カードファイト!!ヴァンガードG IF 〜夜薔薇の先導者〜 作:バンドリーマーV
山の中の大規模クエストが、ついに開始。クロノ達はスタートしようとするが…
ツネト「待て待て待てーい!
クロノ「邪魔すんなよ」
ツネト「この俺におそれをなして敵前逃亡か?」
クロノ「逃げてねえし!っていうか、なんだよその格好…」
なんか探検隊みたいな格好のトリニティドラゴンが登場。
アン「そのベルトにつけてるデッキ、全部使うんですか?」
ツネト「んなわけねーだろ!俺は生まれてこの方、オラクルシンクタンク一筋!」
トコハ「じゃあ残りは?」
ツネト「気分だッ!俺クラスのファイターになると、ここまで気を遣うのさ!」
カル「人は見た目が120%です!」
クロノ「いいからファイトの腕みがけよ…」
ツネト「言われるまでもねえ!歯とファイトの腕なら毎日磨いてる!お前をグレ3にしてたまるか!1つたりとも星は取らせないぜ!って、あれ?」
四人は先に駆け出していた…。
ツネト「コラ~ッ!無視すんな~っ!」
マモル『改めて、ルールをおさらいします。本日のイベントは、宝探しとファイトを合わせたサバイバルゲームです。協力して、フィールドに隠された星(コイン)を集めてください。
両チームが合意すれば、その場でファイトする事が出来ます。互いの使用クランを確認。相性などを考慮して、代表を1人選びましょう。
勝ったチームは、負けたチームの星をゲット終了時刻の3時までに、頂上ゴールを目指してください。
ゴールまでに集めた星は、イベント後ポイントに換算して授与されます。一気にグレードアップのチャンス!』
トコハ「星を集めながら!」
シオン「出来る限りファイトして」
クロノ「頂上を目指す!」
アン「って、なんですかあれ!」
次々と投げつけられる泥玉が他チームに直撃しており、見上げれば、崖の上にジャージ姿の集団がいた。
クミ「ジャマ~♪」
トコハ「クミちゃん!?」
中にはクミもいた。
マモル『途中、妨害や、大量に星を獲得できるボーナスチャンスもあります。皆さん、ヴァンガってクリアしてください!』
クミ「ごめんねトコハちゃん、これもクエストのお仕事だから…えいっ!」
「「!」」
クミともう一人が泥玉を投げるが、トコハとアンは近くに落ちていた木の枝を構え…
アン「えいっ!」
トコハ「た~まや~っ!」
打った!トコハに至ってはホームラン級に吹っ飛ばした。
「「「おぉ…!」」」
トコハ「町内野球チームで、4番打者だった私を、ナメたらあかんぜよ!」
「「「おぉ…!」」」
シオン「でも、日下部さんも打ったよね…」
アン「小学校の頃ソフトボールをちょっと…私は普通でしたけど」
トコハ「あぁ、色んな習い事してたって言ってたもんね」
なんやかんやでファイトやトラップを乗り越え、進んでいく四人。
ちなみに同じ頃、支部長は着ぐるみに入って参加者とファイトしようとし、トリドラと向かい合ったところでマモルに取っ捕まっていた。
そして、休憩スペースでの昼食後。
シオン「よし。ここを道なりに行けば、正規ルートに戻れる。行こう!」
妨害役から逃れて道を変えていた四人は、先を急いでいたが…
クロノ「おわっ!?」
アン「新導くん!って…!」
「「「「うわぁあああっ!」」」」
崖(低い)で足を滑らせたクロノを、三人で引き上げようとしたが、四人纏めて落ちてしまった。
クロノ「くっそぉ…こんなとこで、グズグズしてられっかよ!っておわっ!」
アン「昇るのは無理です、道を変えましょう」
クロノ「…ひっでぇ格好」
トコハ「何よ!自分だって泥だらけの顔して!」
シオン「キミもだろう?」
アン「全員ですよ」
「「「「アハハ!」」」」
笑い合い、ルートを変えて進む四人。すると…
ルナ「ここでボーナスちゃ~んす」
「「「「!?」」」」
何故かCEOアマテラス的なコスプレをしたルナが現れた。
アン「…ルナさん?」
ルナ「お助け女神さまだよ~」
アン「ルナさんですよね」
ルナ「お助け女神さま~」(圧)
アン「分かりました、分かりましたから!」
トコハ「月城さんって本部の所属じゃ?」
ルナ「出張営業で~す…視察がてらお手伝い。見てるだけもヒマだし。ちなみにカムイも、近くでお助け仙人やってるよ」
