「フランツ殿、それは本当ですか?」
齎された一筋の光明、それを前にリィン・オズボーンの瞳が輝き出す。
まるで内に燃え盛る焔がそのまま零れるかのように。
「はい、正直綱渡りにも程がある上に作戦の鍵となる将軍への負担を想えばとてもではありませんが名案と呼ぶには程遠いものではありますが」
「構わない。基より祖国に総てを捧げた身。それが勝利に繋がるというのであれば是非もない。黒の打倒に繋がるというのであればその時点でそれは妙案だ」
自らへの負担など一顧だにさえせず喜色を前面に出しながらフランツに続きを促すリィンの様子は常軌を逸していた。
「策というのは他ではありません、黒が自らを強化するために用意した帝国全土から要塞へと集約された力、それをそのままこちらが
フランツの言葉、それの意味するところを理解してローゼリアの表情が険しいものとなる。
「順を追って説明させていただきます。帝国全土に設置された4つの塩の杭、これは現在違う次元へと隠されており通常であれば手出しできない代物です。
ですがこちらには大地の聖獣、
内部と中枢には塩の杭を守護するために用意された幻獣や自動兵器が用意されて居ますが、これは正直に言って将軍たちにとっては歯牙にもかからない相手ですから無視できます。
そして中枢部分で我々は仕込みを行います。計4ヶ所全ての場所で。これに関しては然程難しいものではないでしょう。決戦までに十分な時間も有りますし、それを為し得るだけの陣容が整っているのですから」
皇帝の国葬、国家総動員法の可決、そしてそこから正式に至るまでの各種準備、ギリアス・オズボーンがなりふり構わぬ強権で以て開戦を推し進めたとしてどれだけ短く見積もっても1ヶ月以上かかる事は疑いようがない。
魔女の眷属達の協力によって精霊の道を用いた転移の術という反則技を用いることが出来るリィン達にとっては表での対応にかける時間を含めても四つの塩の杭を攻略するには十分過ぎる時間と言える。
「問題は幻想機動要塞の方です。こちらばかりは塩の杭のように事前に仕込みを行うというわけにはいかない。
当日我々を中枢に送り届けて頂き、我々が中枢でシステムを書き換えるまでの間将軍には黒を相手に粘って頂く必要があります。
シュミット博士とOZシリーズの最高傑作たるアルティナ君の協力、これらを得ていたとしても最短で1時間。それだけの時間を将軍にはしのいで頂く必要があります。
これが
「容易い……とはとても言えんがまあ何とかする以外あるまい。何せしのいでいればそれで勝ち目が見えてくるんだ。その時点で大いなる前進と言えよう」
1時間、それは格上を相手に稼がなければならない時間と考えれば途方もなく長い時間だ。
凌げば良いだけましと言えるが背中を見せたらやられるというプレッシャー、それを最低限与えなければ黒が中枢で書き換えを行っているフランツ達に狙いを絞る事は目に見えているのだから。とはいえそれでも勝機がおおよそ皆無と言える状況からようやく見えた一筋の光明である事には変わりない。
「二つ目の負担はこの術式を灰へと用いた場合にかかる負荷です。帝国全土から集めた膨大な思念と霊力、それが灰の騎神へと流れ込むのです。騎神とは基よりそのために作られた器であれば問題ないでしょうが、問題は起動者である将軍の方です。
黒の騎神はそれを自身の起動者であるギリアスさんを完全に己が傀儡へと堕とすために用いるつもりでしたが、将軍がその力へと呑まれてしまえばその時点でかつて起こった焔の至宝と大地の至宝の激突、その再現となってしまうでしょう。
故に将軍には強く己を律して頂かなければなりません。集約された膨大な力の奔流を相手にしても尚砕ける事なき鋼鉄の意志を以て」
