オリジナルゾイドバトルストーリー 青い猟犬
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原作:ゾイド ゾイドバトルストーリー
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ZAC2051年 3月 長年に渡って中央大陸で続けられてきたヘリック共和国とゼネバス帝国の戦争は、ヘリック共和国の勝利とゼネバス帝国の滅亡によって終わるかに思われた。だがそれは、突如として出現した暗黒軍を名乗る漆黒の軍団の登場によって無残にも裏切られた。
暗黒軍………中央大陸の北方 中央大陸の住民からは、暗黒大陸と呼ばれているニクス大陸から出現した軍団によって………。
ゼネバス皇帝が部下に託した秘密文書からの情報で、彼らの目的が〝最終兵器〟による中央大陸征服にあると知ったヘリック共和国は、十数年も続いたゼネバス帝国との戦火の傷も癒えぬ中、共和国軍を新生共和国軍に再編し、暗黒大陸(ニクス大陸)に侵攻を図った。
対する暗黒軍も、強力な暗黒ゾイドと、接収したゼネバス帝国軍のゾイドを暗黒軍の技術で強化する事によって編成した軍団で本土である暗黒大陸ことニクス大陸に上陸してきた共和国軍を迎撃した。ゾイド星(惑星Zi)に訪れた束の間の平和は、新たな戦いに取って代わられたのである。

新たな戦い………後に大陸間戦争と呼称されることになるこの戦争では、ヘリック共和国側と、当時共和国側から暗黒軍と呼ばれていたガイロス帝国側が多数の新型ゾイドを戦場に投入した。

シェパード型高速ゾイド ハウンドソルジャーも、その1つであった。

この物語は、ハウンドソルジャーが配備された部隊の1つの戦いの記録である。
  前編
  中編2018年09月19日(水) 06:32
  後編
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