sideコナミ
「……静かだな」
現在アカデミアは夏休み真っ最中。俺にはほとんどの生徒は実家に帰っているが、生憎そんなものは無いのでな。
皆俺についてこないかと誘ってくれたが、家族水入らずの中に俺が入るのは気が進まないので断った。
皆残念そうにしていたが、今ぐらいは俺の事は忘れてほしいものだ。
「お前は悩みとかなさそうでいいな、ファラオ」
今俺は窓から差す光に照らされながらベッドの上でファラオとか言うデブネコのノミ取りをしている。これがやってみるといい暇つぶしになる。
ノミ取りが終わったあとは毛をブラッシングして、さらにそのあとは爪を切って、耳掃除をして……もうこれで1日が終わる…
「全く、こんなんでいいのか?」
あの闇のデュエル行こう、不審なことは起きていない。しかしあの大量の闇のカードは確かに存在した。
いずれ闇のデュエルを行うときが来るはずだ……その時、俺はともかく、皆は……
「ファラオ、ここにいたのニャー?」
ブラッシングに移行したところで大徳寺先生が俺のところにやってきた。
「大徳寺先生、何か用ですか?ファラオに」
「今日はご飯に手を付けてないから少し心配になっただけニャ」
コイツ最近の俺のフルコースに味を占めて、食よりも優先してここへ来たってか?
「おや、顔が良くないどうかしたのかい?」
「顔が良くないのは生まれつきですよ」
「ああごめんごめん、顔色が良くないけどどうかしたのかい?」
この人でもわかるぐらい真剣な顔だったか…
「少し悩み事をしてただけですよ」
「ニャんだ、ファラオのせいじゃニャかったのか」
飼い主としての責任の心配だったのかよ…
「そんな悩み多きコナミ君に1つおすすめの場所があるんだけどニャ」
「おすすめの場所?」
・・・・・・
「はぁー」
大徳寺先生の言うおすすめの場所は温泉だった。なんせ火口近くの温泉だから悩みも吹っ飛ぶとのことだ。
ただでさえ里帰りで人がいないのにこの時間だ。浸かっているのは俺1人だけだった。
「しかし…本当にこの先どうすればいいのか…」
闇のデュエルの事は勿論だが、なによりあいつらをまきんでしまう。それが心残りだ。
この件にかかわるのは俺1人でいいはずなのだから……
「……」
湯船に顔をうずめながら考えていた時だった…
「がばぁ!」
突然足元にあった床が消え、温泉の底に沈んでいった……
「ん……」
目が覚めたとき、見たこともない場所にいた。ちなみに服も来ていた。口で説明するのは難しいが、
ただ1つ言えるのは、周りに大量のモンスターがいる。しかもソリッドビジョンではなく実態で……
「フン、よく来たな、誇り高き未来のデュエリストよ!」
「え?」
俺は突然現れたその男の発言に驚いた。どこに驚いたかはノーコメントだが。
「精霊を持たぬ者がここに来るのは異例だが、まあいい、それだけ貴様のデュエルに関する悩みが深かったということだろう」
「ちょっとそっちのさじ加減で話を進めないでもらえないか?」
俺に声をかけてきたのは変なコスプレをいた人だったが、こいつもモンスターの精霊なのか?
