僕アカ×東方 〜私の個性はほぼ全キャラの能力〜   作:響緑

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久しぶりです。
あまり書く気が出ないことが多かったですが、少し前より早く投稿できて良かったです。


取材

翌日。

何故か緑谷さんが二日、爆豪さんが三日の謹慎処分が下った。

何故だろうと思い二人の心を読むと、昨日の夜二人は良く言えば喧嘩したらしい。

喧嘩の原因は、緑谷さんがオールマイトから個性を受け継いだことに爆豪さんが気が付いたから。

元々、戦闘訓練後の反省会の時に緑谷さんが爆豪さんに『人から貰った個性なんだ。』と言ってしまい、爆豪さんなりに考え答えを導き出したのだろう。

これにより今現在、オールマイトの個性について知っている人は七人となっているのだ。(私・小槌さん・爆豪さん・緑谷さん・リカバリーガール・校長・サー)

まあ、しょうがないと言っちゃしょうがないかも知れない。

二人ともオールマイトへの愛はこの学内でもトップクラスだ。

この喧嘩の最中、新たに編み出したシュートスタイルを使ったらしい。

そして一時期的なら二十%を出せるようになったようだ。

私へのヒーロー試験が終わり次第、彼との特訓をしましょうか。

 

 

 

二日後。

緑谷さん達の謹慎が終わった今日、トップ3がインターンについて話してくれるらしい。

サンイーター以外は初対面ではない。

サンイーターが人見知りをおこしたりねじれちゃんが皆を不思議がったり、ルミリオンのギャグが滑ったりとトップ3だと言われてなかったら、実力を疑ってしまう程だ。

 

「あ、ねぇねぇ神の使者がいるよルミリオン。ハンデ有りだけどルミリオンに勝った子。」

 

「本当だ。これは期待できるね!」

 

何を期待しているの?

それと相澤先生の視線が痛い。

そういえば体育館の使用許可はしたけど、戦っていことを言っていなかった。

 

「放課後、職員室だ。」

 

「あ、はい。」

 

ルミリオンが実際に戦ってみようと言う事で体育館に移動後、1-A(爆豪さん以外)はルミリオンと対決する事になった。

他の皆さんはルミリオンになす術なく撃沈。

緑谷さんと小槌さんが死角からの攻撃を予想したまでは良かったが、それでもルミリオンには及ばなかった。

 

「もう一度君と一対一をして見たかったんだ。今度はハンデなしでね。」

 

「私で良ければ・・・・」

 

恐らくだがこの前と同じやり方では対処されてしまうだろう。

だから・・・

無理はするけどやるしかないかな?

 

「その姿、初めて見るねぇ。」

 

「ルミリオンさん。私がこの姿であり続ける限り、一筋縄でやられるわけにはいかないのです。」

 

変身したのは霊夢さん。

しかし通常状態の霊夢さんとは違い、青と白の巫女服となっている。

私はこの姿を覚醒状態と勝手に呼んでいる。

通常状態でも強い霊夢さんだが、覚醒状態はかなりの霊力を使いステータスが断然に上がるのだ。

小槌さんは『夢想転生』って言う技に似ていると教えてくれた。

最も姿が変わることは無いみたいだけど、それはこの世界だからなのではないかと言っていた。

そこそこのキャラにこの覚醒状態があるみたいで、時間を見つけては特訓している。

 

『何回も言うようだけど長くてニ分が限度よ。それ以上は貴女の体が持たないわ。』

 

「行きます。」

 

地面を蹴りルミリオンに近づく。

思った以上にスピードが出てる。

慣れるのは少し時間が欲しいかも?

ルミリオンも慌てて地面に潜り、私の技を回避。

確実に当てるつもりだったのに避けられてしまった。

そして死角からの攻撃を予測し避ける。

 

「今のは完全に死角に入ったんだけどなぁ。」

 

「同じ攻撃を受ければ予想は可能ですよ。」

 

かと言って私にこれ以上の攻撃は不可能に近い。

霊力を使うキャラの中で最強クラスの霊夢さんでも不可能だった、つまり勝利は不可能に近いと言っていいだろう。

 

「参りました、今回は私の負けです。でも次は勝ちます。」

 

そう言って覚醒状態を解く。

疲労感が急に溢れ出して、思わず膝をつく。

やはりこれからの課題は体力作りですね。

しかし問題がある。

個性の影響なのかどうかは不明だが、体力強化が出来にくい。

小槌さんに聞いて分かったことは東方プロジェクトには難易度があるらしく、Easy・Normal・Hard・Lunaticの4つと、条件を満たして本編をクリアすると解放されるExtra。

今の私はHardの強さぐらいと勝手に思っている。

体育祭時がEasy、絢香に禁止を破壊されてNormal、覚醒状態が使えるようになってHard。

ということはもうニ段階成長できる。

しかし条件って何だろう?

