戦姫絶唱の世界で某錬金術師の成り代わりかと思ったら死神の世界って… 作:シヒイシレアサ
ぶっちゃけもう自分で書いて分からなくなってます・・・。
あと色々ネタをぶっこみます。
またもや変な光に包まれてしまい、気がついたら昼間から一気に夜に、観覧車のゴンドラからボロボロな廃ビルの屋上に変わっており、自分の姿はダウルダブラが解除されて幼女に戻っていた。今度は解除されるんかい。
しかも最初は二の腕まであるあの長手袋はつけていなかったのに今回はそれがついていた。
何でダウルダブラを起動する前は長手袋はつけていなかったのに解除された後になってついたんだ?
まさか二人助けたから両手に長手袋なのか・・・?
まぁ寒いから無いよりはマシで多少は助かるけど。
それにしても夜・・・廃ビル・・・まさか、な。
とりあえず今までの事から察すると、ここかその付近で何かしら起こるかもしれない。だからその時がくるまで自分が一体何ができるか試してみるか。
まず消えてた竪琴を再び呼び出す。
さぁ、実験を始めようか。
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試した結果、竪琴を触れてない状態では竪琴を出すこと以外は浮遊すらできないただの幼女で、
竪琴の上の部分を片手で掴んだ状態では浮遊は疎か、まさかの錬金術による攻撃・防御が使えた(とは言っても攻撃は上に向けてたった一回撃ったのだが)。
攻撃はできるにはできるが威力はあまり期待できず、その代わりなのかあの黄色いバリアやカリオストロみたいに氷・水の膜を張ったりなどの防御がかなり強い。かーなーり強い。
え?何で攻撃されてもないのに分かるかって?・・・なんとなく。
もしかしたらファウストローブを纏った状態で使ったら威力が上がるかもしれない。まぁあまり人を傷つけたくないし、いろんな意味で錬金術での攻撃はさすがにしたくないから威力が低いのは別に構わないけども、攻撃的なイメージがある炎は壁として使えるかな・・・?
そう思って試しに手を翳した瞬間・・・
カンカンカンカン・・・
「・・・?」
何やら隣の廃ビルから音が聞こえ、誰かが屋上に上がっていた。曇ってるせいで月明かりがないから暗くてあまり分からないが音の感じからして一人、いや二人かな。
これから何かが起きそうな予感がしたので中断し、ダウルダブラを起動して纏い、隣の廃ビルに飛んで行った。
その途中であるものが見えた為、廃ビルの上で浮いて止まった際にあることを忘れずに。
――――――――――………――――――――――
廃ビルまで逃げる顎鬚の男性。屋上まで逃げるとすぐに追ってきた長髪の男性に投げ飛ばされるも、その男性の懐から拳銃を抜き取り、構えて距離をとる。
そして自らの左胸に拳銃を向けて引き金を引こうとしたが、直前に長髪の男性にシリンダーを掴まれたことで引き金が引けなくなる。
「自殺を諦めろスコッチ。お前はここで死ぬべき男ではない」
「何!?」
「俺はFBIから潜入している赤井秀一、お前と同じ奴らに嚙みつこうとしている犬だ。
さぁ、わかったら拳銃を離して俺の話を聞け。お前一人逃がすぐらい造作もないのだから」
だが途中で別の足音が聞こえ、シリンダーを握る手が緩んだ隙に顎鬚の男性-スコッチ-が再び引き金を引こうとした時・・・
「っな!?」
左胸に押し付けた拳銃に弦が数本絡みつき、勢いよく上に取り上げられた。
「・・・拳銃自殺は疎か、自ら命を絶つことなどさせない。させてたまるか」
二人が女性の声がした方へ素早く見ると、手に何かを持った一つの人影が階段の屋根の上にゆっくりと着地した。
やがて雲が動きだし、開放された月明かりが女性を照らす。
顔は逆光であまり見えないが月明かりに反射して煌めく金髪に不思議な色をした瞳、とある幹部に負けず劣らずの抜群なプロポーションに紫を基調とした奇妙な武装をしており、手にあったのは先程取り上げられた拳銃。
