A.D.23XXあたり。
幾多の技術的革新の末、銀河系中枢地点にまで、その活動圏の拡大に成功した人類を待ち受けていたのは、人類種敵対存在〈レギオン〉との熾烈な生存戦争であった。
100年近くに及ぶ戦争は、一時は銀河系中枢の主として繁栄した人類を、今や太陽系にまで押し込めていた。劣勢の中、遂に人類は決意する。第5次レギオン大戦の発動──銀河系中枢域に潜む最終目標〈セントラルマザーレギオン〉への、人類最強戦力で編成された、少数精鋭部隊での直接侵攻・殲滅作戦。人類の希望と叡知(開発チームスタッフ らが作ったぼくのかんがえたさいきょうのろぼ)が託された最終決戦は、部隊の9割と陽動を担った防衛部隊の犠牲(と馬鹿げた予算捻出も含む)の果て、遂に完遂された。
ようやく訪れた平和に、人々は歓喜(軍は悲鳴)を上げながら、漸く復興への道を歩もうとしていた。
……悪夢はまだ、『そこ』に息づいているにも関わらず。
第5次レギオン大戦より10年後くらい。
宇宙 はやっぱり揉めていた。
A.L.M.W.s を始めとする高度兵器群の保有の是非を発端に始まった論争は、太陽系統治連合と外宇宙同盟との対立構想の再燃にまで発展。両者の衝突が、次第に激化していた。
しかし、そんな抗争を尻目に、レギオン再来を現実視する有権者らによって、専門性を要求される次世代型A.L.M.W.s開発を始めとする先進技術開発・専任パイロット育成を行う統合機関が設立。来るレギオン再来に向け、確実な準備(と腐れ開発チームのロマン実現のために倫理とかを無視した研究)が遂行されていた。
そんな腐れ科学者共の楽園に、また一人の候補生(=被験者)が転がり込んできた。やたら腕が立つパイロット候補生に任せられたのは、とある問題を抱える二人の候補生で構成された小隊の隊長、という肩書きでの『監視』であった。
幾多の技術的革新の末、銀河系中枢地点にまで、その活動圏の拡大に成功した人類を待ち受けていたのは、人類種敵対存在〈レギオン〉との熾烈な生存戦争であった。
100年近くに及ぶ戦争は、一時は銀河系中枢の主として繁栄した人類を、今や太陽系にまで押し込めていた。劣勢の中、遂に人類は決意する。第5次レギオン大戦の発動──銀河系中枢域に潜む最終目標〈セントラルマザーレギオン〉への、人類最強戦力で編成された、少数精鋭部隊での直接侵攻・殲滅作戦。人類の希望と叡知(
ようやく訪れた平和に、人々は歓喜(軍は悲鳴)を上げながら、漸く復興への道を歩もうとしていた。
……悪夢はまだ、『そこ』に息づいているにも関わらず。
第5次レギオン大戦より10年後くらい。
しかし、そんな抗争を尻目に、レギオン再来を現実視する有権者らによって、専門性を要求される次世代型A.L.M.W.s開発を始めとする先進技術開発・専任パイロット育成を行う統合機関が設立。来るレギオン再来に向け、確実な準備(と腐れ開発チームのロマン実現のために倫理とかを無視した研究)が遂行されていた。
そんな腐れ科学者共の楽園に、また一人の候補生(=被験者)が転がり込んできた。やたら腕が立つパイロット候補生に任せられたのは、とある問題を抱える二人の候補生で構成された小隊の隊長、という肩書きでの『監視』であった。