アンダーナイトインヴァース小説。
 とある都市に住む少年、ビャクヤの物語。
 幼少期に両親を亡くし、唯一の家族である姉と二人仲睦まじく、慎ましく過ごしていた。
 ずっと一緒にいよう。そう二人約束していたが、ある日、ビャクヤは最愛の姉と突然にして永遠の別れをすることになってしまう。
 呆然自失となって過ごしていたビャクヤであったが、ついに姉の後を追うことにする。
 当て所なく街を歩いていると、ビャクヤは、妙な場所に足を踏み入れていた。
 深淵の闇で、辺りがまるで見えない。そこに二つの真っ赤な不気味な光が発生した。次の瞬間、ビャクヤは命の危機を感じる苦しみを受けた。
 自らの死期を悟るビャクヤは、その先に姉の姿を見た。
 自分は死んだと思っていたビャクヤであったが、まばゆい朝日に目を覚ました。そこは、自らがよく知る場所だった。
 姉の夢から覚めたビャクヤには、得体のしれない能力が宿っていたのだった。
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