タッグフォース 未来の英雄を継ぐ赤帽子   作:TOUI

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今回はいいタイトルが思いつきませんでした。
いいタイトルだった回があるかは自信がありませんが……


第五十六話 エクシーズの海域

とうとう幸子との約束の日がやってきた。

 

「い、いよいよですね!ゆゆ、幸子さんとのデュエル!」

 

「なんでゆまのほうが緊張してるの?」

 

「ねぇ、コナミは緊張していないの?」

 

「……心拍は…安定してる……」

 

「どんな奴でも、コナミなら率先即決だろ!」

 

「それを言うなら速戦即決ですよ岬さん」

 

レッド寮の前には俺を含むいつものメンバー7人がそろっていた。

 

「ごきげんよう、よくぞ怖気づかずに来ましわわね」

 

少しして幸子と麗華がやってきた。今日はこの2人だけのようだ。

 

「紫も来てないのか?」

 

「彼女は自分の部屋にこもってあなたの名前を永遠呟きながらカードを眺めていましたわ」

 

「目のハイライトが少し薄れていた気もしますね」

 

なにそれ!?普通に怖いんだけど……

 

「あなたが紬さんのことを気にする必要はありませんわ。あなたには今日わたくしの手で引導を渡すのですから!」

 

ビシッと俺を指さして幸子が宣言した。

 

「相変わらず勝気ね」

 

「あの性格だけは変わってないね」

 

幸子のもともとの性格を知ってる2人は少しあきれながら言うのが聞こえた。

 

「さあ、くだらない会話を続ける必要はもうないでしょう。早く始めましょう」

 

そう言って幸子はデュエルディスクを構えた。

 

「ああ、そうだな」

 

俺もそれにこたえ、デュエルディスクを構えた。

 

「レッド寮のこともありますが、それ以上にようやくあなたを倒すことができる、そのことがわたくしは楽しみで仕方ありませんわ!」

 

「それは期待を裏切る結果になりそうで残念だが……ま、楽しくやろうよ!」

 

 

「「デュエル!!」」

 

 

「俺のターン、《ボルトヘッジホッグ》を守備表示で召喚。カードを1枚伏せターン終了だ」

コナミ:手札6→4

 

 

コナミ

LP4000

手札 4

モンスター ボルトヘッジホッグ(守)

魔法・罠 伏せカード1枚

 

 

 2ターン目:幸子

 

「わたくしのターン、魔法カード《七星の宝刀》を発動!手札かフィールドからレベル7のモンスター1体を除外し、2枚ドローしますわ」

 

手札交換カードか。

 

「手札の《超古深海王シーラカンス》を除外し2枚ドロー。そして《スターフィッシュ》を召喚」

幸子:手札6→5

 

スターフィッシュ

効果モンスター

星3/水属性/水族/攻 300/守 300

 

「モンスターの召喚に成功したことで手札の《シャーク・サッカー》の効果発動!魚族・海竜族・水族モンスターが召喚・特殊召喚された時、このカードを手札から特殊召喚する事ができますわ」

幸子:手札5→4

 

シャーク・サッカー

星3/水属性/魚族/攻 200/守1000

 

「レベル3のモンスターが2体、もう来るか?」

 

「レベル3の《スターフィッシュ》と《シャーク・サッカー》でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!」

☆3×2

 

「エクシーズ召喚!浮上しなさい!《潜航母艦エアロ・シャーク》!」

 

潜航母艦エアロ・シャーク

エクシーズ・効果モンスター

ランク3/水属性/魚族/攻1900/守1000

レベル3モンスター×2

 

「《潜航母艦エアロ・シャーク》の効果発動よ!ORUを1つ取り除くことで、わたくしの除外されたカードの数×100のダメージを与えるわ。食らいなさい“エアー・トルピード”」

 

《エアロ・シャーク》の砲台からミサイルが1発だけ俺に放たれた。

 

「除外されているカードは1枚。ダメージは100か」

コナミLP4000→3900

 