スコッチは女性の髪色にある人物が頭を過る。
異常な展開に二人が呆然としている中、女性は慣れない手つきでセーフティーレバーをかけ直し、弾を全て抜き取り、拳銃を無力化させる。
「お前たちは答えを急ぎすぎている」
無力化した拳銃を手でポンッポンッと軽く叩きながら見下ろす。
「ホォー、急ぎすぎている、とは・・・?」
長髪の男性は無理矢理冷静を装い、女性に殺気を飛ばす。
「足音が聞こえてきたからといってそれが敵とは限らない。もしかしたら仲間かもしれないのだぞ」
「っ、お前に何が分かるんだ!?バレて命を狙われているのに足音が敵とは限らないって!」
「それはお前に心当たりがある筈だが?」
「そうなのかスコッチ」
「ラ、ライまで!心当たりなんてあるわk・・・!」
「やはりあるようだな。カマをかけたつもりだったが」
「カマかけたのかよ!!」
「それよりほら、気づかないのか?聞こえてた筈の音がないことに」
女性に言われて男性二人ははっと気づいた。
いつの間にか足音が聞こえなくなっており、しばらくすると階段からある人物が来た。
「・・・スコッチ!」
――――――――――………――――――――――
悪い降谷・・・、奴らに俺が公安だとバレた・・・。
逃げ場はもう・・・あの世しかないようだ・・・。じゃあな、
携帯に送られてきた文章に金髪の男性は廃ビルの階段を駆け上がる。
残り半分のところで彼は立ち止まり、驚愕する。
「な、何なんだ、これは・・・!?」
なぜなら残りの階段に弦が幾重にも張り巡らされており、来る者を妨げていた。
さすがに突進して行くのは無理なため、無理矢理隙間を作っては潜ったりして時間をかけながら上って行く。
「(ワイヤー・・・にしては弾いた時の音や強度が違う感じがする。
・・・まさか、な)」
ある考えが一瞬過ぎるがあり得ないと思いつつ進み、ようやく潜り終わり、同時に階段も上り終わったところで叫ぶ。
「・・・スコッチ!」
彼が見た光景は二人の男性が自分の上、つまり階段の屋根の上を見ながら警戒していた。
「!バーボン・・・」
「ライ・・・貴様ッ!」
「ま、待ってくれゼロ!ライは敵じゃない!
FBIの犬なんだ!!俺を逃がそうとしたんだ!!」
「ハァ!?てかそう呼ぶなスコッチ!」
「動揺のあまり性格と口調がいつもよりかなり違うなバーボン」
「黙れライ!
それにあのメールはどういう事だスコッチ!?」
ズカズカと歩み寄り、スコッチの胸ぐらを掴むバーボン。
「あれは悪かったよ!そんな事はいいから後ろ見上げてみろよ!」
「今度は一体n・・・っ!」
ライに対して警戒心を持ちつつ言われたとおりに後ろを振り向き、見上げる。
「な・・・き、君は・・・」
屋根に佇む女性にバーボンは驚愕し、同時に幼少期のとある出来事が頭を過る。
「ゼロ・・・?もしかしてどこかで会った事がある・・・のか?」
「っ!い、いや、初対面だ。会った事はない」
「・・・」
ライはバーボンの様子に一度視線を向け、再び女性に戻す。
「・・・途中で足音を立てさせないようにしたものの、あれを短時間で抜けるとは流石だな」
「!ま、まさか君が階段にワイヤーみたいなので妨害したのか・・・?」
バーボンの問いかけに女性は頷く。
「ホォー、それはこの男の救助を妨害する為か?」
「いいや、その逆だ。
最初に言った筈だ。拳銃自殺は疎か、自ら命を絶つことはさせない。させてたまるか、と」
「じゃあ彼を自殺させない為にわざわざあんなに・・・」
「・・・その男は最初は拳銃自殺をしようとしたがそこのライという奴にシリンダーを握られて止められ、留まろうとした時に足音が聞こえ、それが追手だと勘違いしたせいで今度こそ引き金を引こうとした。だからオレが止めた」
「ッ!(もしあのまま足音を立てて行ってたらヒロは今頃もう・・・!)」
先程までの自分の行いを思い出し、血の気が引くバーボン。
「話を変えようか。言えないのは分かってるが、何故自殺しようとしたんだ?