「お前はここのリーダーか?お前も闇のデュエリストなのか?そもそもここはどこなんだ?ちゃんと俺を帰す気はあるのか?」
「フン、ずいぶんと質問の多いやつだ。百の言葉お交わすより、1度のデュエルで全て伝わる、そうじゃなかったのか?」
そう言ってそいつはデュエルディスクを構えた。少し前の俺なら意気揚々とまでは行かずとも前向きに了承した条件だったが、まあいい。
「……ああ、デュエルで道が切り開かれるというならわかりやすい」
俺もデュエルディスクを構えた。
「フン、闇のデュエルの恐怖には埋もれていないようだな。悩みは恐怖とは別のところにあると見た」
コイツの言う通り、別に俺は闇のデュエルそのものに恐怖は感じていない。俺が恐れているのは仲間を巻き込むことだ……
「まあいいこのデュエルで全てが分かるだろう。わが名は正義の味方 カイバーマン!この気高い龍の力に貴様がどれだけ対抗できるか楽しみにしているぞ!」
「「デュエル!」」
1ターン目:コナミ
「俺の先攻、《シールドウィング》を守備表示で召喚。カードを1枚伏せターン終了だ」
コナミ
LP4000
手札 4
モンスター シールドウィング(守)
魔法・罠 セット×1
2ターン目:カイバーマン
「俺のターンドロー!俺が引いたカードは《正義の味方 カイバーマン》!攻撃表示で召喚する」
正義の味方 カイバーマン
効果モンスター
星3/光属性/戦士族/攻 200/守 700
このカードをリリースして発動できる。
手札から「青眼の白龍」1体を特殊召喚する。
「カイバーマンが2人…」
「このカードを生贄に、手札からしもべを1体召喚する!」
「しもべ…まさか」
「伝説を見せてやろう。いでよ、我が忠実なしもべ!見るがいい!そして戦くがいい!《
通常モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
「これが《
「ゆけ《
「《シールドウィング》の効果発動。このカードは1ターンに2回まで戦闘では破壊さえない」
「フン、一撃目は防いだか。だがこれはほんの始まりにすぎん。カードを2枚伏せターンエンドだ」
カイバーマン
LP4000
手札 2
モンスター
魔法・罠 セット×2
3ターン目:コナミ
「俺のターン」
いきなり現れたと思ったら、伝説のデュエリスト海馬瀬人しか持っていないはずの《青眼の白龍》を使うとは、コイツはいったい何者なんだ……
「魔法カード《調律》を発動。《ジャンク・シンクロン》を手札に加える。そしてデッキトップのカードを墓地に送る」
墓地に落ちたのは《ドッペル・ウォリアー》。これならいけるな。
「《ジャンク・シンクロン》を召喚。効果で墓地の《ドッペル・ウォリアー》を特殊召喚。
「レベル2の《ドッペル・ウォリアー》に、レベル3の《ジャンク・シンクロン》をチューニング!」
☆3+☆2=☆5
「集いし星が新たな力を呼び起こす。光さす道となれ!シンクロ召喚!いでよ、《ジャンク・ウォリアー》!」
ジャンク・ウォリアー
シンクロ・効果モンスター
☆5/闇属性/戦士族/攻2300/守1300
「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
このカードの攻撃力は自分フィールド上に表側表示で存在する
レベル2以下のモンスターの攻撃力の合計分アップする。
「それが貴様のキーモンスターか」
シンクロモンスターにも驚かないとは…本当に何者だ?
「《ジャンク・ウォリアー》の効果発動。レベル2以下のモンスターの合計攻撃力分攻撃力をアップする。
この効果にチェーンして《ドッペル・ウォリアー》の効果発動。
このカードがシンクロ素材となったことで《ドッペル・トークン》2体を特殊召喚する」
《ジャンク・ウォリアー》 ATK2300→3100
「ほう、《
「行くぞ、《ジャンク・ウォリアー》で《
「甘いぞ!速攻魔法発動《収縮》この効果で貴様のモンスターの元々の攻撃力を半分にする」
収縮
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターの元々の攻撃力はエンドフェイズ時まで半分になる。
「何!?」
《ジャンク・ウォリアー》 ATK3100→1950
「さあ《
「うわっ!」
コナミLP4000→2950
「くっ、カードを2枚伏せターン終了だ」
コナミ
LP2950
手札 2
モンスター シールドウィング(守)
ドッペル・トークン(攻)×2
魔法・罠 セット×3
4ターン目:カイバーマン
「俺のターン、魔法カード《調和の宝札》を発動」
調和の宝札
通常魔法
手札から攻撃力1000以下のドラゴン族チューナー1体を捨てて発動できる。
デッキからカードを2枚ドローする。
「このカードの効果で手札のチューナーモンスター《
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/ドラゴン族/攻 300/守 250
このカードが墓地へ送られた時、デッキから「青眼の白龍」1体を手札に加える。
「チューナーモンスターだと!?」
本当にこいつは何者だ、この時代でシンクロモンスターを持っている奴はいないはず…
「さらに《
2体目の《
「さらに永続罠《リミット・リバース》を発動」
「そのカードは」
「知っているのか、なら話は早い。墓地の《正義の味方 カイバーマン》を特殊召喚!さらにこのモンスターを生贄に、手札の《青眼の白龍》を特殊召喚!」
「2体の《
「行くぞ!《
「リバースカード発動《攻撃の無力化》攻撃を無効にし、バトルを終了させる」
「防戦一方とは情けない。魔法カード《マジック・プランター》を発動。《リミット・リバース》を墓地に送りカードを2枚ドロー」
マジック・プランター
