バカとテストと召喚獣 ~僕はこの歪んだ運命に抗い続ける~   作:天沙龍月

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 今回は間違えて1日早く投稿しちゃいました!
 まぁ、いいか! 

 本編をどうぞ!


第4話 日常 そして、相談

明久side

 

 翌日、何事も無く午前の授業を終え、雄二たちとお昼ごはんを食べていたら、バキッ!という音ともに僕のちゃぶの足が折れた。お弁当は大丈夫だったけど先生にボンドを貸して貰わなきゃ。

 

 「はぁ、先生からボンドを借りてくるね…。」

 「なんとも災難じゃなぁ。わしもついて行くかの?」

 「ありがとう秀吉、その心遣いだけでも貰っておくよ…。」

 

 秀吉に感謝しながら職員室に行った。さて、福原先生はいらっしゃるだろうか?

 

 「失礼します。Fクラスの吉井です。福原先生いらっしゃいますか?」

 

 職員室がざわついた。おそらくFクラスの生徒が来たからだろう。まぁ、当然の評価だろう。だけどそんなこと気にしていられない。僕は急いでるんだ。福原先生は…

 

 「あぁ、ここですよ。吉井君。」

 「そこでしたか。」

 

 福原先生が気を使ってくれた。ありがたいです!先生に言ってボンドを貸して貰う。その時気付いたが、ボンドが瞬間接着剤になっていた。教室を変えなかったから備品が少し良くなっていくのか。

 

 「それじゃあ、借りていきますね。」

 「はい。ちゃんと返してくださいね。」

 「分かってますよ。」

 

 職員室から出て教室へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 「おまたせ~。」

 「おぉ、遅かったな。」

 「まぁ、ちょっとあってね。」

 

 僕は自分のちゃぶ台を直すためさっきの瞬間接着剤を見せた。そして、あるロボットアニメのロボットのドッキングのような音を出しながら接着剤を勢い良く飛び出させる。これ一回やってみたかったんだ。

 

 

 「さすがは瞬間接着剤。あっという間に修理完了!」

 「良かったのう、明久。接着剤が良くなったのじゃな。」

 「苦労して勝ったんだもん、せめて支給品くらいレベルアップしてくれないとね。」

 

 それにしても……本当に運が良かったとしてもEクラスに勝てたのはFクラスの皆のおかげだ。これでクラスの皆の自信に繋がれば良いけど……。

 Aクラスとの試召戦争では、また皆の力を貸してね。Aクラスとの試召戦争では雄二はどんな作戦を考えてくれているか。多分だけど真っ向勝負なんてしないだろうから……代表を各クラスで決めて戦うのかな?

 どちらにしてもこっちに優位な作戦を考えてくれているだろう。これで姫路さんも良い環境で勉強出来るだろう。まぁ、

 

 「雄二!何で設備の交換を断ったんだよ!?」

 「何だ?お前、あんなボロっちい木の机が好きなのか?」

 「こんなすぐ壊れるちゃぶ台よりは良いに決まってるじゃないか!」

 

 ドン!

 

 あ、やば。ちょうどちゃぶ台にあった瞬間接着剤が手に付いた!秀吉の方に残り少しになったであろう接着剤の脱け殻が……ということは、

 

 「うわぁ~!ちょっ!うが!」

 

 驚いた拍子に倒れてしまう。当然、ちゃぶ台も付いてくるので僕の上にちゃぶ台が!

 

 「どうせ吉井は勉強しないんだから、机なんて関係無いでしょ。」

 「関係無くないよ!机は!お弁当食べたり、居眠りしたり、落書きしたり、学園生活の大事なパートナーじゃないか!」

 「……というより一心同体……。」

 

 ムッツリーニナイスツッコミだね。というかこれどうしよう?

 

 「そのちゃぶ台も今日だけだ。俺たちはAクラスに宣戦布告されたんだからな。」

 「あ……。」

 「次に勝てばAクラスの設備が手に入る。少し計画は狂ったが、問題はない。事はすべて俺の計画通りに進んでいる。な、姫路?」

 「え?あ、はい……。」

 

 何で姫路さんがそこで出てくるんだ? 何か怪しいな、もしかして雄二が何か吹き込んだか?

