タッグフォース 未来の英雄を継ぐ赤帽子   作:TOUI

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 連休で時間ができたので投稿します!
 しかしこの小説の使用カードの古いこと……
まあ本当に古いのは私のタクティクスなんですが(-_-;)


第五十三話 (ドッペルゲンガー)VS(ダークネス)

sideツァン

 

 

「今日はいないな……」

 

放課後、最近は授業が終わるといつもゆまが下駄箱で待っているんだけど、今日はいなかった。

 

「まあゆまにもゆまの事情があだろうけど、僕にも内緒にするなんて……」

 

ちょっと気になるかな。

 

「……探してみよう」

 

 

 

sideドッペルコナミ

 

 

成功だ!奴の中のダークネスを呼び覚ますことに成功した!後はこいつを倒して俺の力を取り戻すだけだが……

 

「我のバトルフェイズは続いている、《マスター・キー・ビートル》で直接攻撃」

 

「ぐあっ!」LP7200→4700

 

「カードを3枚伏せ、我のターンは終了だ」

 

問題はダークネスのデュエルタクティクスに今の俺が勝てるかは少し怪しいんだよな。まあ、何とかしてやるさ。

 

《E・HERO ジ・アース》ATK4300→2500

 

 

ダークネスゆま

LP3600

手札 2

モンスター E・HERO ジ・アース(攻)

      No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル(攻)

魔法・罠 セット×3

 

 

 7ターン目:ドッペルコナミ

 

 

「俺のターン、魔法カード《死者蘇生》を発動!墓地の《ロード・ウォリアー》を特殊召喚する。バトルだ!《ロード・ウォリアー》で《E・HERO ジ・アース》を攻撃!」

 

「罠カード《ヒーローバリア》を発動。攻撃を無効にする」

 

ヒーローバリア

通常罠

自分フィールド上に「E・HERO」と名のついたモンスターが

表側表示で存在する場合、相手モンスターの攻撃を1度だけ無効にする。

 

ちぃ、やはりダークネスにこんな単純な攻撃は通らないか。

 

「メインフェイズ2に《ロード・ウォリアー》の効果発動。デッキの《マシップ・ウォリアー》を特殊召喚する!」

 

マシップ・ウォリアー

効果モンスター

星2/地属性/戦士族/攻 600/守1200

このカードの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。

このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。

 

「カードを1枚伏せターン終了だ」

 

 

ドッペルコナミ

LP4700

手札 2

モンスター ロード・ウォリアー(攻)

      マシップ・ウォリアー(守)

魔法・罠 リビングデットの呼び声

     セット×1

 

 8ターン目:ダークネスゆま

 

 

「我のターン、永続罠《強化蘇生》を発動!墓地の《E・HERO エアーマン》を特殊召喚する」

 

そいつを蘇生したか。

 

「《E・HERO エアーマン》の効果により、デッキの《E・HERO レディ・オブ・ファイア》を手札に加える」

 

サーチ効果を再利用されたか。さすがのタクティクスだ!?

 

「そして手札に加えた《E・HERO レディ・オブ・ファイア》を召喚する」

 

 

E・HERO レディ・オブ・ファイア

効果モンスター

星4/炎属性/炎族/攻1300/守1000

自分のターンのエンドフェイズ時、自分フィールド上に

表側表示で存在する「E・HERO」と名のついた

モンスターの数×200ポイントダメージを相手ライフに与える。

 

 

「魔法カード《融合》を発動。《E・HERO エアーマン》と手札の《E・HERO クノスペ》を素材とし融合召喚!現れよ《V・HERO アドレイション》!」

 

V・HERO アドレイション

融合・効果モンスター

星8/闇属性/戦士族/攻2800/守2100

「HERO」と名のついたモンスター×2

1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体と、

このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する

「HERO」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。

選択した相手モンスターの攻撃力・守備力は

エンドフェイズ時まで、選択した自分のモンスターの攻撃力分ダウンする。

 

 

来たかダークネスの闇の象徴となるカード、だがまだこれでは足りないな……

 

「《V・HERO アドレイション》の効果発動。《E・HERO ジ・アース》の攻撃力2500だけ《ロード・ウォリアー》の攻撃力を下げる」

《ロード・ウォリアー》ATK3000→500

 

これで総攻撃を受ければ俺の負けだが……

 

「バトルだ。《E・HERO ジ・アース》で《ロード・ウォリアー》を攻撃」

 

