滅竜魔法を持って、悪魔の学園へ   作:黒牙雷真

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どうも、黒牙雷真です。


まずは、アンケートを投票していただいた読者の皆さまに感謝と謝罪させていただきます。

アンケートに投票していただいたお陰で、オリジナル主人公の龍呀には滅竜魔法に加えて、滅神魔法も今後は追加していきます。投票していただき、ありがとございます。

続いて謝罪に移ります。私個人で今年のゴールデンウィークは5月5日で終わりだと勘違いをしていアンケートの投票を一時的にストップさせてしまいました。何度か、Googleで今年のゴールデンウィークを確認していましたが、何故か昨年のゴールデンウィークが反映されていました。申し訳ありません。

最後に、色々と新しい作品を書き溜めしているので小説の投稿がかなり遅れることがありますが、今後も「滅竜魔法を持って、悪魔の学園へ」をよろしくお願いします。


第74話

 

 

 

 

 

《sideイッセー》

 

 

 

 

 

「そろそろ来るぞ」

 

 

左腕の腕時計を確認しているアザゼル先生がそう呟くと、部長の家であるグレモリー侯爵の庭に魔法陣が展開されて、その魔法陣から知ってる顔が二人現れる。

 

一人は、俺の友達で仲間である龍呀。もう一人は、オーディン様のお付きであるヴァルキリーのロスヴァイセさんだ。二人が帰ってきたと思った矢先のことだった。

 

龍呀の身体が漏れ出る魔力に俺たちは戦慄する。静かでありながら荒々しい、存在感がそこにはあった。タンニーンのおっさんのサバイバル修業とヴァーリとのガチバトル修業がなければ、恐怖でチビってたかもしれない。

 

 

「ただいま、みんな」

 

 

けれど、その一言で俺たちは戦慄から解放されて笑顔になる。

 

 

「いやはや、たった数日でここまで化けるか。なにをやったらそんなに強くなるんだよ」

 

 

アザゼル先生のその問い掛けに、龍呀はまさかの答えを口にする。

 

 

「ん~、なんちゃってラグナログ?」

 

「は?」

 

「「「「え?」」」」

 

 

龍呀の口から出てきた一言に、俺たち一同は固まってしまう。

 

たっぷりと五秒が経ってからギギギィッと錆び付いた錻のようにアザゼル先生がロスヴァイセさんの方へ顔を向けて、龍呀の言っているかどうか視線だけで訪ねるとロスヴァイセさんの深い溜め息を吐きながら首を縦に振って、肯定した。

 

龍呀が言っていることが肯定されると、アザゼル先生は片手で顔を覆って天を仰いだ。

 

 

「まったくドラゴンの力を宿す奴のはどいつもこいつも…………」

 

 

ヴァーリ然り、龍呀然り、本当なんてドラゴンの力宿す奴は闘いたがるんだ? 俺なんて、美人美女とエッチなあれやこれやハーレムの夢を叶えられるならそれでいいのに………。

 

まぁ、龍呀の奴は、黒歌さんに小猫ちゃん、それから朱乃さんと既にハーレムを築いているので羨ましいので俺も大概かも知れないな。

 

 

「龍呀の規格外さ今更だからどうしようねぇとして。ロスヴァイセ、お前さんがオーディンの代わりに作成会議に参加すると聞いているがあの爺さんは今何やってんだ?」

 

「それが北欧の神々の中で、さすがにミョルニルを悪魔に一時的とはいえ貸し与えるのに反対する方々が居られまして。オーディン様は、その方々との交渉に勤しんでおります」

 

「かぁー、まったく頭の固い連中だな、おい。元はといえば、そっちの悪神が事の発端だろうに………ったく」

 

 

やっぱりどこの神様も悪魔とは仲が悪いみたいで、アザゼル先生もやれやれといった両手をプラプラさせながら首を左右に振って呆れていた。

 

 

「ところで、龍呀よぅ。例の魔法は習得出来たのか?」

 