勿論口外しない、約束する」
女性の言葉に無言の男三人。
「・・・言う気はないか。ま、どうせ潜入先にバレたから死のうとしたんだろ」
女性はそう言いながら浮遊したままゆっくりと頬杖をついて座る姿勢になり、彼らを真っすぐ見る。
「!?・・・何故それを知っている?」
やはり組織の・・・、と殺気を立たせるライ。
「残念ながらオレはお前の言う組織は疎か、どこにも属していない」
先程その男がバレたと言っていたから推測しただけだ、と女性はハッキリ言い切る。
「どうも信用ならんな」
「ならば勝手にしろ」
「待ってください、バレたってどういう事ですか!?」
少し落ち着いたのかバーボンの口調が戻るが、動揺している事に変わりはない。
「メールで言ったろ。組織に俺が公安だってバレたんだよ」
「だがどうやってバレたんだ?」
「・・・恐らくリークだろ。どこの世も己の利益の為なら部下を売る愚かな奴はいる。その組織とやらの誰かが入手したという情報が届いていないならリークがあり得る」
「っ!そ、そんな・・・っ!」
「・・・そう愕然とするな。情報をリークした愚か者を捜すのはお前たちの仕事だ。捜して後悔させることだな。
で、その男はどうするんだ?仲間なら殺さないんだろ?」
「・・・スコッチは
「いいのかよゼロ、情報をリークした奴がいる可能性があるってのに」
「それも何とかする。詳しいことは後で」
今はとりあえずここから出ましょう、と促すバーボン。
女性は立ち上がり、弦を解こうとするとスコッチからちょっと待ったと制止をかけられる。
「どうやってゼロの足音を途中で立てさせないようにしたのか気になるから、まだ何もしないでくれるか?」
女性の頷きに三人で階段を見に行く。
「うっわ・・・これは中々エグいな・・・。
ゼロお前よくこんなのを潜り抜けたな。見た感じ一本一本張った強度が結構ありそうだ」
「いくら足音を立てさせない為とはいえ、ここまでさせるのはどうかと思うが・・・」
「長ったらしい髪のライなら絶対これはすぐに絡まってしまって詰んでましたね」
「言っておくがそれは即席だ」
「ハァ!?これが即席!?嘘だろ!?」
「足音を立てさせないように必死でな、こうでもしないと対抗できないと思った」
言い切ると同時に階段に張り巡らされた弦が解かれる。
その一瞬のことでライは口笛を吹き、他二人は驚く。
「・・・あの、もしかして君は・・・?」
何かを言おうと見上げるバーボンだが、そこには先程の女性はいなかった。
その代わりなのか彼女が取り上げ無力化した拳銃が彼の足元に置かれていた。
「い、ない・・・だと?」
「え、ちょ、どこ行ったんだ?」
「・・・飛んで行ったんじゃないのか?」
「それらしき音はしなかったからそれはないんじゃ?」
「・・・ひかりが」
「「ハァ??」」
「ワイヤーみたいなのが解かれた時、何かが僅かに光ったような気がしました」
「ホォー、バーボンは非科学的なのは信用しないタイプかと思ったが」
「信じてませんよ、ただそう見えただけですが?」
「まぁまぁ二人とも!
そういえばさっきあの美女に何て言おうとしたんだ?」
「それは気になるな」
「・・・忘れました」
「おいおいそりゃねぇぜゼロ~!」
「だからそう呼ばないでくださいスコッチ!!」
早くもスランプ・・・?
次があまり思いつきません、もしかしたらこれよりクオリティが低いかもしれません・・・(´;ω;`)