次回からは、前話で予告した通り隔週の更新になると思います。
遥
LP2700
手札 2
モンスター フレムベル・デビル(攻)
魔法・罠 バーニングブラッド
死の演算盤
伏せカード×1
6ターン目:岬
「俺のターン!早速バトルだ!《神獣王バルバロス》で《フレムベル・デビル》を攻撃!」
「うぅっ!」
遥LP2700→2300→1800
「てめーの発動した《死の演算盤》、てめーの方が苦しめられてるんじゃねーか?」
「……」
「全く、ライフまで払って生贄召喚したのにあっけなかったな。カードを1枚伏せておしまいだ」
岬:手札4→3
岬
LP1600
手札 3
モンスター 神獣王バルバロス(攻)
魔法・罠 スキルドレイン
伏せカード×1
7ターン目:遥
「私のターン、《ネオフレムベル・シャーマン》を召喚します」
遥:手札3→2
ネオフレムベル・シャーマン
効果モンスター
星3/炎属性/炎族/攻1700/守 200
「自分のカードに苦しめられているのは、私ではありませんよ!」
「ああっ?」
「私の場に炎属性モンスターが存在することにより《嚇灼の魔人》を特殊召喚します」
遥:手札2→1
《嚇灼の魔人》ATK2600→3100
嚇灼の魔神
効果モンスター
星8/炎属性/獣戦士族/攻2600/守2200
「このカードは私のフィールドに炎属性モンスターが存在する場合、特殊召喚できます」
「レベル8のモンスターをいきなり出すか。ま、オレも同じようなもんだが、これのどこがオレのカードに苦しめられてるんだ?」
「このカードが自身の効果で特殊召喚された時、私の炎属性モンスター2体を破壊しなくてはなりませんが」
「その効果はオレの《スキルドレイン》で無効になってるってわけか」
「ご名答!それではバトルフェイズに移行します、《嚇灼の魔人》で《神獣王バルバロス》を攻撃します!」
「ぐぁっ!」
岬LP1600→1500→1000
「これで終わりです、《ネオフレムベル・シャーマン》で直接攻撃します!」
「そうは行くか!罠カード《奇跡の残照》を発動!このターン戦闘によって破壊されたオレのモンスター1体を墓地から特殊召喚する!これで《神獣王バルバロス》は復活だ!」
「これでもダメでしたか。カードを1枚伏せ、終了を宣言します」
遥
LP1800
手札 0
モンスター 嚇灼の魔神(攻)
ネオフレムベル・シャーマン(攻)
魔法・罠 バーニングブラッド
死の演算盤
伏せカード×2
8ターン目:岬
「俺のターン!《可変機獣 ガンナードラゴン》を召喚!」
岬:手札4→3
可変機獣 ガンナードラゴン
効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2800/守2000
「こいつも攻撃力を半分にすることで、生贄なしで召喚できる」
「妥協召喚モンスター、しかし《スキルドレイン》で攻撃力は元に……それでも《嚇灼の魔人》には劣っています」
「解ってらぁ!永続魔法《強者の苦痛》を発動!」
岬:手札3→2
「相手の全てのモンスターの攻撃力はそのモンスターのレベル×100ダウンする!」
《嚇灼の魔人》ATK3100→2300
《ネオフレムベル・シャーマン》ATK2200→1900
「これでお前のライフを削り切れる!」
「……だといいですね?」
「ふん、罠があるか。だが関係ねぇ!《可変機獣 ガンナードラゴン》で《ネオフレムベル・シャーマン》を攻撃!」
「それでは、罠カード《ダメージ・トランスレーション》を行使します」
「このターン私が受ける効果ダメージは半分になります」
ダメージ・トランスレーション
通常罠
「これで《死の演算盤》による効果ダメージは半減します……うぐぅっ!」
