死亡能力と無限生き返り能力を得た不死身ヤジロベーの残酷話

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ヤジロベー死亡三昧

ある朝ヤジロベーが目覚めるとカリン様がヤジロベーに言いました。

「ヤジロベー、お主に素晴らしい能力を身につけさせてやったぞ。無限生き返り能力じゃ」

その意味をヤジロベーはすぐに悟りました。

ヤジロベーは荒野をしばらくふらふら歩いてました。じきにベジータがやってきて

「おい、デブ。殺してやる。ありがたく思え。」

ヤ「ひえええ、助けて下さい。ベジータ様。あなた様のご命令に何でもしたがいますから。」

ベ「うるさい。覚悟しやがれ。」

ベジータは震えるヤジロベーの体を触りながら

「ふふふ、いい体しているじゃねぇか。まずはこのどてっ腹に風穴を開けてやる。」

ズドーン!

腹を撃ち抜かれ思わずうずくまるヤジロベー

「おぅっ」

ベジータは間髪入れず脇腹、みぞおち、その横、両胸と撃ち抜いていきました。

そして心臓を掴むと満身の力を込めて握りました。

ヤ「ぎゃあああああああああああああああああああああああ」

すばやく心臓を抜き取り地面に落とします。

さらに胴体の横の下→中→上の撃ち抜き手を横に広げさせ真一文字に貫通。

ベジータは空に飛ぶと肩→足、頭→股下と撃ち抜いていき、腕と足にも穴を開けていきました。

更に空へ放り投げるとギャリック砲をこれでもかと浴びせました。

地面に落下したヤジロベー、全身から湯気が出ています。

ベ「立て!」

ぜぇはぁぜぇはぁいいながら必死に立ち上がるとヤジロベーの死の瞬間です。

ベジータはギャリック砲でヤジロベーの頭をあとかたもなく消しさりました。

ヤ「ぎゃあああぁぁ……」

ヤジロベーが殺されるのを見ていた悟空と悟飯。

ぱちぱちぱちぱち拍手喝采です。

べ「どうだ、カカロット。貴様には到底出来ない芸当だろう」

空「そんなことねぇよ。オラサイヤ人だぜ。なあ悟飯。

飯「はい、もちろんです。楽しそうですよね」

ベ「じゃあ、今度は貴様らがやつを殺してみろ」

空「いやったぁ」

飯「へへへ、ありがとうございます」

ヤジロベーはほどなくして生き返りました。歩いていると悟空と悟飯にでくわしました。

ヤ「悟空、聞いてくれよ。ベジータの奴ひでぇんだぜ。オレ、さっきベジータに殺されたんだ」

空「ははは、何言ってんだ。オラにはベジータの気持ちよぉく解るぞ」

ヤ「えっ」

悟空もヤジロベーの腹をさすりながら

「とうとう、オラがおめぇのどてっ腹に風穴を開ける日がやってきたんだ」

ヤ「………」

悟「死にやがれ、ブタヤロー!」

どてっ腹を勢いよく撃ち抜いていきました。

ヤ「どぅおおおおお」

それからはベジータと全く同じ攻撃、とどめに頭を吹き飛ばされたヤジロベー、死にました。

また生き返り今度は悟飯の番です。

飯「僕はベジータさんたちと違うやり方で殺しますよ」

悟飯はヤジロベーの両手を横に広げさせると

ズドーン!

右腕を消し去りました。

ズドーン!

