タッグフォース 未来の英雄を継ぐ赤帽子   作:TOUI

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第十八話 献身的なタッグデュエル

光一

LP5700

手札 0

モンスター ライトレイ ディアボロス(攻)

      マテリアル・ドラゴン(攻)

      ソウルトークン(守)×2

魔法・罠 セット×1

 

 

8ターン目:コナミ

 

 

さて、闇のカードも出てきたし、そろそろ俺も本格的に役に立たないとな。

 

「俺のターン、《ジャンク・シンクロン》を召喚。効果で《チューニング・サポーター》を特殊召喚。さらにフィールドに《ジャンク》がいることで《ジャンク・サーバント》を特殊召喚」

 

 

ジャンク・サーバント

効果モンスター

星4/地属性/戦士族/攻1500/守1000

自分フィールド上に「ジャンク」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、

このカードは手札から特殊召喚する事ができる。

 

 

「レベル4の《ジャンク・サーバント》とレベル1の《チューニング・サポーター》にレベル3の《ジャンク・シンクロン》をチューニング」

 

☆3+☆1+☆4=☆8

 

「集いし願いが新たに輝く星となる。光さす道となれ!シンクロ召喚!飛翔せよ、《スターダスト・ドラゴン》」

 

「そいつがお前の切り札か?だが《ライトレイ ディアボロス》には及ばないな」

 

「それはどうかな、装備魔法《ファイティング・スピリッツ》を《スターダスト・ドラゴン》に装備」

 

 

ファイティング・スピリッツ

装備魔法

装備モンスターの攻撃力は相手フィールド上に存在する

モンスター1体につき300ポイントアップする。

装備モンスターが戦闘によって破壊される場合、

代わりにこのカードを破壊する事ができる。

 

 

「キミたちのフィールドにモンスターは4体。よって攻撃力1200アップ」

 

《スターダスト・ドラゴン》 ATK2500→3700

 

ここは安泰で《マテリアル・ドラゴン》を攻撃する手もあるが、セットカードを毎ターン除去されるのはきついな…

 

「《スターダスト・ドラゴン》で《ライトレイ ディアボロス》を攻撃」

 

「甘いぞ、速攻魔法《虚栄巨影》このカードで《ライトレイ ディアボロス》の攻撃力をエンドフェイズまで1000アップさせる」

 

 

虚栄巨影

速攻魔法

モンスターの攻撃宣言時、

フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を

選択して発動できる。

選択したモンスターの攻撃力は、

そのバトルフェイズ終了時まで1000ポイントアップする。

 

 

《ライトレイ ディアボロス》 ATK2800→3800

 

「なに!」

 

「返り討ちにしろ《ライトレイ ディアボロス》!」

 

コナミ&幸子LP1900→1800

 

「くっ、だが《ファイティング・スピリッツ》を墓地に送ることで《スターダスト・ドラゴン》は破壊されない。カードを3枚伏せターン終了だ」

 

《スターダスト・ドラゴン》 ATK3700→2500

 

 

コナミ

LP1800

手札 0

モンスター スターダスト・ドラゴン(攻)

魔法・罠 セット×3

 

 

9ターン目:唯一

 

 

「俺のターン、《エクリプス・ワイバーン》を除外し《ライトレイ ディアボロス》の効果発動。そのカードを見せてもらおうか」

 

ピンポイントでいいカードを選んでくれたな。

 

「ならば俺は《ハーフ・アンブレイク》をチェーン発動。このターン《スターダスト・ドラゴン》の戦闘破壊を無効にし、ダメージを半減する」

 

 

ハーフ・アンブレイク

通常罠

フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。

このターン、選択したモンスターは戦闘では破壊されず、

そのモンスターの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは半分になる。

 

 

「ちぃ、バウンス効果は不発だったが、除外された《エクリプス・ワイバーン》の効果発動。このカードが墓地に行ったときに除外したカードを手札に戻す…ククク」

 

変な笑い方しやがって、お前の闇のカードはそれか…

 

「俺は《ソウルトークン》2体を生け贄に《魔王ディアボロス》を召喚!」

 