遥LP1800→900→650
「何だ結局ダメージは受けるのか。ならば結局はこれで終わりだな!《神獣王バルバロス》で《嚇灼の魔人》を攻撃!」
「もう1枚の伏せカードを行使します!罠カード《ホーリージャベリン》を行使します!相手の攻撃してきたモンスターの攻撃力分ライフを回復します」
遥LP650→3650
「ちっ、だが攻撃は止まらない!」
「あうぅっ!」
遥LP3650→2950→2700
「だが首の皮1枚つながったか。これでオシマイだ」
「エンドフェイズに《ダメージ・トランスレーション》のもう1つの効果を行使します!」
「もう1つの効果?」
「このターン、私が受けた効果ダメージの回数と同じ数だけ私フィールド上に《ゴースト・トークン》を守備表示で特殊召喚します」
「お前が受けたのはお前の《死の演算盤》による2回……」
「そのとおりです。よって《ゴースト・トークン》2体を特殊召喚します!」
ゴースト・トークン
トークン
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
「モンスターが残っちまったか……カードを1枚伏せて、俺の番はオシマイだ」
岬:手札2→1
岬
LP1600
手札 2
モンスター 神獣王バルバロス(攻)
可変機獣 ガンナードラゴン(攻)
魔法・罠 スキルドレイン
強者の苦痛
7ターン目:遥
「私のターン、魔法カード《トラップ・ポーズ》を行使します」
遥:手札1→0
トラップ・ポーズ(未OCGカード)
通常魔法
相手フィールド上に表側表示で存在する永続罠の効果をエンドフェイズ時まで無効にする。
この効果で無効にした永続罠1枚につき1枚ドローする
「《スキルドレイン》の効果を無効にし、カードを1枚ドローします」
遥:手札0→1
「《スキルドレイン》が!強力な効果モンスターを使う気か!?」
「行きます!《ゴースト・トークン》2体を生け贄に捧げ、《ヘルフレイムエンペラー》を生け贄召喚!」
遥:手札1→0
ヘルフレイムエンペラー
効果モンスター
星9/炎属性/炎族/攻2700/守1600
「ここで最上級モンスターか!だが《強者の苦痛》の効果で攻撃力は下がるぜ!」
《ヘルフレイムエンペラー》ATK2700→3200→2500
「残念ですが、《ヘルフレイムエンペラー》の効果発動!このカードの生贄召喚に成功した時、墓地の炎属性モンスターを5体まで除外し、除外したモンスターの数だけ、フィールド上に存在する魔法・罠カードを破壊します!」
「魔法・罠を破壊する効果かよ!?」
「墓地の《フレムベル・パウン》と《ネオフレムベル・シャーマン》を除外し《スキルドレイン》と《強者の苦痛》を破壊します!」
「これで《ヘルフレイムエンペラー》の攻撃力は戻りました」
《ヘルフレイムエンペラー》ATK2500→3200
「くっ、オレのモンスターの攻撃力を超えやがったか!?」
「バトルフェイズです!《ヘルフレイムエンペラー》で《可変機獣 ガンナードラゴン》を攻撃!」
「ぐっ!」
岬LP1000→600
「さらに《死の演算盤》の効果で500のダメージです!」
「うわっ!」
岬LP600→100
「追い詰めましたよ!私のターンはこれで終了です!」
遥
LP2400
手札 0
モンスター ヘルフレイムエンペラー(攻)
魔法・罠 バーニングブラッド
死の演算盤
10ターン目:岬
「ふん、やるじゃねーか」
「……え?」
「ただの委員長の越巾着化と思っていたが…正直驚いたぜ。舐めていて悪かったよ」
「……岬さん!?」
やはり真摯に向き合って話合えばどんな人とでも分かり合えるのですね!それがデュエルという形であっても
今の私を見てくれれば麗華先輩もきっと!
