ある日クラス全員が異世界転生⁈その中から5人の勇者が選ばれたが、
まさかの俺はクラスで一番雑魚い?そんな時スライムらしきモンスターを倒していた隼人は気を失っている美女と遭遇?そして2人のラブコメバトルが始まる。

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異世界転生したら最強だと思った?

...さい。

起きて下さい。

その小さな声が聞こえてきた。

 

 

第1章 異世界転生

 

 

突然だけどみんなには友達がいるだろうか?

誰もが学校に行けば1人は友達が出来るだろう。

だが、俺(八神 隼人 やがみ はやと)は学校には通っているが友達と呼べる存在はいなかった。

学校に行っては授業を受け、終わったらすぐ家に帰っていた。

そんな俺は家のパソコンでアニメを見ていた。

そう、俺は友達ができない代わりに二次元に興味を持った。

特に異世界転生もののアニメにどハマりしていた。

そしていつものようにだるいなぁと思いながら自分の席に座っていた。先生が来て出席の確認をしている時だった。

急に目の前が真っ暗になったと思ったら次の瞬間見知らぬ場所にクラスの全員が立っていた。

そこには、漫画やアニメなどでよく見る見た目通りの王様が玉座に座っていた。

「・・・・・」

当然クラスの全員が混乱していて誰も喋らなかった。そんな静けさの中最初に口を開けたのは先生だった。

担任の先生の名前は(谷口 いよ)といい、優しくて評判のいい先生だ。

「ここはどこですか?そしてあなた達は誰なんですか?」

と少し怒り気味で言った。

そうすると玉座に座っていた王様が説明を始めた・・・・

 

王様によるとこの世界はバルアという名前で魔王から救って貰うために勇者として呼んだようだ。

まぁありきたりだなと俺は思った。

それを聞いて先生は即座に言い返した。

「そんなことに私たちを巻き込まないで下さい。早く元の世界に戻し

て下さい」

「それは出来ない。君たちは魔王を倒すまでは元の世界に戻れない」

王様はすぐに言い返した。

先生はそれ以上何も言わなかった。

しばらくの間静かになった。ゴホンと王様が咳をして話を戻した。

「さて本題に入ろう。まずは皆ステータスオープンと言ってくれ」

ステータスオープンとみんな言った。すると目の前に四角い大きいプレートのようなものが出てきた。

「それが自分のステータスを見ることができるものだ。基本自分にしか見えないが、ステータス公開というと他の人にも見えるようになるぞ。そして全ステータスが100を超えてる奴が勇者に選ばれし者だ」

そう聞いて俺は急いで自分のステータスを見た。

HP82 攻撃力15 防御18 素早さ17 魔力14と見事なまでにゴミだった。

他のみんなのを聞くために耳をすませると、平均50くらいだった、私は70だったよなどとこんなにステータスが低い人は他にいなかった。

俺は最悪な気分になった。異世界もののアニメに憧れていた俺はやっぱり最強になれると期待していた。だが、現実はそう甘くなかった。

隼人はみんなが自分のステータスを見せ合っているすきに抜け出した。どうせ俺が消えても誰も気づかないだろう。警備の人達に話しかけられても無視をし城を出た。城を出るとそこには大きな町が広がっていた。こういうのは大抵モンスターを倒してレベルを上げることを知っていた俺は外に向かった・・・

 

 

第2章 出会い

俺は外に出て見て驚いた。目の前には見たことのない小さなモンスターが沢山いた。

俺は慌てていて武器を持っていないことを思い出し、最初はスライムのような弱そうな奴を思いっきり殴った。するとこっちの攻撃が柔らかい体に跳ね返されてしまった。

「うお、まじか効かないのか?」

と疑問に思っているとスライムの頭の上にあった緑のゲージが少し減っていた。なるほどと思いながら油断しているとスライムがこっちに突進してきた。「痛って」と思いすぐにステータスオープンと言って自分のステータスを確認した。そしたらHP82から69まで減っていた。

「これが0になったら当然死ぬんだろうな」と独り言を言い、スライムを数発殴ったらスライムのHPは0になり消えた。

「ふぅ〜疲れたー」と休憩しながらステータスを見た。

「え〜と、この一番上の緑のゲージがHPゲージでその下の青いゲージは...あー魔力のゲージか、その下の黒いゲージに少し緑が溜まっているということは、これが次までの経験値で満タンになるとレベルが上がるのかな?」

