バカとテストと召喚獣 ~僕はこの歪んだ運命に抗い続ける~   作:天沙龍月

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 この頃寒くなってきましたね~、雪も降ってきましたし。

 そんなことはさておき本編をどうぞ!


 


第5話 代表戦 そして、勝敗

 明久side

 

 翌日、朝にAクラスに集められた。

 

 「では、一回戦を始めます。」

 

 高橋先生の一言で代表戦が始まった。

 

 ラウンド1

 

 Aクラスの巨大なディスプレイにそう書かれた紙を持った秀吉が映し出される。

 

 「何でワシがラウンドガールなのじゃ?」

 「何を言ってるのさ?秀吉以外に誰がラウンドガールをやるって言うんだよ~?」

 「ワシはガールじゃないと言うとるのに……」

 

 秀吉が恥ずかしそうにポーズを決めていた。

 まぁ、そうだよね。普通、女装なんてやりたくないだろうけど似合ってるんだもん。しょうがない、士気を高めるためだ。

 

 「では両クラス選手、前へ。」

 

 高橋先生のその掛け声と共に召喚フィールドが展開される。

 いよいよ始まるんだ。最初は誰が行くのかな?やっぱり島田さんかな?

 

 「頼んだぞ、島田。」

 「それじゃあ、行ってくるね!」

 「早い所、済ませましょう?どうせ勝負にならないですから。」

 「Fクラスだからって舐めないでよね。」

 

 Fクラスからは島田さん、Aクラスからは木下さんか。これは……すぐに決着が付きそうだね。

 ……やっぱり、木下さんも学校ではキャラを演じてるんだね。この前とは雰囲気が違う。

 

 「試合開始!」

 

 カーン!

 

 「試験召喚獣、試獣召喚(サモン)!数学に関してだけはウチはBクラス並の学力があるんだから!」

 「あら~、すごいんですわね。試獣召喚!「ふぇ!?」」

 

 島田さんの点数は……182点。これは負けたな。

 それよりも……Aクラスってあんなに点数とれてるんだ。あのぐらい取れればAクラスにはいけるってことか、今度は頑張ってみよう。

 

 ドカーン!

 

 「「そ、そんなっ!?」あたしはもちろんAクラス並ですけどね。」

 「勝者、Aクラス木下優子!」

 

 Aクラスから歓声があがる。すごいなぁ、木下さんAクラスでも人気があるんだ。島田さんを叩きのめして、ちょっとすっきりした顔をしてる。

 

 島田さんがとぼとぼと帰ってくる。何か声を掛けてあげよう!まぁ、ちょっと良い気味だとは思ったけど。

 

 「仕方ないよ~、Bクラス並じゃAクラスに勝てない事も分からない程度の頭に酸素が足りない……ちょっと気持ちいいかもしれないこれ~。」

 「見え、見え……!」

 

 島田さんにまた絞められた。そしてムッツリーニ、君は何故そこまで島田さんのスカートの中が見たいんだい?

 

 ラウンド2

 

 「2回戦を始めます、選手前へ。」

 「Aクラス佐藤美穂です。」

 

 眼鏡の女子が丁寧にお辞儀をしてきた。礼儀正しいなぁ。さて、次は誰だろう?

 

 「よし、明久。頼んだぞ。」

 「え?僕が?ここで負けたら後がないよ?」

 「大丈夫だ。俺はお前を信じている。」

 「やれやれ、それは僕に本気を出せって事?」

 

 まぁ、ホントに本気なんて出さないけどね。

 

 「ああ、もう隠さなくても良いだろ?皆にお前の本気の力を見せてやれ!」

 「やれやれ、仕方ないなぁ~。「貴方……まさか……」ああ、今までの僕は全然本気なんかだしちゃいない。「それじゃあ……貴方は……!」そうさ……君の想像通りだよ。今まで隠していたけど実は僕、左利きなんだ。」キラッ

 

 バコーン!

