pixivで公開してる東方Project二次創作小説作品の1つです。他にも東方Projectの二次創作小説はいくつかありますが、とりあえずこれだけ公開します。
吸血鬼異変からかなり過ぎた頃のある日の紅魔館。
「ねぇ、レミィ。その子いったいどうするつもり?」
「どうするも何も、育てて行くつもりよ。私の愛しい咲夜だもの」
現在レミィの膝で気持ちよく寝ている小さい女の子の名前は咲夜。十六夜咲夜である。なんとも言えない気持ちであるが、親友の言うことには逆らえない。ふと、なにか怪しい気配を感じた。この胡散臭い雰囲気、あいつか。
「はぁい、元気にしてる?」
「八雲紫か」
この急に現れた女は八雲紫。この幻想郷を支配、管理してる女である。吸血鬼異変において、完璧だったはずの吸血鬼による幻想郷支配計画。それを台無しにされてしまったのは全てこの女のせいである。認めたくないが、彼女は天才である。また彼女側には博麗の巫女もいた。あの女も化け物である。
「あれ、その子は、、」
八雲紫は咲夜を見て一瞬驚き悩んだ表情をした。おそらくこう考えているのだろう。
「この子は一体どこから、、人里から?それとも外で忘れ去られてしまいやって来たのか?それとも、、」と。
レミィはそんな八雲紫の目線に気づいたのか、表情を険しくしてこう言い放った。
「八雲紫。もしもこの子に何かするつもりだったら許さないわよ。私がこの子を育てるのだから。そして手を出すと言うのなら、もう一度吸血鬼異変を起こすくらいの覚悟がこちらにはあるわ」
八雲紫は一秒さらに険しい表情になった後、パッといつも通りの胡散臭い顔に戻った。
「別に何もするつもりはないわよ。少し気になっただけ。貴方がその子を育てていくの?」
「ああ、もちろん。全てをかけて」
「そう、じゃあ私は何もしないわ。その子のことは貴方に任せるわ、だから安心して」
そう彼女が喋った時、小さい声、しかしちゃんと通る声でレミィは一言言った。
「、、感謝する」
八雲紫はまたもや驚いたような顔をした。しかし先ほどと比べ、顔が緩んでていた。何が面白いのかは全然わからないがニヤニヤと笑っていた。そして口を開いた。
「驚いたわ。プライドの塊のような貴方がお礼を言うなんてね。やっぱり人って変わるのかしら」
「私は吸血鬼だ」
バカにされたと思ったのか少し怒り口調でレミィは答えた。
「ふふっ、違うわよ。人って周りを変えるのかしらと言っているのよ。そう例えば厳格な吸血鬼を緩々にしてしまうみたいに。やっぱり人って興味深いわ。そんな人間と私たち妖怪が共存できる場所、それがこの幻想郷だと思うと、本当にここを作ってよかったと思うわ」
相変わらず八雲紫はニヤニヤしてる。
「そんなにニヤニヤして満足?」
私は嫌味のつもりでそう言った。
「もちろん満足だわ。さてと、喋り過ぎたわね。そろそろ帰らせてもらうわ。やらなくちゃいけないことも山ほどあるし。ふふっ、ではまたいつか」
私は出来れば二度と会いたくない。そんな私の心を見透かしたように八雲紫はまたニヤニヤしていた。そしてレミィは早く帰れと言わんばかりに目つきを鋭くしている。彼女は手を振りながらスキマへと入っていった。
「疲れたわ」
「私もよ、レミィ」
少しの沈黙。しばらくして
「、、パチェはどう思う?あの女。未だにイマイチ分からないのよね、何考えてるのか。本当に彼女は咲夜に手を出さないと言えるかしら?」
そんなこと私に聞くなとも思ったが私はその質問に答えた。
「確かにあの女は何を考えてるかも分からないし、信用もできない。でももしあの女が咲夜に何かしようとしたって、貴方はそれを止めるでしょ?」