自分のステータスを理解しつつ見ていると、固有魔法というところに目が止まった。そこには2つの技?見たいのが書かれていた。

1つ目はコピーと書いてあり、2つ目は心眼と書いてあった。詳しい内容が載っていなかったためどんなのか全くわからなかった。

「まぁいいか、いずれ分かるだろう」

時間の無駄と思った俺はスライムをとにかく倒しまくった。

いつのまにか辺りは暗くなっていた。そろそろ帰るために城の方を見ると、だいぶ遠くにあった。スライムだけを倒しながら進んでいたらかなり遠くまで来てしまったらしい。めんどくさいなぁと思いながら歩いて帰っていると、何かにつまずいた。暗くて足元がよく見えないから目を下に近づけるとそこには女の子か倒れていた。

「なんでこんなところに女の子が」と言いつつ恐る恐る声をかけた。

あのー大丈夫ですか?...女の子からの返事はなかった。こんなところに野放しにするのも危険だと思い町までおんぶしながら運んだ。

周りからの視線など気にせず宿のようなところを探した。町を歩いていると前から知っている顔が近づいて来た。

「あー八神くん今までどこ行ってたの?」

大きい声で話しかけて来たのは、先生だった。

「まぁ今会って気づいたんですけどね」ボソッ

普通に聞こえてるんですけどまぁいいか。

「少し外まで行ってました」俺はスライムを倒していたことは言わなかった。話したら話したで心配されて面倒だから。

「王様が言ってましたよ。外は危険って、だから一人で行くのはやめてくださいね」

「わかりました。それで先生他の生徒は何をしたんですか?」少し気になったので聞いてみた。

「え〜とですねぇ5人に選ばれた勇者の生徒は剣や魔法の訓練をしていて、他の生徒は援助金をもらって自由行動でしたね」

「なるほど、それで先生ここら辺に宿ってありますか?」

「ありますよ。あそこの角曲がってすぐですよ」

ありがとうございますとお礼をして急ぎ気味で行った。周りが暗くて背中に背負っていた女の子のことが見られないでホッとした。

先生の言っていた角を曲がるとすぐに宿屋があった。看板にベットの絵が描かれていた。

中に入って受付人のところまで行き、2つ部屋を用意してもらえるように頼んだ。

「はいよ。一泊10Gだよ」

10G?疑問に思った俺はステータスを見た。プレートの右上あたりに載っていた。スライムを倒したおかげか360G溜まっていた。

「はい。受付人さん2つ部屋借りるから20Gです」

「まいどあり。じゃあこれ10番と11番の部屋の鍵ね。2階にあるからね」

鍵を受け取り2階に行った。10番の部屋に背負っていた女の子を寝かせた。

「うわぁよく見ると超可愛いじゃん」

髪は金髪で、整った顔をしていてまさに美人だった。

これはいいことがありそうだなと思いながら自分の11番の部屋に行った。今日はスライムを倒して疲れたので鍵を閉めるのを忘れてすぐに寝てしまった。

・・・さい。

起きて下さいと小さく可愛らしい声が聞こえてきた。

「ん〜〜」と言いながらゆっくり体を起こした。目を開けると昨日助けた可愛い女の子がいた。

 

 

第3章 固有魔法

「え〜と、君は昨日の子だよね?どうしたの?」

「もちろんお礼を言いに...」

彼女が言うには、受付人の人に誰に運ばれて来たか聞いて俺の部屋に来たらしい。

「私はヴァルン=リンネと言います。あなたは?」

「ああ、俺は八神隼人だ。でリンネさんはどうしてあそこに倒れていたの?」

「私のことはリンネでいいよ。で、私は遠くから歩いて来たんだけど疲れて途中で倒れてしまって、そこであなたに助けてもらったってわけです。本当にありがとうございました」