クロノ「カムイさんまで…」
ルナ「コホン…妾の質問に答えられたら、特別にこの星をやろう」
ルナは大量の星が詰まった袋を取り出す。
ルナ「ただし答えられなかったら、そなたらが持ってる星を全てもらうぞよ~、どする?」
クロノ「やります!」
アン「ルナさん、キャラに無理があります…」
クロノはお題を決めるくじを引く。
ルナ「お~、最高難易度G4。じ~ふぉ~」
トコハ「ちょっと!無駄に引きが強いのよ!」
ルナ「もんだ~い。ドラゴンエンパイアに所属する各クランから、1枚ずつリミットブレイクの能力を持つカードを、攻撃力の合計が55000になるようにフルネームで答えよ。制限時間一分。はいスタート」ピッ
アン「えっもう!?」
クロノ「よし…!《炎獄封竜 ブロケード・インフェルノ》!《古代竜 ティラノレジェンド》!《修羅忍竜 カブキコンゴウ》!《隠密魔竜 カスミローグ》!《征天魔竜 ダンガリー “Unlimited”》!」
「「「おぉ…!?」」」
ルナ「せいか~い。どんどんぱふぱふ、わ~わ~」
大量の星をゲットだ。
トコハ「やるじゃない!」
アン「あんな無茶振りを即答なんて、すごいです!」
クロノ「そりゃあ、あれだけヴァンガーとテスト(クエスト)受ければなぁ…」
シオン「まさか勉強が、こんな所で役に立つとはね」
そして、ゴールが近づいてきた。
アン「どうですか?」
クロノ「ダメだ、まだちょっと足りねえ」
その時。
ツネト「ふははははッ!お前らが来るのを待ってたぜ!」
トリドラが現れた!
ツネト「ここで会ったが3年目!」
クロノ「まだ会って1年もたってないだろ…」
ツネト「御託はいい!その星全部、俺様が頂く!」
クロノ「それはこっちの台詞だ!」
シオン「頼んだよ!ここで負けたら後がない!」
トコハ「勝つのよ、絶対!」
アン「勝って大会に出ましょう!」
クロノ「分かってる!」
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
クロノとツネトのファイトが進む。
ツネト「未来の扉をこじ開けろ!ストライドジェネーレション!《神鳴りの剣神 タケミカヅチ》!」
ツネトは切り札にストライドする。
ツネト「目覚めろ、荒ぶる神の剣よ! 必殺、爆雷稲妻切りぃッ!」
クロノ「完全ガードッ!」
防ぎ切り、クロノのターンとなる。
アン「ここからです!」
シオン「行くんだろ、地区予選!」
トコハ「負けたら承知しないんだから!」
クロノ「そうだ…!俺は絶対この先へ行く!ジェネレーションゾーン、解放!」
そして…
クロノ「今こそ示せ、我が真に望む世界を!ストライドジェネレーション!来い、新時代の先駆け!《時空竜 エポックメイカー・ドラゴン》!」
クロノも切り札を切った!
クロノ「生み出せ、新たなる潮流!俺達を、次の未来へ連れて行け!」
エポックメイカーの一撃がヒットする。
クロノ「ヒット!スキル発動!スモークギア・ドラゴンを、クロノジェット・ドラゴンに!アタックッ!」
ツネト「グァアアッ!」
決着。クロノの勝利だ。ツネトは集めた星をクロノに渡す。
アン「え、こんなにですか!?」
ツネト「その星、今はお前に預けといてやる。ただし、大会で必ず返してもらうからな!覚悟しとけよ!」
トリドラは歩いていく。
クロノ「あいつら…」
トコハ「この星持ってそのままゴールしてたら、ポイント全部貰えたのに…」
アン「もしかして…」
そして夕方、クエストが終了した。
マモル「グレード3、おめでとう!」
クロノは無事グレード3に到達した。
アン「ついに新導くんもグレード3ですね!」
クロノ「ありがとな!日下部、綺場、安城!」
シオン「ついに新導にも並ばれたか」
トコハ「私だって負けないんだから!」
シオン「うん」
カムイ「やったな!」
ルナ「これで地区予選出られるね。エントリー急ぎなよ」
カムイ「そういやお前ら、チーム名はどうするんだ?名前はまだない…か?」
クロノ「いや、俺達は、挑戦する4人…トライフォーです!」
カムイ「へぇ、悪くないな!」
クロノ「行くぜ、地区予選!やってやるぜ!」
《続く》