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
永続罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
デッキからカードを2枚ドローする。
「カードを1枚伏せターンエンドだ」
「エンドフェイズに罠カード《捨て身の宝札》を発動する」
捨て身の宝札
通常罠
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター2体以上の攻撃力の合計が、
相手フィールド上に表側表示で存在する攻撃力が一番低いモンスターよりも低い場合、
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
このカードを発動するターン、
自分はモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができず、
表示形式を変更する事もできない。
「俺の攻撃表示の《ドッペル・トークン》2体の攻撃力の合計はお前のフィールドの《
カイバーマン
LP4000
手札 3
モンスター
魔法・罠 セット×1
5ターン目:コナミ
「俺のターン……」
このモンスターなら仮に攻撃に失敗しても、壁モンスターを置くことができる。
「《ロード・シンクロン》を召喚」
ロード・シンクロン
チューナー(効果モンスター)
星4/光属性/機械族/攻1600/守 800
このカードを「ロード・ウォリアー」以外のシンクロ素材とする場合、
このカードのレベルを2つ下げたレベルとして扱う。
このカードが攻撃した場合、そのダメージステップ終了時に
このカードのレベルをエンドフェイズ時まで1つ上げる。
「レベル2の《シールド・ウィング》とレベル1の《ドッペル・トークン》2体に、レベル4の《ロード・シンクロン》をチューニング!」
☆4+☆2+☆1+☆1=☆8
「集いし希望が新たな地平へいざなう。光さす道となれ!シンクロ召喚!駆け抜けろ、《ロード・ウォリアー》」
ロード・ウォリアー
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/戦士族/攻3000/守1500
「ロード・シンクロン」+チューナー以外のモンスター2体以上
1ターンに1度、自分のデッキからレベル2以下の
戦士族または機械族モンスター1体を特殊召喚する事ができる。
「《ロード・ウォリアー》の効果発動。デッキの《ボルト・ヘッジホッグ》を守備表示で召喚」
「また守備モンスターか」
「罠カード《スキル・サクセサー》を発動。《ロード・ウォリアー》の攻撃力を400アップさせる」
《ロード・ウォリアー》 ATK3000→3400
「バトルだ《ロード・ウォリアー》で《
「ふん、そんな申し訳程度の攻撃力増加で俺の《
竜魂の城
永続罠
1ターンに1度、自分の墓地のドラゴン族モンスター1体をゲームから除外し、
自分フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで700ポイントアップする。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが墓地へ送られた時、
ゲームから除外されている自分のドラゴン族モンスター1体を選択して特殊召喚できる。
「竜魂の城」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。
「このカードの効果により、墓地の《伝説の白石》を除外し《青眼の白龍》の攻撃力を700アップさせる!」
ATK3000《
「向かい打て《
「うぁ!」
コナミLP2950→2650
「くっ、カードを3枚伏せターン終了だ」
《
コナミ
LP2650
手札 1
モンスター ボルト・ヘッジホッグ(守)
魔法・罠 セット×3
6ターン目:カイバーマン
「俺のターン、このターンで貴様に《
「《融合》だと!」
「フィールドと手札の《
融合モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻4500/守3800
「青眼の白龍」+「青眼の白龍」+「青眼の白龍」
あれが海馬デッキ最強のしもべ、《
「さらに速攻魔法《エネミー・コントローラー》を発動。貴様のモンスターを攻撃表示にする」
「なに!」
エネミー・コントローラー
速攻魔法
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択し、表示形式を変更する。
●自分フィールド上のモンスター1体をリリースして発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択し、エンドフェイズ時までコントロールを得る。
「さらに《竜魂の城》の効果発動!墓地の《青眼の白龍》を除外し《青眼の究極竜》の攻撃力を700アップさせる!」
《青眼の究極竜》 ATK4500→5200
「いくぞ!《
「罠カード発動《ガード・ブロック》ダメージを0にし、カードを1枚ドローする」
「またその場しのぎのカードか」
くっ、何とかこのターンは乗り切ったが、このモンスターをどう対処すれば……
「敵を恐れ防御に徹するとは、貴様はそれでも誇り高きデュエリストか!」
「俺は敵など恐れていない!」
俺が恐れているのは俺の戦いに仲間が巻き込まれて犠牲になること……
「ふん、敵を恐れるのは愚かだが、仲間を恐れるのはさらに愚か者だ!」
「何!?」
「自分が一方的に仲間を守るなど自惚れるな!仲間とは共に戦い傷つけあう者。
仲間のために守りを固める暇があれば!仲間に背中を預け反撃を顧みず攻撃するぐらいの度胸を見せてみろ!