 

 僕の左手に付いていた机がフィードバックの影響で壊れた。やっぱりここでふざけないとダメだと思ったんだ。キャラ上はね。

 

 「あーん、ですです……。」

 「勝者Aクラス佐藤美穂!」

 

 またAクラスが勝っちゃった。どうするのかな?雄二?

 

 「テストの点数に利き手は関係ないでしょうが~!!」

 「見え、見え……」

 

 そして、僕はまた島田さんにお仕置きされていた。やめてよ!島田さん、僕は、僕はただやらなきゃいけない事をやっただけなんだ。そして、ムッツリーニまた君かい?

 

 「勝負はこれからだ!本気で行くぞ!」

 「雄二、貴様!僕を信じてたんじゃないのかよ!?「勝つ方に信じてた訳じゃない!」お前に本気の左を使いたいぃ~!」

 

 まぁ、僕に期待されても何もしないけどね。僕は姫路さんがAクラスにあがるのは良いけど、霧島さんにもチャンスがあった方が良いと思うから。

 

 ラウンド3

 

 「では3回戦を始めます。Aクラス工藤愛子、Fクラス土屋康太。」

 

 今度はムッツリーニか。今回は確実に勝てるね。だけど、あの緑の髪の子、1年の時に居たかな?

 

 「教科は何にしますか?」

 「……保険体育。」

 「君ぃ、保健体育が得意なんだってねぇ?だけど、かなり得意なんだよぉ、それも君と違って実技でね。」

 「実技……?あ、あ、あ……ぶしゃー!」

 

 まずい!ムッツリーニが実技という言葉だけで工藤さんのブルマ姿を想像して勢いよく鼻血が!

 

 「ムッツリーニ!よくもムッツリーニに、なんてひどいことを!卑怯だぞ!」

 「君が選手交代する?でも勉強苦手そうだねぇ、保健体育で良かったら僕が教えてあげるよ?もちろん……実技でね。」

 「「うおぉ~!!」」

 

 実技という言葉で僕もムッツリーニも勢いよく鼻血が!

 

 

 「「アキ~!(吉井くん!)」」

 

 島田さんと姫路さんが僕に駆け寄ってくる。心配してくれるの?

 

 「余計なお世話よ!アキには永遠にそんな機会ないから!」

 「そうです!吉井くんには金輪際必要ありません!」

 「何でそんな悲しい事いうの……?」

 

 あんまりだよ……。僕だっていつかは……。あれ? 自分で言ってて目から汗が。

 

 そんな事を思ってると不意にムッツリーニが立ち上がった。大丈夫なの?

 

 「ムッツリーニ!?」

 「……大丈夫。これしき……。」

 

 そんな鼻血いっぱい出てる状態で言われても説得力ないけど……

 

 「では、試合開始!」

 

 カーン!

 

 「……試獣召喚。」

 

 最初に召喚獣を呼び出したのはムッツリーニだ。忍者装束をまとった召喚獣、それがムッツリーニの召喚獣だ。保健体育だから負ける事はないはずだ。がんばれ!

 

 「試獣召喚!」

 

 今度は工藤さんが召喚獣を呼び出した。セーラー服を着て身の丈程の大きな斧を持っている。それに腕輪がある!?ていうことは……

 

 「400点オーバー!?」

 「実践派と理論派、どっちが強いか見せてあげる。ばいばい、ムッツリーニ君!」

 

 工藤さんが最初に仕掛けた。まだムッツリーニに動く気配はない。

 ムッツリーニは一体何点なんだ?まだ表示されないってことは……

 

 「……加速。」

 

 ムッツリーニの召喚獣が工藤さんの召喚獣と打ち合う瞬間、消えた。

 

 「……加速終了。」

 

 そのあとすぐにムッツリーニの召喚獣は姿を見せ、工藤さんの召喚獣はポン!という音とともに消えた。

 そしてムッツリーニの召喚獣の点数が表示された。

 

 576点

 

 「そんな!?この僕が……!」

 「勝者、Fクラス土屋康太。」

 「強い……!保健体育だけ僕の総合科目並の点数だよ……!」

 

