地球よりはるか遠くにある星、淫ク星では、いままさに全宇宙の未来をかけた戦いが行われていた。
スーパー隠語人となったるりま、アンニュイが戦うのは、ほとんどの人民を殺害し、地球を破壊した魔人ブウ。
二人がかりで戦うも、その力は無尽蔵であり、二人は悪戦苦闘していた。
「うぅ……ち、力が」
戦いのさなか、その体から力を失った、るりまは膝をついた。
「お姉様、大丈夫でございますか」
「申し訳ないわ、アンニュイ。もう、体力が」
くっと苦い顔をしたアンニュイが、前を見るとブウは余裕の笑みをうかべていた。
戦っていれば分かる。るりまなしには、ブウに勝つことは絶対に不可能だ。
隠語人には、精液を得ることによって、パワーアップするというエロゲみたいなハチャメチャ設定があるが、残念ながらここにそれらしい男はいないし、いままでそれを行ってくれる男もいなかった。
「争いは、あ~んダメダメ」
突然、西田敏行みたいな男が、ブウと二人の間に割って入った。
「あなたはっ……現場監督!!!!」
そう、出演作『巨根肉弾戦』『一気通貫』で有名な、あの現場監督であった。
ブウは現を見ると、その表情を曇らせれ、全身を震わせた。
ブウは元々、二つの存在であった。その片方と現は、めっちゃセックスしてた恋人だった。
その片方は、いまのブウに完全に吸収され、記憶はない。だが、その体が現との愛の営みを覚えていた。
言葉にできない地獄のような不快感を与えているのは、一目瞭然だった。
「オガアアア」
魔人ブウは、口から丸く太ったブウを吐きだした。それは、現の恋人だった。
丸いブウは眠っているのか、その場にゴロンと転がり、動かなかった。
それを見たブウは、ひたいに青筋をたてて現をにらみつける。
不快感の怒りが、現に向いたのだ。
「オッホッホッホ!!」
ブウは浮かび上がり、ドコドコと胸を叩き、ドラミングのような動きを見せると、両手を前に出して現に突進する。
「おっ、おっ、おっ、おーっほっほ!」
そう叫びながら強く目を閉じ、両手を前に出した現に、ブウがぶち当たる寸前、その間を気弾が左に抜けていき、ブウは攻撃を止めた。
その気弾が発射された場所に目を向けると、
「ブッブウ……!! ブウ!!!」
丸いブウが立っているのを見て、現は思わず声を上げた。それは、現を助けるために、ブウが放ったものだった。
「おまえキライだ。現ちゃんをいじめるな」
そうだよ。
こうして、ブウ対ブウの戦いが始まった。
だが、丸いブウよりも、敵のブウの方が若干、強さが上回っているようだった。
それでも、十分の時間は稼げるだろう。
「お姉様」
その様子を見て、アンニュイは、るりまのそばによる。「いまのうちに、奴を倒す作戦を考えましょう。幸いにも、ナメック性人であるデンマが、隠語ロイドを七つ集めてくれておりますわ。これで
「なるほど。それで、男たちを呼び出して、死ぬ前にたくさんおまんこするのですね」
「冗談はおよしになってください、お姉様。ところでお姉様、あなたはいったい、どれだけ淫
ク☆厨に迷惑をかけられましたか」
「あなたは、今までに咥えたチンポの本数を覚えていますか」
「分かりましたわ。今回は、そいつらにカリを返してもらいましょう……デンマ! 聞こえますか」
アンニュイは淫乱マンコ特有のテレパシーで呼びかけた。
――へい、アンニュイ嬢! 淫龍を呼び出す準備は、もうおわっとります。
「今すぐ、私のいう願いを叶えてください。一つ目は地球を元通りに戻すこと、二つ目は今日死んだ人たちを生き返らせること。後はお好きになさい」
――へい! がってんでさぁ!!
「いでよ! 淫龍!!!」
戦いの舞台のはるか遠く、デンマは隠語ロイドを七つ積み重ね、両手を上げて叫んだ。
すると、空は一瞬にして暗闇となり、隠語ロイの上に巨大な甲冑を来た、ホモそうな人間が現れた。
『へし切り長谷部と申します』
そう名乗ったが、こいつの名前は誰が何と言おうと、淫龍だ。
「淫龍! ここよりはるか遠くにあった地球を、元に戻し、昨日から今日までに死んじまった人間たちを元に戻してくれぃ」
『主命とあらば』
――姉御さん達! 願いを叶えましたぜぃ!