フランツ・ラインフォルトが名案とは言い難いと評した理由がそこには集約されていた。たった一人の決戦存在の精神力等というあまりにあやふやなものを前提としてそれに依拠した作戦、そんなものは策と呼ぶには程遠いただの博打だ。
「……やるさ。やって見せる。我が父は10年以上もの間耐えてきたんだ。息子である俺がたかだか数時間程度の時間さえも耐えられないようであれば父やリアンヌ殿に顔向けできないというもの」
しかし、そうした博打に打って出なければそもそも勝機と呼べるものが絶無である以上結局のところオリヴァルト陣営にはリィン・オズボーン
「ローゼリア殿、私の方で講じられる手としては以上となりますが如何でしょうか?焔の至宝の末裔である貴方方であればまた違ったアプローチもあるのではないかと期待しているのですが……」
「……大筋としては主の語った手位しかあるまい。わらわたちの方で出来るのは少しでも起動者への負担を減らすための補助になるだろうな。基より今の黒に対しては虎の子の封印術でさえも満足に効きはしない以上は」
悔し気にローゼリアは応じる。千年以上もの間来るべき日に備えて準備を重ねてきた黒の側に対して自分が完全に後手を踏んでしまったことを悟らざるを得ないが故に。
「如何でしょうか殿下、もう一度自分に賭けて頂けるでしょうか?」
そうオリヴァルト陣営には確かにリィン・オズボーンに賭ける以外の選択肢がない。さりとてそれでも改めての確認作業は必要なのだ。これから先全員が一丸とならねばならずに人とは感情で動く生物である以上は。肝心要の天王山で敗戦を喫した英雄をもう一度信じることが出来るかという確認作業が。
「無論だとも。基より我らには君という起動者の勝利に賭ける以外にないのだから。今日に至るまでの祖国に対する君の献身もその力量も知らぬ者はこの場にはいない。ただ一度の敗戦で英雄を見限った愚かで狭量な男となるつもりはないさ」
リィン・オズボーンへと負担ばかりをかける事に対する忸怩たる想い、それはオリビエの中に当然存在する。だがしかし同時にことここに至っては自分達にはリィン・オズボーンの勝利に賭ける以外の選択肢がないという事もまた彼は知っている。なればこそその口から紡がれるのは謝罪ではなく、信頼を示す言葉。
自らの命を賭す覚悟を抱いた戦士に対する報いとは静止の言葉ではなくその勝利を信じ、同時にその勝利を無駄にはしない事だと知るが故にオリヴァルト・ライゼ・アルノールは今尚青臭い理想と無情な現実の狭間で葛藤し続けながらも上に立つ者としての振る舞いを決して間違えない。
そこには主義主張は異なれど、それでも確かに同じ祖国を愛する者同士が共有する確かな信頼関係が存在した。
「………」
そんな兄と恩師の姿をセドリック・ライゼ・アルノールは眩しそうに見つめる。
果たして自分は本当にこの兄のようになることが出来るのかーーーという想いが心に過り、知らずその手を握りしめる。
だが程なくして柔らかな手がその拳を包み込み自然と隣へと視線をやってみればその眼に映るのは柔らかな表情でこちらへと微笑む翠色の髪をしたこんな自分を好きだと言ってくれた少女、そして力強い瞳で自分を見つめる親友の姿。
兄に対する尊敬と親愛の念の中に宿る仄暗い感情、それはセドリックの心の中に依然として存在する。セドリック・ライゼ・アルノールは未だオリヴァルト・ライゼ・アルノールに並び立ったと言えるだけの確たる実績を示していないのだから。
だがそれでもそんな
己の中にある仄暗い感情をしかと自覚して、そんなみっともない感情を抱いてしまうところ含めての自分という人間なのだと受け容れ、そしてそんな
「感謝いたします。その信頼に必ずや私は今度こそ"勝利"を以て応えましょう」