「罠カード発動!《業炎のバリア -ファイヤー・フォース-》!」

 

 

業炎のバリア -ファイヤー・フォース-

通常罠

(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。

相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊し、

自分はこの効果で破壊したモンスターの

元々の攻撃力を合計した数値の半分のダメージを受ける。

その後、自分が受けたダメージと同じ数値分のダメージを相手に与える。

 

「これで貴様のモンスターは全滅し、その合計攻撃力3900のダメージを互いに与える!」

 

「貴様にもダメージか」

 

「ああ、今の俺がダークネス様に勝には肉を切って骨を断つぐらいじゃねーとだからな!」

 

「カウンター罠《魔宮の賄賂》を発動。これで貴様の罠は無効だ」

 

 

魔宮の賄賂

カウンター罠

(1):相手が魔法・罠カードを発動した時に発動できる。

その発動を無効にし破壊する。

相手はデッキから1枚ドローする。

 

「なに!?」

 

「だが代償として貴様に1枚ドローさせる」

 

これも防がれるとは……だが今引いたカード、死神じゃない方の神はまだ俺の味方のようだ。

 

「手札の《急降下ボム》を捨て効果発動!全てのモンスターの攻守を入れ替える!」

 

 

急降下ボム(未OCGカード)

効果モンスター

星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0

このカードを手札から墓地に送って発動する。

エンドフェイズ時までフィールド上に表側表示で存在するモンスター全ての元々の攻撃力・守備力を入れ替える。

この効果は相手ターンでも発動する事ができる。

 

《E・HERO ジ・アース》ATK2500→2000

《E・HERO レディ・オブ・ファイア》ATK1300→1000

《V・HERO アドレイション》ATK2800→2100

《マスター・キー・ビートル》ATK2500→800

《ロード・ウォリアー》ATK500→0

《マシップ・ウォリアー》DEF1200→600

 

「手札誘発か、だがまだ攻撃力はこちらが上だ」

 

「ぐうっ!」LP4700→2700

 

「《E・HERO レディ・オブ・ファイア》で《マシップ・ウォリアー》を攻撃」

 

「《マシップ・ウォリアー》は1ターンに1度、戦闘では破壊されない」

 

「続けて《マスター・キー・ビートル》で攻撃」

 

「くっ!」

 

効果を無効にされたことを考え《マシップ・ウォリアー》は守備表示にしたが、攻撃表示にしておくべきだったか。

 

「《V・HERO アドレイション》で直接攻撃だ!」

 

「ぐあぁぁ!」LP2700→600

 

「カードを1枚伏せターン終了だ。そして《E・HERO レディ・オブ・ファイア》の効果により400のダメージを与える」

 

「くっ!」LP600→200

 

 

ダークネスゆま

LP3600

手札 0

モンスター V・HERO アドレイション(攻)

      E・HERO ジ・アース(攻)

      E・HERO レディ・オブ・ファイア(攻)

      No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル(攻)

魔法・罠 セット×1

 

 9ターン目:ドッペルコナミ

 

 

「俺のターン、メインフェイズ1開始時に、魔法カード《貪欲で無欲な壺》を発動!」

 

貪欲で無欲な壺

通常魔法

メインフェイズ1の開始時に自分の墓地から

異なる種族のモンスター3体を選択して発動できる。

選択したモンスター3体をデッキに加えてシャッフルする。

その後、デッキからカードを2枚ドローする。

このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。

 

「墓地の戦士族の《ロード・ウォリアー》機械族の《ロード・シンクロン》悪魔族の《万力魔神バイサー・デス》をデッキに戻しドローする!続いて墓地の《アマリリース》を除外し《光帝クライス》を召喚」

 

 

アマリリース

効果モンスター

星1/地属性/植物族/攻 100/守 200

自分のメインフェイズ時、墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。

このターンに1度だけ、

自分がモンスターを召喚する場合に必要なリリースを1体少なくする事ができる。

「アマリリース」の効果は1ターンに1度しか発動できない。

 

 

光帝クライス

効果モンスター

星6/光属性/戦士族/攻2400/守1000

このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、

フィールド上に存在するカードを2枚まで破壊する事ができる。

破壊されたカードのコントローラーは、破壊された数だけ

デッキからカードをドローする事ができる。

このカードは召喚・特殊召喚したターンには攻撃する事ができない。

 