 Fクラスの皆から歓声があがる。だけどまだ1勝2敗、こっちが不利だ。ここから勝つためには姫路さんと雄二、どちらも勝たなくてはならない。

 姫路さんはなんとかなりそうだけど雄二は勝つ気がしない……たぶん、雄二の作戦に決定的なミスがあるのかもしれない。

 まぁ、どちらが勝つにせよ出来るだけその後の事が穏便に済むことを願おう。

 

 ラウンド4

 

 「では、4回戦を始めます。」

 「それじゃあ……行ってきます。「姫路さん、頑張って!」はい♪」

 「では、僕が相手をしよう。」

 

 Aクラスの代表らしい生徒が出てきた。眼鏡をかけていて自信ありげな声、Aクラスの中でも指折りの実力者だろう。

 Aクラスとしてはもうここで勝負を決めてもいいはず、だとすると学年次席の生徒か?

 

 「久保利光か……ここが正念場だな。「どうして?」奴は学年次席、不得意科目でも突かなければ苦しい。「そんな……!」」

 

 やっぱり、学年次席か。姫路さんが相手だとしても勝てるかどうか怪しいところだ。

 

 「では、教科は何にしますか?」

 「総合科目でお願いします。」

 「そんな勝手に……!選択権は僕らが……!「構いません。」姫路さん……。」

 「まずいな、総合科目は学年の順位がそのまま強さになる……。」

 「それじゃあ……!」

 

 これは結構マズイ。姫路さんがどれだけ優秀だとしても点数で負けているなら勝機は薄くなる。この前の試召戦争で勝てたのは相手との点数の差があったからだ。

 もしあの時、姫路さんの回復試験の結果が相手と同じだったとしたら完全に負けていた。姫路さんの技術がどれだけあるかによってはここで負ける事も十分にあり得る。

 

 「試合開始。」

 

 高橋先生のかけ声で試合が始まった。

 

 「……試獣召喚。」

 

 最初に召喚獣を召喚したのは久保君だ。久保の召喚獣は二振りの大きな鎌を持っている、見るからに死神の様な召喚獣だ。

 久保君の点数が表示される。

 

 3997点

 

 「すごい点数……!学年次席ってこんなに点数高いの!?」

 「「姫路さん……!」召喚獣召喚……!試獣召喚!」

 

 姫路さんが召喚獣を召喚する。そして、点数が表示される。

 

 4409点

 

 「4000点オーバー!?」

 「学年首席に匹敵する点数だな。」

 「いつの間にこんな実力を!?」

 

 これは……勝った!このぐらい点数に差があれば押し勝てる!

 

 「私決めたんです……!頑張ろうって!」

 

 姫路さんと久保君の召喚獣が衝突する。

 

 「私、聞いたんです……何でこの召喚獣戦争を始めたのか……私、このクラスが好きです。人のために一生懸命になれる皆がいるこのクラスが……私の好きな人のいるこのクラスが……だから……私も頑張ります!」

 

 召喚獣同士が鍔迫り合いを何度かした後、姫路さんの召喚獣が久保君の召喚獣を一閃する。

 

 「勝者、Fクラス姫路瑞希!」

 「スゴいよアキ!今ので2対2まで追いあげたわ!「姫路さん……。」」

 「次の一戦で勝負が決まる訳じゃな。」

 

 え!?何で秀吉は上半身裸なの!?

 

 「「ぐほぉ~!」」

 

 僕もムッツリーニも鼻血がと、止まらない! そんなの……反則だよ……。

 

 ラウンド5

 

 「では5回戦、ファイナルラウンドを始めます。」

 「さて、俺の出番だな。「雄二……」まぁ、見てな。Fクラス代表、坂本雄二だ。」

 「Aクラス代表、霧島翔子。」

 

 雄二と霧島さんが向かい合う。

 

 「教科は何にしますか?」

 「勝負は日本史の限定テスト対決でお願いします。内容は小学生レベル、方式は100点満点の上限あり。」

 「「テスト対決!?召喚獣のバトルじゃないのか?」」

 

 other side

 