 

魔王ディアボロス

効果モンスター

星7/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守1000

このカードは特殊召喚できない。

このカードをアドバンス召喚する場合、

リリースするモンスターは闇属性モンスターでなければならない。

相手のドローフェイズのドロー前に発動する。

相手のデッキの一番上のカードを確認して

デッキの一番上または一番下に戻す。

また、このカードはフィールド上に表側表示で存在する限り、

カードの効果ではリリースできない。

 

 

「いくぞ!2体の《ディアボロス》で《スターダスト・ドラゴン》を攻撃!」

 

「ぐっ…」

 

コナミ&幸子LP1800→1650→1400

 

「カードを1枚伏せターン終了だ」

 

この状況なら、次のあいつらのターンに俺たちは負けるな。

幸子のターンで何としても勝たなくてはだが……

伏線は打っておいたが幸子は俺と協力する気はなさそうだし…気づいてくれるだろうか…

 

 

唯一

LP5700

手札 2

モンスター 魔王ディアボロス(攻)

      ライトレイ ディアボロス(攻)

      マテリアル・ドラゴン(攻)

魔法・罠 セット×1

 

 

 

side幸子

 

 

10ターン目:幸子

 

 

「わたくしのターン!」

 

「その前に《魔王ディアボロス》に効果発動だ、デッキトップのカードを見せな」

 

「くっ」

 

「《レベル制限B地区》か、なかなかいいロックカードだな、デッキの1番下に戻してもらおうか」

 

「うぅ…わたくしのターン!」

 

くぅ…召喚できるモンスターは引けませんでしたわ……

 

「どうやらキーカードは引けなかったようだな!」

 

「あきらめな、お前らではこの布陣は倒せねーよ」

 

「くぅぅ…」

 

悔しいですが彼らの言う通り、今のわたくしでは……

 

 

「まがい物の力を受けて強くなった気でいる奴がよく言うよ」

 

「なんだと!」

 

「負け惜しみを」

 

「さてどうだろうね、ピンポイントでフリーチェーンが可能だったカードを打ち抜くあたり、

 所詮は五流って言うのかな」

 

…!そうですわ、フィールドにはあなたが伏せたカードが2枚……このカード、

わたくしがモンスターを出せれば使えますが、わたくしの手札に召喚できるモンスターはない…

もう1枚は《エンジェル・リフト》ですか。下級モンスターを並べたところでこの状況は…

 

「貴様が伏せた残り2枚のカードが何かは知らんが、その女の顔を見る限りそれを生かせるカードはないようだな」

 

「それもどうかな、デュエルはただ1度の引きで全てがひっくり返ることもある」

 

「何を言っているんだ、もうあいつのドローは終わってるじゃねーか!」

 

彼の言う通りわたくしのドローはもう……いえ!そうですわ、あなたの墓地には《調律》と《ワン・フォー・ワン》で墓地に行ったモンスターが!

 

「わたくしは永続罠《エンジェル・リフト》を発動。この効果で《ミスティック・パイパー》を特殊召喚!」

 

 

 

エンジェル・リフト

永続罠

自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を選択し、表側攻撃表示で特殊召喚する。

このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。

そのモンスターがフィールド上から離れた時、このカードを破壊する。

 

 

 

ミスティック・パイパー

効果モンスター

星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0

このカードをリリースして発動する。

自分のデッキからカードを1枚ドローする。

この効果でドローしたカードをお互いに確認し、

レベル1モンスターだった場合、自分はカードをもう1枚ドローする。

「ミスティック・パイパー」の効果は1ターンに1度しか使用できない

 

 

「《ミスティック・パイパー》の効果発動。このカードを生け贄にし、カードを1枚ドローしますわ!」

 

お願いだから来て、わたくしたちを勝利に導くカード!