「《アマリリース》?《カードガンナー》では墓地に落ちていなかったが……《ワン・フォー・ワン》のコストか?」

 

「察しがいいな、その通りだ。《光帝クライス》の効果発動!《マスター・キー・ビートル》と《E・HERO ジ・アース》を破壊する!」

 

「だが、《光帝クライス》の効果で我は2枚ドローさせてもらうぞ」

 

「かまわん、手札の《ワンショット・ブースター》を特殊召喚する」

 

 

ワンショット・ブースター

効果モンスター

星1/地属性/機械族/攻 0/守 0

自分がモンスターの召喚に成功したターン、このカードは手札から特殊召喚できる。

また、このカードをリリースして発動できる。

このターン自分のモンスターと戦闘を行った相手モンスター1体を選択して破壊する。

 

「カードを2枚伏せてターン終了だ」

 

 

ドッペルコナミ

LP200

手札 0

モンスター 光帝クライス(攻)

      ワンショット・ブースター(攻)

魔法・罠 セット×2

 

 

「2体とも攻撃表示とは。錯乱か?それとも策があるのか?」

 

「さあどうだろうな?」

 

「ふん、まあいい。我のターン、魔法カード《融合回収》発動」

 

融合回収

通常魔法

自分の墓地に存在する「融合」魔法カード1枚と、

融合に使用した融合素材モンスター1体を手札に加える。

 

「墓地の《融合》と素材となった《E・HERO エアーマン》を手札に戻す。そして召喚する。召喚時効果によりデッキの《E・HERO フラッシュ》を手札に加える」

 

またサーチ効果か、これで4回目だな。

 

「魔法カード《融合》発動!場の《レディ・オブ・ファイア》と《エアーマン》手札の《E・HERO フラッシュ》で《V・HERO トリニティー》を融合召喚」

 

V・HERO トリニティー

融合・効果モンスター

星8/闇属性/戦士族/攻2500/守2000

「HERO」と名のついたモンスター×3

このカードが融合召喚に成功したターン、

このカードの攻撃力は元々の攻撃力を倍にした数値になる。

融合召喚に成功したこのカードは、

1度のバトルフェイズ中に3回攻撃する事ができる。

このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事はできない。

 

 

「来たか貴様の切り札!」

 

凄い闇の瘴気だ!これだ!この闇を待っていた!《アドレイション》と合わせれば俺の力は……

 

「《V・HERO トリニティー》は効果により、このターン攻撃力が倍となる!」

《V・HERO トリニティー》ATK2500→5000

 

「ここで罠カード発動《捨て身の宝札》!」

 

捨て身の宝札

通常罠

自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター2体以上の攻撃力の合計が、

相手フィールド上に表側表示で存在する攻撃力が一番低いモンスターよりも低い場合、

自分のデッキからカードを2枚ドローする。

このカードを発動するターン、

自分はモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができず、

表示形式を変更する事もできない。

 

「俺のモンスターの合計攻撃力は2400、2800の《アドレイション》より低いのでドローする」

 

「なるほど。そのために攻撃表示にしていたか。だが今更関係のないこと、バトルだ!《V・HERO トリニティー》で《光帝クライス》を攻撃!」

 

「罠カード発動!《ダブルマジックアームバインド》!」

 

ダブルマジックアームバインド

通常罠

(1):自分フィールドのモンスター2体をリリースし、

相手フィールドの表側表示モンスター2体を対象として発動できる。

その表側表示モンスター2体のコントロールを自分エンドフェイズまで得る。

 

「《光帝クライス》と《ワンショット・ブースター》をリリースして貴様の2体のモンスターのコントロールを奪う!」

 

「なんだと!?」

 

来た!すごい闇だ!力が…みなぎる……あふれる…!

 

「クククっ、なるほどな」

 

エクストラデッキの《スターダスト・ドラゴン》が白紙となり、新たなカードに書き換わろうとしていた。

 

「オレの力に呼応し、俺自身にふさわしいカードに習うということか。面白い!」

 

「くっ…うぅ…あうぅ……」

 

そしてあいつは自身の象徴となるモンスターを奪われて正気に戻りかけているか。

 

「カードを1枚伏せ……ターン終了だ…」

 

《V・HERO トリニティー》ATK5000→2500

 

 

ダークネスゆま

LP3600

手札 0

モンスター なし

魔法・罠 セット×1

 

 11ターン目:ドッペルコナミ

 

 

まだデュエルを続けられるだけの力はあるか。クククっ、いいだろう!今貴様の力を完全にものにし正気に戻してやるさ!

