とある科学のベストマッチ    作:茶の出がらし

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戦兎「天っ才物理学者の桐生戦兎は、地球外生命体エボルトとの死闘の末、新世界を創造する。だが、目が覚めるとそこは本来の歴史では存在しない超能力研究を推し進める学園都市だった。途方に暮れる戦兎だったが、ひょんなことから学園都市に7人しかいないレベル5、御坂美琴とその友人、白井黒子、初春飾利、佐天涙子と出会った。だがその現場に、この世界に存在しないはずのスマッシュが現れてしまう。」
美琴「能力の効かない、す、すまっしゅ?の魔の手から学園都市を守るため、再び正義の味方仮面ライダーが…ってなにこれ、なんでこんなの読まなきゃいけないのよ」
戦兎「ちょっと、優等生なんだからちゃんと台本読みなさいよ。せっかく番外編のあらすじ紹介ってことで、特別ゲストとして呼んだのに。」
美琴「勝手にゲスト扱いするな!!大体なによこれ、自分のこと良く言いすぎじゃないの?アンタ、今ただの身元不詳のおっさんなのよ?」
戦兎「万丈みたいなこと言うんじゃないよ。ていうか俺はまだぴちぴちの26歳だし」
美琴「中学生からしたら26も36も変わんないわよ。現実見なさい。それにアンタ今拘束されてんのよ?逮捕よ逮捕」
戦「そうでした!いきなり捕まってしまったヒーローの命運は、第5話で確認してくれよな」


第2章 再会のベストマッチ
第五話 身の上話


「もう一度聞きますわよ?」

 

風紀委員(ジャッジメント)第177支部に備え付けられた来客室、もとい取調室の椅子に座った黒子は、目の前の男、桐生戦兎に向けて問う。

 

「お名前は」

 

「桐生戦兎です」

 

「ご年齢は」

 

「26歳です」

 

「ご職業は」

 

「天っさ・・・物理学者、です」

 

「ご出身は」

 

「あー、多分北都なんだけど感覚的には東都」

 

「・・・学園都市には何用でいらっしゃいましたの?」

 

「えっと、なんでかなー・・・痛っ!!」

 

何度目かの問答の末、手近のバケツを怪我しない程度の高度に設定し、戦兎の頭上にテレポートさせた。

 

「まったく、先ほどの事件で世話になったので警備員ではなくこちらにお連れしましたのに、黙秘はみっともないですわよ?」

 

「そう言われてもな・・・」

 

呆れたような黒子の言葉に戦兎は思わず呟く。

 

スマッシュを倒した後、なぜか浄化されたボトルの謎やいるはずのないスマッシュ、あるはずのないネビュラガスなど考えることは山積していたのだが、それらを無視して連れてこられたのが1時間ほど前。以来ひたすら同じ質問攻めである。拘束されているということで、腕にはもちろん手錠(いわゆる鉄製のものではなく電子ロック式のメカメカシしいデザインの代物だ)持っていたビルドドライバー、ボトル、ビルドフォンもとっくに没収されている。

 

「白井さん、どう?話は聞けた?」

 

と奥の部屋からメガネをかけた女子高生がやってきた。背丈などから見て目の前の黒子よりも年上なのだろう。カッターシャツに紺色のベスト、黄色系のネクタイを締めた少女は戦兎の斜め右側の椅子に腰を下ろし

 

風紀委員(ジャッジメント)第177支部所属、固法と言います。」

 

「あ、ご丁寧にどうも」

 

ぺこり、と頭を下げる戦兎。相手が女子高生とか、自分の年齢とか色々と忘れているようだ。

 

「先ほど貴方の所持していたものを透視能力で見てみました。その結果」

 

ちらりと横の黒子を見てから

 

「貴方が持っていたどの品も、見たこともない技術で出来ているのがわかりました。少なくとも学園都市で一般的に使用されている技術では解析できないでしょう。」

 

「それは本当ですの?固法先輩」

 

「ええ。とくにあの保存容器のようなボトルとレバーの付いたものに関しては完全にシャットアウト。なにもわからなかったわ」

 

「そんな・・・学園都市の技術を上回ると言いますの?」

 

だとすればとんでもないことだ。世界中の研究機関を集めた、いわば世界の頭脳である学園都の技術力を凌ぐ。そんなことを目の前の不審者に出来るわけが・・・

 

「透視能力!物体が透けて見えるってことは、物質の粒子分解をしているってことなのか・・・?いや。だとしたら現物にも作用しちゃうから、あくまで像を結ぶ際に何かしらの法則を介して脳内に出力しているのか?あーでも…」

 

と、等の本人はアンテナのように後ろ髪を立たせ。なにやら考え込んでいる。

 

「あのー、ええっと」

 

「またバケツをぶちあてますわよ?」

 