「私は貴殿の『姉御』ではありません。そのような口をきく方は容赦なくブロ――」
「お姉様!」
デンマの姉という単語に反応してしまった、るりまをアンニュイは止める。「いまはそんなこと言ってる場合ではございませんわ」
「ごめんなさい、我を失っていましたわ。ではいまから、淫ク☆厨達を呼び出し、ブウを袋叩きにするのですね」
「違いますわ、お姉様。彼らが強いのは口だけですから……準備をするのです」
「準備?……いったいなんの」
「精子玉ですわ」
精子玉とは。地球上の全男から精子を少しずつ吸い取り、球体にしてぶつける、るりまの超必殺技である。
「けど、精子玉でブウを倒せるとは思えませんわ」
「私はいいましたわ。彼らにカリを返させると。彼らから金玉が空っぽになるまで、精子を搾り取るのです」
会話をしているうちに、丸いブウが倒され、ブウがこちらに向かってくる。
「いいですかお姉様! 私があいつの相手をしている間に、地球上の人間たちを説得するのです。頼みましたわよ!!!」
「承りましたわ!!」
アンニュイがブウへ向かっていくのを見て、るりまは浮き上がり、天に両手を掲げた。
「精子玉!!!!」
地球上の男たちの精子が、頭上に集まり、球体となる。
「なんていやらしい玉なのだ」
それを見て、足元にいる現はつぶやいた。
当然、これだけでは足りない。
「皆さま、聞こえますか!!」
るりまはテレパシーで、地球の人間に呼びかける。「私の名前はるりまと申します。貴殿方を生き返らせましたが、貴殿方を殺した魔人ブウはまだ生きております。彼を倒すには精子が必要です。私の声を聞いて一人でシコシコて、天に射精して私に精子を分けてください!!!」
――RRM姉貴じゃん。
――こんなもの!
――うわでた。
――るーたんしゅきぃ。
――隠語のヤバイ人じゃん
――2500円
残念ながら、淫ク☆厨の反応は冷たかった。
「ふざけている場合ではありませんわ!!! 早く射精するのです!!!!」
――なに言ってんだこいつ……。
――5000円
――頭おかしいこの人。
――やだよ。
――隠語ロイド再販しろ。
誰もるりまの願いを聞こうとはしない。
それもそのはず、空に射精しろなんて意味不明な願い、まともな人間が聞くはずがなかったのである。(淫ク☆厨がまともとはいっていない)
「お、お願いしますわ! 魔人ブウを倒すためには、貴殿方の精子が必要なんです!」
――この、るりま、というのは本当に貴方なのですか?
――お客様ぁ~シコシコどっぴゅん人参しりしりこんなもの!
――大変ですよねぇ~?
――7500円。
――るーた~~ん、僕出るよ~~。
――童貞チンポコ先生ってなんだよ。
「この野郎ども!!! 殺す!!!! 殺してや――」
「いいかげんにせんかいボケェ!!!!」
るりまが激昂したところで、現ちゃんが西田時之特有の迫真の関西弁で迫った。「おどれら黙っとったらグダグダいいくさりやがって!!!! ちゃっちゃと精子よこさんかいアホンダラァ!!!!!!!」
一気に声が消え去ったかと思うと、流れが変わった。
――え……この声って……現様?
――嘘だろ? ……あの現ちゃんが?
――現様ぁ♡
――るーたんを返して。
――現たぁすきぃ。
――もしかして、ブウと戦ってるのって、ほんとは現様?
「そっそうだ。私が戦ってるから、早く力をかさんか」
現ちゃんはそう言って、るりまの方をチラリとみる。「こうでもいわないと、奴ら力を貸さないからな。いまはブウを倒すことが先決だ」
――現ちゃん最高(^O^)
――中年×現マヂ尊い……現×るりま尊くない。
――現豚きっしょ。
――現ママのおっぱい吸いたい。
――現様〜(>ω<〃)~♡
――こいつただの毛深いおっさんだぞ。
――人よりちょっとかわいいからって調子に乗るな。
地球上の淫ク☆厨が叫びながら、空に射精していくと、それは宇宙を飛び、るりまの元へと向かう。
「きたきたきた! きましたわ!!!」
突如、巨大になる精子玉。それはブウを倒すのに十分だと確信できるほどだった。
「お太い!!!」
驚いた現ちゃんも、思わず叫ぶ。太い?
