戦姫絶唱の世界で某錬金術師の成り代わりかと思ったら死神の世界って…   作:シヒイシレアサ

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長い期間更新遅れてすみません。

今回はほのぼの?とシリアス?が異常に交互な感じな気がします(^_^;)



今更ですがキャロル&オートスコアラーXVで再登場おめでとうございます!!!

ありがとうございます公式様!!!
そしてXDでのプレイアブル化をお待ちしております!!!


第11話:説明と・・・?

それから数時間後、テーブルに座らされて私に向かい合うように降谷さん、両端に私に近い方から萩原さんと松田さん、諸伏さん、そして伊達さんが座った。

 

え?降谷さんの手料理はどうだったって?

・・・めっっっっっちゃくちゃ美味しかった。和食を中心とした料理がテーブルを覆い隠す程たくさん並べられ、しかも一品一品が輝いていて匂いも味も文句なしでまさにプロ級だった。もう個人でお店を出せるんじゃないんですか降谷さん?ルックス等の相乗効果ですぐに繁盛できますよ。

食事中降谷さんたちの愉快な会話(←)を聞きながら色んな料理を一口ずつ食べたらあっという間に満腹になった。食べた量が思ってたより少なかったけどキャロルって実は小食だった?

 

閑話休題・・・

 

「さて、話してくれるかい?あの竪琴やあの恰好が一体何なのか」

 

あとできれば能力も話せる限りで、とテーブルに肘を乗せて手を組み、その上に顎を乗せた状態の降谷さんが笑顔で尋ねてきた。

正直言って自分でも現段階で分からないところがある。

なので降谷さんたちには悪いけど黙秘させていただきます。

ある意味この世界の住人じゃないとか、降谷さんと初めて会った頃からずっと変わってない容姿についてとか、竪琴とファウストローブについてとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・なるほど。ダウルダブラというあの竪琴が起動前の状態で、起動するとファウストローブというプロテクターに変形し、それを纏うと同時に身体つきが成人女性に変わるのか」

 

「そしてその状態で歌を歌う事によって威力が倍増する、か」

 

「か、簡単に言うとそうなりますね」

 

・・・決意してたったの数十秒でダウルダブラとファウストローブ、あとフォニックゲインについてだけ喋っちゃった。

流石に現役の警察官五人に囲まれた状態で迫られると怖すぎて喋りたくなくてもつい喋っちゃうな。今だけ取調べ室で迫られる犯人の気持ちがほんの少しだけ分かる気がする。

 

「思ったんだがそのダウルダブラって名前の由来は何だ?」

 

「ダウルダブラとはケルト神話の主神ダグザが用いたとされる竪琴の名前です」

 

うん、確かにダウルダブラって聞いたことがないですよね。

かく言う自分も前世では名前は本編で詳細は公式サイトで知りましたし。

 

「へぇ~、あのダグザの竪琴ってそんな名前だったのか。

てことはダグザの棍棒や大釜にも名前があんのか?」

 

「す、すみません。そこまでは・・・」

 

「・・・そうか。悪い」

 

「やけに詳しいな松田。そういや纏った状態の桜琴に神話からとってアリアドネって名付けてたな」

 

俺にはさっぱりだ、と笑う伊達さん。

思ったけど松田さんって神話系に興味があるのか?

 

「にしてもあの容姿でそんなに凄い力があるなんて最早ファンタジーの領域だな」

 

「そんな、本来はずっと威力が高いですよ諸伏さん」

 

「そうなのか!?」

 

「はい、尤もボクにはダウルダブラのファウストローブの本来の力は引き出せません。

 

 

 

 

 

・・・所詮ボクは“_____”ではありませんから

 

「・・・え?」

 

「っ!?」

 

無意識に呟いてたのに気づいて咄嗟に両手で口を塞いだ。

え、何、まさか何か独り言を・・・?

 

「何か言った?」

 

「な、何でもありません!」

 

朧気に聞いていた萩原さんに無理矢理正常を装う。

 

「・・・」

 

「どうした松田?」

 

「・・・度々聞いて悪いがまさかだとは思うんだがよ、そのファウストローブってやつを纏った時に自らを犠牲にして使える最終手段とかはある訳ねぇよな?」

 

「・・・っ!」

 

す、鋭い松田さん・・・!流石あの時爆弾魔からの暗号をたった一人で解読できた人・・・!

