸血鬼だな?それもとてつもなく上位の力・・・違うか?』
『・・・』
私の言葉を聞いた女が黙りこんだのを感じて、やはりかと小さく呟いた。
しかし吸血鬼が未だに残っていたとはな?先史文明期でもその数は激減していたが、生き残りがまだいたとは驚きだな?
『・・・はあ、そうよ。貴女の言う通り私は吸血鬼よ』
『ほう、否定はしないんだな?』
『私との繋がりでもう解っているんでしょ?こうなることは貴女をその身体にするときに解っていたわ』
この身体・・・そう言われて自身の手を見ようとするが、身体を鎖で固定されていて身体が動かないことに気づいた私はどういう事だと考えているとそれに答えるかのように女の声が聞こえてきた。
『あ、言い忘れてたけど、今貴女の魂がその身体に定着するまでは、身体は動かさないから』
『なに?』
『だって魂を違う肉体に宿すのはとても難しくて危険な事なのよ?いくら規格外の私でも真似事するのは難しいし、定着が不完全の時に身体を動かすと魂が肉体に定着できずに魂が霧散してしまうもの。それをホイホイと転生するのってどんな術式を組んだらそうなんのよ貴女。・・・だから完全に定着するまではしばらくは私が作った鎖で固定してるの。魂がその身体に固定されたら解除してあげるからそれまでは大人しくしてね?』
その言葉を聞いて舌打ちをした後、女に何故私を肉体を与えてまで助けたと質問した。
『ん~?なんとなく?』
『は?』
『というか、私の友達を悲しませた責任を取って貰おうと能力をチョチョイと使って貴女の魂を集めてその身体にぶちこんだのよ。・・・まあ、一部の欠片は回収し損ねたけど』ボソッ
『聞こえてるぞ』
ふざけた女だ転生する前の私の魂を集めるとは、そんな事私でさえ出来ない芸当だぞ。
それに友達だと?クリスは日本にきた後、私の下に着かせたが、天羽奏と風鳴翼の交友関係にあの女はいなかった。
なら、立花響か?
だが、あの娘の周りにあの女の姿は見えなかった。もっとも近くにいたのは小日向未来とあのナマモノのネコアルクしか・・・っ!
『貴様、まさか!?』
『あ、そろそろ時間だ』
ーポンッー
と軽い音と一緒に白い煙が女の全身を包みこみ、しばらく煙が晴れるのを待っていると・・・
『アアー、やっぱりこの姿になると疲れるにゃー。オリジナルに比べれば劣化してるけど、その分能力で補えるから便利にゃんだけどにゃー』(―ω―)
『やはり貴様か!ネコアルク!!』
思った通り、あの吸血鬼の女の正体はネコアルクだった。
『正解ー。まあ、あの姿になるとちょっとマジモードににゃるからあまりなりたくないけどねー』(―ω―)
腑抜けた顔をして私の言葉に答えるあのネコモドキの顔を殴りたくなって歯を噛み締める。
く・・・ふざけた存在だと思ったら、常識すらも無視するのかこのナマモノは・・・ッ!
『答えろ、貴様がさっきまで変わっていたあの姿はなんだ?それに・・・本当に吸血鬼なのか?』
目を細めてネコアルクに質問する。先ほどの変身といい、致命傷を受けても何事もなかったかのように起きあがってくる。私が知っている吸血鬼にはではあり得ない事だ。
『ん~、何者って言われても、アチシはアチシだし。あの姿は無理やりリミッターを外したから一時間も維持するのもキツいんにゃよね~』
『そんな事を聞いてるんじゃない!私が知っている吸血鬼とは違う力はなんだと聞いている!後、平べったくなって気が抜けるようなしゃべり方をするな!そのまま飛ぶな!』
数分後
『んもー騒がしい人にゃね』(ФωФ)フー
『騒がしくしてるのは貴様だろ・・・』ゼーゼー
しばらくしてようやくナマモノが話を聞く姿勢を取ってくれた。長かった・・・分裂するわ、丸くなるわ、合唱曲を歌うわ、組体操をするわ、ゲームをするわ、料理を作るわ、元に戻るわ何を考えているんだこいつは・・・?
駄目だ、まともに相手取ると頭が痛くなる。
『・・・頭痛薬、いりますカ?』(ФωФ)/ホイ
誰のせいだ!誰の!!
『まー詳しくはいえにゃいけどー、アチシのあの姿はアチシのオリジナルの姿としか言えにゃいにゃ』
『オリジナル?それはどういう『あ、そろそろ定着が完了するにゃ』なに?』
その言葉の通りに満たされた液体がゆっくりと下に流れていき、私を拘束していた鎖が容器ごと幻のように消えていった。
『どうてすかにゃ?新しい身体は?』
『ふん、前の器よりは具合がいい・・・だが、貴様が私にしたお礼を返さなくて・・・は・・・なあ!?』
目を瞑って定着した身体の具合を確認した後、背後に立つネコアルクに先ほどまでやってくれた礼を返してやろうと振り向いたら、あり得ない光景が目に入った。
『な、な、なぁっ!?』
『なんでやねん?』
『違う!何故私の視界が貴様と同じ高さまで低くなっているんだ!?これはどういう事だ!?』
『??ああ、そういうこと?』(ФωФ)ポンッ
私の言葉を聞いてようやく理解したナマモノが出した言葉を聞いた私はあまりの衝撃に空いた口が塞がらなかった。
『イヤーあんたが自分の遺伝子を持った人間に転生するって聞いてあの戦いの中で流れた血とか髪の毛を頂戴して、響ちゃん達が月の落下を阻止しに行った後、山奥にあったこの洞窟でアチシの分体を作ってから頂戴した血と髪の毛をぶちこんでから霧散した魂を必死こいて集めたという奴にゃ』
『・・・』
・・・待て、こいつは今何を言った?