それとも貴様の仲間には貴様に守られなければ戦うことのできぬ軟弱ものしかいないのか!」
「……そんなことはない、俺の仲間はみんな強い」
「なら恐れることはない、せめて来い!誇り高きデュエリストコナミ!さあ貴様のターンだ!」
《
カイバーマン
LP4000
手札 1
モンスター 青眼の究極竜(攻)
魔法・罠 竜魂の城
7ターン目:コナミ
「ああ、俺のターン!《デブリ・ドラゴン》を召喚。効果により攻撃力500以下の《シールド・ウィング》を特殊召喚。さらに墓地の《ボルト・ヘッジホッグ》の効果発動。チューナーモンスターがいるときこのカードを特殊召喚できる」
「そのモンスターたちで貴様の切り札を見せてくれるのか」
「ああ。レベル4の《デブリ・ドラゴン》とレベル2の《シールド・ウィング》にレベル2の《ボルト・ヘッジホッグ》をチューニング」
☆4+☆2+☆2=☆8
「集いし願いが新たに輝く星となる。光さす道となれ!シンクロ召喚!飛翔せよ、《スターダスト・ドラゴン》」
「ほう、そいつが貴様の切り札の龍か」
「ああ。墓地の《スキル・サクセサー》の効果発動。このカードを除外することで《スターダスト・ドラゴン》の攻撃力は800アップする」
《スターダスト・ドラゴン》 ATK2500→3300
「《スターダスト・ドラゴン》で《
「攻撃力の低い《スターダスト・ドラゴン》でか?何をするつもりだ」
「伏せカード発動《シンクロ・ストライク》スターダストの攻撃力は、シンクロ素材となったカードの数×500アップする」
《スターダスト・ドラゴン》 ATK3300→4800
「これで《スターダスト・ドラゴン》が攻撃力は上回った!」
「忘れたか!俺のフィールドには永続罠《竜魂の城》があることを」
「もちろん覚えていた、速攻魔法《サイクロン》を発動。《竜魂の城》を破壊する!」
サイクロン
速攻魔法
フィールド上に存在する魔法・罠カード1枚を選択して発動する。
選択したカードを破壊する。
「これで《スターダスト・ドラゴン》の攻撃力が上のままだ!を《
カイバーマンLP4000→3700
「ふん《竜魂の城》の効果発動。このカードが破壊されたとき、除外されたドラゴン族1体を特殊召喚できる!蘇れ《青眼の白龍》!」
「さすがだ、こうも《青眼の白龍》を巧みに操るとは。だがリバースカード発動《奇跡の軌跡》相手にカードを1枚ドローさせ、攻撃力を1000上げ、もう1度攻撃を行う」
奇跡の軌跡
通常罠
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
相手はデッキからカードを1枚ドローする。
このターンのエンドフェイズ時まで、
選択したモンスターの攻撃力は1000ポイントアップし、
1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃する事ができる。
そのモンスターが戦闘を行う場合、
相手プレイヤーが受ける戦闘ダメージは0になる。
《スターダスト・ドラゴン》 ATK4800→5800
「……いい目になってきたな。そのいきだ、敵を恐れるな!臆せずせめて来い!」
「ああ、《
《スターダスト・ドラゴン》 ATK5800→2500
コナミ
LP2650
手札 0
モンスター スターダスト・ドラゴン(攻)
魔法・罠 セット×1
8ターン目:カイバーマン
「俺のターン、チューナーモンスター《青き眼の乙女》を攻撃表示で召喚。カードを2枚伏せターン終了だ」
カイバーマン
LP3600
手札 0
モンスター 青き眼の乙女(攻)
魔法・罠 セット×2
またチューナーモンスター…しかも攻撃表示。攻撃を誘っているとしか思えないが、例えモンスターを破壊するカードが伏せられていても、《スターダスト・ドラゴン》はそれを無効に出来る!