 

「な、何言ってるんだよ松田?」

 

「だって考えてみろよヒロの旦那。こういうのは大体自爆レベルのハイリスクハイリターンの手段とかがあんだろうが」

 

「言われてみれば松田の言うとおりだな」

 

「だ、伊達まで・・・。だk「松田さんのおっしゃるとおりです」!」

 

「み、桜琴・・・?」

 

諸伏さんが戸惑ってるけどここまで言われたら今更隠す必要はないな。

 

「ハイリスクハイリターンの手段はボクの知ってる限りでは全部で二種類あります。

一つは〈絶唱〉。この場合の絶唱は力を限界以上に開放する歌のことで、その歌を歌う事によって発生するエネルギーは凄まじく、あらゆる存在を一度に殲滅し得る絶大な効果を発揮しますが、その負荷も生命の危機に及ぶ程絶大という、正に諸刃の剣といえる手段です。これは正直ボクにできるかどうかは分かりません。

もう一つは〈想い出の焼却〉。これは『想い出』と称される脳内の電気信号を変換し、戦う力―つまりエネルギーに錬成する事で圧倒的な戦闘力を生み出します。この方法なら絶唱と違って身体に多大な負荷はかかりません。

 

要は絶唱は単発型、想い出の焼却は継続型の最大攻撃手段だと思ってください」

 

でも絶唱って本来はシンフォギア装者の手段でアームドギアを介して用いるものだけど、この世界でギアが存在しているかどうか現時点では分からないから絶唱という存在と簡単な特徴しか言えない。

あと疑問に思ってるのはキャロルも想い出の焼却じゃなくて絶唱が使えるのかどうか。

まぁキャロルは錬金術師であって装者じゃないから絶唱は使えないのは分かってはいるんだが、いざ実験したくてもする時と場所、それと攻撃対象が現時点では無い上にバックファイアが怖くて無理。聖遺物の欠片から作られてるっていう共通点があるからもしかしたら・・・なんて。

チキン?何とでも言え。推しの身体とその所有物はできるだけ傷つけたくないんだよ。

 

「ちょ、ちょっと待て!想い出を変換してエネルギーに錬成ってことはその変換された想い出はどうなるんだ・・・?」

 

「・・・変換と錬成といった一連の流れは『焼却』と呼ばれるので、勿論エネルギーへと変わった想い出は文字通り燃え尽きて失います」

 

「「「「「っ!?」」」」」

 

伊達さんの質問に淡々とした答えに降谷さんたちは言葉を失った。

うん、そうなりますよね。私も前世で同じ反応しましたよ。でも公式の設定だからって無理矢理受け入れましたよ。

 

「想い出を失うって、それまでの自分自身の喪失じゃないか!!」

 

降谷さんがバンッとテーブルを叩いて立ち上がるも、すぐに謝ってくれた。吃驚した・・・。

眉間に皺をよせてると折角の美形が台無しですよ。

あとテーブル大丈夫?バンッの他に少し変な音がしたような気がするのは幻聴?幻聴だよね?幻聴だと思いたい。

 

「た、確かにそうですが得られる力の対価としては相当の代償ではないでしょうか?

幸いなことにボクは不完全な存在のようなので、ファウストローブを纏っても想い出の焼却が常に行われている感覚は現時点ではありませんから安心してください」

 

「あ、安心って・・・」

 

降谷さんは先程の表情から魂が抜けたかのような表情に一変して力なく座った。

大丈夫ですか?

 

・・・少し眠くなってきたけど他に聞きたいことはありませんよね?

 

「・・・ねぇ桜琴ちゃん、話を変えるんだけどあの竪琴を使って何か演奏できる?」

 

少し眠くなってきた時に話題を変えるつもりなのか萩原さんが歌を要求してきた。

藪から棒ですね?

 

「い、一応できますが・・・」

 

「・・・唐突だなハギ」

 

「萩原お前な~」

 

萩原さんの要求に降谷さんたちは一気に脱力し、さっきまでの張り詰めた空気が一変した。

 

「え~お前らだって気にならない?桜琴ちゃんが竪琴の腕と歌が上手いのか」

 

「僕が昔聞いt「気になるよね?」」

 

「確かに気にはなるが」

 

「どうするゼロ?」

 

「・・・ハァ、ハギがこうなったら変に曲げないからな。

桜琴、悪いが頼めるか?」

 

変なところで曲げないんだ萩原さんって。

まぁお気に召すかどうかわからないけどやります。

 

頷くとソファに移動されて降谷さんたちはその前にあったローテーブルを端に寄せ、床に座り込んだ。

彼らが聞く準備ができたと判断して竪琴を呼び出す。

構えてから一旦深呼吸して弾き始めた。

 

曲は・・・()()()()()()()()()()()()()()()

 

始めのところで起動させないように、尚且つ音を外さないように注意して弾くけど楽器として用いてからまだそんなに日が経ってないと思うのに自然に弾いてるのが不思議でならない。