「まけたぁ~~~私のおまんこ、やられちゃっった~~~」
ちょうどそのとき、アンニュイがブウに蹴飛ばされ、地面に倒れた。「お汁いっぱいチルドレンれすぅ~~……」
「アンニュイ!! 精子玉を投げますわ!! 早くお逃げになりなさい!!!」
るりまが叫ぶも、アンニュイはアヘがおM字開脚のまま、死んだ虫みたく寝転がっており、動かない。ブウの攻撃で完全に気絶しているようだった。
そうこうしているうちに、ブウはこちらへ向かって来ようとしていた。
「ど、どうすれば……あ」
見ると、現ちゃんがアンニュイを肩に担いで運んでいた。
「やるではありませんか!! 現場監督!!! あなたは本当に世界の」
るりまは両手を振り下ろし、精子玉をブウへと投げた。「アイドルかもしれませんわね!!!」
ブウは気弾を数発放つも、精子玉はそれをかき消し、のしかかるようにぶつかった。
だが、ブウは全身でそれを受け止める。
「ギギギギギッ!!!!」
ブウは苦悶し、歯をくいしばっているものの、まだ倒れなかった。
「くっ……この大きさの精子を受けて、まだ倒れないなんて……なんて力」
るりまは両手を前に出し、精子玉を押し付けるも、体力の限界が近いのか、徐々に力が抜けていく。「あと……あともう少しなのにっ……」
一方そのころ、デンマは。
『最後の願いは、なににしましょうか』
淫龍に何を願おうか悩んでいた。
「うーん、やっぱり媚薬をもらいやしょうかな。即効性があって、水に溶けるやつ」
『媚薬ですね』
「ええ、たのんます。媚薬を1万錠――」
――待ちなさい!!! このエロ性人!!!!
突然のアンニュイの声に、デンマは飛び上がった。
「あ、アンニュイの嬢! いや、べ、別にいいじゃないですか。最後の一つは好きにしろって、おっしゃったのはアンニュイ嬢じゃないですか」
――ちゃんと戦いを見ていなさい!!! いいですか、いま、お姉様がブウに精子玉をはなって、競り合っているのです。体力ももう限界が近い、淫龍にお姉様のおマンコをグショグショにするよう、願いなさい!!!。
「へ、へい!! がってんでさぁ!!!」
「う……も、もうダメ――」
るりまの体から力が抜けようとした、次の瞬間、全身に電流が走ったかと思うと、溢れんばかりの快楽が訪れた。「イクウウウウウウウ!!!!!」
るりまは叫ぶと、エネルギーがあふれ、壮大に塩を噴いた。股からは、滝のようなマン汁がドボドボと地面に落ちていく。(これは、潮、ではなく、全身の汗から水分が蒸発した結果、残った塩が噴き出しているだけなため、ちっとも卑猥な表現ではない。マン汁も、この世界特有の、力が解放されたときに出てくる、肉を焼いたときに出る肉汁みたいなもんであり、女性器から分泌されたものではない。つまり、どこにも規制対象となる部分はなく、もしUNEIが注意勧告をしたとするならば、私いじけちゃう。 P.P.A.P ジャスティン・バービーこの小説を宣伝しろ)
一気に回復したるりまは、ブウはどんどんと押しこんでいく。
「貴方はすごいですわ。たった一人で、これだけのことをおやりになるなんて……今度は善い方に生まれ変わって、一対一で、私とおマンコしましょう。いつまでも、待っていますからね……お覚悟。」
るりまは額に指を二本、ピッと立て「はああぁ!!!」
精子玉が一気に抑え込まれると、ブウを包みこみ、そして、
「クアッ!!!……カ……カカ…………」
断末魔と共に、ブウは完全に消え去った。
そして、2年後。
るりまとアンニュイは、満子一武道会へ出場していた。
19年に一度、世界で一番の淫乱を決めるための大会である。
1回戦は共に、難なく突破し、2回戦が始まろうとしたとき、
「アンニュイ、ちょっとよろしいですか」
これから自分の試合が始まるというときに、るりまはアンニュイを呼んだ。
「どうしたのですか、お姉様」
「あの、私の対戦相手をご覧になってください」