 

「わたくしが引いたカードは《海竜(リバイアサン)-ダイダロス》!」

 

「そいつは確か貴様のエースモンスター」

 

「だがそいつは上級モンスター。この状況では召喚できまい」

 

「それはどうかしら?フィールド魔法《伝説の都 アトランティス》を発動。これで《海竜(リバイアサン)-ダイダロス》のレベルは6となり生け贄は1体少なくるわ」

 

 

伝説の都 アトランティス

フィールド魔法

このカードのカード名は「海」として扱う。

このカードがフィールド上に存在する限り、

フィールド上の水属性モンスターの攻撃力・守備力は200ポイントアップする。

また、お互いの手札・フィールド上の水属性モンスターのレベルは1つ下がる。

 

 

「《スターダスト・ドラゴン》を生贄にするつもりか」

 

「仲間のカードを生贄にか、いかにもお嬢様らしいな!」

 

「さて、どうする幸子……」

 

ええ、わかっているわ。あなたに頼ろうとしなかったわたくしが愚かでしたわ。

 

「墓地の《アマリリース》の効果発動。このカードを除外して、《海竜(リバイアサン)-ダイダロス》の生け贄を1体減らしますわ」

 

 

アマリリース

効果モンスター

星1/地属性/植物族/攻 100/守 200

自分のメインフェイズ時、墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。

このターンに1度だけ、

自分がモンスターを召喚する場合に必要なリリースを1体少なくする事ができる。

「アマリリース」の効果は1ターンに1度しか発動できない。

 

 

「墓地から!」

 

「モンスター効果だと!」

 

「さあ、現れなさい!《海竜(リバイアサン)-ダイダロス》!」

 

 

海竜(リバイアサン)-ダイダロス

効果モンスター

星7/水属性/海竜族/攻2600/守1500

自分フィールド上に存在する「海」を墓地に送る事で、

このカード以外のフィールド上のカードを全て破壊する。

 

 

海竜(リバイアサン)-ダイダロス》 ATK2600→2800

 

「ちぃ、現れたか貴様のエース!だが残念だったな、《マテリアル・ドラゴン》の効果で貴様のモンスターの破壊効果は無効だ!」

 

「俺の手札は2枚、つまり破壊効果も2回まで無効にできる!」

 

「なるほど、《マテリアル・ドラゴン》の効果を《スターダスト・ドラゴン》で無効にしようとしても、それをさらに無効にできるってわけか」

 

「そのとおりだ!(しかも俺の伏せカードは《突進》、先に戦闘破壊しようとしても返り討ちに出来る)」

 

説明は死亡フラグ、かつて自分が体感したことをまざまざとして来るとは…所詮は五流ね。

 

「そう思うのなら見せて差し上げるわ。わたくしの真のエースモンスターを!」

 

「「何!」」

 

「《海竜(リバイアサン)-ダイダロス》を生贄に捧げ《海竜神-ネオダイダロス》を特殊召喚!」

 

 

海竜神-ネオダイダロス

効果モンスター

星8/水属性/海竜族/攻2900/守1600

このカードは通常召喚できない。

自分フィールド上に存在する「海竜-ダイダロス」1体を

リリースした場合のみ特殊召喚する事ができる。

自分フィールド上に存在する「海」を墓地へ送る事で、

このカード以外のお互いの手札・フィールド上のカードを全て墓地へ送る。

 

 

《海竜神-ネオダイダロス》 ATK2900→3100

 

「このカードは《海竜-ダイダロス》の効果を引き継いでいるわ。ただし破壊ではなく墓地へ送る効果よ!」

 

「破壊ではない除去効果だと!」

 

「そんなものが!」

 

「さらにもう1枚の伏せカードを発動《シンクロ・ギフト》!」

 

 

シンクロ・ギフト

通常魔法

自分フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスター1体と

シンクロモンスター以外のモンスター1体を選択して発動する。

このターンのエンドフェイズ時まで、選択したシンクロモンスターの攻撃力を0にし、

その元々の攻撃力分もう1体のモンスターの攻撃力はアップする。

 

 

「この効果で《スターダスト・ドラゴン》の攻撃力を《海竜神-ネオダイダロス》に与えるわ!」

 

《スターダスト・ドラゴン》 ATK2500→0

 