9ターン目:コナミ
「俺のターン、行くぞ《スターダスト・ドラゴン》で《青き眼の乙女》を攻撃!」
「よく臆せずせめてきた!だが《青き眼の乙女》の効果発動。このカードを守備表示にし、攻撃を無効にする」
青き眼の乙女
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカードが攻撃対象に選択された時に発動できる。
その攻撃を無効にし、このカードの表示形式を変更する。
その後、自分の手札・デッキ・墓地から「青眼の白龍」1体を選んで特殊召喚できる。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが
カードの効果の対象になった時に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「青眼の白龍」1体を選んで特殊召喚する。
「青き眼の乙女」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
「さらに《青き眼の乙女》が効果を使ったとき、1《
「そうはいかない、罠カード《奈落の落とし穴》を発動。《
奈落の落とし穴
通常罠
相手が攻撃力1500以上のモンスターを
召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動できる。
その攻撃力1500以上のモンスターを破壊しゲームから除外する。
「そんな罠に掛かる《
バトル中にシンクロ召喚を行うカード、やはり何らかのシンクロモンスターを持っていたのか!
「レベル8の《
☆1+☆8=☆9
「強靱にして無敵!最強の伝説が新たな力で敵を粉砕する!降臨せよ!《蒼眼の銀龍》!」
蒼眼の銀龍
シンクロ・効果モンスター
星9/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
チューナー+チューナー以外の通常モンスター1体以上
このカードが特殊召喚に成功した時に発動する。
自分フィールド上のドラゴン族モンスターは次のターンの終了時まで、
カードの効果の対象にならず、カードの効果では破壊されない。
また、1ターンに1度、自分のスタンバイフェイズ時に発動できる。
自分の墓地の通常モンスター1体を選択して特殊召喚する。
「これがお前のシンクロモンスター……カードを1枚伏せターン終了だ」
コナミ
LP2650
手札 0
モンスター スターダスト・ドラゴン(攻)
魔法・罠 セット×1
10ターン目:カイバーマン
「俺のターン、この瞬間《蒼眼の銀龍》の効果発動!自分のスタンバイフェイズに墓地の通常モンスター1体を特殊召喚する!再びその姿を現せ《
「まさか1度のデュエルでこんなにも《
「行くぞ《
「速攻魔法発動《禁じられた聖槍》このカードの効果で《
禁じられた聖槍
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は800ポイントダウンし、
このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。
「ふっ、さすがだと言いたいが、爪が甘かったな!《蒼眼の銀龍》の効果発動!このカードが特殊召喚された次のターンの終了時まで俺のドラゴン族はカードの効果の対象にならない!」
「なん…だと!」
「よって《禁じられた聖槍》は無効!《
「うわあぁぁ!」
「強靭!無敵!最強!」
コナミLP2650→2150
「これで終わりだ《蒼眼の銀龍》でプレイヤーへダイレクトアタック!」
「うわあぁぁぁぁぁ!」
「粉砕!玉砕!大喝采!」
コナミLP2150→0
Winカイバーマン
「……負けた…」
「己の手で立ち上がれ、立てればよし立ち上がれなけれそこまでだ」
「……立ち上がれるよ」
「まだ戦いを恐れるか?」
「いや…楽しいデュエルだった」
「それでいい、負けを恐れるな、負けて勝て!」
「ああ」
「そしてどうしても立ち上がることができなくなったとき、貴様のは1人でないことを忘れるな」
「……ああ」
カイバーマン、あんたはそのことを俺に伝えるためにここに俺を呼んだのか…
「ところで俺が負けたってことは、俺ここから帰れないのか?」
「この世界とお前の世界はつながっている。目を閉じ、強く念じろ、道は自ずと開かれる」
目を閉じ、強く念じる……
「ぷはぁ!」
そして念じると俺は温泉に戻っていた。ご丁寧に服がログアウトした状態で。
そしてその後もしばらくは夏休みも何事もなく時は過ぎた。結局あのカイバーマンが何者だったのかはわからない。そもそもあれは夢だったのかも知れないし。
だが、たとえ夢でも俺はあいつとのデュエル、あいつの言ったことを忘れないだろう。