自分の分体に私の遺伝子を取り込ませた・・・?
・・・待て、待て待て待て待て待て待て!!
こいつの言葉が本当だとしたら、今の私の身体は・・・!?
『はい、鏡』〇\\(ФωФ)サッ
ナマモノが取り出してきた大きな鏡を私の前に置いて、私は恐る恐る違う事を祈りながら鏡の前に立ち自分の姿を確認した。
・・・予感は、的中した。
『わ、私が・・・』プルプル
私の姿は髪の長さと色や瞳の色が面影を残してる以外、姿形、服装までもが完全に隣に立って私の肩に手を置いてムカつく笑顔を向けてくるナマモノと同じ姿・・・ネコアルクそのものになっていた。
『私が、ネコで、あるものかぁぁぁぁぁぁっ!!』
・
・
・
ああ、本当に忌々しい!!
その後はあのナマモノに匿われながら他の奴等に私がフィーネだと気づかれないように注意した。
時にはネコアルクがいない時は代理としてあいつの振りを演じて、私の精神がガリガリ削られていくのを感じた・・・
「ああ、何故こんなことに・・・。あいつに関わったからか?それとも立花響を拐おうとしたからか?」
本当、訳が解らない・・・!
ーギロッ!ー
頭を抱えた後、まだダメージが抜けず倒れたままのナマモノに睨み付けた。
「そもそも貴様が私をこの身体に入れなければこんな惨めな事にならなかったものをォォォォッ!!」
ーゲシッ!ゲシッ!ー
そう叫びながら、倒れたままのナマモノに足を振り下ろし更に追い討ちをかけていると・・・
「おーい、ネコ君。俺の部屋に鍵が落ちてあったぞ?気づいたから良かったものの、もしそのまま帰ったら困るのはそっちの・・・」
いつもなら気配を察知して隠れたりする私だが、この時は倒れたナマモノを踏みつけるのに夢中になっていて曲がり角から人がくるのに気付くのが遅れてしまった。
「りょ、了子・・・?」
「な!?弦十郎!?」
「生きていたのか・・・?いや、それよりその姿は一体?」
「あ、あ、あぁ・・・」フルフル
ークルッー
「イヤァァァァァァァァァッ!!」
ーダッ!ー
「はっ!ま、待ってくれ了子君!」
誰にも気づかれないように過ごしていたのに、このナマモノのせいでもっとも見られたくない人物に会ってしまった。私は頭を左右に振って、耐えきれなくなってこの姿になってから初めて出した速度でこの場から逃げたした。
終わり
プライド砕くの楽しくなってきた。
どうもクロトダンです。
いかがでした?前回のフィーネの姿がどんなのか想像した読者様方?
予想を斜め上どころか金属バットでかっ飛ばされた展開で驚きました?
フィーネをあの姿にした理由は、ネコアルクにはアルトリアみたいに複数の姿が存在している事を思い出して、
「ネコカオスやらネコアルク・デスティニー等の色々なナマモノがいるなら、ネコアルク・フィーネ。略してネコフィーネがいてもいいんじゃないか?」
と暴走して誕生したのが今回のネコフィーネです。
そしてフィーネを投げ飛ばしたネコアルクのマジモードとは?
色々と突っ込みどころがありますが、どうか応援よろしくお願いします。
さて、次回の予定は皆さんお待ちかねの響の苦労話です。
楽しみにしてください。
誤字報告、感想、評価お待ちしています。
ネコアルク・フィーネのステータス
身長、体重ネコアルクと同じ60cmと8kg。
戦闘スタイルは人間の時と同じ光の盾をだせる他に爪を伸ばしての斬撃攻撃に口から炎を吐けたり、目から真祖ビームを放つ事ができるが、本人にとってやりたくないので一度も使ってない。(主に真祖ビームと口から炎等のイロモノ技)
あの後、弦十郎に捕まって事情を聞かれたが彼の広い心によりS.O.N.G.にいても構わないと言われ、S.O.N.G.職員達と装者達の前に現れて謝罪と改めてS.O.N.G.に協力すると告げた。
当然、フィーネが生きていた事に調と切歌以外の装者達は驚きましたよ。(一部、フィーネが生きていた事に喜んで抱きついた人がいたがそれは別の話)
ちなみに、フィーネは現在の状態を懸念して例え再び反旗を翻しても弦十郎が責任を持って止める事を条件に彼女を預かる事にした。