左腕、両足と消し去るとヤジロベーは地面に倒れました。あおむけで。

すると小さいエネルギー弾で少しずつ胴体を消し去っていきました。

ヤ「うぎゃあ!うぎゃあ!うぎゃあ!うぎゃあ!うぎゃあ!・・・・・・・」

ヤジロベーにとってはまさに地獄の時間が続きます。そして頭のみになると悟飯は

「くたばれぇぇぇぇぇぇ」

特大エネルギーで頭部消滅。

ヤジロベー死す。

再び生き返ったヤジロベーをベジータは必殺「きたねぇ花火」で一瞬にしてこっぱみじんにして殺しました。

その日は3人に代わるがわる殺されまくりやっと夜解放されてカリン搭に戻りました。

着くとすぐカリン様が感想をたずねました。

ヤ「へへへへ、すげぇ楽しかった。殺されるってのはいいもんだな」

カ「そうか、ところで何か欲しいものはあるか?」

ヤ「超神水っオレあれ飲んで死にてぇ」

カ「欲張りなやつじゃな、そこにあるから好きなだけ飲むがいい。」

ヤ「へへへ、サンキュ」ゴクゴクゴクゴクゴクゴク

「うぎゃあああああああああああああ」

ガクッ

ヤジロベーは死にました。

死ぬことが大好きになったヤジロベーは外ではベジータたちに殺され、カリン搭では超神水をくり返し飲み干し死と遊んでました。

そんなある日カリン様が

「ヤジロベー、新しい能力をやろうか?」

ヤ「どんな能力だ?」

カ「ずばり、即死能力じゃ」

ヤ「欲しいっ是非下さい。」

カ「この能力はな、ダメージを受けた瞬間軽く力を入れろ。そうすれば確実に死ねる」

この能力を持って町へ行きました。すると悟空が

「ちょっと一緒に来てくれ」というのでついていきました。

悟空はある研究所に入っていき博士に

「いいもん持って来た。これでいいか?」

博「おおっなかなかいいブツじゃないか。気に入った。では引き取ろう。お金はいくらじゃな?」

悟「そうだな、2000万くれぇ貰おうか。」

博「なんじゃ。ずいぶん安いのぉ。ではその4倍の8000万でどうじゃ」

商談成立。

博「さて、お前さんにはわしの実験台になって貰うぞ。もちろんお前さんは命の補償は無い。」

ヤ「はいっもちろんいいです。どんどんオレを殺して下さい。」

その実験とは死に到る病気の体における経過でした。

機械に入れられ発ガン剤を大量に投与され実験開始。

ヤ「ぎゃああああああああああああああああ」

ガン細胞が全ての内臓を侵します。

心臓がガン細胞で埋まるとヤジロベーは死にました。

生き返り実験は続きます。

肝硬変、心筋梗塞、脳卒中、血液凝固と。その度にヤジロベーの命が消滅していました。

ひととおり実験が終了すると博士は

「ごくろうさん。君のおかげで貴重なデータを取れたよ。ところで協力してくれたお礼にこのわし自らの手で君を殺してやりたいのだがどうじゃ?」

ヤ「よろこんでっ」

博士は桶に水を貯めるとヤジロベーの頭を水に押し込みました。

ガボガボガボガボガボガボガボ、

ガクッ。

ヤジロベー溺死。

次は硫酸のプールに突き落とし、ヤジロベーは溶けてあとかたもなく消え去りました。

それで解放されたヤジロベー、町をふらふら歩いていました。するといかにも気の弱そうな太った男とぶつかりました。

男「何すんだよぉ」

しかしその声はあきらかに無理をしているような声でした。

ヤジロベーはすかさず

「ごっごめんなさいっどうか命だけは助けて下さい」

と命乞いをしました。もちろん演技ですが。すると男は

(こいつを殺して死体を持っていけばいじめっ子も僕を恐れるかも)と心で感じ

「うるせぇ、お前を殺してやる。覚悟しろ」と言いグサッ!

ヤジロベーの腹に包丁を深々と突き刺しました。

ヤ「うっ」

それから腹をメッタ刺し、胸もかなり刺しました。そして

「もうそろそろ死んで貰うよ」

心臓のど真ん中を

グサリ!