《海竜神-ネオダイダロス》 ATK3100→5600

 

「「攻撃力5600だと!」」

 

「そして《海竜神-ネオダイダロス》の効果発動!《伝説の都 アトランティス》を墓地に送り、このカード以外の手札・フィールド上のカードを全て墓地へ送る!」

 

《海竜神-ネオダイダロス》 ATK5600→5400

 

「そんな馬鹿な!」

 

「俺たちの布陣が!」

 

「さあ、自分達の愚かさを痛感しなさい!《海竜神-ネオダイダロス》でプレイヤーにダイレクトアタック!」

 

「「ぐああああ!」」

 

唯一&光一LP5700→300

 

「これでわたくしのターンは終了、さああなた達のターンよ。闇のカードを失った今、そのカードの力に頼っていたあなた達が逆転のカードを引けるかしら!」

 

「くっ、俺のターン!……くそ!ターンエンドだ」

 

あの庶民の手から引いたカードが零れ落ちた。条件つきの特殊召喚モンスターの《ガーディアン・オブ・オーダー》でしたわ。

 

「俺のターン、行くぞ!《海竜神-ネオダイダロス》でダイレクトアタック!」

 

「「うああああ!」」

 

唯一&光一LP300→0

 

 

Winコナミ&幸子

 

 

「そんな…俺たちのタッグ…がっ」

 

「あいつらのコンビネーションの方が、上だったというの……かっ」

 

最後の言葉を言い残して2人は倒れた。

 

「まあ当然ねわたくしに勝てるわけがないのに」

 

「俺もいたんだけど、この勝利は2人のものじゃ?」

 

何を得意げに、あなたが貢献したのは最後だけじゃない、まあでも……

 

「少しはあなたの事を認めてもよくてよ、泣いて喜びなさいコナミ」

 

 

 

sideコナミ

 

 

「泣いて喜びなさいコナミ」

 

泣いて喜べって、だが初めて名前で呼ばれたな。

 

「ああ、ありがと」

 

「随分素直ね、調子狂うわ」

 

どうしろと言うんだよ?

 

「随分とお楽しみのようね」

 

「ファ!」

 

急に声を掛けられ振り返ると、雪乃と紫の姿があった。

 

「2人ともいつからいたんだ?」

 

「コナミ様たちの最後のターンからでしょうか」

 

そこそこ前からいたのか…

 

「わたくしめより先にコナミ様とタッグを組むとは……」

 

紫さん、なんかまた目が怖いですよ?

 

「コナミ様、今すぐわたくしめとタッグデュエルを」

 

「いや、相手がいないじゃん」

 

「あら、わたくしが相手になって差し上げてもっ!」

 

「無理するなよ、連続であんなデュエルしたんだ…少し休め」

 

「わたくしの心配をするなど、コナミのくせに生意気よ」

 

「少し見ないうちに随分と仲良くなったのねコナミ」

 

「痛っ、なんで背中つねった?」

 

「さあ、胸に手を当てて聞いてみたら」

 

何の事だかさっぱりだ。……まあなんにしてもこういう平和な会話ができるのはいいことだ。闇のカードもほとんど浄化できただろうし、ゆまとツァンとも合流して……

 

「え……!?」

 

突然体にツンと来る刺激を受けた…この感覚は……

 

「どうしたのコナミ?」

 

「…向こうの方で強力な闇の力を感じる」

 

「感じるってあなたそんなこともできたの?」

 

「今までのやつらのような微弱なものは感じられない。だがここまで強力だとわかるんだ」

 

「さすがコナミ様です」

 

これだけの力だとみんなを巻き込むわけにはいかないだろうが、

 

「少しここで待っていてくれ、状況を確かめたい」

 

「何を言ってらっしゃるの?」

 

「私たちも行くに決まってるでしょ」

 

「当然の理でございます」

 

そう言うと思ったよ……

 

「わかったけど、危険だったらすぐに逃げろよ。それと俺は急ぐが無理して走らなくていいぞ」

 

そして俺たちは急いで気配を感じる方へ向かった。

 

 

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