と言われたところで、とりあえず思考の海から帰ってくる戦兎。なぜかアンテナも元に戻っている。

 

「事情があるのは察しますの。ただ、このままでは貴方を警備員(アンチスキル)に引き渡さなくてはなりませんのよ?」

 

警備員(アンチスキル)はこんなに甘くはありません。変にはぐらかしたりすると一生出られないかもしれません」

 

「ま、マジか…」

 

黒子と固法の真剣な顔に、普段なら笑い飛ばすところだがゴクリ、と生唾を飲む。

 

「白井さんに先輩、そんなに脅かしちゃだめですよー」

 

と、奥の部屋で戦兎の持ち物の検分をしていた涙子がやってきた。先の一件で黒子や美琴とも打ち解けたのか、口調は柔らかい。

 

「佐天さん。そっちの様子はどうですの?」

 

「初春があれこれいじったり、御坂さんが電気流したりしてますけど、何もわからないみたいです」

 

「ちょっと待て、電気!?俺の発明品に何してんの!?」

 

よく聞くと「あれー?ネジ穴どこだろうー」やら「おかしいわねー、電気流しても動かない」やら物騒な声が聞こえてくる。戦兎としては取り調べどころではなかった。というか、電気なんて流してボトルの成分に影響出たらどうすんだ。

 

そんな戦兎に対し、涙子はよしっ、と言って前へ進み、頭を下げる。

 

「桐生さん、さっきは助けてくれてありがとうございました」

 

「へっ?ああ、さっきのことなら気にしなくていいよ。当然のことだし」

 

それよりドライバーとかめっちゃ心配なんだけど・・・と呟く戦兎に涙子は言う。

 

「いえ、子どもたちが一人も怪我しなかったのは、桐生さんや御坂さんに、白井さん、通報した初春のおかげです。」

 

その言葉に戦兎は首を振った。

 

「君も、あの男の子のことを必死になって守っただろ。それに女の子に気づいたのも君だ。」

 

「でも、結局助けられちゃったし、私、レベル0だから、足手まといになっちゃったし・・・」

 

うつむく涙子に対し、黒子や固法も黙ってしまう。確かに能力者が絡む事件には能力者が対処するのが必然。能力のないレベル0は多くの場合何もできない。

 

「たとえ力がなくても、人を助けたいって気持ちに優劣はない」

 

そんな涙子に対し、戦兎は変わらない口調で言う。

 

「あの時、君は確かにあの子達を助けようとした。その行動が大事なんだ。立派なヒーローなんだよ」

 

その言葉に涙子は顔を上げ、小さく笑みを浮かべる。

 

「なんか・・・くさいせりふですねっ!」

 

「そこは、いいこと言いますね、さすが天っ才!!って褒め称えてほしいね」

 

「あははは」

 

「・・・盛り上がっているところ悪いんだけど」

 

はぁ、と溜息をつきつつ、固法は戦兎に告げる。

 

「貴方が、悪意があってこの街にいるわけじゃないと思います。ただ、やっぱり身元不明で事情のわからない人をいつまでも放置するわけにはいきません」

 

「やっぱそうだよな・・・」

 

どんな世界だろうと今の戦兎は異端の存在だ。新世界を目指すにせよ、ことの原因を見つけるにせよ、どうしたって理解者が必要になる。

 

それはかつての石動惣一であり、その娘の美空であり、唯一無二の相棒、万丈龍我のような。

 

「・・・そうだよな、俺は1人じゃ何もできないんだった。」

 

みんなが桐生戦兎を創った。自分でそういったんじゃないか。

 

巻き込むことになるかもしれない。けど、スマッシュが現れている以上、彼女たちにも知る権利はあるはずだ。

 

ここは、彼女達の街なのだから。

 

「最っ悪、だな」

 

そう嘯いて戦兎は少女たちを見る。

 

「信じられないかもしれないけど、話すよ。俺がどこで、何をしていたのか。

 

少し長くなりそうだな、そう思いながら戦兎は話し始めた。

 

 

 

 

「-というわけで、俺がもといた世界とこの学園都市は違う世界になるってことなんだけど、わかった?」

 

戦兎は自分の素性―こことは違う世界にいたこと。パンドラボックス、エボルトのこと、そして新世界をつくったことーをかいつまんで話した。こうして話してみるとかなり濃い内容である。落ち着いたらいくつかのエピソードでまとめるのもいいなあ、なんて思っていると。

 

支部のメインルーム、各風紀委員のデスクがあるスペース。応接用のソファが沈黙に包まれていた。

 

「何言ってんの?あんた。馬鹿?」

 

最初に沈黙を破ったのは腕組みして聞いていた美琴だった。彼女はいきなり罵倒すると。

 

「火星の文明とか、宇宙人襲来ならまだオカルトで済むけど、異世界からやってきたなんて非科学的すぎ。 ただのファンタジーやオカルトじゃない」

 