「もちろんよ」
「じゃあ大丈夫よ」
* *
「それにしてもあっという間だったわ」
私は何がよと思った。そして口に出した。
「何がよ」
「咲夜がここまで成長したのがよ」
そのとき私はしまったと思った。このパターンは何度も経験したからこそ私には分かる。今から何が始まるかということが。そして私の予想通り、そこからレミィは咲夜への愛の熱弁授業をし始めた。
「初めて会った時はこんなに小さかったのよ」
そしてレミィが手で表現したその大きさはあまりにも小さかった。誇張表現である。
「出会った日の月が十六夜で、夜に咲く花のように健気で美しかったから、十六夜咲夜という名前にしたのよね」
嬉しそうに懐かしそうにレミィは話した。
「そんなに昔のことではないじゃない」
私はついクスッと笑ってしまった。
「それもそうね」
と私の親友もクスッと笑った。そこにドタバタと廊下を駆け抜けてドアをドンと開けて誰かがやってきた。私もレミィもそれが誰かは分かり切ってる。ドアの方を見てみると、そこにはメイドの衣装をまとった一人の女性がいた。美鈴、紅美鈴である。
「どうしたのよ」
私が美鈴に尋ねる。
「小さな女の子がいると小悪魔さんに聞いたので」
おそらく咲夜のことであろう。
「美鈴、紹介するわ。十六夜咲夜よ」
ちなみに紹介されてる十六夜咲夜はまだレミィの膝の上で睡眠中である。
「十六夜咲夜、、、いい名前ですね。お嬢様が命名を?」
「もちろん」
「その名前には何か意味でもあるのでしょうか?」
美鈴はやけに深刻そうな表情でそう聞く。
「ええ。十六夜の夜にこの子を私は拾った。そして直感的に思ったわ。なんて美しい子だと。まるで夜に咲く花のようだと。だからこの名前にしたわ」
「いや、私が聞いてるのはそういう意味ではなくてですね」
「文句でもあるの?」
レミィは一瞬恐ろしいオーラを出した。美鈴は助けを求めるようにこちらを見る。私はとりあえず黙れとアイコンタクトで伝えた。伝わったかは分からないが。
「いや、もちろんありません。気を悪くされたのなら申し訳ありません、お嬢様。、、あっ、私はそろそろ皿洗いをしなくてはいけないので」
伝わったらしい。慌てて美鈴はその場を去ろうとする。そしてレミィは一言。
「いつも悪いわね美鈴。安心して。いずれ咲夜が大人になったらメイド長は咲夜にやってもらうから。その時までは頑張ってちょうだい」
「はい、分かりました」
そう言って美鈴はドアを閉め部屋を出た。
「さて、話の続きをしましょう」
そう言ってレミィは咲夜への愛の熱弁授業を再開した。誰か助けて、つらい。
* *
一人の女性が紅魔館にやって来た。私よりもレミィよりも背が高く、たくましい女性だった。紅白の巫女であった。
「あら、いらっしゃい。何の用?」
レミィが聞く。するとスリムで凛としたその女性はこう答えた。
「紫が紅魔館を見てこいと言ったのでね」
そのときレミィの表情は一瞬険しくなった。八雲紫の使いでこの女が来たことを知ったからであろう。
「場合によっちゃ、私怒るけど」
レミィが言った。すると
「いいや、貴方が怒るようなことはするつもりないから安心して。本当に見に来ただけだから」
そう彼女は答えた。彼女の強さは例の異変で十分知っている。もちろんレミィもである。なのにあんなに喧嘩腰になるなんて、よっぽどレミィは咲夜を愛しているんだなと思った。
「その子が咲夜?」
博麗の巫女は困惑したような不思議なものを見るような表情で咲夜を見た。ちなみに今日はちゃんと咲夜は起きている。
「そうよ」
私が答えた。