 試験召喚戦争はあくまでもテストの点数を用いた戦争である。テストを用いた勝負であれば教師が認める限り経緯と手段は不問である。

 

other side out

 

 「分かりました、では試験を用意します。対戦者は教室に集合してください。」

 

 雄二がこちらに戻ってくる。

 へぇ~こういうやり方もあるのか。また、試召戦争をやるときにでも参考にしよう。まぁ、相手にもよるけどね。霧島さん相手だったら通じないんじゃないだろうか?それに……この作戦は雄二が100点を取らなければ完全にアウトだよね?負けるの確定じゃないか。

 

 「どういう事だよ?雄二!」

 「小学生レベルのテストじゃと二人とも100点を取って当たり前じゃ!」

 「それじゃあ、引き分けになってじゃない!」

 「いえ、小さなミス一つで負けるって事ですよ。」

 「「「あ!」」」

 

 だけど、雄二には何か秘策があるのだろう。じゃなきゃこんな勝負挑む訳ない。

 

 「その通り。学力じゃなくて注意力と集中力の勝負になる。「雄二……。」心配するな、勝算はある。翔子は一度覚えたことは絶対忘れないんだ。」

 「それじゃあ、暗記力勝負の歴史は不利じゃないか!」

 「いや、そこが落とし穴だ。奴はな……大化の改新を無事故の改新、625年と間違えて覚えているんだ。「えぇ!?」もしその問題が出れば俺は勝てる。」

 「待ってよ雄二!大化の改新って625年じゃないの……?」

 「無事故の改新、645年だ!この情報は本物だ。信用しろ明久!「雄二……。」このクラスのシステムデスク、俺たちのものにしてやる……!」

 

 そして、雄二は教室に入っていった。

 なるほどな~。でも、これは負けたね。あ~あ、ちゃぶ台の下ってなんだろう?

 

 僕はそう思いながら雄二達のいる教室を映し出されたスクリーンを見る。雄二と霧島さんのどちらも真剣な面持ちでテストを待っていた。そのテストで姫路さんをAクラスの教室で勉強させてくれるかが決まってくる。

 

 

 

 

 

 

 高橋先生からテストの問題が渡される。今回のテストは問題用紙と回答用紙が分かれていないものだった。

 

 「では、始めてください。」

 

 高橋先生のかけ声でテストが始まる。僕の予想が正しければ雄二が霧島さんに勝つことは万に一つもない。だって、100点取れないんだもん。雄二が前は神童と呼ばれる程の天才でも、勉強していなければ勝つ事なんてできない。

 

 「いよいよだね。」

 「もし、その問題が出なかったらどうなるんじゃ?」

 「集中力と注意力で劣れば雄二が負けるだろうね。」

 「でもその問題が出たら……!」

 

 はぁ、もしその問題が出れば勝てると皆思ってるけど、それは雄二が100点を取る事が出来る事が前提で話が進められる訳で雄二は一言もそんな風には言ってない。

 ということは雄二は100点を自分が取れるという確証がないまま僕達にこの話をしてきた……雄二がこの勝負を勝てると確信しているのはその前提が抜けてしまっていたんだろう。ということで雄二は勝てないという事が容易に予想できる。さぁ、どうなるのかな?

 

 「出た!」

 

 問題自体は出た。雄二はその瞬間霧島さんを見る。過去の思い出を思い出しているのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 キーンコーンカーンコーン

 

 そして、テストは終わった。

 

 「それでは、限定テストの結果を発表します。」

 

 AクラスとFクラスの全員に緊張が走る。

 

 「Aクラス代表、霧島翔子97点。」

 

 Aクラスの全員が負けを確信したような雰囲気だ。そして、Fクラスの皆は勝ちを確信したようだ。

 

 「やった~!」

 「Aクラス代表は満点を逃したぞ!」

 「今日、この設備がウチらのものになるのね!」

 「吉井君……!」

 「続いてFクラス代表、坂本雄二53点。」

 

 そんなの勉強してなくても取れる点数だよ……。

 一気にFクラスの皆の気分が沈んでいくのが分かった……。

 

 other side

 