「そういわれても真実なんだからしょうがないでしょうが!!大体、俺からしたら超能力のほうがよっぽど非科学的でオカルトの領域だよ!」

 

ああだこうだと御琴と戦兎は言い合う。普段は冷静な戦兎だが馬鹿と言われてカチンときたのだろう。ダメ大人の見本のように中学生と口げんかしている。

 

「白井さん、どう思いますか?」

 

二人の言い合いを諌めつつ、初春は問う。

 

「荒唐無稽、と言い切ってしまうのは簡単ですが・・・」

「ですが、なんなのよ、黒子」

 

いい合いを中断して御琴が聞く。黒子は少し思考してから言った。

 

「私たち空間転移を使う能力者は、三次元的空間を無視して四次元、五次元、そして十一次元までを演算していますの。」

 

「仮に貴方、桐生さんが異世界、もっというと別次元の世界から来たのであれば、あながちありえない話ではない、ってことかしら」

 

「はいですの。もちろん私は三次元以外の次元を把握したり知覚できるわけではありませんの。あくまで計算による作用なので・・・」

 

「つまり、別次元を把握できれば、その次元から移動することは可能、ってこと?」

 

美琴の言葉に黒子はうなずく。

 

「あくまで可能性の問題、ですが、100%ありえないとは言い切れませんの」

 

「なんか難しいです・・・」

 

学校の知識を超えた会話に涙子は音を上げる。

 

「父さん、俺の父親が言うには、違う時空には並行世界、つまりパラレルワールドが存在している。俺と仲間たちはパンドラボックス由来の力を使ってその二つを融合させて、本来の平和な世界にすることでエボルト、その地球外生命体をなかったことにしたんだ」

 

「となると、その融合の際に何らかのエラーが起きて、貴方がこの街にやってきた、ということですの?」

 

「実証は出来そうもないが、おおむねそうだと思う」

 

一同は再び沈黙した。あまりにも現実離れした話に、脳の回転が追いついていないのだ。

 

「そういえば、桐生さんがさっきの化け物と戦うときになっていたのが【仮面ライダー】なんですか?」

 

涙子が尋ねると再び戦兎の髪がピンッ、と立つ。それまでのシリアスな空気もどこへといったテンションで説明しだした。

 

「そう!!!コレこそが天っ才物理学者の天っ才的な発明品さ!!世界の愛と平和のために戦う正義の戦士、仮面ライダーだ!!」

 

机の上におかれたビルドドライバーを手に頬ずりする。当然お年頃な中学生たちは若干引いているが、戦兎はお構い無しに説明を続ける。

 

「元々はただボトルの成分を装甲にしてビルドになるだけの機能しかなかったんだ。しかーし!!!この俺の改造によってベストマッチを判別する機構を組み込んだんだよ!凄いでしょ、最高でしょ、天才でしょ!」

 

「は、はあ・・・ベストマッチですか」

 

初春の引き気味な言葉にさらに戦兎はエスカレートする。

 

「そう、例えば・・・」

 

とビルドドライバーに机の上に置いてあったボトルのうち二本を装填する。

 

【ラビット】【タンク】

 

【ベストマッチ!】

 

音声とともに一瞬ドライバーが光った。

 

「これがベストマッチ。相性のいいボトル同士だと凄い力が出る」

 

ラビットのボトルを抜き、もう一本のボトル-先刻のスマッシュから生成されたゴリラボトルを装填する。

 

【ゴリラ】【タンク】

 

今度はテンションの高い音声も光もなかった。

 

「こんな感じで、ベストマッチかどうかを認識してくれるんだ。いい子でしょ?」

 

「でも、フルボトルでしたっけ?3本しかないのに識別もなにもないんじゃ・・・」

 

涙子の言葉に戦兎はうなだれる。

 

「そう、元々ボトルは60本あったんだ。けど、新世界創造のためにどうしても必要でな・・・」

 

と言ったところで

 

「いや待てよ、この世界にスマッシュがいるならボトル増えるかも・・・」

 

「そう、それよ!」

 

スマッシュ、という単語に反応する美琴が口を挟む。

 

「あのスマッシュって怪物は、アンタの世界のものなんでしょ?なんで学園都市にいるのよ」

 

「それは、・・・実はよくわかってないんだ」

 

戦兎は腕を組み

 

「スマッシュは、人間にネビュラガスっていうスカイウォールから採れるガスを注入することで変異したものだ」

 

「スカイウォールというと、貴方の世界の日本を分断していた壁、ですわよね?」

 

「そうだ。だから、スカイウォールが存在しない以上、ネビュラガスも存在しない、はずなんだ」

 

「でも、実際にスマッシュが現れてる、と」

 

固法の言葉にうーん、と唸っていた佐天があることに気付く。

 

