思いつきでかきました
連載は未定
「あぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!」
突然、ブルーティアーズを纏っていたセシリアに異変が起きた。 目の前で戦っていた一夏は突然の出来事に言葉を失い動くことは出来なかった。
ブルーティアーズは激しく放電し、装甲の色が徐々に黒くなっていき肥大化しセシリアを飲み込んでいく。ついにはブルーティアーズの面影もない怪物・・・結晶怪獣ギラルスに、その姿を変えた。
「アンギャァァァァァーーー!!!」
ピットのモニターで、その様子を見ていた翔直人のもとに通信が入る。
『なーくん! 見てる? イギリス娘のIS、デジファーウィルスに感染してたみたい!』
デジファーウィルス・・・ハイパーワールドの魔王カーンデジファーがグリッドマンに倒された時に次元を越えて、この世界に拡散したウィルス。ISのコアに感染潜伏し、力を蓄えてから怪獣として実体化する悪魔のウィルスだ。
「あぁ見てるよ。 もう少し早く解らなかったのか?」
『なーくんも知っているでしょう。覚醒しないとわからないことぐらい。』
「まあな。 ともかく行ってくるぜ束!」
『うん、気を付けてねなーくん!』
「グリッドマン!」
『あぁいこう直人!』
直人の左腕につけているブレスレットから声が聞こえてきた。 直人は左腕のブレスレットを肩の所まで掲げると
「アクセプター、モード【IS電光】からモード【ハイパーエージェント】に移行。 いくぞグリッドマン、アクセス・フラッシュ!!」
直人が右手をアクセプターにクロスさせる。アクセプターから光が放たれて直人の姿が変わる。
赤いボディに白銀の鎧を纏ったような、騎士や超人を彷彿させる姿。 これこそが直人のもうひとつの姿、ハイパーエージェント【グリッドマン】と合体した【電光超人グリッドマン】なのだ。
グリッドマンはそのまま走ってカタパルトには向かい、大きく踏み切りアリーナに飛び出した。
「セ、セシリアが怪物に・・・・み、みんなを守らなきゃ・・・・」
アリーナを暴れまわるギラルス、観客席のシールドを殴り破ろうとする。 観客席の生徒達はパニックをおこし、我先に逃げ出そうと混乱し避難は一向に進んでいない。 そんな観客席の様子を見て何とか動こうとする一夏だが、怪獣を見たことによる本能的な恐怖により全く動くことができないでいた。
「ギャァァァァァァァーーー!!」
ギラルスは大きくのけぞり口から何かを出そうとする体勢となった。
それを直感で感じとった一夏、だが体は相変わらず恐怖で動かない。
「や、やめろぉぉぉぉーーー!!」
「トウ!!」
そこにピットから飛び出してきたグリッドマンが喉元目掛けてキックを放つ。
「ギャウ?!」
そ
喉元にキックを受けたギラルスはそのまま仰向けに倒れる。 その隙を見逃すはずもなくグリッドマンは腹目掛けてダイビングキックを放つ。腹部にキックを受けてのたうちまわるギラルス。
「あ、あいつはいったい・・・」
再び起きた突然の出来事に目を白黒する一夏。
そんな一夏に構うことなく攻撃を加えるグリッドマン。
無論、ギラルスもただやられているわけでもなく、口からグリッドマンに向けて白い煙のようなものを吐く。
「うぉ?!」
煙をかわせずに直撃を受けるグリッドマン。 体勢が崩れたのを見て、再び煙を吐くギラルス。
どういう効果をもっているのかグリッドマンにダメージを与えている。
「ぐっ!!」
アリーナの地面に倒れこんだグリッドマンに追い打ちをかけるギラルス。 そのまま巨体から放たれるキックやパンチはグリッドマンにダメージをあたえていく。
やがて額のエネルギーランプが点滅をはじめる。
(直人、エネルギーが減って活動限界が近づいているぞ)
(わかっているよグリッドマン、よーし!)
ギラルスが大きくジャンプし踏み潰そうとするが、ジャンプした隙に転がり避ける。 グリッドマンが
いなくなったことで着地に失敗し、倒れ混むギラルス。
その隙を見逃さず、全てのエネルギーを左腕のグラン=アクセプターに集約し
「必殺、グリッドビーム!!」
「アギャァァァァァァーーーー??!!」
左腕から放たれたビームはギラルスに命中、ギラルスは爆発する。 煙がたちこめる中、光の球体に包まれたブルーティアーズを纏ったセシリアが現れる。
それを見届けたグリッドマンはその姿を消した。
「いったい、今のは何だったんだ・・・」
目の前で起きた一連の出来事に茫然とする一夏だった。