 

 「さて、Aクラスに乗り込むぞ。」

 

 雄二が教室の扉の前でそう言った。さて、まずは敵情視察か。

 

 

 

 

 僕らはAクラスの教室に着いた。

 

 「ここがAクラス……。」

 「まるで高級ホテルのようじゃの……。」

 「ふ…僕が学園生活を送るには、ふさわしい設備じゃないか。」

 「見て!吉井!フリードリンクにいお菓子が食べ放題よ!」

 

 島田さんが驚いている。だけど僕は昨日ここに来てたんだよね……。だから、そんな驚かないんだけどここは演じなきゃな……。

 

 「うふん、そんな事にいちいち驚いていたら足元を見られるよ……。もっと堂々と構えてなきゃ……。」

 

 僕はブレザーのポケットに入りきらない程お菓子をいれておどけて見せる。

 

 「ことごとく発言と行動がともわなぬのう。」

 

 秀吉の言う通りだよほんと。さてと、漫才はここまで。

 

 「あらぁ?開戦は明日じゃないの?」

 「姉上!」

 「もう降服しに来たの?」

 

 ほら、お出ましだ。木下さん、もしかして結構Aクラスだと偉い方なのかな?

 

 「もうすぐ俺たちのものになる設備の下見だ。」

 「随分強気じゃない?」

 

 雄二も木下さんも悪い顔してるなぁ。雄二がAクラスの高そうなソファーにどこかの悪者みたいな格好で座る。

 

 「交渉に来た。クラス代表同士での一騎討ちを申し込みたい。」

 

 やっぱりか。普通の方法じゃ僕たちが勝つなんて不可能に等しいからね。まぁ、他のみんなは結構驚いてるみたいだけど。

 

 「貴方バカじゃないの?2年の首席に一騎討ちで勝てる訳ないでしょ。」

 「怖いのか?確かに終戦直後で弱っている弱小クラスに攻め込む卑怯者だしな。」

 「今ここでやる?」

 

 雄二が挑発して木下さんの苛立ちを悪化させる。上手いな、さすが元神童。

 

 「……待って。……一騎討ち受けても良い。」

 「代表!?」

 「……でも、一つ条件がある。」

 

 あ、霧島さんだ。やっぱり霧島さんがクラス代表なのかな?ってあれ?霧島さんが姫路さんの方に近づいて……

 

 「負けた方は何でも一つ言うことを聞く。」

 「え?」

 「それがFクラスに宣戦布告した理由か。」

 

 やっぱり霧島の狙いは……雄二かな?これは公式の試合みたいなものだから条件を飲めば雄二が霧島さんから付き合ってほしいと言われても断ることが出来ないしね。良い考えだね、霧島さん。

 

 「勘違いしないで。あたしたちAクラスには学園の治安や品格を守る義務があるの。一学期早々何の努力も積まない内に戦争をやらかしたバカへの制裁措置よ。」

 

 木下さんがそれっぽく言うが、事情を知る僕には霧島さんが雄二と付き合うためにやっている気がしてならないよ。

 

 「良いだろう。代表同士の一騎討ち、負けた方が言うこと聞く。」

 「一騎討ちじゃないわ。5対5よ。」

 「優子?」

 

 やった、雄二が条件を飲んだ。良かったね、霧島さん。

 

 「代表が負けるとは思わないけど慎重になるに越した事はないわ。」

 「よし5対5で構わない。その代わり対戦教科の選択権はこちらが貰う。」

 「……分かった。」

 「交渉成立だ。」

 

 5人ってことは姫路さん、雄二、ムッツリーニ、秀吉、僕かな。僕は面倒だし負けるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 僕たちはAクラスを出た後屋上に来ていた。僕と一心同体になった(間違いじゃない)ちゃぶ台でお菓子を食べていた。(Aクラスから少し盗んで)あとで同じお菓子を返しておこう。

 

 「どうすんだよ雄二?あんな約束して。」カリッ

 「俺たちが勝つんだから関係無い。」カリッ

 

 関係無い事は無いんじゃない?だって負けたら雄二の人生が終わっちゃうかも(笑)その慢心が命とりかもよ。

 

 「向こうが言いなりになる特典が付いただけだ。」カリッ

 「本当によいのか?あの霧島翔子という代表には妙な噂があるようじゃが。「噂?」成績優秀才色兼備。あれだけの美人なのに周りには男子が居らんというはなしじゃ。」

 「へぇ~。モテそうなのにねぇ?」

 「噂では男子には興味が無いらしい。」

 

 そりゃあ、そうでしょ。霧島さん、雄二以外に興味ないからね。そういう意味じゃ噂は本当だけど。

 

 「男子にはって……まさか!?霧島さんの目的って……!?(ガチャ―ン!)ままままさか。まさかそんなはずは……それって変だよ!そんなことがこんな身近にあるわけじゃない。ねぇ!島田さん?」

 「ある……。そんな変な娘、身近にいるわ!」

 「見つけました!お姉さま!」

 

 島田さんに誰かが抱きついてきた。誰だ!?あの娘!?

 

 「ひどいですわ!お姉さま!美春を捨ててけがわらしい豚共とお茶会だなんて!」

 「放しなさい!寄らないで!」

 「誰?」

 「……二年Dクラス清水美春。」

 

 ムッツリーニが説明してくれる。ってムッツリーニいつの間にカメラの整備終わらせたの?

