結局あの後、優勝したのはレオネだった。
誰も止められない快進撃。
少し前までは考えられなかったレオネの実力に、大会は大きく沸いていた。
熱気に包まれていて、決勝戦などはかなり盛り上がっていた、らしい。
僕はアルシナに付きっ切りで、魔法も行使しなかったから見てなかったけど、かなり凄い試合ではあったらしい。
その後はアルシナと一緒にレオネ対学園長の戦いを見た。
レオネと学園長。
流石に学園長の方が有利だったらしく、終始学園長のペースで試合が進んでいた。
所々惜しい所はあったけど、それも学園長の試合運びの上手さが出ていた。
惜しいと思わされたそれは、大半が学園長が作り出した嘘。
適度に接戦をしていると思わせる為の物だと思う。
でも時折想定外っぽい様子を出していた所から見ると、レオネはかなり強くなっているらしい。
それでも僕には当然ながら遠く及ばない訳だから、調子になんて乗ってほしくないけど。
でも、負けたと言うことに意味はあったらしく、悔しそうにしてたから多分調子には乗らないかな。
「……僕も、あんな風に」
アルシナもやる気になっているみたいだし、雰囲気としてはかなり良いんじゃないだろうか。
まぁそれより僕は気になっている事がある。
アルシナの大火球。
あれは一体なんなのか。
一見ただの魔法に見えるけど、そうじゃない。
あれはスキルには一切頼らない、というかスキルとはまた別のもの。
僕も見たのは初めてだからなんとも言えないけど、少なくとも僕が知っている限り、スキルであの魔法式はあり得ない。
『確認しなきゃいけない事は多そうだね』
他にも、アルシナの為になる教育法とか、そういう事も考えなきゃいけないし。
少しの間、やる事が増えそうだ。
***
「……して、魔帝国はどのような動きを見せているのだ」
とある密室。
白い壁に覆われた場所で、会議が行われていた。
「今のところは動きはありません。あくまでも防衛側という姿勢を崩さないつもりかと」
「フン、新たな皇帝も馬鹿ではない、か……」
彼等は一様に白い服を着ている。
まるで神官のように。
しかしその体は大半が肥えたものであり、とても神官とは思えない姿だった。
「だが、魔物の被害が増えているのも事実。そしてその魔物には魔帝国の首輪が付いているのもまた事実です」
「やはり魔物を庇うような愚図どもは愚かだな……」
「我々の目が腐ってしまう」
口々に言いたい事を言う彼等は、会議室の中に赤黒い2つの目が存在している事に、気付いていなかった。
《やはり人間は愚かだ》
1話で終わってしまった……()
次から二章。
主人公の種族を変えて、オリジナル化すべき?
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すべき
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どちらでも良い
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すべきではない
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どうでも良いから更新しろ