 

「俺のターン!魔法カード《レベル・マイスター》発動!」

 

レベル・マイスター

通常魔法

手札のモンスター1体を墓地へ送り、

自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターを

2体まで選択して発動できる。

選択したモンスターのレベルはエンドフェイズ時まで、

このカードを発動するために墓地へ送ったモンスターの元々のレベルと同じになる。

 

「手札の《ダッシュ・ウォリアー》を捨て《トリニティー》と《アドレイション》のレベルを3に変更する!《ナイトエンド・ソーサラー》を召喚!」

 

ナイトエンド・ソーサラー

チューナー(効果モンスター)

星2/闇属性/魔法使い族/攻1300/守 400

このカードが特殊召喚に成功した時、

相手の墓地に存在するカードを2枚までゲームから除外する事ができる。

 

さあ見せてやる!貴様から取り戻した闇の力で作り出した俺の新たな切り札を!

 

「レベル3となった《トリニティー》と《アドレイション》にレベル2闇属性チューナー《ナイトエンド・ソーサラー》をチューニング!」

☆2+☆3+☆3=☆8

 

「魔神を束ねし蠅の王よ!!ムシズの走る世界に陰りを!!シンクロ召喚!これが俺の精霊(カー)の完全なる姿!《魔王龍 べエルゼ》!」

 

 

魔王龍 ベエルゼ

シンクロ・効果モンスター

星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守3000

闇属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

このカードは戦闘及びカードの効果では破壊されない。

また、このカードの戦闘または相手のカードの効果によって

自分がダメージを受けた時に発動する。

このカードの攻撃力は、そのダメージの数値分アップする。

 

素晴らしい!そして美しい!なんと言う闇の象徴!

 

「墓地の《スキル・サクセサー》の効果発動!こいつを除外し《魔王龍 べエルゼ》の攻撃力を800アップさせる!」

 

《魔王龍 べエルゼ》ATK3000→3800

 

「くっ……我の…ライフを……!」

 

「バトルだ!《魔王龍 べエルゼ》でダイレクトアタックだ!」

 

「と、罠カード発動!《串刺しの落とし穴》!」

 

串刺しの落とし穴

通常罠

(1):このターンに召喚・特殊召喚された相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。

その攻撃モンスターを破壊し、

そのモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを相手に与える。

 

「これで貴様のモンスターは破壊され、その攻撃力の半分のダメージで貴様の負けだ!」

 

「残念だったな!《魔王龍 べエルゼ》は戦闘及びカードの効果では破壊されない!」

 

「なんだと!」

 

「さあ俺の元に還れダークネス!【魔王の赦肉祭(ベエルズ・カーニバル)】!!」

 

「うわぁぁぁっ!!」LP3600→0

 

 

Win:ドッペルコナミ

 

「あうぅ……」

 

ダークネスが抜けたゆまはそのまま気絶した。目覚めたときはおそらくこのデュエルのことも、俺に呼び出されたことすら覚えていないだろう。

 

「くくくっ!良かったな、俺は力が戻って機嫌がいい!だから今回はお前の力は見逃してやる」

 

まあ余計な力を吸収してこの純粋なダークネスの力を汚したくもないしな。

 

 

 

 

sideゆま

 

「ゆま!起きてよゆま!」

 

「ん……うぅ……」

 

私はいったい……

 

「よかった、起きた!」

 

「ツァン…さん…?」

 

「もう!こんなところに倒れてどうしたの!心配したんだよ!?」

 

「こんなところ……」

 

ここは…学園の廃校…

 

「なんで私こんなところに?」

 

「それは僕が聞きたいよ!?ゆまを探してたらここへ向かってるのを見たって生徒がいたから!」

 

「なんでしょう……さっきまでデュエルをしていたような気がしますが…思い出せません」

 

「デュエル?いったい誰と?」

 

「えっと……わかりませんけれど、なんだか私の中にあったもやもやしたものが出て行ったような気がします」

 

「もやもやしたもの?」

 

「はい!なんだかすっきりしました!」

 

「……あっそう。まあ変なことになってないならよかったよ。場所が場所だから心配だったんだ」

 

「場所…ですか?」

 

「ううん、なんでもないよ。それじゃあこんなところから早く帰ろう」

 

「はい!」

 

 

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