『結構倒したね』
『そうですね……』
僕たちはそう言いながら歩く。
僕たちがあらかた狩り尽くしてしまったため、魔物はもう殆どいない。
その数少ない生き残りも、全て隠れてしまった。
『サーチで見つけることはできるんだけど……』
『絶対に攻撃しないでくださいね?警報が鳴りますから』
フィールドを壊しすぎると、警報が鳴ってしまう。
だから下手に手を出せないのだ。
『……なんでこんな奥深くまで潜るの。はあ』
『アイが狩り尽くしたからです』
ーー————。
ふと、何かが聞こえたような気がした。
それは寮室から出る時、聞こえたようなものと同じもの。
反射的に周囲をサーチで覆う。
半径10キロ。
これで大丈夫なはず。
そして、それを発動したから、
ーーそれに気付けた。
『っアルシナ!』
『ぇ、っ!?』
僕はアルシナを今の大きさで出せる最大限の力を出し、アルシナを吹き飛ばした。
直後、その場所に、
大きな口が現れた。
“GOAAAAAAAA!”
『「っ!」』
あまりにも大きな声。
最早爆音とも形容できるその声を放った主は。
岩の体を持つ、巨大な竜だった。
『ウソでしょ?アルシナ、こんな魔物いるの?』
「……いえ、普通はいないはずです。そもそもRクラスが潜るエリアでもこんな魔物は……!」
混乱が伝わる。
それは当然だ。
こんな魔物がここにいるなんて、ありえない。
確実にステータスは5000は到達しているような、かなりの強者のはず。
そんなのがこんな学生用の狩場に生息しているはずがない。
だって、そんなのが生息しているならそもそもここを狩場にしないはずだから。
そして、状況も悪い。
まず、アルシナが震えている。
アルシナのステータスは大体2000代。
それに比べて、向こうは低く見積もって5000。
それだけの差が、アルシナに恐怖という感情となって襲いかかっている。
勿論僕なら容易く倒せるだろう。
本来なら。
だが、今は無理だ。
なぜなら、アルシナがいるから。
幾ら僕と契約して強くなったといえど、先程も言った通りアルシナはまだ弱い。
そんなステータスでは、あれに対抗することはできない。
ただただ足手纏いになるだけ。
むしろ、僕はアルシナを守らなきゃいけないからちょっとキツい。
更に言えば、本来の大きさになれば地盤が崩れ、それこそアルシナはそれに巻き込まれる。
確実に、アルシナは死ぬ。
だとすれば巨大化もできない。
そういう面で考えれば、今の大きさが限界というわけで。
現在の自分のステータスは推定6800。
前後はあるだろうけど、この大きさだとあまり力を出せない。
そんな状態で勝てるか。
いや、勝たなきゃいけない。
そんな覚悟を決め、突撃しようとしたその時。
“GOAAA!”
再度地面を掘り進め、何処かへ行ってしまった。
慌ててサーチしようにも、何故か既にいない。
『……なんだったんだ、今のは』
何が起こったかわからない。
そんな気持ちだった。
タイトル詐欺じゃないですよ。
主人公の種族を変えて、オリジナル化すべき?
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すべき
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どちらでも良い
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すべきではない
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どうでも良いから更新しろ