あの後、僕たちはエリア崩壊について報告をすることとなった。
実は同時刻、他の実戦訓練場でも同じようなハプニングが起きていた。
そして、それに見舞われた人たちは全員死んでしまっていたのだ。
一応参考程度でも、実際に見て伝えられる人間の話を聞きたかったのだろう。
まあ死んでしまったのも仕方ないと思う。
あれほどのものが目の前にきたら、脱出するという思考そのものに行き着かないと思うから。
そして当然、そんなことが起こってしまった原因が突き止められるまで実戦訓練は休止となった。
「アルシナ!大丈夫だったか!?」
「レオネですか!はい、アイのおかげでなんとかなりました」
教師陣から解放された直後、アルシナの元へとレオネが駆け寄ってきた。
「アイ?ってのはアルシナのテイムしてる魔物のことか?」
「ええ、そうです。アイ、出てきてください」
僕はアルシナの髪から飛び出して、大きくなる。
大きさは約80cmで、あまり大きくなってるわけじゃないけれど。
「うおっ、こいつがアイか。蜘蛛型の魔物なのな」
「弱そうに見えるかもしれませんけど、アイは神話級ですよ」
「いや弱そうには見えないけど……ってはぁ!?神話級!?マジで!?」
『よろしく、レオネ』
「うおっ、マジか」
僕も話しかけて、会話に加わる。
『さすがに大きいままでも困るし、いつもの所で念話するね』
「わかりました」
そして僕はまた小さくなって、アルシナの髪へと戻った。
「マジかアルシナお前……。神話級の魔物テイムしてたのか?」
「ええ。ですが成り行きですし、運が良かっただけですよ」
「運も実力のうちってのもあるだろよ」
『確かにね』
……そういえば。
『そういえば、レオネの方のエリアも異常事態は起きたの?』
「ん?ああ、異常事態か。……まあ、起きたっちゃ起きたな。俺がいたエリアの隣で、土竜が出たらしい」
「ほんとですか?危なかったですね」
「ああ、数分移動するのが遅かったら俺、死んでたかもな」
そう、レオネはカラカラと笑う。
「……笑い事じゃないですよ」
本当にね。
「そういえば、半月後に学園祭がありますけど、あれには参加しますか?」
「あれって……ああ、剣魔祭か。勿論参加するぜ。俺も強くなりたいからな」
ん?
剣魔祭?
また知らない単語が出てきたな。
『剣魔祭って何?』
「ん?剣魔祭ってのは武闘会みたいなもんだな。参加者は学園内にいる人間だけだけどな」
『ああ、そういうの。ありがと』
武闘会となれば、やる事は決まったかな。
それに今回のような場合が今後ないとも言えない。
これから何をやるか。
それは、アルシナとレオネの強化だ!
主人公の種族を変えて、オリジナル化すべき?
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すべき
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どちらでも良い
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すべきではない
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どうでも良いから更新しろ