 Fクラスの卓袱台がミカン箱になった

 

 other side out

 

 Aクラスから戻ってくるともう設備が変えられていた。皆、意気消沈しながら帰っていく。そして、いつものメンバーが残ったわけだが……

 

 「前よりひどくなったじゃないか!何なんだよ雄二!あの点数は!?」

 「いかにも。俺の実力だ。」

 「自分が100点取らなきゃ作戦が役に立たないだろう!?」

 「まさかあんな伏兵が潜んでいるとは意外だったなぁ。」

 「自分が伏兵になってどうするんだよ!?」

 

 やっぱり抜けていたみたいだ。まぁ、これで霧島さんが幸せになれるだろうなぁ~。良かった良かった♪

 僕はどちらが勝っても良かったからね。まぁ、姫路さんには悪いけど今回は完全に作戦から悪かったわけだし。しょうがないよ。それよりも早く帰らせてほしいなぁ、今日はちょっと予定があるし。

 

 「……雄二。「「「え?」」」雄二、約束……。」

 

 あ、霧島さんが来た。さてどんなお願いするのかな?検討はついてるけどね。

 

 「約束って……何でも言うこと聞くって……」

 

 そういえば、昨日その事で屋上で何か話をしてたような……。

 

 「分かっている……。何でも言え。」

 

 そう雄二が言った瞬間、ムッツリーニがカメラを用意し始めた。ムッツリーニ……カメラ……姫路さん……、そうだ!あれだ!

 

 「い、いけないよ!霧島さん!女同士でだなんて……!」

 

 そんな風にふざけてると霧島さんは雄二に近づいていった。そして、

 

 「……雄二、私と付き合って……!」

 「「え?」」

 

 顔を赤らめながらそう言った。やっぱり告白だったね。それに対しての雄二の返事は、

 

 「お前、まだ諦めてなかったのか。」 

 「私は諦めない……!ずっと、雄二の事が好き……。「拒否権は?」ない。約束だから今からデートにいく……。「え?あ、う……!」」

 

 そう言った瞬間、雄二は倒れ込んだ……。そして、霧島さんに引きずられてどこかに行ってしまった。

 霧島さんが幸せそうで良かった~♪

 

 「今の何だったの?」 

 「さぁ、何でしょう……?」

 

 島田さんと姫路さんがきょとんとしている。まぁ、霧島さんの愛情表現は過激だからねぇ~。

 

 「それじゃあ、霧島さんが姫路さんの事を見てたのは?」

 「雄二の近くにいる女子が気になったのじゃなかろうか……。」

 

 まぁ、そういうことだよね~。それよりも、

 

 「あの……ごめん、姫路さん。前よりひどい教室になっちゃって……。」

 「……いいえ、いい教室ですよ。私、大好きですよこのFクラス♪…………。「え?」……それと、」

 「さぁてと!それじゃあアキ、クレープ食べに行こっか♪」

 

 そう言いながら島田さんが手を組んでくる。……あれ?

 

 「え!?それは週末って約束じゃ……!」

 「週末は週末。今日は今日♪」

 「そんな!?二度も奢らされたら僕の食費が……!」

 「駄目ですよ♪吉井君は私と映画を見に行くんです♪「えぇ~!?姫路さん、それは話題にすらあがってないよ!?」はい、今決めたんです♪」

 

 姫路さんが島田さんとは別の手を引き始めた。あれ?おかしいなこれ!?

 

 「ほら、早く!クレープ食べに行くわよ♪」

 「どんな映画に連れて行ってくれますか?」

 「そんな!?いやぁ~!生活費が!栄養が!ちょっと待って!うおぉ~!?」

 

 僕は島田さんと姫路さんに引きずられていった。

 

 

 




 はい、お疲れさまでした。

 今回はあまり変わった点はありませんでしたね。これにもちゃんと理由はあります。それは作者がアニメの部分はそのままの結果にしたいからです。どんなに明久が変わろうともそこは変わらない……運命みたいなものですね。

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 次回もお楽しみに!

 
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