ラクエンロジックisフォーエバーfeat比企谷八幡 作:リコルト
八幡side
かつての仲間達と再開の挨拶を交わすと、すぐに俺の歓迎会が始まった。玉姫は俺の為に好物である特製ドリンクを作ってくれていたらしい。相変わらずの面倒見の良さだ。
そんなわけで俺は今、俺が居なくなった後に入った七星と玉姫の料理を食べながら、雑談をしていた。
七星「比企谷先輩、味は大丈夫でしたか?」
比企谷「ああ、全然美味しいぞ。俺が居なくなった後にこんな料理が得意な後輩が居るなんて羨ましいな。俺がいた時なんて、俺と玉姫とクロエと学しか居なくて、クロエの料理が二日に一回は来たからな………」
俺がそう言うと、玉姫達は「ああ~……」というような反応を示す。やはりクロエの料理の怖さを誰であれ、ここに住んでいる以上知っているんだな。
ここの寮の生活には当番制があり、朝、昼、夜の料理担当をロジカリスト達で毎日分担していたのだ。玉姫や学、勿論俺も自炊は出来ていたので、問題はなかった。だが、クロエは違った。クロエの料理はギャンブルに等しく、食える物と食えない物が日々混在して出されていたのだ。
今は俺がいた時より人数が多いためクロエの料理が出る頻度は減ったらしいが、もっと時間を遡って学が来る前なんて、俺と玉姫とクロエの3人しか居なかったからな。朝、昼、晩と分担したらクロエの料理を一日一回は食う時代があったし。
クロエ「失礼な!これでもハチハチがいた時より料理の腕は上達はしているんだから。」
比企谷「…因みに今の失敗する頻度は?」
クロエ「…四回に一回…かな。」
失敗する可能性25パーセントかよ。まぁ、確かに俺がいた時は二回に一回とかだったからまだマシか。
俺は特製ドリンクを飲みながらそう思っていると、この面子の中で幼さがある少年、確か…ジークが俺に声をかける。
ジーク「あの…比企谷先輩は世界中を飛んでいたと聞いていましたが、最近は何をしていたんですか?」
玉姫「あ、それ私も気になるわ。」
ジークが俺に声をかけると、それに気づいた玉姫やクロエ達が興味津々に俺の方を向く。
比企谷「そうだな…ここ最近はアメリカの支部に後進育成として働いてたな。それと後はアメリカのALCAデトロイト支部の最先端技術特区である研究にちょっとだけ参加したぐらいだな。」
玉姫「ある研究?」
比企谷「本来、俺達セプトピアの住人には異世界での適応体がないだろ。そのため、俺達人間は異世界には行くことが出来なかった。それを解決する研究だ。」
アルテミス「じゃあ、もしその研究が成功したら学も『テトラヘヴン』を自由に行き来することが出来るようになるという事ですか?」
クロエ「何それ!?じゃあ、私達も『テトラヘヴン』だけじゃなく、『モノリウム』や『ジスフィア』、『トリトミー』にも行けるッて言う事!?すごいじゃん!」
比企谷「まぁ、そういう事だ。因みに出来るのはそう遠くないそうだ。実際、『セプトピア』と他の異世界とは不可侵平和条約を結んでいるから外交上の問題はないから旅行とかも出来ると思うぞ。それに研究が発展すればロジカリストの才能の長寿化や本来は不可能だったが、異世界の者同士で子供を作れるらしいと研究主任の人が向こうで話していたよ。」
アテナ「こ、子供//////」
ジーク「つ、つまり盟約者とロジカリスト同士で恋愛が出来る時代が来ると言う事ですか………。」
美親の盟約者であるアテナとジーク、言わばロジカリストと盟約者との禁断の恋をそれぞれしている二人はそれを聞いて顔を赤くする。
七星「へぇ、すごいですね。……あ、そうだ。比企谷先輩の盟約者ってどんな方か見せて貰えますか?」
オルガ「それは俺も気になるな。俺のロジックが正しければ彼の盟約者は強者だと推測できる。」
今度は俺と入れ替わりでナイエン支部に配属された後輩二人が俺に盟約者について訊ねてきた。
比企谷「俺は別に構わないぞ。良いですよね、ヴェロニカ局長?」
一応俺は歓迎会で俺達の話を聞きながら、一人ワインを楽しんでいるヴェロニカ局長に訊ねた。
ヴェロニカ「一応今は夜だ。あまり暴れないのなら別に召喚しても構わない。」
比企谷「分かりました。」
まぁ、一応俺の盟約者の中にはそんなに暴れる程騒がしい奴は居ないけどな。俺は腰に着けた盟約者達を呼ぶフォーリナーカードを入れるケースに手をかけて、5枚のフォーリナーカードを取り出す。
学「……前より盟約者の数が増えてる。」
比企谷「まぁな。世界中を飛びながら色々なフォーリナーに逢ってな。道中で盟約者にしたんだ。」
俺はフォーリナーカードを手に持って、念じる。すると、フォーリナーカードが光り輝く。
比企谷「さぁ、こいつらが俺の盟約者だ。」
次回は八幡の盟約者紹介です。