「ってことは、そのガスの出所がわかれば、桐生さんが現れた理由がわかるかもですね」

 

それまで悩んでいた一同は、一瞬沈黙したが

 

「「た、確かに・・・」」

 

戦兎と美琴が納得したように呟いた時だった

 

~♪

 

初春のデスクの上にある電話が鳴ったのだ。

 

「はい、風紀委員(ジャッジメント)第177支部、初春です。はい、はい・・・え?」

 

電話の内容に初春は思わず戦兎たちの方を向いた。

 

「はい、わかりました。こちらでも近隣の避難に・・・、はい。了解です。」

 

受話器を置いた初春は一同に向けて言葉を作る。

 

「第7学区繁華街で、正体不明の怪物が暴れているようです。警備員(アンチスキル)より風紀委員(ジャッジメント)へ、付近への避難誘導を依頼されました。」

 

「!?、スマッシュか!?」

 

思わず立ち上がる戦兎に初春は

 

「まだわかりませんが、恐らくは・・・」

 

それを聞くと戦兎は机の上のドライバーとボトル、ビルドフォンを掴み駆け出した。

 

「ちょっ、まだ取り調べ中なんだけど!?」

 

「初春はここで状況の把握を、私は彼を追いつつ周辺の誘導をして参ります!」

 

固法の言葉に、しかし黒子は腕章を付けつつ指示を飛ばす。

 

「白井さん!、まだ取り調べの途中なのに外に出すのはマズイわよ」

 

「確かにそうですわ。ですが、先ほどの電話の怪物が例のスマッシュだとすれば、対処にはあの方の力がいるのも事実ですの」

 

「そんな・・・警備員(アンチスキル)が出動してるのよ?それで対処できるはず」

 

「いや、どうかしらね」

 

と、戦兎が走っていったドアを見ながら美琴が呟く。

 

「高位のテレポートが効かなかったし、ただの銃弾なんかであの化け物が倒せるとは思えない・・・」

 

「お姉様・・・、言っておきますけど、付いてきてはダメですのよ?」

 

「わかってるわよ、これは風紀委員(ジャッジメント)の仕事、なんでしょ」

 

苦笑しつつ美琴は言う。

 

「でも、本当に危ない時は言いなさい。助けに行くから」

 

「っ!!!お姉様!!お手を煩わせないよう、この黒子、全力で務めを果たしてきますの!!」

 

と言って黒子は瞬間移動した。頭を抱える固法だったが、切り替えたらしく。

 

「私も避難誘導に行ってくるわ!あなたたちはここで待機、いいって言うまで外に出ちゃダメよ!」

 

と言って走って出ていった。

 

「大丈夫かなぁ、怪我とかないといいけど、あ、御坂さん、私たちも何かできることは・・・」

 

と言いかけた涙子のとなりに、すでに美琴はいなかった。はっとなって背後を見ると、道路に面している窓が開け放たれていた。

 

「・・・ほんっと、無茶苦茶な人たちだなあ」

 

苦笑していると、また電話が鳴る。受話器を取った初春が

 

「はい風紀委員(ジャッジメント)177支部です。はい。はい?」

 

「初春?どうしたの?」

 

「いえ、それが・・・、えっと、それはさっきの正体不明の怪物とは別なんですか?・・・それと戦ってる?はい、わかりました」

 

そう言って再び受話器を置いた初春が、涙子に言う。

 

「佐天さん、さっきの桐生さんが変身した姿って、赤と青でしたよね?」

 

「え?うん、確かそうだったね。それがどうかした?」

 

「いえ、なんか今、正体不明の怪物に応戦するような存在が現れたらしいんですけど、それがどうも桐生さんじゃないんですよ」

 

「え?それって・・・」

 

「なんでも、青い、龍みたいなデザインをしてるんですって。何者なんでしょうかね?」




以下、本文中のオリジナル要素やその他気になりそうなところの補足ですを

・風紀委員の支部に来客用スペースがあるかはわかりませんが、公的組織なので不自然ではないかと思います。

・黒子の語る次元移動の話は完全にそれっぽい説明をしています。そもそも次元と時空じゃ全然意味違うので。ただ、黒子たちはあくまで「演算」を基に移動しているので、「次元になにがあるかまではわからないんじゃないのかなー、どら○もんみたいに四次元空間なら時間を超えられるし、並行世界もがあり得るかもなー」と思ってます。

・佐天さんの戦兎への好感度が高めです。佐天さんは弟がいるらしいのでそういう「ヒーロー」的なものにも憧れる一面もあるかと思いまして(レベルへの劣等感もある意味では憧れと言えなくもないと思ったので)

基本的にはアニメ版をベースに書いていきますが、所々でオリジナルの日常風景なんかも書けたらな、って思ってます。

困ったらパンドラボックスのパワーって言おう。

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