視界の端へとそんな教え子達の姿を宿しながら英雄は定められた末路を目指してひた走る。自分が進み切り拓いた道に必ずや彼らは続いてくれるのだという安堵と共に憂いは消えたとばかりに。
「そしてならばこそ一つの懸念事項をこの場に集った皆様に打ち明けておかなければなりません。そうして奇跡を起こして勝利を掴み取った末に何が待ち受けているのかを……」
ならばこそ英雄もまた躊躇なく明かす。勝利の果てに自らに待ち受ける末路がいったい如何なるものであるかを……
「……以上がこの身に宿った秘密です。打倒したはずの黒の再降臨、これを防ぐためにもっとも確実なのは黒の騎神の打倒後速やかに私がこの手で自らの心臓を潰し、ヴァリマールには私との霊的な繋がりを断ち切ってもらう事だと考えています」
打ち明けられた真実を前に沈痛な表情を浮かべる周囲とは裏腹に英雄の様子は黒の必滅を誓った時とは打って変わりどこか淡々としていた。
ただ来るべき時が来ただけなのだからそのような些末事は気にする必要はないと言わんばかりに。
「如何でしょうかローゼリア殿、この手の案件に関してこの場で最も精通しているのは貴方です。専門家の意見を伺いたいのですが?」
「……確実性という点で言えば確かに汝の提案こそがもっとも確実じゃろう。汝ならば呪いの強制力によってその身が完全なる傀儡と化す前に起点となる自らの心臓を潰す程度の事をやってのけるだろうよ。
周到なる黒も流石にこれ以上の仕込みはもはや用意してない以上、己が力の根源となる騎神と己が起動者であるドライケルスが消えた後残っているのはドライケルスより譲られたという汝のその心臓のみ。そこを潰してしまえば今度こそ黒もおしまいじゃ。
よしんばそれ以外の緊急時の避難場所を周到にも用意していたとしても力の太源である巨イナル一との霊的な繋がりは既に絶たれているのじゃからもはや大したことも出来まい」
苦々しげに答えるローゼリアのその声色は思うところはあれどリィン・オズボーンが用意したプランが有効であることを示すものだった。
「じゃがよいのか?それはすなわち……」
「これまで、私は多くの命を奪って来ました。多くの部下を死地へと送り死なせて来ました。もしも私は私の部下が私の立場になっていた場合その部下に対してこう言っていたでしょう「すまないが君のその命を祖国へと捧げてくれ。遺族には決して不自由はさせない。その死は決して無駄にはしない。だからその命を捧げてくれ」とね。
そうしてきた男がいざ自分の命が秤に乗った途端その命を惜しむようでは筋が通らぬというものでしょう。責任を果たさなければならぬ時が来た、ただそれだけの事です」
その瞳を前にローゼリアは何も言えなくなる。何故ならばそれは彼女が獅子戦役の時に見た瞳の色だったからだ。死に急いでいるわけでは決してない、されどその時が来たならば自らの命を捧ぐ事も視野にいれねばならないと覚悟を定めた戦士の眼、かつて獅子心皇帝を護るためにその命を捧げた亡き友ロランに瓜二つの眼だったのだ。
「待ってください!そんなの……そんなのおかしいです!」
そう数多の戦友を看取ってきた年寄りはその覚悟を前に何も言えなくなる。ならばこそ抗議の叫びを挙げるのはただ無邪気に英雄の在り方を肯定して讃えてきた子どもに他ならなかった。
「だって……だってリィンさんは何も悪い事していません!ただ帝国のために必死に戦ってきただけで……」
「俺が殺して来た共和国の兵士の遺族たちもきっと訃報を聞いた時にそう思っただろうな」
駄々を捏ねる子どもを諭すようにリィン・オズボーンの声色はどこまでも優しかった。
「アルティナ、お前のその想いは嬉しく思う。だがそれは俺が今まで死なせてきた者達の遺族もまた思った事だ。彼らにも確かにそれぞれの人生があったはずだ。この世に生まれてきた以上当然両親が居ただろう。友人もいただろう。兄弟や恋人とていたかもしれない。