「ほら咲夜、こちらは博麗の巫女さんよ。挨拶しなさい」
「十六夜咲夜です。よろしくお願いします」
「ああ、よろしく」
博麗の巫女は笑った。
私たちは腰を椅子にかけて、ティータイムを始めた。美鈴が紅茶を淹れる。
「ありがとう」
「いえいえ、気にしないでください」
美鈴は軽く会釈した。その後レミィは咲夜に美鈴と一緒に別の部屋で遊んでいて欲しいと頼んだ。咲夜はすぐに了承した。
「あの子のことは八雲紫から聞いたの?」
「そうよ、紅魔館に女の子がいるってね。まさか本当だったとは。貴方も恐ろしいわね」
「そりゃ吸血鬼ですから」
「でもそれ以前に貴方は、彼女にとって大事な存在で、彼女が誰よりも信用してるお嬢様でしょ?」
博麗は急に声のトーンを低くして聞いた。
「今となってはそうね」
「今までだってそうじゃないの?」
「いつだってあの子は私を大切に思ってくれてるわ。それでもきっと彼女は100%私を愛してくれていたわけじゃないわ。だって私は彼女の運命を狂わしてしまったもの。しかも一回だけじゃないわ。初めて出会ったとき私は彼女を人間から吸血鬼のメイドに変えた。そして現在も私は彼女の運命を狂わし続けている。悪いと思うわ。申し訳ないと思うわ。でもそれでも私は彼女をこの手から離したくないのよ。本当に私は悪魔ね。最悪な悪魔」
レミィは絶望に似た表情をしていた。博麗が口を開く。
「咲夜はきっと貴方を100%愛してるわ」
「えっ」
レミィは困惑した表情を見せる。
「だって貴方は今長々と理屈を述べたけど、全部貴方の考えじゃない?思い込みの可能性だってあるわ。事実今咲夜は貴方を心底愛してる。私から見ても分かるわ。それだけで十分証明できると思うけどね」
レミィはしばらく複雑な表情をしたが、やがて顔を上げてこう言った。
「ありがとう」
「どういたしまして」
ティータイムは終了した。博麗の巫女は神社へと帰っていった。
「私、正しいのかな?」
そうまた私に聞くなよというなことを聞いてきた。私は答える。
「悪魔が正しいかどうかを考えるなんておかしな話だわ。気にしなくていいわ。貴方が正しいと思ったものが正しいのよ。少なくとも私はそう思うわ」
「ありがとう、パチェ」
レミィは小さく透き通った声でそう言った。
* *
帰ってきた博麗の巫女は神社の縁側でゆっくりとお茶を飲んでいた。そこに一瞬ビューっと風が吹いてきた。瞬きをした次の瞬間、そこには一人の天狗がいた。射命丸文である。
「いいんですか?」
「何が?」
博麗の巫女は即答した。
「咲夜さんのことです」
射命丸文も即答した。博麗は黙った。そして少しして答えた。
「別にいいんじゃない」
「でも貴方は妖怪と人間が仲良く過ごすことにあまり賛成な人間ではないですよね。妖怪と人間は所詮あい交わることが出来ない関係だと言っていたではないですか」
「確かにそうね。妖怪と深く関わる人間なんて私くらいで十分だわ。あと一部の変人」
「では止めないのですか?レミリア-スカーレットを。彼女は一人の人間の人生を弄んでいるのに等しいことをしているのですよ」
「確かにそうね」
「では、何故⁉︎」
「もう彼女はそんな問題では済まないからよ」
博麗の巫女は即答した。
「もう彼女の問題は博麗の手に収まらない問題だわ。咲夜のことは咲夜自身が決めればいいし、あそこにいる人々は例え種族が違ってももう家族同然の関係よ。博麗は家庭の問題には入れないわ」
「そうですか、、よく分かりました。貴方の意見は。痛いほどよく」
「なら良かったわ」
また博麗の巫女は即答した。そこにまたビューっと風が吹いた。今度は上からだ。上を見るとそこには一人の魔女がいた。