「いえいえ、これも何かの縁でしょう。これからよろしくお願いします」

「それで助けてもらったお礼に何かすることはないでしょうか?」

「じゃ、じゃあ俺と、いえ僕と一緒に旅をしませんか?」

そう、俺は彼女に一目惚れだった。学校でボッチだった俺はまともに恋をしたことがないのでチャンスだと思い誘ってみた。

「・・・え〜とそれがあなたの頼みですか?」

「はい。これだけが頼みです」

「そうですかー私はてっきりhなことを要求されかと思いましたよ」

「そ、そんなこと言いませんよ」

でも心の中でそれでも良かったなと思ったのは内緒。

「一緒に旅ですね。もちろんいいですよ。実は私も仲間を探していまして、これも縁ですからね、一緒に行きましょう」

「ありがとうございます」内心めっちゃ喜んだ隼人だった。

「あなたのことは、なんて呼べばいいですか?」

「気軽に隼人でいいよ」お互い呼び名が決まったところで、

リンネが隼人はギルドに入っていますか?と聞いてきた。

ギルドそんなものもあるのか、まぁ異世界だと当然なのかな。

「いいや、まだ入ってないよ」まずギルドの場所が俺はわからないからなー。

「そうですか。ちょうど良かった。私も入っていなかったので、では早速行きましょう」

俺も立ち上がろうとした時、

「ぐぅ〜〜〜」と大きな音がなった。

今のって、と思いリンネの方を見ると彼女は顔を赤らめていた。

「...先にご飯にしようか?」そっと声をかけた。

「は、はい。ぜひ///」

宿屋を出た二人は食事できるところに向かった。俺は道がわからないのでリンネの少し後ろについて行った。

「リンネはお金とか大丈夫?」

「はい、大丈夫です。1000G持っているので」

あぁ俺よりも全然持っているのか。

2・3分歩くと大きいレストランのような店が見えてきた。

「あの店で食べましょう」

店の中に入った二人は、オススメのメニューを頼んだ。隼人は食事をしながら自分に起こったことを話し、この世界のことを色々聞いた。

「なるほど。それで隼人は少し変わった名前なんですね。へ〜異世界転生なんてもの本当にあるんですね。そして5人の勇者がいると...」

リンネは頭の中で整理しながら何か考えているようだった。

俺はリンネのことも気になり、次はリンネの話しをして欲しいと頼んだ。

「私は、とある小さな村からやって来ました。そこは本当に何もないところで、村の人たちは口を開けば"畑仕事を手伝え"とばっかり、

そんな生活が嫌になった私は、父に思い切って"外に出ます"と言いました。最初はすごく怒られました。でもなんとか説得してこの木の剣と1000Gをもらって来たのです」

そう言うとリンネは腰につけていた木の剣を出した。

これが木の剣か、なんかドラクエで出てくる木の剣まんまだな。

リンネのことはわかったけど俺は一番ステータスのことが気になっていた。特にステータスの下にあるこの固有魔法がなんなのか知りたかった。

「リンネのステータスって見てもいいか?」

「あ、はい。別にいいですよ。ステータス公開」

HP142 攻撃力96 防御102 素早さ195 魔力83で、レベルは12だった。

リンネは素早さに特化しているね。いえいえ。素早さ以外はからっきしですから。

それより弱い俺って...と思いながら、あれ?と疑問に思った。固有魔法がない。なんでだとかんがえていると、

「次は隼人のステータスを見せてもらっていいですか?」

「あ、いいよ。ステータス公開」

HP108 攻撃力32 防御40 素早さ38 魔力30で、レベルは8まで上がっていた。

うわ、レベルが上がってもやっぱりカスいな俺。

「これが隼人のステータスですか?あまりにも数値が低すぎませんか?」

ぐはっ、気にしていることをズバッと言われた隼人は心にでかい穴が空いたような感覚になった。

そうだよどうせ俺なんか、俺なんかとボソボソ言っていると急にリンネがでかい声を出した。

「えー隼人固有魔法持ってるんですか?しかも2つも」

「持っているけど、それってなんなの?」

「固有魔法というのは、この世界でその人しか持っていない魔法のことです。つまりこの2つの魔法は隼人しか持っていないということです。すごいですね。おそらく固有魔法を2つも持っているから、隼人のステータスはこんなに低いんじゃないでしょうか」

なるほどと思い、強そうと思った俺だが使い方がわからないので結局のところ意味はなかった。

「ねぇリンネ固有魔法の使い方がわからない場合はどうすればいいの?」

「わかりません。私は固有魔法を見たのも初めてですから。とりあえず言葉に出してみたら、何か起こるかもしれません」

そう言われ、まず1つ目にあったコピーと言った。これと言った変化は何も起きなかった。次は2つ目にある心眼と言うと目の前に、"5分の1を消費して発動する"と"全部を消費して発動する"という選択肢が出てきた。俺はとりあえず全部の方を選択した。

すると突然体がだるくなって動かなくなってしまった。

なんだ...これ。

「隼人?大丈夫ですか?」

必死でリンネの方を見るとそこには全裸のリンネとその横にステータスがあった。

なるほど...全部を消費すると...相手の全てが見れるというわけか...

隼人は気を失ってしまった。

「ん、ここは...」天井を見ると知っている天井だった。

「あ、やっと起きましたね。隼人、急に意識を失ったのでびっくりしましたよ。固有魔法、どんな効果か分かりましたか?」

固有魔法...あぁ思い出した。俺はリンネの裸を、って違う違うステータスを見れたんだ。

「人...隼人」

「あ、はいなんでしょうか?」

「急に敬語?固有魔法について分かりましたか?」

「うん、コピーの方は分からなかったけど、心眼の方は相手のステータスを見ることができたよ」

「それは強いですね。じゃあ、あとはコピーの魔法だけですね。でも

今日はもう遅いので考えるのは明日にしましょうか?」

え?と思い窓から外を見ると外は真っ暗だった。隼人は自分の部屋に戻った。

今まで眠っていたせいで全く寝付けなかった。固有魔法か、心眼の使い方はわかったけど、コピーの方はまだ謎か、まぁ明日考えるか。

 


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