それらの命と祈りを俺は砕き踏み躙りながら進んできた。後悔はしていない、総ては祖国のために必要と想い為して来たことだ。だがならばこそ俺には責任がある。数多の命と祈りを砕き踏み躙り進んで来た者としての責任が。
俺はそれらを祖国のために必要な事だと、やむ得ない犠牲なのだと嘯き進んで来た。そして今、祖国のために自分自身の命を捧げねばならぬ時が来た。お前が有難くも尊敬してくれた男は此処で己の命を惜しむ男だったか?」
「~~~!それは……でも!でも……!」
リィン・オズボーンの語る言葉は筋が通っている。だからこそアルティナ・オライオンは何かを言いたいのに何も言えなくなる。
そんな愛娘の姿に困ったように苦笑を浮かべながら英雄は言葉を紡いでいく。
「何も俺が命を懸けるのはそうした責任を果たすためだけではない。お前たちが生きる明日を守るためだ。
英雄帝を筆頭に数多の英傑たちがそうして来た。おかげで今を生きる我々の日々がある。
我が父ギリアスは死ぬべき定めだった息子の命を繋ぐためにその魂を捧げた。そのおかげで俺は今日まで生きることが出来た。
多くの幸福があった。多くの喜びがあった。俺は父のおかげで幸福な人生を送ることが出来たと胸を張ってそう言える。
ならばこそ今度は俺の番だ。お前たちの生きる未来を切り拓くために俺はこの命を懸ける。軍人としてこれほどに誉のある死はあるまいよ」
誰も何も言えなかった。英雄の覚悟を前に。ことここに至って犠牲無き"勝利"等あり得ないのだと悟らざるを得なかったが故に。
諦めずに足掻き続ければ何とかなる、そうした次元の話ではないとわかってしまったが故に。
もしも、本当にもしもの話だがクロウ・アームブラストが生きていれば話は違ったのだろう。
クロウ・アームブラストが生きてさえいれば灰と疑似的な相克状態にある蒼の騎神という切り札がオリヴァルト陣営には存在した。
灰と蒼の二機で力を併せて黒を打倒し、然る後に生じる黒によるリィン・オズボーンと灰の乗っ取りの試み、それを前にしても蒼の騎神という切り札がオリヴァルト陣営には存在した。
その状況であれば自分の魂から黒のみを切除するという試みに賭けてみるだけの勝算があった。もしもその分離と切除に失敗したとしてもその時は親友であるクロウ・アームブラストが自らの介錯を務めてくれると信じて。
だがクロウ・アームブラストは死んだ。黒を打倒するという行為それ自体が既に成功すれば奇跡と称されるであろう大博打の綱渡りの類なのだ。この上更に保険無しに自分一人の命を救うためためにそのような博打を打つ事をリィン・オズボーンが善しと出来るはずもない。失敗してしまえば真実総てが終わってしまう以上それはやむを得ない事だろう。
「……」
ならばこそフランツ・ラインフォルトもまた沈黙を選ぶ。
奇跡の上に更なる奇跡を重ねた末以外にその結末はあり得ないとわかるが故に。
他ならぬその安全策を取るための代価として命を捧げる張本人がそれで善しとしているが故に。
元凶である黒のみをリィン・オズボーンの魂から分離させてこの次元へと顕現させて再びそれを討伐するというもう一つの道ーーーそれを提案する事無く沈黙を選ぶのだ。
何故ならばフランツ・ラインフォルトもまた妻と娘を愛する一人の父親だから理解できるのだ、自らの命を捧ぐという道を選んだリィン・オズボーンの覚悟が。
何よりもリィン・オズボーンがもしもその博打に失敗してしまえば彼の愛する妻も娘も皆死んでしまうのだ。
だからこそフランツ・ラインフォルトは沈黙を選ぶのだ。悲痛な表情を浮かべるリィン・オズボーンの家族の姿に罪悪感を抱きながらも。