「おい霊夢。本当にいいのか」
霧雨魔理沙だった。かつての姿とは違いだいぶ大人びた。背も伸びたし雰囲気も変わった。しかし間違いなく彼女は霧雨魔理沙だった。
「何がよ、まさかあんたも?」
「ああ、そのまさかだ。何故レミリアを止めない?」
「言ったじゃない。もうあれは博麗の巫女が動くべき問題じゃないからよ。それ以上の理由もそれ以下の理由もないわ」
霧雨魔理沙はいつもの明るい様子とは違って深刻そうな表情で霊夢を見つめる。そしてこう問う。
「咲夜はな、人間としてレミリアのそばにいたいと言ったんだ。一生死ぬ人間だと、でも生きている間はずっとそばにいると、そう言ったんだ。でもレミリアはそんな咲夜の願いを自分のわがままであっさり裏切った!咲夜はあんなにレミリアを信じていたのに!それが許せない。私には許せないんだ。なのになぜおまえはそれを許す、人間が妖怪になるのは幻想郷で一番の罪だって言ってたじゃないか。なのに何故?」
「咲夜は今もちゃんと人間よ、妖怪じゃないわ」
「本当にそう言えるでしょうか?」
ずっと黙っていた射命丸文が口を開いた。
「どういうことよ?」
「彼女は確かに人間ですがこのままでいくと、きっと妖怪よりも長生きするでしょう。きっと永遠亭の人々と相違ない生き方をすることになるでしょう。なのにそんな彼女を人間と果たして呼べるでしょうか?少なくとも私は呼べませんよ、、」
「その通りだ霊夢」
霧雨魔理沙は再び口を開いた。
「これは私の私見だがな、今の咲夜はともかく、前の咲夜はこんなこと望んでないと思うんだよ。だってそうだろ?咲夜はずっと紅魔館の人たちと一緒に過ごしたいと望んでいたのにもかかわらず、人としていることを選ぼうとした。咲夜がどれだけ人間のままでいたかったかがよく分かる。決して咲夜はこんなこと望んでいない」
霧雨魔理沙はまだ喋る。
「私はな、咲夜も良きライバルだと思っていた。もちろん一番のライバルは霊夢おまえだが、二番目は咲夜だった。あいつもあいつで人間離れした力を持っていたしな。そして私はライバルに勝つためには研究を怠らない人間だ。咲夜のことはよく知ってる。本当に咲夜は生に対して真摯な人間だった。人は人として生まれて死ぬ。それをよく理解してる人間だった。私は妖怪になることに、長い時を生きることに強い憧れをかつて持っていたが、それでも私を人として留めてくれたのは、咲夜の存在だった。人として生きるのも捨てたもんじゃないと咲夜は教えてくれたんだ」
長く喋ると一深呼吸して、また霧雨魔理沙は喋り始めた。
「レミリアもそんな咲夜の想いをよくわかっていたはずだ。なのに、そのはずなのに、いざ能力の酷使で寿命が縮まり咲夜が死ぬとなったとき、あいつは咲夜の運命を狂わして、咲夜の能力を暴走させ、咲夜自身の時を戻させた。無理矢理子供に戻したんだ。それを知ったとき、私はひどく困惑し動揺したよ。あのレミリアがって。しかも博麗の巫女も八雲紫も誰もそれを見ないふりするって言うんだから驚きだ。私の怒りはマックスだ。霊夢、何か意見があるなら言ってくれ。ただの独り言にはしたくない」
霊夢はお茶を一口飲み、喋り出した。
「わたしも紫から初めて聞いたときは驚いたわ。とても。そしてあんたは必死に調べてその事実に辿り着いたんだろうけど、紫はもう紅魔館に一人の女の子がいるという噂を聞いたときからその可能性を疑っていたわ。『この子は一体どこから、、人里から?それとも外で忘れ去られてしまいやって来たのか?それとも、、咲夜が若返ったのか』ってね。事実確認として私も行ったけど間違いなかった、咲夜だった。思わず驚いてしまったわ。そして少し後悔したわ。止められなかったってね」