アンニュイがるりまの指さす方向を見ると、モヒカンヘヤーで、肌の黒い子供が立っていた。「名をウーブというのです……あれはきっと、魔人ブウの生まれ変わりですわ」
まーた始まりました。お姉様、たまにこうやって糖質みたいなこといいだすんですわ。
そう思いながらも、
「いやぁ、どうでしょう。偶然ではありませんか」
「いえ、きっとそうですわ」
アンニュイの言葉など、聞く耳持たず、るりまは断言する。「ちょっと、強さを確かめてきますわ」
ああ、かわいそうに。あのお子様、お姉様に何をされるやら。面倒なことにならなければよいのですが。
アンニュイの心配をよそに、るりまとウーブが、四角い武舞台に相対すると、試合の鐘が鳴った。
「ウーブ……いえブウ! お久しぶりですわね」
るりまが唐突にそう問うも、当然、ウーブは首をかしげる。
「え、ななななんですか」
「とぼけたって無駄ですわ、私にはわかっています。貴方はブウですわ」
ウーブはドン引きして、るりまから一歩、後ずさる。
この人、ヤバイ人だ。
「どうしたのですか。ほら、私に攻撃なさい」
「あ、あの僕……き、棄権します」
「なんですか。私を恐れているのですか。まだまだ子供ですね」
と、るりまはウーブを挑発するも、
「はい、怖いです。帰らせてください」
ガチビビリである。
困りましたわ。理由は分かりませんが、とても怖がっています。これでは、彼の強さを確かめられません。
そう考えたるりまは、股を開いて、股間をぺシペシと叩く。
「やーい、弱虫。おマンコペンペン」
るりまはどうにかウーブを怒らせようと、さらに挑発を重ねた。
「悔しかったら、攻撃してみなさい。やーい、あなたのお父様、梅毒~~。あなたのお父様、短小包茎~~」
「ぼ……僕のお父さんは……」
ウーブは震え、拳を握りながらるりまをにらみつける。
「未精通のお子様チンポが、なにかおっしゃっていますが、よく聞こえませんでしたわ。やーい、貴方のお父様、ケツ穴処女~~。童貞チンポコ先生~~」
「僕のお父さんは!!!」
ウーブはるりまめがけて、飛び上がった。「童貞チンポコ先生じゃないっ!!!!」
顔へと放たれた蹴りを、るりまは腕でガードする。
「くっ……すごい威力。やはりあなたはブウの生まれ変わりですわ。ですが、まだまだ力不足ですわね。いいですわ、私が師匠になって差し上げます」
「え? な、なにをいいだすんですか! 僕はあなたみたいな師匠は嫌ですよ」
「では、早速修行に向かいましょう」
るりまはウーブのことなど無視して、勝手にぽんぽこ話を進めていく。
「
るりまが空に向かってそう叫ぶと、人ほどの大きさがある男性器型のバイブレーターが飛んできた。
「さあ、これにお乗りなさい」
「なんですかこれは」
「珍本雲です。バイブ型の飛行機と思ってください。さあ、早く」
「いや、僕いくっていってない――」
「早くなさい!! 待たされるのは好きではありませんっ!!!」
ヒステリック特有のブチ切れで、有無を言わさず、るりまはウーブを無理やり珍本雲に乗せた。
「お姉様!!! さすがにそれはシャレに――」
アンニュイが叫ぶも、るりまはそれを無視して、ウーブと共に空に飛んでいった。
「いいですか、ウーブ」
会場から遠く離れた海の上、るりまはウーブに話しかける。「貴方が修行を行い、完璧になったら、私とおマンコいたしましょう」
「え、おマンコって何ですか。というか、僕をおうちに返してください」
「おマンコというのは、セックスのことですわ」
「何をいっているんですか」
「ワクワクしませんか。私とおマンコができるのですわよ」
「頭おかしいんですか」
「さあ、意気込みを叫びましょう! もっと強くなるぞーっ!」
「誰か助けてーーーー!!!!!!!」
迫真の叫び声と共に、二人は水平線の先に消えていった。
~~~メッチャhappy end~~~