ラクエンロジックisフォーエバーfeat比企谷八幡 作:リコルト
八幡side
クロエ「へっへぇ~、おっ先~!」
玉姫「ちょっと!クロエ!」
クロエが元気そうに俺と玉姫路の前を一足先にと走っていくのを、玉姫が大声で彼女を引き止めようとする。
歓迎会が終わり、俺は再び正式なナイエン支部のロジカリストとして配属された。あれから数日、俺が昔ながら在籍していた頃よりはフォーリナーによる事件がなかったため、出撃するような事はまだない。今はナイエン支部のロジカリストで何組かのチームを作って各地域をパトロール中である。
俺のチームメイトは俺と玉姫とクロエの三人である。このチームになるのは何年ぶりだろうか。かつてのナイエン支部の設立初期の頃を思い出す。
玉姫「ごめんなさい、八幡。クロエが……」
比企谷「別に良い。クロエがあんな感じなのは前から知っているからな。それにパトロールと言っても今となっては散歩とは変わらないし、少し離れても大丈夫だ。」
そう言って俺は玉姫を慰める。まぁ、クロエもクロエで俺達の視界内で行動してるからチームとして彼女なりにも行動しているんだろう。
比企谷「それにしてもナイエン区も平和になったな。昔はいつも忙しかったけれど。」
玉姫「そうね。私と八幡の二人しかナイエン区にロジカリストが居なかった時は特にね。」
そう言いながら俺達はクロエの後を追うように歩く。玉姫の言う通り俺と玉姫だけの時の忙しさは俺の人生でもトップに入るぐらい凄かったよな。
玉姫「そう言えば昨日、妹の聖那から手紙の返事が届いたの。八幡の事を書いたらキョウト支部に近い内にまた顔をだして欲しいって。」
八幡「……ほう、いつか会いに行きたいものだな。かつては見本のような初心者だったのに、今ではキョウト支部のロジカリストのチームリーダーで、ロジカリストの教官だろう?変わったあいつの姿を拝んでみたいよ。」
キョウト支部か……。今はまだナイエン支部の仕事が残っているが、暇があればキョウトに行きたいものだな。昔、俺が短い間だったが、キョウト支部に在籍してからもう3年近くか。聖那はロジカリストとして成長してるんだろうな。
キョウト支部に勤めている玉姫の妹である聖那について話しながらゆっくりと歩いていると、ロジカリストに支給される通信機、ロジグラフから通信が入る。
ヴェロニカ『揺音、クロエ、比企谷、君達の近くでフォーリナーが出現した。」
ヴェロニカ局長の通信を聞いて俺と玉姫は目を合わせる。すると、通信を聞いたのか、前を走っていたクロエが俺達の所に戻って来た。
玉姫「場所はどこですか?」
ヴェロニカ『君達がいる場所から南西に数百メートルの交差点だ。パラドクスレベルは5.2だ。』
パラドクスレベル5.2か。俺からしたらまぁ、そこそこの強さだ。玉姫とクロエと俺の三人なら対処できる。
クロエ「オーケー!局長。今すぐに行くよ!タマヒメ、ハチハチ。」
玉姫「分かったわ。」
比企谷「勿論だ。」
俺達はヴェロニカ局長の指示を受けてフォーリナーが出現して暴れているポイントに向かった。
八幡の盟約者達
・影撃のクロウ
『モノリウム』のカラスの半獣人の忍者。八幡の最初の盟約者である。戦いにおいては誰よりも冷静だが、それ以外は社交的で人とよく話している。影を操ったり、羽を使った特殊な攻撃が出来る。
・神威
『ジスフィア』の旅人の武士。普段は無口だが、正義感が強くどんな人にも優しい性格である。ロジカリストの存在を知り、冷静で物静かだが、人の事を誰よりも考えている八幡に共感し、盟約者となった。光のような素早い剣撃で相手を圧倒する。
・月読
『ジスフィア』の月の巫女。八幡がナイエン支部を移籍して初めての盟約者。『セプトピア』には知識を身に付けるためやって来た。八幡の盟約者の中では唯一サポーターに位置する盟約者で、攻撃には向かない。本好きである八幡に親しみを感じ、彼の盟約者となる。
・スタック
『トリトミー』のクワガタ型ロボット。アメリカの工場でエネルギー切れで動けない所を八幡に助けられる。以降は恩を返すため、八幡の盟約者となる。『セプトピア』ではガジェットの形だが、本当はバイクの姿らしい。
・ハーデス
『テトラヘヴン』の生と死を司る神で、ゼウスの側近秘書である。アテナ達とは同期だが、身分としてはハーデスの方が上である。ルシフェル事変のような事が二度と起こらないように『セプトピア』に来たが、超が付くほどの方向音痴で関係ないアメリカに行ってしまう。そこでナイエン支部についてある程度知る八幡と出会う。秘書の仕事をしている疲れからか、甘い物が好きで八幡とは仲が良い。ナイエン支部に来た今は、監視をしながら『セプトピア』に来ている自分の部下であるタナトスとヒュプノスを探している。