「と言うとでも思ったか!?魔法カード《『攻撃』封じ》を発動!《ヘルフレイムエンペラー》を守備表示に変更!」
岬:手札3→2
「え?岬さん?」
「《ヘルフレイムエンペラー》の守備力はテメーの《バーニングブラッド》の効果で400ダウンしている」
《ヘルフレイムエンペラー》ATK3200→DEF1200
「あっ!これでは《神獣王バルバロス》の攻撃で」
「そんな単純な手は使わねーよ!魔法カード《天よりの宝札》を発動!」
岬:手札2→1
「俺の手札とフィールドのカードをすべて除外し、2枚ドローする!」
岬:手札1→0→2
「自ら自分のカードを除外してまでドローするのですか!?」
「安定な戦略には興味ねーんだよ!魔法カード《デビルズ・サンクチュアリ》発動!《メタルデビル・トークン》1体を特殊召喚する」
岬:手札2→1
「行くぜ!《メタルデビル・トークン》を生け贄に《炎神機-紫龍》を召喚!」
岬:手札2→1
炎神機-紫龍
効果モンスター
星8/炎属性/炎族/攻2900/守1800
「こいつはオレのエンドフェイズ毎に1000ポイントダメージを受けるデメリットと引き換えに、モンスター1体の生贄で召喚できる!」
「え?岬さん?」
「《炎神機-紫龍》は炎属性、つまりてめーの《バーニングブラッド》の効果で攻撃力が500アップする!」
《炎神機-紫龍》ATK2900→3400
「また私のカードを!?で、ですが守備表示ではダメージは」
「《炎神機-紫龍》は貫通効果を持っている!」
「そんな、まさか私が《スキルドレイン》を除去することまで見越して!?」
「喰らいやがれ!《炎神機-紫龍》で《ヘルフレイムエンペラー》を攻撃!」
「きゃぁぁっ!」
遥LP2700→500
「そしてテメーの《死の演算盤》で500のダメージを受けな!」
「そんな!?ひゃぁぁっ!」
遥LP500→0
Win:岬
「ま、負けてしまいました……」
負けた私はその場に膝をつきました。
「ふん、俺に勝つなんざ100年早いぜ!」
勝利を手にしたジャッカル岬さんがお決まりのセリフを言いました。
「うぅぅ……私はまだ、麗華さんには届かないということですか……」
「……ま、このオレをライフ100まで追いつめたのは認めてやるぜ。ほらよ」
そう言ってジャッカル岬さんは私に手を差し出しました。
「え?あ、ありがとうございます」
「まあ少しは根性があるやつだと見直したぜ、いつもあの委員長の言いなりで、自分の意思で動くような奴だと思ってなかったからな」
「い、いえ、今回のことも、私は麗華さんに認めてもらいたくて」
「それはちげーだろ。たとえ目的はそうでも、オレに挑んだのもお前の意思だろ、まあその真面目なところはあいつの腰巾着って感じだが」
「腰巾着じゃないです、私は!」
「ああ、そうだな。おまえはもう腰巾着なんかじゃねーな」
「わかってくれればいいのです、ジャッカルさん」
「岬でいいよ。俺も腰巾着じゃなくて……なんだっけ?」
「長谷部遥です!」
「ああそうだ、遥って呼ぶからな」
「はい!?」
「これからは何か困った事があったらオレのところに来な、勉強はできねえけど、腕っ節なら自信あるからよ」
「は、はい!?ありがとうございます!」
もしかしたら、私はこの人を誤解していたのかもしれません。
「ま、オレが勝ったってことで、これからは授業ふけてもうるさく言うなよ」
「それとこれとは話は別です!」
「は?どういうことだよ!?」
「あなたが勝ったら授業に出なくていいなんて約束はしてませんよ」
「そ、そりゃ納得いかねーぜ!?」
「そういえば岬さん、あなた今日の座学を休んでいましたよね?私の部屋で復習しましょう!」
「は!今から!?ちょっと待てよー!!」
文句を言う岬さんを引き連れ、私は寮に戻りました。
side:コナミ
「デュエルで分かり合うか……」
デュエル後に、その前までのギクシャクした雰囲気が嘘のように語り合う2人を見て、俺は小さく呟いた、おそらく無意識にだろう。
幸子とのデュエルを少し難しく考えすぎていたようだ。次の幸子とのデュエルもいつものオレでぶつかればいいってことか。
「デュエルも終わったようだし、俺は寮に帰るよ。2人も暗くならないうちに部屋に戻りなよ」
2人に声をかけて俺は帰路についた。特に対策はできてないが、ま、今夜はぐっすり眠れそうだな。
「……ところであの2人、俺がいたこと覚えてたかな?」
久しぶりに書いたデュエルでが場が目立ちましたかね?
最初はラストターン、岬は《炎神機-紫龍》を《神獣王バルバロス》をリリースして普通に召喚していましたが、最後の確認で
『あれ、これ《死の演算盤》で負けてない』
と気づき、ちょっと複雑な展開に変更せざる終えなくなりました(-_-;)
この他にもデュエル展開の間違い、誤字脱字などございましたら、ご報告の宝宜しくお願いします。
もちろん、純粋な感想もお待ちしております!!