「まだエンジンがかかったばかりのような軽いダメージだな」

 

「そうね、そのダメージはほんの挨拶よ。フィールド魔法《忘却の都 レミューリア》を発動よ!」

幸子:手札4→3

 

フィールドが水没した都へと変わった。これを見るのも3度目、もはやエクシーズを手にしてからの幸子の十八番のフィールドだな。

 

「これでフィールドの水属性モンスターの攻守は200アップするわ」

《潜航母艦エアロ・シャーク》ATK1900→2100

 

「バトル、すなわち戦闘よ!《潜航母艦エアロ・シャーク》で《ボルトヘッジホッグ》を攻撃よ“ビッグイーター”!」

 

《エアロ・シャーク》に噛みつかれ《ボルトヘッジホッグ》は倒されてしまった。

 

「これでターン終了よ」

 

 

幸子

LP4000

手札 3

モンスター 潜航母艦エアロ・シャーク(攻)

魔法・罠 忘却の都 レミューリア

    

 

 3ターン目:コナミ

 

 

「俺のターン、手札の《レベル・スティーラー》を捨て《クイック・シンクロン》を特殊召喚!」

コナミ:手札5→3

 

「《クイック・シンクロン》のレベルを下げ、墓地の《レベル・スティーラー》を守備表示で特殊召喚。さらに《チューニング・サポーター》を召喚」

コナミ:手札3→2

 

「お決まりの高速展開。ようやくあなたもエンジンがかかったようね」

 

「レベル1の《チューニング・サポーター》にレベル4チューナー《クイック・シンクロン》をチューニング!」

☆4+☆1=☆5

 

「集いし星が新たな力を呼び起こす。光さす道となれ!シンクロ召喚!いでよ、《ジャンク・ウォリアー》!」

 

ジャンク・ウォリアー

シンクロ・効果モンスター

星5/闇属性/戦士族/攻2300/守1300

「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上

 

「《チューニング・サポーター》の効果で1枚ドロー」

コナミ:手札2→3

 

「そして《ジャンク・ウォリアー》の効果により、レベル1の《レベル・スティーラー》の攻撃力600分攻撃力をアップさせる!」

《ジャンク・ウォリアー》ATK2300→2900

 

「バトルだ、《ジャンク・ウォリアー》で《エアロ・シャーク》を攻撃“スクラップ・フィスト”!」

 

《ジャンク・ウォリアー》の拳が《エアロ・シャーク》を貫いた。

 

「くぅぅっ!」

幸子LP4000→3200

 

「カードを1枚伏せターン終了だ」

 

 

コナミ

LP4000

手札 2

モンスター ジャンク・ウォリアー(攻)

      レベル・スティーラー(守)

魔法・罠 伏せカード2枚

 

 4ターン目:幸子

 

 

「わたくしのターン、それではわたくしも、あなたに引けを足らない展開力でお相手しましょう!」

 

展開力…委員長や紫に見せたあのコンボが来るか……

 

「手札を1枚捨て装備魔法《D・D・R》を発動よ!手札を1枚捨て、除外されているわたくしのモンスター1体を特殊召喚するわよ!」

幸子:手札4→2

 

「除外されている《超古深海王シーラカンス》を特殊召喚してこのカードを装備させるわ」

 

超古深海王シーラカンス

効果モンスター

星7/水属性/魚族/攻2800/守2200

 

フィールドの空間が歪み穴が開き、そこから化石のような巨大魚が現れた。

《超古深海王シーラカンス》ATK2800→3000

 

「そして《超古深海王シーラカンス》の効果発動!手札を1枚捨て、デッキから4体の魚族を特殊召喚するわ!」

幸子:手札2→1

 

「やはり来たか、エクシーズにつなぐための大量展開コンボ」

 

巨大魚が雄たけびを上げると、フィールドの水中から4体の魚モンスターが現れた。

 

「《シャクトパス》《深海王デビルシャーク》《キラー・ラブカ》《オーシャンズ・オーパー》を特殊召喚よ!」

 