「これで道は定まりました。余りにもか細い光明ですがそれでもようやく勝機と言えるものが見えた。ならばあとはそれを掴み取るためにひた走るのみでしょう。
後は表の部分を如何にして穏便な形で着地させるかですが……これに関しては帝国政府の出方を一旦待つ必要があります。政府がカレル離宮での一件をどう発表してくるか、それによって今後の動きが変わってきます。数日は休養と情報収集に務める他ないかと」
「……ああそうだね、君の言うとおりだ将軍。今我々に出来る事はこの辺りだろう。皆疲弊した状態でご苦労だった。数日は心と身体を休めて貰いたい。休養も立派な戦いだという事を忘れないように。それではこれにて会議を終了とする。皆ご苦労だった」
ここに翼をもがれて奈落へと叩き落された有翼の獅子は再び動き出す。その牙を必ずや邪神へと届かせるために……
共通ポイント(絶対にやらないといけないチェックポイント)
・シャーリィ・オルランドの打倒(第四相克)
・ルーファス・アルバレアの打倒(第五相克)
・黒の打倒(最終相克)
リィン・オズボーンが死を覚悟した場合にやらないとならない事
・黒の打倒の直後に自分の心臓を盟主から貰った終焉の双剣で潰す(逃げ場になるような保険は黒キ星杯の戦いの時の復活で潰れた状態なのでこれをされると流石に今度こそ黒もジ・エンド。黒に意識を乗っ取られる前に自分の心臓を潰す程度の動作なら英雄は数秒もあればやってのけるのでこの期に及んで英雄がやっぱり俺死にたくないよおおおおおとかならなければまあ余裕)
リィン・オズボーンを生存させる場合にやらないといけない事
・リィン・オズボーンが自分の心臓と混ざり合った状態の黒を追い出す←まずこれがかなりの博打。ノリノリで至宝から力を引き出して来た英雄の魂には大分呪いが混ざっている状態。ワイン樽の中に泥水を落として果たして泥水だけを分離できるのか?問題が立ちはだかる
・そして仮にそれに成功しても立ちはだかるのは巨イナル一としての力を得た事で再びポップアップする僕らのイシュメルガ君。一方オリヴァルト陣営に残されたのは搾りカスになった灰&呪いをその魂から分離させた事で大幅に弱体化した英雄(当作基準におけるアリアンロード級(人間辞めた怪物級)だったのがオーレリア級(一応人間の範疇での最高レベル)位まで落ち込む)。この状態でオズボーンという起動者が消えたとはいえ再び黒の討伐をしないとならない
このようにリィン・オズボーンの生存を作戦の前提に組み込んだ場合その死を前提にした場合に比べて起こさないといけない奇跡が二つ位増えますよという状況。
そしてフランツ・ラインフォルトさんはとても良識的で真っ当な人だが同時に妻と娘といった身近な家族が大事な普通の人でもある。
なので当の本人自身が「別にそれで問題ないよ。俺がこれまで部下にやらせてきた事を自分がやらないといけない時が来ただけだし」モードなのも相まって沈黙を選んだ。
彼にとってはリィン・オズボーンの命よりもイリーナ・ラインフォルトとアリサ・ラインフォルトの命の方が重いが故に。
まあ仮にフランツ・ラインフォルトが打ち明けたとしてもその時は当の命が助かる可能性が見えた張本人が「たった一人の命と世界の存亡、どちらを重んじるかなど秤にかけるだけ馬鹿馬鹿しい。順番が来た、それだけの事だ」と強硬に主張する事になっていたでしょう。何せ選択権は命を懸ける立場にある英雄本人にあるので。
英雄を翻意させるには「もしもお前がミスったとしてもその時は俺がきっちり介錯してやるから安心しろ。トワの為にも俺たちとの約束を果たすためにも足掻いてみろよ」と言ってやれる力と想い双方を有する親友が必要だった。
だがもうその親友は死んでしまったので残念ながらその時点で大団円は消えたんだよトワ、アルティナという状態。