 

「♪♪・・・♪♪♪・・・」

 

曲名とは裏腹に終わりを連想させる歌詞、

段々崩れていく歌詞の表記の悲しいバラード曲。

 

 

「♪~♪♪~♪~ ♪~♪♪~♪~♪~♪~」

 

 

弾き歌う度にキャロルの情景が目に浮かんでくる。

本編で流れなかったけどできれば本編で聞きたかったと今でも思うよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「♪♪♪♪~♪~・・・♪~♪~・・・」

 

いつの間にか目を瞑って弾き歌っていて、終えてすぐ竪琴を仕舞ってから降谷さんたちを見ると・・・

 

「え・・・!?」

 

降谷さんたちがまさかの号泣していた。

 

「ど、どうしましたか皆さん!?」

 

「い、いや、あまりにもの悲しい曲でつい・・・」

 

「そうそう・・・」

 

降谷さんたちはティッシュや袖などそれぞれの方法で目や鼻を拭く。

 

「にしても一般的な竪琴とは違う構造なのに凄い腕前だった・・・」

 

「あ、ありがとうございます・・・?」

 

「何で疑問形なの?褒めてるのに」

 

「な、慣れてないので・・・」

 

一応中高までは褒められてたけど、それ以降は回数が激減したからな。

 

「・・・あれ?」

 

弾き歌ってた時は眠気がなくなってたけど急に眠気がドッと押し寄せてきた。

 

「眠いか?」

 

伊達さんに聞かれて眠気を覚まそうと首を左右に振るが全く覚めない。

 

「眠いだろ。もう寝るか」

 

そう言って降谷さんに抱き抱えられ、他のメンバーから「お休み~」、「演奏ありがと~」などと言われてリビングを後にされた。

 

「ここが君の部屋だ・・・って言っても見えてないか」

 

眠気によって目が朧気で見えない状態で部屋に連れて行かれ、

ベッドに下ろされてその上から毛布を被せられた。

 

「・・・お休み」

 

まるで壊れ物を扱うかのような手つきで頭を撫でられながら朧気な目で見えた降谷さんの慈愛に満ちた表情を最後に私は眠りについた。

 

 

――――――――――………――――――――――

 

 

「どうだった?」

 

「グッスリ眠った」

 

「そうか」

 

「・・・聞かないのか?」

 

「何を?」

 

「あれから僕とヒロが音信不通になってた理由と桜琴について」

 

「・・・何となく、だな」

 

「警察学校を卒業してすぐに音信不通になったってことはそういう部署に配属されたんだなって。

あの子―桜琴はその関連なんだなってな」

 

「でも相変わらず元気そうで何よりだ!」

 

「みんな・・・すまない」

 

「だけどいきなり呼び出されてあの光景を見たら・・・な?」

 

てっきり逮捕させて犯行を止めてもらう為に呼んだのかと、と笑いながら言う諸伏。

 

「だからそれは誤解だと何度も・・・!」

 

「分かってるよ。あの案件だろ?ある程度は聞いたよ」

 

「あの案件?」

 

「あぁ。

・・・ここからは別の案件だがどうする?」

 

「どうするって?」

 

「聞かずに大人しく帰宅するか、このまま聞いて協力するか」

 

今ならまだ引き返せるが、と猶予を与える降谷を前に三人は・・・

 

「今更だろ」

 

「それに桜琴に言っただろ。俺らは利用できるって」

 

「協力できるんなら喜んで協力するぜ!」

 

「・・・だってよ、ゼロ」

 

「・・・分かった」

 

「で、一体どんなんだ?」

 

「あぁ。実は

 

 

 

 

 

 

 

 

桜琴と何らかの関連がある可能性がある案件についてと、

それらを踏まえて僕がある程度立てた仮説だ」

 

 




使用曲:シンフォギアGX キャロルより「tomorrow」

初めてこれを聞いた時泣きそうになりました。
ちなみにこの時の歌声はキャロルに戻ってます。

絶唱や想い出の焼却については色んな公式サイトから参考・引用しました。

・・・書いてて思ったのですが私は松田さんに何をさせたいのでしょうか・・・?好きなキャラの一人なのに・・・(-_-;)

・・・余談ですが実は今年の映画でこの作品の他にシンフォギア×コナンを少しだけ思いつきました。
前世研究員の女性がコナンの世界に転生して胸に刺さってるガングニール(奏、Gマリア、グレ響の形態?)でノイズと戦う的な?←
多分ガングニールの他にもう一つギアを出すかもしれません。
・・・転生物多いですね(-ω-;)
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