するとヤジロベーは即死機能を使い死にました。

男「やっやったぞ。とうとう僕も人殺しが出来たんだ。バンザーイ」

男はいじめっ子のところに行き死体を見せました

。いじ「おっお前人殺ししたのか?ひええっもうお前には逆らわないよ」

更にヤジロベーが歩いていると少女が近づいて来て

「ねぇ、死んで」

と言ったのでヤジロベーは少女のあとについて行きました。

川までくると少女はヤジロベーの頭を掴み無理矢理川の中に突っ込みました。

少女「くたばれぇぇ」

ガボガボガボガボガボガボガボ、

ガクッ。

ヤジロベー本日2度目の溺死。

少女は友達に死体を見せびらかしました。すると友達は

「すげぇ、お前人殺し出来るんだ。偉いよな」と褒めまくりました。

更にヤジロベーは町をぶらぶら。すると女に声をかけられました。

女「ねぇ、あなたを殺したいんだけど、いい?」

ヤ「ああ、いいけどなんで?」

女「人殺しに理由なんてあると思う?」

ヤ「そうでした。ごめんなさい」

彼女の殺し方は絞殺。太いヒモを首に巻くと締め付けました。

ぎゅうううううううううううううううううう、

その力の凄いこと、あっという間に首にヒモが深く食い込んでいきます。

ヤ「ぐぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

数分締めつけられ死んでいきました。

女は死体を抱え家に行きました。

カリン搭に戻ったヤジロベー。早速カリン様に

「オレ、今日一般市民に殺されたよ」

カ「ほほぅ、そうか。しかし人殺しなんてよく出来るのぉ」

ヤ「それはそうだろ。人間誰でも殺人願望を持ってんだから。それよりカリン様。超神水くれよ。なっなっ」

カ「今日はだめじゃ」

ヤ「なんだっ新手のいじわるか?」

カ「いやいやっ今日は新手の死に挑戦してみるのじゃ」

ヤ「新手?なんだよ。気になるじゃねぇか」

カ「これじゃ」

ヤ「なんだ?このデカイ箱は」

カリン様が箱を開けると毒蛇がぞろぞろ16匹出てきました。

ヤジロベーはもうわくわく

「すげぇ、毒蛇かよ。カリン様やるぅ」

カ「ふふふふ、これはただの毒蛇ではないぞよ。コブラの200倍の猛毒を持つバジリスクじゃ」

ヤ「カリン様、能書きはいいから早くこいつらに咬ませろよ」

カ「いけぇ」

蛇がヤジロベーの体を這って位置につきました。

カ「咬めぇぇぇ」

ガブッ!ガブッ!ガブッ!ガブッ!・・・・・・・・・・・

牙を深く突き入れ一気に毒を注入。

カリン様はここでヤジロベーに試練を与えました。

それは①悲鳴はおろか口も開いてはいけない。

②どんなに苦しくても手を喉にやってもがいてはいけない。

③のたうち回らず直立不動でいること。

ヤジロベーは

「わかった。やってやる」

と気合いを入れました。

その瞬間猛毒で体に激痛が走り毒がヤジロベーの全身をかけ回りました。

ヤ「……………………」

目ん玉丸くしながらも必死で耐えてました。全身からあぶら汗を流して。

40分後カリン様が合図を送ると蛇はすぐヤジロベーの体を離れました。

その瞬間ヤジロベーは地面にドサッと倒れ息の根が停まりました。

生き返ると今度はカリン様は地上に行き「飛び降りろ」と命令

。すぐダイブしたヤジロベー、

地面に全身を強打して即死。

死体はウパたちにプレゼントされました。

カリン様がカリン搭に戻るとヤジロベーはすでに次の死への準備をしていました。

首吊り自殺をしようというのです。縄に首をくくると思いっきり台を蹴っ飛ばしました。

ガクン。

見事にヤジロベーの首が縄によって絞められこれまた即死。

この首吊り死体はカリン搭の真ん中にずぅっとオブジェとして飾られました。

町では一般市民に殺され、ベジータたちにも殺され、カリン搭でも自殺を含め命を奪われ爆死に射殺、溺死に絞殺、毒殺に焼死、病死に転落死、それに自殺とこの先無限に死のラビリンスでヤジロベーの死にざまを経験していくのでした。ちなみに最初の命乞いはもちろん演技であったのは言うまでもない。

 



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