「レベル3とレベル4が2体ずつか」

 

「まずはレベル3水属性の《オーシャンズ・オーパー》と《キラー・ラブカ》でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!」

水属性☆3×2

 

「エクシーズ召喚、漆黒の闇より出でし赤き槍!《ブラック・レイ・ランサー》!」

 

ブラック・レイ・ランサー

エクシーズ・効果モンスター

ランク3/闇属性/獣戦士族/攻2100/守 600

水属性レベル3モンスター×2

 

「そしてレベル4水属性の《シャクトパス》と《深海王デビルシャーク》でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!」

水属性☆4×2

 

「吠えよ未知なる轟き!深淵の闇より姿を現わしなさい!!エクシーズ召喚!!《バハムート・シャーク》!!」

 

バハムート・シャーク

エクシーズ・効果モンスター

ランク4/水属性/海竜族/攻2600/守2100

水属性レベル4モンスター×2

 

《バハムート・シャーク》ATK2400→2600

 

「《ブラック・レイ・ランサー》の効果発動。“パラライズ・ランス”!」

 

《ブラック・レイ・ランサー》の背中のヒレから突風が《ジャンク・ウォリアー》に向けて放たれた。

 

「ORUを1つ取り除くことで、相手モンスター1体の効果を無効にするわ」

 

「なるほど……これで《ジャンク・ウォリアー》の攻撃力は元に戻ったってわけか」

《ジャンク・ウォリアー》ATK2900→2300

 

「《バハムート・シャーク》の効果発動!“ゴッド・ソウル”」

 

《バハムート・シャーク》が雄たけびを上げると、フィールドの水が巻きあがり、中から鱗を纏った戦士が現れた。

 

「ORUを1つ取り除いて、エクストラデッキから水属性・ランク3以下のエクシーズモンスター1体を特殊召喚しますわ。《トライエッジ・リヴァイア》を特殊召喚!」

 

トライエッジ・リヴァイア

エクシーズ・効果モンスター

ランク3/水属性/海竜族/攻1800/守1500

レベル3モンスター×3

 

《トライエッジ・リヴァイア》ATK1800→2000

「委員長の時のモンスターか」

 

まずいな、あいつの効果は……

 

「そして魔法カード《エクシーズ・トレジャー(未OCGカード)》を発動よ!フィールドのエクシーズモンスターの数だけドローするわ」

幸子:手札1→0

 

「フィールドのエクシーズモンスターは3体、よって3枚ドローするわ!」

幸子:手札0→3

 

「ついにノーリスクで3枚のカードをドローとは」

 

「バトル、すなわち戦闘よ!《トライエッジ・リヴァイア》で《レベル・スティーラー》を攻撃“ブライトスパイラル”!」

 

「やはり《レベル・スティーラー》を狙ったか!?」

 

「《トライエッジ・リヴァイア》が破壊したモンスターは除外される。これでお得意の《レベル・スティーラー》の自己再生は封じたわ」

 

槍で貫かれた《レベル・スティーラー》が異次元へと飲み込まれた。これは厳しいな……

 

「続けて《超古深海王シーラカンス》で《ジャンク・ウォリアー》を攻撃よ“ディープエインシェント・ファング”!」

 

「ぐうぅ!」

コナミLP3900→3200

 

「そして《ブラック・レイ・ランサー》で直接攻撃よ“ブラックスピア”!」

 

「罠カード《トゥルース・リインフォース》を発動。デッキからレベル2以下の戦士族モンスターを特殊召喚する。デッキの《マシップ・ウォリアー》を特殊召喚!」

 

「《マシップ・ウォリアー》は確か1ターンに1度戦闘では破壊されないモンスター……」

 

「そうだ。そして《バハムート・シャーク》は効果を発動したターン攻撃できない。つまり《マシップ・ウォリアー》を破壊することはできないはずだ」

 

「防がれましたか、まあいいわ。カードを1枚伏せてターン終了よ」

幸子:手札3→2

 

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