小槌さんでもそこは分からないらしい。

色々試しながらやっていく必要があるだろう。

 

・・・

・・・・・

 

放課後、相澤先生に反省として、今日使った体育館の清掃をルミリオンと一緒に命じられた。

 

「ごめんね。」

 

「いいえ、相澤先生にしっかりと説明しなかった私の責任です。」

 

「それでもだよ。先輩が報告すべきことだからね。」

 

ニタッと笑うルミリオン。

つられて私も少し笑う。

 

 

 

更に三日後。

爆豪さんの謹慎もなくなり、普段通りの生活が始まっていたが相澤先生から報告があるそうだ。

もしかしてまた喧嘩でも?

 

「「「「取材!?」」」」

 

「ああ、お前達に新聞社の取材が入る。」

 

「凄いね、デク君。」

 

「う、うん。」

 

このタイミングで取材・・・か。

 

「なんか照れるな。」

 

「体育祭、全国中継されていたでしょ?」

 

「頑張れ、普段通りにしていればいいぞ。嘘言って決勝戦出られなかった男。」

 

「でられなかった・・・?取り消せよ今の言葉!!」

 

「事実を言ったまで、気に障ったんならごめんねごめんね〜。」

 

小槌さん、そのネタは少し古いです。

 

「おめかししなくちゃ。」

 

「葉隠はしなくていいのでは?」

 

「浮かれるな。取材内容は寮生活を始めた生徒達の暮らしぶりを、レポートするだそうだ。皆が元気で寮生活をしていることを保護者の方々に知って貰おうとした校長が、特別に許可を出した。」

 

「ケッ、どうせ変化女の偵察だろう。」

 

爆豪の説もあり得る。

だが取材対象は1-A全員。

もしかすると洞察力が凄い人が、オールマイトの発した『次は君だ』を理解した?

そうなるとかなり厄介だ。

 

「皆さん、記者の特田です。今日は一日よろしくお願いします。特別何かをしていただくことはありません。たまに質問するかも知れませんが、そん時はよろしく。」

 

特田・・・か。

犯罪の匂いはしないな。

だが警戒はしておいて損はないだろう。

 

 

・・・

・・・・・

 

 

「神野事件で言ったあの言葉『次は君だ』。その相手はやっぱり緑谷君だったんだね?」

 

バレている。

いや、最初からそうではないかと疑っていたようだが、公開するつもりはないようだ。

なら記憶を改竄する必要はなさそうだ。

私の事も気にしている様子だったが・・・・

 

 

(特田視点)

 

「彼女が・・・」

 

雄英からの帰り道ある生徒について考えていた。

1-Aの中で一番有名と言っても過言ではない出席番号20番、東方穂稀。

個性は昔亡くなった個性を使える個性。

ただし使える個性は彼女の体に合う物だけらしい。

本来ならとてつもなく怖い存在だ。

しかしながら今日一日見て分かったことがある。

 

「お金持ちのお嬢様感はあるが、普通の女の子だ。みんなと笑い努力しあっている。」

 

別名神の使者と呼ばれる彼女を疑っているわけではない。

 

「“神の使者は強すぎるあまりクラスからも浮いている存在。実はヒーロー協会が秘密裏に作り出したロボット説が濃厚”。何故私宛に送ったかは不明ですが神の使者を疑ってしまうとは、記者として失格でした。」

 

彼女のお陰で助かった人はオールマイトに比べると少ないが、数多くの人を救い希望を与えた。

だからこそ『次は君だ』は、その場にもいた彼女に向けた言葉だと考えられている記事も多い。

彼女こそが平和の象徴を受け継ぐ者だと・・・

しかしそれは違った。

彼こそが未来の平和の象徴なのだ。

神の使者も彼に一目を置いているようで、今後が期待できるだろう。

編集長には悪いですが、オールマイトが肉まんを食べる写真で我慢してもらいましょう。

すみません、オールマイト。

 

end




備考
・ルミリオンとの再戦
ハンデなしという条件では流石に勝てないと思い、降参を選択。

・覚醒状態について
作者的にあると思っているのは、霊夢・美鈴・レミリア・妖夢・幽々子・紫・萃香・妹紅・幽香・・勇儀・お空くらいを想定しています。

・出られなかった・・・?取り消せよ今の言葉!!
元ネタはワン〇ースの〇ースのセリフ。
そしてそれを言ったのは上鳴。

・ごめんねごめんね〜
これが流行ったのは2008年だそうです。
2008年!?
そんなに昔なのか・・・

・ロボット説について
多数の個性を使い分け、敵を捕まえることからロボット説が出てきた。
そういうことにしておきます。
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