 

アザゼル先生のその問い掛けに龍呀は、満面の笑みを浮かべながら右手に見慣れた普通の赤い炎、左手には黒い炎。この黒い炎は間違いなく────炎の滅神魔法だ。

 

龍呀が炎の滅神魔法を片手に灯すと隣にいたロスヴァイセさんが反射的に龍呀から大きく距離を取る。その反応からアザゼル先生は満足気な笑みを浮かべる。

 

 

「半神のヴァルキリーであるロスヴァイセが反射的に龍呀から距離を取るあたり、無事に噂の滅神魔法を習得したようだな。これでこっちの戦力も万全に近い状態になったな」

 

「ちょっ!? りゅ、龍呀()()ッ!滅神の炎を灯すなら一声かけてください!! ヴァルハラで私がそれを試しに受けてどうなったのか忘れた訳じゃありませんよね!?」

 

「悪りぃ悪りぃ、ついな………アハハハ」

 

「笑いごとではありません!」

 

 

さっきアザゼル先生が言っていたが戦乙女は半分神のようで、龍呀が新しい習得した滅神魔法は劇物以外の何物でもなく。そのため、ものすごい剣幕でロスヴァイセさんが叱っている。

 

しかし、それも束の間、ゾワリとした悪寒を隣の方から感じるとそこにはバチバチと放電するような音が聞こえるとそこには黒歌さん、小猫ちゃんの二人が身体から水色の電気を纏っており、朱乃さんも黄色い稲妻を纏っている。纏っているだけならば別に気にしな…………いや、気にするかもしれないが今はそこではない。

 

一番気にするところは、お三方が表情は笑顔なのに目が笑っていない。むしろ、なんか光が宿っていない気がする。例えるならアニメのヤンデレキャラの目をしている。

 

 

「ウフフ、そうですわ。笑いごとではありませんよ、龍呀くん」

 

「浮気は赦しません」 

 

「正妻として、夫の不始末はしっかりと付けないといけないわね。覚悟するにゃん、龍呀」

 

「ちょっと待て、お前ら!何か勘違いしてるぞ!?」

 

「出会って一週間ほどしか経っていないのに名前呼びで尚且つ『()()』付けの何が勘違いなのか、じっくりとお話しを致しましょう。ね、龍呀くん?」

 

「では、逝きましょうか龍呀先輩」

 

「ちょっ、今なんか字がおかしいなかった?! てか小猫、お前いつの間にそんな力が強くなったんだ!? それなりに力を込めてるのに抜け出せねぇ!!」

 

 

ヤンデレ笑顔で笑う朱乃さんと力付くで龍呀をグレモリーの屋敷に引き摺っていく小猫ちゃん、それ抗っている龍呀が見て、俺は本当に龍呀が返って来たのだと何故か安心してしまった。

 

普通は、安心するべきではないのだろうが。

 

 

「リアスにアザゼル、悪いけど龍呀と少しばかり夫婦のO☆HA☆NA☆SHIをしてくるから一時間後には連絡するわ。あとはよろしくにゃん♪」

 

 

そう言って、黒歌さんも小猫ちゃんたち同様に屋敷の中へと消えて行った。

 

 

「修羅場ね」

 

「修羅場です」

 

「あれが修羅場なのか」

 

 

黒歌さんの姿が完全に消えると部長、アーシア、ゼノヴィアの三人がそんなことを呟いていた。

 

 

「取り敢えず龍呀とあの三人には後で話すとして、それまではロスヴァイセ、お前さんと明日の作戦を詰めたい」

 

「わかりました」

 

「私たちも黒歌から連絡が来るまで屋敷で自由に過ごしましょう」

 

 

部長のその一声で俺たちは全員、屋敷に戻ることにした。

オリ主の滅神魔法について

  • 完全習得(永久的)。
  • 一時的な習得(今章限り)
  • 今後も使える(条件有り)
  • ごめん、使えなかった。
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