「少し?」
霧雨魔理沙は眉の角度を少し上げた。
「紫からも聞いていたし、私も直に見て確認した。彼女、十六夜咲夜は幸せだった。間違いなく。もう止める権利はないわ。少なくとも紅魔館の住人でもない私たちには。だから少ししか後悔しなかった」
「だからそれは今の咲夜であって、昔の咲夜だったらこんなこと絶対望まない。昔の咲夜の、あの咲夜の、ただ純粋な想いを、願いを、踏みにじったことには変わりがないんだ。それにな、霊夢、聞いてくれ。実は早苗に頼んで奇跡の力で未来を見せてもらったんだ。そしたら咲夜はこれからも一生、死にそうになるまで人生を全うする度に、子供にまた戻り人生を繰り返すんだ。そんなビジョンが見えたんだよ。つまりだ霊夢。咲夜は人間としての命を超えて私たちが死んだ後だって永遠に生き続けるんだ。二十年をつい最近と捉えるぐらい時間に疎い妖怪たちにはそんなの些細な時間としか思わないかもしれないが、それはもう人間を超えているんだよ。分かるよな、霊夢」
しかし霊夢は真面目に聞いているのかどうか分からぬトーンで魔理沙に話しかけてきた。
「早苗、そんなことまでできたの。すごいわね、奇跡の力。ところで聞くわよ、魔理沙」
「なんだ、霊夢」
「その映像の咲夜はいつもどんな表情をしていた?」
霊夢が質問してしばらくの沈黙。ようやく魔理沙は答えた。
「、、いつも笑顔だった。本当に幸せそうだった。死ぬ間際で、別れ際の時でさえ咲夜はただ幸せでしたと言って笑ってた、、」
魔理沙はボソボソと話した。そして霊夢はまた別の問いをする。
「レミリアは咲夜が死ぬ時を迎える度泣いてた?」
またしばらくの沈黙。魔理沙は口を開く。
「ああ、泣いてた。咲夜、咲夜って泣きじゃくってた。そりゃもう、吸血鬼としてのカリスマもなくただ泣いていた、、」
霊夢はまた問いを入れる。
「何回もレミリアはそれを経験するのよね?同じことを繰り返してたら普通は慣れるわよね。どう?レミリアは回数を重ねて何か態度は変化していた?」
今度は魔理沙は即答した。
「いや、何度同じシーンを経験しようと、レミリアは慣れることなんかなかった。いつも本当に苦しそうに泣き、いつも申し訳なさそうに、壊れてしまいそうに、咲夜の運命を狂わしていた、、」
最後に霊夢は静かに言った。
「少なくとも今の咲夜は幸せだわ。昔の咲夜のために今の咲夜の幸せを、あの笑顔を、奪う覚悟が貴方にはある?遅すぎたのよ、何もかも。このループを止められるチャンスは最初だけだったのよ。ループを止めるにはもう多くの人々の心を殺すしかない。誰も得なんかしないのよ、、。私も紫も苦渋の決断だったのよ、とても」
射命丸文も、霧雨魔理沙も、博麗霊夢もただうつむき黙った。
* *
「おいで、咲夜」
レミィがその小さい女の子を呼ぶ。すると、とことことその小さい女の子はレミィの元へ向かう。私は気づいてる。レミィが咲夜と呼んでいるあの小さい女の子の正体がなんなのかを。そして前回の一件できっと美鈴もあの子の正体に気づいたでしょう。きっと八雲紫も、霊夢だって気づいてるだろう。なのに誰も言わないのは、きっと誰もがレミィの覚悟にも気づいたからでしょう。ああ、私に止められるはずがないじゃない。あまりにも心は複雑だわ。悲しいことと嬉しいことは表裏一体なのかしら?とりあえずみんながいて、咲夜は笑ってる。レミィも笑ってる。それだけで十分かな、、。罪は一緒に地獄で償ってあげるわ。だって私は貴方の大切な大切な親友だもの。