 

 「やめて!離してよ!」

 「恥ずかしがらないでください♪お姉さま♪本当は美春の愛してくださってるのに、照れ屋なんですね!」

 「ウチは男子の方が好きなの!「あぁん!」吉井!言ってやって!」

 

 そこで何で僕に振るかな……。まぁ、しょうがないこれも人助けだ。

 

 「そうだよ、清水さん。女同士なんて間違ってる!たしかに島田さんは見た目も性格も胸のサイズも男と区別がつかないぐらい……四の字固めが決まって~!」

 「ウチはどう見ても女でしょ!」

 「そうです!美春はお姉さまを女性として愛してるんです!」

 「ギブギブ!ギブ!」

 

 島田さんと清水さんから四の字固めを決められる。メチャクチャ痛い! 何でこんなことするのさ!? ていうかムッツリーニも島田さんのスカートの中を見ようとしないで助けてよ!

 

 「い、痛い!島田さん助けてよ!何でも言うこと聞くから!」

 「ほ、本当に?それじゃあ今度の休み、駅前のラ・ぺリスでクレープ食べたいなぁ!」

 「え?そんな!?僕の食費「あぁ!?」がぁ~!いえ奢らせていただきます!」

 

 

 くっそぉ~!島田さんの悪魔!……木下さんの予定、どうするかな……? 僕の記憶の事である限りなるべく優先しておきたい、というのが僕の考えだからね。どうにか調整しないと。

 

 「それから……ウチを美波様と呼びなさい!ウチはアキって呼ぶから!」

 「は、はい!美波様!」

 「それから……それから、ウチの事あ、愛してるって言ってみて!」

 「は、はい……。言います……。」

 

 そんなこと言える訳無いじゃないか!だけど今、命を取られたら困るしなぁ~。だったら言うしかないのか……。まぁ、ボケるけども。

 

 「させません!」

 

 清水さんが絞める力を強くする。痛いよ!

 

 「言いなさい!」

 「うぼぉ!」

 

 それに応じて島田さんも絞める力を強くする。何で! ?このままじゃヤバイ! だからムッツリーニ!島田さんのスカートの中を覗こうとしてるのは分かったから僕を助けてよ!

 

 「さぁ!ウチの事を愛してるって言いなさい!」

 

 もう言うしか生き残る道はない……。島田さんなんて大ッ嫌いだ!

 

 「は、はい……ウチの事愛してるっ言いなさい!」

 

 チーン

 

 え?なんか今鐘の音が……

 

 「!!このッバカ~!」

 

 島田さんが僕にトドメを刺した。それから僕は昼休みから放課後まで記憶が無い。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 放課後、どうやら保健室に運ばれた僕は荷物を取りに教室へ向かった。教室に戻ると姫路さんがまだ残っていたようだ。何か書いてる?

 

 「はぁ、ひどい目にあったなぁ。あ、姫路さん?何書いてるの、姫路さん?」

 「あ、吉井君!?」

 

 こんな時間まで勉強かな?僕が近くに寄るとやっと気づいた様だ。

 

 「あ!」

 

 何かの紙が落ちた。なんだろう?え?これは……もしかしてラブレター? 誰に?……まさか! だけど、雄二には霧島さんが……

 

 「あ、あの!これは……違うんです!いえ違わないんですけど、違うんです!」

 

 姫路さんが慌てて言い訳しようとしている。可愛いなぁ。

 

 「……変わった不幸の手紙だね。」

 

 ちょっとバカの演技をしよう。

 

 「それはそれで、困る勘違いですけど……。」

 「相手はうちのクラス?「……はい。」そっか。じゃあ、僕が正しい不幸の手紙の書き方を教えてあげるよ♪」

 「いえ!これは不幸の手紙じゃないですから!」

 「不幸の手紙だよ……だって…………」

 

 なんて下りをやって分かった事がある、僕の事を雄二×明久のカップリングで受けにしてる少女がいるらしい。後でOHANASIしようかと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 さて、姫路さんも帰ったし僕も帰るか。そう思った時にスマホが鳴った。

 

 「誰だろ……、はい、もしもし。」

 

 連絡先を見た僕は、なるべく歩きながら通話した。

 

 「あ、吉井君?」

 「うん、そうだよ。どうしたの?」

 「今度の予定の事、なんだけど……。」

 

 あぁ、そのことか。早く日程が決まってくれるに越したことはないから、ありがたい。

 

 「土曜日でもいいかしら……?」

 「あぁ、うん。大丈夫だよ。」

 「そっか、良かった……。それじゃあ。」

 「うん、ありがとう。」

 

 そして、電話が切れた。さて、帰ろう。明日が楽しみだ。




 はい、お疲れさまでした。

 今回はアニメ通りですね~、ただ明久がどう思っていたかが変化しています。

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