「ん、そうだ。お前は俺様がなんで剣聖って呼ばれるか知ってるか?」
訓練を1,2週間ほど続けたある日。
フレイルさんは僕にそう聞いてきた。
「……剣が世界で一番巧いから、ですか?」
でも、僕は知らない。
少し考えたけど、この程度の答えしか出てこない。
「残念、違うな」
まぁその答えは即座に否定されたわけだけど。
でもそうすると、一体なにが理由で剣聖なんて呼ばれているんだろうか。
「……ごめんなさい、わかりません。なんで、ですか?」
いくら考えてもわかりそうにないから、しかたなく聞く。
フレイルさんはそれに少し笑った後、答えてくれた。
「まぁ、剣聖ってのは有名だが、どうやってその称号が受け継がれるかは知られてないよな」
そういった後、フレイルさんは説明してくれた。
「まず、剣聖ってのは初代剣聖“アルフィード”から受け継がれた称号だ。ここまでは知ってるよな」
「はい」
流石にそこは常識だ。
遠い昔、勇者が魔王を倒した時のパーティーメンバーの一人だった、アルフィードっていう人が王様からもらった称号、それが剣聖。
もう一個同じような称号があるけど、そっちは今は置いておく。
「剣聖っていう称号は、とある技術が使えなければ受け継ぐことは許されない。それが『理の凌駕』だ」
「理の、凌駕……?」
初めて聞く単語だった。
理の凌駕ってのは、一体どういうものなのだろう。
「理の凌駕。わかりやすく言えば、世界の法則に対する反抗だな。ま、言ってもわかんないだろうから実演しよう」
そういった後、フレイルさんは剣を抜いた。
そして少し迷った後、
「……すまんが俺様に向けて魔法かなんかを放ってくれ」
「あ、はい」
申し訳無さそうに、フレイルさんは僕に言った。
「じゃあ、行きますよ」
「おう」
軽く火球を放つ。
特別大きくもなく、さりとて小さくもない火球。
それはフレイルさんに向かって進んでいき──
「ほいっと」
一回の剣閃がはしり、直後に火球が
「……え?」
割れた火球は火の粉となって消えていく。
けれど僕に与えられた衝撃は消え去らない。
「とまあ、今のが理の凌駕だな。本来ならば起こり得ないことを起こす。まぁ、普通に剣を振るだけじゃ絶対に起きないことをできるようになればいいんだ」
……でも、その衝撃が消え去る前に、僕は一つ疑問に思った。
何故それを僕に見せたのだろうか、という疑問だ。
嫌な予感にかられて、僕はフレイルさんに聞いた。
「……無いと思いますけど、もしかして見せた理由って僕にやらせるためですか?」
「ん? やらせるために決まってるだろ?」
その言葉に、僕は顔を引き攣らせることしかできなかった。
主人公の種族を変えて、オリジナル化すべき?
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すべき
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どちらでも良い
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すべきではない
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どうでも良いから更新しろ